ファイナル・デッドブリッジ Final Destination 5 (2011) 3.45/5 (29)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

ファイナル・デスティネーション」シリーズの第5作。
橋が崩れ落ちる大事故の生存者に襲いかかる避けられない死の運命を描く、監督スティーヴン・クォーレ、主演ニコラス・ダゴストエマ・ベルマイルズ・フィッシャーアーレン・エスカーペタコートニー・B・ヴァンスデヴィッド・ケックナー他共演のサスペンス・ホラー。


スリラー/ホラー


スタッフ キャスト
監督:スティーヴン・クォーレ

製作
クレイグ・ペリー
ウォーレン・ザイド
製作総指揮
エリック・ホルムバーグ
シーラ・ハナハン・テイラー
リチャード・ブレナー
ウォルター・ハマダ
デイヴ・ノイスタッター
脚本:エリック・ハイセラー
撮影:ブライアン・ピアソン
編集:エリック・シアーズ
音楽:ブライアン・タイラー

出演
サム・ロートン:ニコラス・ダゴスト
モリー・ハーパー:エマ・ベル
ピーター・フリードキン:マイルズ・フィッシャー
ネイサン・シアーズ:アーレン・エスカーペタ
ジム・ブロック捜査官:コートニー・B・ヴァンス
デニス・ラップマン部長:デヴィッド・ケックナー
オリヴィア・キャッスル:ジャクリーン・マッキネス・ウッド
アイザック・パーマー:P・J・バーン
キャンディス・フーパー:エレン・ロー
ウィリアム・ブラッドワース:トニー・トッド
ロイ・カーソン:ブレント・ステイト

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
2011年製作 92分
公開
北米:2011年8月12日
日本:2011年10月1日
製作費 $40,000,000
北米興行収入 $42,575,720
世界 $157,887,640


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
製紙会社”プレサージ・ペーパー”の社員研修旅行に参加するサム・ロートン(ニコラス・ダゴスト)は、シェフになる夢もあった。

そんなサムは、同僚である恋人のモリー・ハーパー(エマ・ベル)から、別れ話を切り出されて困惑する。

サムの同僚ピーター・フリードキン(マイルズ・フィッシャー)は、見習社員の恋人キャンディス・フーパー(エレン・ロー)と、その日の夜の約束をする。

ピーターと共に上司のデニス・ラップマン部長(デヴィッド・ケックナー)を迎えたサムは、出発すると言われて、副工場長のネイサン・シアーズ(アーレン・エスカーペタ)を呼びに行く。

ネイサンは、組合の代表ロイ・カーソン(ブレント・ステイト)から遊びに行くのかと嫌みを言われながら、呼びに来たサムと共にバスに向かう。

バスに乗ろうとしたサムは、ドアの下部に書かれた”足元に注意”という文字が気になる。

出発したバスは、工事中の”ノース・ベイ・ブリッジ”で速度を落として停車する。

その直後に橋が崩れ始め、サムはモリーを連れてバスを降りる。

キャンディスは落下してしまい、真下のヨットのマストに胴体が突き刺さる。

同僚達もバスを降りるが、トイレに入っていたアイザック・パーマー(P・J・バーン)は取り残され、バスごと落下する。

視力が低いオリヴィア・キャッスル(ジャクリーン・マッキネス・ウッド)は、メガネを落したために前方がよく見えないまま、サムに指示され、むき出しの鉄骨を渡ったモリーに続く。

