ネバーランド Finding Neverland (2004) 3.96/5 (27)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
 ★★★★

劇作家ジェームス・マシュー・バリーが、1904年に発表した舞台劇の「ピーター・パン」創作秘話を物語にした作品。
新作に失敗した主人公の劇作家が、ある未亡人一家と出会い、その家族との交流で、自分の子供時代を思い起こしながら、夢の世界”ネバーランド”を舞台にした”ピーター・パン”の物語を完成させるまでを描く、監督マーク・フォースター、主演ジョニー・デップケイト・ウィンスレットジュリー・クリスティラダ・ミッチェルダスティン・ホフマンフレディ・ハイモア他共演による心温まる感動のヒューマン・ドラマ。


ドラマ(ヒューマン)

ジョニー・デップ / Johnny Depp 作品一覧


スタッフ キャスト ■
監督:マーク・フォースター

製作総指揮
ゲイリー・ビンコウ
ニール・イズラエル
ボブ・ワインスタイン
ハーヴェイ・ワインスタイン
マイケル・サイ
製作
ネリー・ベルフラワー
リチャード・N・グラッドスタイン
原案:アラン・ニー”The Man Who Was Peter Pan”
脚本:デヴィッド・マギー
撮影:ロベルト・シェイファー
編集:マット・チェス
美術・装置
ジェマ・ジャクソン
トリシャ・エドワーズ
衣装デザイン:アレクサンドラ・バーン
音楽:ヤン・A・P・カチュマレク

出演
ジェームス・マシュー・バリージョニー・デップ
シルヴィア・ルウェイン・デイヴィスケイト・ウィンスレット
エマ・デュ・モーリエ:ジュリー・クリスティ
メアリー・アンセル・バリー:ラダ・ミッチェル
チャールズ・フローマンダスティン・ホフマン
ピーター・ルウェイン・デイヴィスフレディ・ハイモア
アーサー・コナン・ドイルイアン・ハート
ピーター・パン:ケリー・マクドナルド
ミスター・ジャスパー:マッケンジー・クルック
ジョージ・ルウェイン・デイヴィスニック・ラウド
ジャック・ルウェイン・デイヴィスジョー・プロスペロ
マイケル・ルウェイン・デイヴィス:ルーク・スピル

アメリカ/イギリス 映画
配給 ミラマックス
2004年製作 100分
公開
イギリス:2004年10月29日
北米:2004年11月12日
日本:2005年1月15日
製作費 $25,000,000
北米興行収入 $51,676,606
世界 $116,766,556


アカデミー賞 ■
第77回アカデミー賞

・受賞
作曲賞
・ノミネート
作品
主演男優(ジョニー・デップ)
脚色・編集・美術・衣装デザイン賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
1903年のロンドン
劇作家ジェームス・マシュー・バリー(ジョニー・デップ)は、新作「リトル・メアリー」が公演され、観客の反応を舞台裏で気にしていた。

舞台は大失敗に終わり、ジェームスやプロデューサーのチャールズ・フローマン(ダスティン・ホフマン)は、落胆するものの、次回で挽回することを誓う。

翌日、ジェームスは、気晴らしに散歩に出ようと思い、妻メアリー(ラダ・ミッチェル)を誘うが断られ、一人で公園に向かう。

そこでジェームスは、4人の男の子の母親で、未亡人のシルヴィア・ルウェイン・デイヴィス(ケイト・ウィンスレット)に出会う。

シルヴィア一家と打ち解けたジェームスは、彼女らの前で寸劇を披露するが、喜ぶ一家の中で、三男ピーター(フレディ・ハイモア)だけが、冷めた目でジェームスを見ていた。

帰宅したジェームスが、公園での出来事をメアリーに話すと、彼女は、演劇界の顔役エマ・デュ・モーリエ(ジュリー・クリスティ)の娘だという、シルヴィアと家族を食事に招待する提案をする。

