フレンチ・キス French Kiss (1995) 3/5 (3)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

恋人を奪い返すため極度の飛行機恐怖症を押してパリに向かった女性と彼女に関わることになった男性の奇妙な恋を描く、監督ローレンス・カスダン、製作、主演メグ・ライアンケヴィン・クラインジャン・レノティモシー・ハットン他共演のロマンチック・コメディ。


ロマンチック・コメディ


スタッフ キャスト
監督:ローレンス・カスダン

製作
メグ・ライアン
ティム・ビーヴァン
エリック・フェルナー
キャスリン・ギャラン
製作総指揮:チャールズ・オークン
脚本:アダム・ブルックス
撮影:オーウェン・ロイズマン
編集:ジョー・ハッシング
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード

出演
ケイト:メグ・ライアン
リュック・テシエ:ケヴィン・クライン
ジャン=ポール・カルドン刑事:ジャン・レノ
チャーリー・リットン:ティモシー・ハットン
ボブ:フランソワ・クリュゼ
ジュリエット:スーザン・アンビー
ジュリエットの母親:マリー=クリスティーヌ・アダム
コンシェルジュ:ローラン・スピルヴォーゲル
リリー・リットン:レニー・ハンフリー
M・キャンベル:マイケル・ライリー

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX
1995年製作 111分
公開
北米:1995年5月5日
日本:1995年11月18日
北米興行収入 $38,896,850
世界 $101,982,850


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
カナダトロント
極度の飛行機恐怖症であるアメリカ人の歴史教師ケイトは(メグ・ライアン)は、それを克服できないでいた。

恋人の医師チャーリー・リットン(ティモシー・ハットン)と結婚を前提に付き合っていたケイトは、彼のパリ出張に同行できるはずもなかった。

チャーリーに説得されたケイトだったが、断固としてそれを拒み、カナダの市民権を取るまで出国できないことにする。

空港に向かう途中、売りに出されている理想的な家の前で車を止めたチャーリーは、地道に貯金をして約4万6000ドルの結婚資金を貯めてあることをケイトから知らされて驚く。

愛を確かめたチャーリーは、再びケイトをパリに誘うが、結局は彼女は旅立たなかった。

パリからの何度目かのチャーリーの電話で、運命の女性に出会い恋に落ちたため、帰国しないと言われたケイトは愕然とする。

真相を確かめチャーリーを奪い返すため、仕方なくパリに旅立つことになったケイトは、不安を抱えながら予定した便に搭乗する。

隣に風変わりなフランス人リュック・テシエ(ケヴィン・クライン)が座ったため、益々、動揺するケイトは、離陸の瞬間を迎え緊張は高まる。

意味不明なことを話し続けるリュックは、飛行機ではなく人生と愛を恐れているとケイトに伝え、興奮しながら反論する彼女は離陸にも気づかない。

トイレに行った帰りに、フライトアテンダントの目を盗み酒を盗んだリュックは、席に戻りそれを飲みながらくつろぐ。

ケイトのグラスにも酒を注ぎ初体験の話をしたリュックは、永遠の愛を信じるかを聞かれて、あまり興味がないと答える。

上着の内側に何かを隠してあることをケイトに気づかれたリュックは、再びトイレに向かう。

ブドウの苗木を取り出したリュックは、そこに隠してあった盗んだネックレスを確認する。

パリに到着し、それを眠っていたケイトのバッグに隠したリュックは、彼女が起きた後でターミナルに向い、タクシー代を浮かせるために街まで送ることを提案する。

税関で申告するリュックは、その必要がないケイトと一旦、別れる。

そこに、バカンス帰りの刑事ジャン=ポール・カルドン刑事(ジャン・レノ)が現れ、リュックは声をかけられる。

カルドンに誘われて、彼の家族の車に乗るのを断れないリュックは、ケイトを置いてその場を去る。

ケイトは、リュックが現れないために、仕方なく一人で市街に向かう。

カルドンは、車内で犯罪者リュックの荷物を調べる。

高級ホテル”ホテル・ジョルジュ・サンク”に着いたケイトは、フロントで、コンシェルジュ(ローラン・スピルヴォーゲル)にチャーリーの部屋の番号を聞くが、100フランのチップを渡したにも拘らず、プライバシーの問題で教えてもらえない。

ロビーでチャーリーを待つことにしたケイトに、紳士風の男ボブ(フランソワ・クリュゼ)が近づき話しかける。

しつこく迫るボブを追い払おうとしたケイトは、エレベーターで降りてきたチャーリーが、美女ジュリエット(スーザン・アンビー)とキスしている姿を見て驚き気を失ってしまう。