オリヴィアは川に落ちてしまい、落下してきた車の直撃を受ける。

ネイサンも切れたワイヤーに弾かれて死亡し、ラップマンは落ちそうになりしがみつくが、熱せられたアスファルトのタンクが転倒し、それを浴びてしまう。

サムとピーターはフェンスにしがみつき、反対側の橋の道路は崩れ落ちる。

トラックの鉄筋が顔面に突き刺さったピーターは川に落下し、鉄板の直撃を受けたサムの体は真っ二つになる・・・。

予知能力のあるサムは夢から目覚め、バスが橋の上で止まったことに気づく。

サムは、予知夢と同じことが起きると考えてバスを降りるよう皆に伝え、橋が崩れると言って逃げようとする。

信じてほしいと言ってモリーを説得したサムは、バスを降りる。

ラップマンは、サムとモリーを連れ戻すようピーターに指示する。

キャンディスもピーターを追い、オリヴィア、ネイサン、アイザック、そしてラップマンもバスを降りる。

次の瞬間、橋が崩れる大惨事が起き、なぜ事故が分かったのかをピーターはサムに尋ねる。

その後、FBI捜査官のジム・ブロック(コートニー・B・ヴァンス)の質問を受けたサムは、橋が崩れ落ちるのが分かった理由を聞かれ、事故を起こしたことも疑われる。

サムは、なぜかは分からないが、ただ見えたとだけ答える。

ブロックは、ピーターに続きサムと別れたというモリーからも話を聞く。

恋愛関係のもつれによる苛立ちが事件に関係あるかをブロックに聞かれたサムは、単なる虫の知らせだと答える。

現場検証が終り、事故の原因が強風と工事の影響だと分かったブロックは、また会うような気がするとサムに伝えて彼を帰す。

プレサージ・ペーパーは17名の犠牲者を出し、サムら生存者は”ラッキー8”と呼ばれる。

社内で追悼式が開かれ、ラップマンが弔辞を述べる。

式の終了後、サムは、謎の男ウィリアム・ブラッドワース(トニー・トッド)に声をかけられ、死は欺けないと言われる。

数日後、レストランのバイトを終えたサムは、モリーの家を訪ねる。

事故以来、モリーのことばかり考えていることを伝えたサムは、自分に落ち度があるなら謝罪したいと伝える。

謝る必要はないと言うモリーは、シェフになる夢を叶えるために、パリに行くべきだとサムを励ます。

体操選手の学生代表だったキャンディスは、事故以来、集中できないことをピーターに伝える。

キャンディスを励ましたピーターは、彼女の練習を見守る。

送風機のコードの配線がむき出しになり、天井の配管からその付近に水が滴り落ちる。

空調機材のネジが、キャンディスが始めた平均台の上に落ちて上向きになる。

それを踏まずに演技を終えたキャンディスに、ピーターは拍手を送る。

水に濡れたコードを踏みそうになったキャンディスは、汗を拭いたタオルを落したために感電を免れる。

段違い平行棒の演技を始めたキャンディスは、鉄棒を止めたボルトが外れかけていることに気づかない。

平均台の選手がネジを踏んでしまい、落下して炭酸マグネシウムの台を倒してしまう。

それが送風機の風で舞い上がったためにキャンディスは驚き、落下して体が折れ曲がり即死し、その様子を見ていたピーターは驚く。

事件の報せで競技場に向かったサムは、ショックを受けるピーターを慰める。

サムは、その場にいたブラッドワースが、自分達を見つめていたために動揺する。

その後、職場の多くの者が事故で亡くなり、業務に支障が出たためにラップマンは頭を抱える。

犠牲者となった同僚のデスクの中から物を盗んでいたアイザックは、中国マッサージ・スパのチケットを見つけてその場に向かう。

ロイに手を焼くネイサンはがビールを持っ現れ、サムや仲間達と酒を飲み始める。

マッサージを受けたアイザックは、相手が初老の中国人女性だったために驚き、手洗い施術を受ける。

目のレーザー治療のためクリニックに向かうオリヴィアは、デスクの写真が落ちて、ガラスの顔の部分が割れたことを気にする。

サムらと酒を酌み交わすピーターは、キャンディスの死に方が納得できず苛立っていた。

その様子を見ていたラップマンは、ピーターのことをブロックに電話で伝える。

キャンディスの事故死現場を調べていたブロックは、その原因を突き止められないでいた。