翌日、公園にいたジェームスの元に、ピーターが一人で現れ、母シルヴィアは風邪でこられないため、彼に家に来て欲しいと伝え、ジェームスはそれを承諾する。

シルヴィアの自宅を訪ねたジェームスは、子供達と遊んでいたのだが、ピーターが兄弟達と喧嘩を始めてしまう。

ピーターが、父親の死以後心を閉ざしてしまっていることをシルヴィアジェームスに話す。

後日、母親デュ・モーリエ夫人を含め、シルヴィア一家を食事に招待したジェームスだったが、メアリーは夫人に見下されてしまう。

さらにメアリーは、シルヴィアの子供達と遊ぶをジェームスに不満を感じ始める。

デュ・モーリエ夫人も、子供と遊びまわるジェームスを不審に思い、子供達を自分のルールで躾けようとする。

四六時中、空想の世界に身を投じているジェームスとそれを全く理解しないメアリーとの溝は深まっていく。

そんなジェームスは、シルヴィアの快活な子供達、そして早く大人になりたがっているピーターの様子を見ている間に、あるイメージが湧いてくる。

ジェームスは、プロデューサーのフローマンに、少年と妖精が主人公の、次回作について説明を始めるが、焦点がボケているとしか思ってもらえなかった。

やがて、ジェームスシルヴィアの関係や、彼の子供達に接する態度などが世間の噂となる。

ジェームスはそんな噂を気にもせず、シルヴィア一家を郊外の別荘に連れて行き、海賊遊びに興ずる。

新しい舞台のリハーサルが始まったジェームスは、別荘でピーターが考えた劇を見ることになる。

しかし、その最中にシルヴィアが発作を起こし、何の病気かわからないまま真実を知らされないピーターは、再び心を閉ざしてしまう。

シルヴィアは、検査を受けるべきだというジェームスの忠告を聞き入れなかった。

アメリカ先住民の扮装をして、シルヴィアの家に現れたジェームスは、家族に干渉しないようにと、居合わせたデュ・モーリエ夫人から忠告されてしまう。

帰宅したジェームスは、シルヴィアと子供達のために書いた彼の新作を読んだメアリーから、その物語の夢の世界、”ネバーランド”に連れて行って欲しかったと言われる。

リハーサルに現れた、シルヴィアの子供達を舞台で遊ばせていたジェームスは、長男のジョージ(ニック・ラウド)の母を思う態度を見て、彼が”大人”になったことに気づき、シルヴィアに検査を受けさせるように説得させようとする。

その後、ジョージは舞台で手を骨折してしまい、シルヴィアが検査を受けなければ、ギブスをつけないと言い張る。

シルヴィアは、自分の病気が進行していることをジェームスに伝え、仕方なく検査を受けることを承諾する。

そして、ジェームスの新作「ピーター・パン」は初日を迎えるが、劇場に出かける支度をしていたシルヴィアが、発作を起こしてしまう。

ジェームスは、施設の子供達25人を劇場に招待し、待ち焦がれたピーターを迎える。

舞台が始まると、ジェームスは劇場を出てシルヴィアの元に向かうが、デュ・モーリエ夫人が彼を追い払おうとする。

しかし、ジョージがそれを制止し、ジェームスを家に招き入れる。

子供達と過ごす時間が短いことを悟っていたシルヴィアは、ジェームスに、自分も”ネバーランド”を見てみたいということを伝える。

その頃、劇場では、その斬新な内容と楽しさで、子供達を含めた観客は驚嘆の目で舞台を見つめていた。

劇場に戻ったジェームスは、妻メアリーが来ているのに気づき、彼女はシルヴィアと子供達がいなければ、この素晴らしい舞台はありえなかったことを夫に伝え、彼の元から去っていく。

舞台は幕を閉じ、観客達はそれを絶賛し、ピーターは自分達の夏の出来事を劇にした物語を、”魔法のようだ”と表現してジェームスに感謝する。

ピーターは、自分を主人公”ピーター・パン”のモデルだと言う観客達に対し、”ピーター・パン”は、ジェームスだと言葉を返す。

症状が悪化したシルヴィアのために、ジェームスは、彼女の自宅の居間で”ピーター・パン”の舞台を再現する。

ジェームスは、シルヴィアを夢の世界”ネバーランド”に招待する。

やがてシルヴィアは亡くなり、ジェームスは、彼女の遺言に従い、デュ・モーリエ夫人と共に子供達の後見人になる決心をする。

そしてジェームスは、”ネバーランド”に行ったシルヴィアに、いつでも会いに行けばいいと、ピーターに優しく語りかける。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
1903年のロンドン
劇作家
ジェームス・マシュー・バリーは、新作「リトル・メアリー」の舞台が大失敗に終わり、プロデューサーのフローマンと共に落胆する。
挽回を誓った
ジェームスは、気晴らしに散歩でかけ、公園で4人の男の子の母親で、未亡人シルヴィア・ルウェイン・デイヴィスに出会う。
シルヴィア一家と親交を持ったジェームスだったが、三男ピーターだけが、冷めた目で彼を見ていた。
ピーターを気にかけるジェームスは、一家と親しくなる間に、ある物語のイメージが沸いてくる。
しかし、世間では、
ジェームスシルヴィアの関係や、彼の子供達に接する態度などが噂になってしまう・・・。
__________

第77回アカデミー賞では、作品賞をはじめ7部門にノミネートされ、ヤン・A・P・カチュマレクの、清らかで美しい音楽が、作曲賞を受賞した。
・ノミネート
作品
主演男優(
ジョニー・デップ)
脚色・編集・美術・衣装デザイン賞

醜い大人達の嫉妬などに苦悩しながら、夢物語である”ピーター・パン”を誕生させた主人公の、子供のような純真な人物像を、ジョニー・デップは見事に演じ切り、抑え気味で説得力のある素晴らしい演技を見せてくれる。

4人の子供達と過ごせる限られた時間を知りたくないために、病を隠し検査も拒否する辛い立場の未亡人を演じた、ケイト・ウィンスレットの重厚な演技も涙を誘う。

涙をためる表情が実に愛らしい、三男ピーターを演ずるフレディ・ハイモア、娘や子供達そして主人公に全く理解を示さないシルヴィア(K・ウィンスレット)の母ジュリー・クリスティ、主人公の妻ラダ・ミッチェル、興業主チャールズ・フローマン役のダスティン・ホフマン、そして舞台のピーター・パン役を演ずるケリー・マクドナルドなどが共演している。


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