フラッシュバック Flashbacks of a Fool (2008) 3.5/5 (2)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

名声は得たもののそれ以上の向上心を持つことが出来ず空虚な毎日を送る映画スターが、少年時代の親友の死をきっかけに、自分を見つめ直そうとする姿を描く、製作総指揮、主演ダニエル・クレイグイヴクレア・フォーラニマーク・ストロングオリヴィア・ウィリアムズ、監督ベイリー・ウォルシュによるドラマ。


ドラマ


スタッフ キャスト ■

監督:ベイリー・ウォルシュ
製作総指揮:ダニエル・クレイグ
製作
レーヌ・バウセガー

デイモン・ブライアント
ジュヌヴィエーヴ・ホフマイア
クラウス・クラウセン
脚本:ベイリー・ウォルシュ
撮影:ジョン・マシソン
編集:ストルーアン・クレイ
音楽:リチャード・ハートレイ

出演
ジョー・スコット:ダニエル・クレイグ

ジョー・スコット(少年期):ハリー・イーデン
オフェリア・フランクリン:イヴ
ルース・デイヴィス:クレア・フォーラニ
ルース・デイヴィス(少女期):フェリシティー・ジョーンズ
マニー・ミーゼル:マーク・ストロング
グレイス・スコット:オリヴィア・ウィリアムズ
ペギー・ティッケル:ヘレン・マックロリー
ロジャース夫人:ミリアン・カーリン
シスター・ジーン:エミリア・フォックス
イヴリン・アダムス:ジョディ・メイ
ジェシー・スコット:キーリー・ホウズ
ブーツ・マッケイ:マックス・ディーコン

イギリス 映画
配給 Anchor Bay Entertainment

2008年製作 113分
公開
イギリス:2008年4月18日
北米:2008年10月17日
日本:未公開
北米興行収入 $1,664
世界 $1,107,134


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

一時は人気を誇った、ハリウッドの映画スターのジョー・スコット(ダニエル・クレイグ)は、今では仕事にも恵まれず、酒やドラッグそして女に溺れる自堕落な毎日を送っていた。

ジョーのアシスタントであるオフェリア・フランクリン(イヴ)は、そんな彼を見て仕事を辞めることも考えるが、ジョーはそれを引き止める。

そんな時、ジョーは母親からの電話で、幼馴染みのブーツの死を知らされる。

エージェントのマニー・ミーゼル(マーク・ストロング)と打ち合わせたジョーだったが、新作の配役のことで彼と口論となる。

マニーは、積極性の見えないジョーへの鬱積していた不満を爆発させ、彼を見限ってしまう。

酒を飲みながら海岸に向かったジョーは、沖で体を浮かべながら、少年の日々を思い起こす。
__________

1970年代。
親友ブーツ・マッケイ(マックス・ディーコン)と遊び回っていたジョー(ハリー・イーデン)は、ある日、ルース・デイヴィス(フェリシティー・ジョーンズ)に誘われ、彼女の家で楽しい一時を過ごす。

デートの約束をしたジョーは、ルースにキスをして帰宅する。

翌日、ルースとのデートに向かおうとしたジョーは、隣人の主婦イヴリン・アダムス(ジョディ・メイ)に誘われ愛し合ってしまう。

ジョーは、イヴリンのキスマークが付いたままルースに会ってしまい、彼女は呆れてその場を立ち去ってしまう。

傷ついたルースの身になれと、ブーツに忠告されたジョーは憤慨し、二人は殴り合いになってしまう。

二人はいがみ合い、帰宅したジョーは、母グレイス(オリヴィア・ウィリアムズ)に八つ当たりしてしまう。

数日後、再びイヴリンに誘われたジョーは、欲望のままに彼女の家に向かう。

イヴリンは娘を家から追い払い、ジョーと愛し合っていたが、娘は海岸の機雷で爆死してしまう。

隣人のロジャース夫人(ミリアン・カーリン)は、それに気づき止めようとしたのだが間に合わず、彼女は大きなショックを受ける。

そしてジョーは、葬儀の日に、居たたまれなくなり家出をしてしまう。
___________

故郷に戻ったジョーは、母グレイスやおばペギー・ティッケル(ヘレン・マックロリー)と再会し、ブーツの葬儀のことや彼の妻になっていたルース(クレア・フォーラニ)の近況などを聞かされる。

翌日、妹ジェシー(キーリー・ホウズ)とルースの元に向かったジョーは、墓地で彼女と再会する。

ジョーは、彼女とは簡単な会話を交わしただけで別れ、イヴリンと娘の墓の前で、ジェシーからイヴリンの晩年のことを聞かされる。

イヴリンは事故後、ジョーの友人との浮気が夫にばれて2年後に離婚し、その後、交通事故死したということだった。

実家に戻ったジョーは、かつてルースの家で聞いたレコードのフレーズをメモし、小切手を同封しジェシーに託す。

それを受け取ったルースは思わず泣き崩れ、ロサンゼルスに戻ったジョーはオフェリアに迎えられる。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

イギリス出身のハリウッド・スター、ジョー・スコットは、人気が低迷し生活も乱れる中、俳優活動への意欲もなくした毎日を送っていた。
そんなある日、ジョーは少年時代に親友だったブーツが亡くなったという報せを受ける。
悶々とする生活が続く中で、ジョーは少年時代を思い起こし自分を見つめ直す。
帰国したジョーは、今も変わらぬ穏やかな実家の様子に心和ませる。
ブーツと喧嘩別れするきっかけとなった女性ルースは、彼の妻となっていた。
そしてジョーは、かつて恋人になりかけたルースと、25年ぶりの再会を果たす・・・。
___________

1970年代の雰囲気や音楽が効果的に挿入され、この時代に青春時代を過ごした者にとっては郷愁を誘う作品でもある。

誰にでもある、子供時代の他愛もない出来事、喜びや挫折、そして大人への憧れの思い出を通して、人生を見つめ直していくという単純なストーリーだが、緊張感のあるシーンもあり、無難に楽しめる作品に仕上がっている。

それは、自分に照らし合わせて見ていると、共感できる場面が次々登場するからかもしれない。

残念ながら、商業ベースには乗らなかった作品ではあるが、ダニエル・クレイグのファンならば、是非ともチェックしておきたい作品だ。

007の”ジェームズ・ボンド”役で、一躍、世界的スターとなったダニエル・クレイグが、長いキャリアを積んでハリウッドで成功した、自分の人生を投影したかのような作品で、彼自身が製作にも参加した意欲作でもある。

アクション・スターのイメージが先行するダニエル・クレイグだが、元々、実力派としても評価されているだけあり、ステップアップに行き詰る俳優を見事に演じている。

ダニエル・クレイグの実際の少年時代そのものと言っていいほど、表情やずんぐりした体型までが彼の雰囲気とマッチしているハリー・イーデン、主人公のアシスタントのイヴ、恋人になるはずだった女性クレア・フォーラニ、その少女期フェリシティー・ジョーンズ、友情出演なのか、どのように物語りに絡むのかと思いつつ期待していると、ワンシーンだけの登場に終わる名優、エージェントのマーク・ストロング、主人公の母オリヴィア・ウィリアムズ、おばヘレン・マックロリー、隣人の老婦人ミリアン・カーリン、ヤクの売人役のエミリア・フォックス、主人公が少年時代に誘われる主婦ジョディ・メイ、妹のキーリー・ホウズ、そして親友マックス・ディーコンなどが共演している。


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