針治療もされたアイザックは、30分眠るようにと言われる。

一人になったアイザックは、線香の火がタオルに落ちて出火したことに気づき騒ぎ始める。

寝ていた台の脚部が壊れて転倒したアイザックは、気を失ってしまう。

アルコールの容器が倒れて床に流れ出し、気がついたアイザックは、奥まで刺さった針を抜く。

携帯電話がかかり、バイブレーションの振動で横に置いてあったロウソクが床に落ちてアルコールに引火する。

部屋の隅に逃げたアイザックだったが、布袋像が落下して頭部が潰れる。

パリ行きを決意したサムから、一緒にいてほしいと言われたモリーは喜ぶ。

アイザックの事故の件を知ったピーターは、それをサムとモリーに伝える。

モリーとピーター、そしてネイサンと共に現場に向かったサムは、その場にブラッドワースがいることに気づく。

ブラッドワースに近づき何者なのかを尋ねたサムは、彼が検死官であることを知る。

何が起きているかと聞かれたブラッドワースは、以前にも同じ事故があり、生存者が次々と命を落としたことを話す。

橋の事故で死ぬはずだったサムらが、死ぬ運命だったと言うブラッドワースは、誰かが代わりに死ねば生きられると伝えてその場を去る。

予知夢では、モリーは助かったとムから聞いたピーターは納得できず、ネイサンは、ブラッドワースの話は嘘だと考える。

ピーターはその場を去り、サムらはオリヴィアに知らせるためクリニックに向かう。

台に横たわったオリヴィアは不安になり、クマのぬいぐるみを抱きながら手術を受ける。

緊張するオリヴィアはぬいぐるみを強く掴み、その目が取れて床に落ちる。

医師はカルテが違ったためにその場を離れ、オリヴィアがウォーターサーバーの上に置いたコップの水が、振動でこぼれてコンセントにかかり電気がショートする。

装置が作動してレーザーがオリヴィアの目に当たり、叫び声をあげる。

その場に現れたサムとモリーはオリヴィアの悲鳴を聞き、診察室に向かう。

取り乱すオリヴィアは、ぬいぐるみの目を踏んで滑り、窓を突き破って路上の車に落下する。

道路に転がったオリヴィアの眼球を、走行する車が踏み潰す。

現場に現れたブロックは、3件もの連続事件は偶然ではないと言いながら、サムとモリーが犯人ではないことを認め、何が起こっているのかを知りたがる。

サムは、橋で死ぬはずだった自分達を、何かが元に戻そうとしていることをブロックに伝える。

その後、予知夢のことを考えたサムは、その順番通りに同僚が死んでいることをモリーに話す。

会社に戻っていたネイサンは、自分を嫌うロイと話し合おうとする。

二人は言い争いになり、通路の床が抜けてロイは落下し、リフティング・フックに頭部が突き刺さり死亡する。

ラップマンから営業管理部の閉鎖を知らされたピーターは、アイザックとオリヴィアが死んだことを知らせて、自分達も危険だと伝える。

ピーターは、それが理解できないラップマンに、自分達も事故で死ぬ運命だったと言って、今後は殺すか殺されるかだと話す。

ラップマンは、ピーターの話をブロックに伝える。

工場の事故現場に向かったピーターは、ロイを意図的に殺したのかをネイサンに問う。

その場にサムとモリーも現れ、ロイの死は自分のせいだとネイサンは認める。

ブラッドワースの言う通りなら、死んだロイの人生を生きられるとピーターはネイサンに伝える。

サムらは次の死者のことを考え、そこに現れたラップマンが、回転ベルトに巻き込まれて飛んできたスパナを顔面に受けて死亡する。

その夜、どこにいても運命は変えられないとモリーに伝えて、サムはバイトに向かう。

様々な調理器具などを注意しながら扱ったサムは、無時にその日の仕事を終えて、迎えに来たモリーに食事を出す。

ブロックは、レストランの外で二人を監視していた。

サムは、シェフにパリ行きを許可されたことをモリーに伝える。

そこに現れたピーターは、身代わりを探して殺し、その人生を生きることをサムとモリーに伝える。

誰かを殺そうとしたができなかったと話すピーターは、なぜモリーだけが生きる価値があるのかと言いながら、彼女に銃を向かる。

テーブルを倒して銃撃を阻止したサムは、モリーと共に厨房に逃れる。

ピーターを説得しようとしたサムは、叩きのめされて気絶する。

恐怖に怯えるモリーは、ブロックが現れたために安心するが、サムは彼を射殺してしまう。

これで死を逃れたと言ってピーターに帰るよう伝えるモリーだったが、ブロックを殺した目撃者であるため殺されそうになる。

サムがピーターに襲いかかり、二人は格闘になる。

ピーターはサムを殴り倒し、襲いかかって来たモリーを殺そうとする。

しかし、サムがラージサイズの串でピーターを突き刺して殺し、モリーから、これで人生を得たと言われる。

2週間後。
180便に搭乗しパリに向かうサムとモリーは、機内で揉め事が起きていることを気にする。

アレックス・ブラウニング(デヴォン・サワ)とカーター・ホートン(カー・スミス)が機外に連れて行かれる姿を見守るサムとモリーは席に着き、機体は離陸する。

異変を感じたサムは、エンジンから出火したことに気づき、機内はパニックになる。

機体に穴が開きモリーが吹き飛ばされ、尾翼に激突して体が真っ二つになる。

直後に爆発してサムは帆脳に包まれ、機体は墜落する。

ロイの追悼のためバーに集まっていたネイサンは、労災のために解剖した結果を知らされ、脳に血塊があったロイが、いつ死んでもおかしくない体だったと言われる。

次の瞬間、180便の車輪がバーを直撃し、ネイサンは死亡する。


解説 評価 感想

参考:
・「ファイナル・デスティネーション」(2000)
・「デッドコースター」(2003)
・「ファイナル・デッドコースター」(2006)
・「ファイナル・デッドサーキット 3D」(2009)
・「ファイナル・デッドブリッジ」(2011)

*(簡略ストー リー)
製紙会社の社員サム・ロートンは、恋人である同僚のモリー達と共に研修旅行に参加する。
橋の工事でバスが停車している間にサムは、橋が崩れて、モリー以外が死亡する予知夢を見てしまう。
目覚めたサムは、大惨事になることを同僚達に伝えて、モリーらと共にバスを降りてその場を離れて生き残る。
サムを含めた8人の生存者は、同僚達の死を悼み苦悩する。
その後、サムが見た予知夢の順番で同僚達は死亡し、謎の男ブラッドワースは、死は避けられないとサム達に忠告する。
死の運命を知ったサムらは、身代わりが死ねば生きていけることブラッドワースに言われるのだが・・・。
__________

避けられない死の運命を知った若者達の恐怖を描くサスペンス・ホラー・シリーズの第5作で、3Dで撮影、公開された。

その迫力映像と共に、かなりショッキングなどぎつい残酷描写もある。

ややユーモアが重視されるようになった2作目からの内容から、映像は派手だが、原点に戻る心理的なドラマ構成になっている。

死の危機を逃れたかに思えた主人公と恋人が、本シリーズのきっかけとなる、第一作の冒頭のパリ行き”180便”の航空機事故に関わっていたというクライマックスは衝撃的でもある。

爆破墜落する”180便”の残骸である車輪が、身代りのお蔭で助かったと思われた生存者を直撃するラストも驚きだ。

興行的にコンスタントな好成績を残しているシリーズの中で、前作には及ばなかったものの、北米興行収入は約4300万ドル、全世界では約1億5800万ドルのヒットとなった。

予知夢により7人の同僚達の命を救うものの、死は避けられないことを知り苦悩しながら運命に立ち向かうニコラス・ダゴスト(7番目に死亡)、彼の恋人で、予知夢では死ぬ運命でなかったものの6番目に死亡するエマ・ベル、最初に死ぬ恋人(エレン・ロー)の死のショックを引きずり、身代わりを殺し生きようとする主人公の同僚で5番目に死亡するマイルズ・フィッシャー、身代わりの死が必然的だったことで8番目に死亡するアーレン・エスカーペタ、4番目に死亡する主人公の上司デヴィッド・ケックナー、目の手術をして3番目に死亡するジャクリーン・マッキネス・ウッド、マッサージ・スパで2番目に死亡するP・J・バーン、検死官である謎の男役でシリーズの顔とも言えるトニー・トッド、ネイサン(アーレン・エスカーペタ)と揉める作業員ブレント・ステイトなどが共演している。


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