ホテルに着いたリュックは、入り口で詐欺師のボブに出くわし、縄張りが違う彼から足を洗ったと言われる。

ケイトを目覚めさせたリュックは、彼女のバッグや荷物がなくなっていることを知り焦る。

話を聞いたリュックは、ボブがケイトのバッグなどを奪ったことに気づき、路上の車を盗んで彼女と共にその場を離れる。

ボブのアパートに押入ったリュックは、ケイトのバッグを見つけてネックレスがないことを確認してそれを捜す。

ケイトの洋服などは処分されていたが、ブドウの苗木が無事だったために安心したリュックはそれを持ち帰る。

納得しないケイトに、苗木を使いブドウ園を成功させるという夢があることをリュックは伝える。

自分のことを心配してくれないリュックに呆れたケイトは、彼を追い払ってしまう。

苗木を確認しネックレスがないことに気づいたリュックは、ボブの元に戻り彼を締め上げ、ケイトのバッグだろうと言われる。

アメリカ大使館前で一夜を過ごしたケイトは、翌朝、カナダの滞在ビザを添えて申請し直すよう担当者に言われる。

カナダ大使館に向かったケイトは、ビザが必要な理由と犯罪歴などを係官のM・キャンベル(マイケル・ライリー)に問われる。

マリファナを吸った前科があるケイトはそれを認め、ビザ申請は却下されてしまう。

街角のカフェで、チャーリーがジュリエットと共に楽しみ、彼女が婚約指輪をしていることを知ったケイトはショックを受ける。

それをチャーリーの妹リリー(レニー・ハンフリー)に電話で伝えたケイトは、チャーリーが南仏で結婚式を挙げることを知る。

諦めないと言うケイトは、必ずチャーリーを取り戻すと言いながらも涙してしまう。

その頃、チャーリーは、ジュリエットと共にコート・ダジュールに向い旅立つ。

ボブをホテルで逮捕したカルドンは、その場で彼に尋問する。

フロントに現れたケイトはコンシェルジュを脅し、チャーリーの行き先がカンヌだということを知り、夜行列車で旅立とうとする。

その後、ホテルにリュックが現れ、盗まれたネックレスのことを彼に聞くようボブはカルドンに伝える。

ケイトのことをコンシェルジュから聞いたリュックは駅に向い、それに気づいたカルドンらは彼を追う。

駅でケイトを見つけたリュックは、彼女に話しかけるものの相手にされず、カルドンに気づきその場から逃れようとする。

ケイトの乗った列車に飛び乗ったリュックを、カルドンは確認する。

リュックはケイトに近づき、話しをしてチャーリーと寄りを戻すための助言をする。

ケイトが眠ったのを確認してバッグを調べようとしたリュックは、チャーリーの夢を見ている彼女とキスしてしまう。

翌朝、目覚めたリュックは、ケイトが食堂車で朝食をとっていることを知り同席する。

チーズがおいしいと言って食べるケイトは、美しい外の光景にも驚き、その場がリュックの故郷だと知る。

その後、チーズの食べ過ぎで気分が悪くなったケイトは、リュックと共に途中の駅で下車する。

次の列車まで2時間あるため、リュックの故郷の町を散歩することにした二人はカフェで語り合う。

駅員はリュックに気づき、彼の実家に電話をする。

その場に現れた弟と喧嘩になったリュックは、相手を殴り倒してしまう。

ケイトとブドウ園に向かったリュックは、賭けでその場を失ったため弟と不仲になったという話をする。

家族に歓迎されたリュックは、ケイトを恋人と間違われる。

ようやくケイトのバッグを調べることができたリュックは、ネックレスがなかったために愕然とする。

気落ちするリュックだったが、ケイトとは心触れ合うようになる。

駅に向かったリュックは、失った土地を奪い返すための方法はあったが、それに必要な物をなくしたとケイトに伝え、彼女からネックレスをつけていることを知らされる。

カンヌ
チャーリーを奪い返すために協力することをケイトに約束していたリュックは、弟の名前と盗んであったクレジットカードでホテルにチェックインする。

ケイトは、ジュリエットの両親と共に過ごすチャーリーを確認する。

その時チャーリーは、ケイトを見たような気がしたため周辺を調べる。

ドジってテーブルを倒し、デザートまみれになったケイトは、その場から逃れる。

リュックはチャーリーとすれ違い、ジュリエットが近づき声をかけたため、彼が本人だと気づく。

部屋に向かったリュックは、あんな方法ではチャーリーの心は捉えられないと言って作戦を考える。

翌日、海岸にいたチャーリーとジュリエットの前に突然、現れたケイトは、リュックを恋人に見せかけてチャーリーを動揺させる。

チャーリーの反応に満足したケイトは、リュックを追って来たカルドンに話しかけられ、彼が刑事だと知らされる。

ネックレスのことを聞かれたケイトは、申告しなかったことで質問されていると思う。

カルドンは、翌日ネックレスを匿名で届けさせるようにと彼女に指示する。

ネックレスは、自分に残してサンフランシスコで亡くなった祖母のもので、カルティエで売りさばくとケイトに伝えたリュックは、自分が持ち込むと彼女に言われる。

その夜、ドレスアップしたケイトは、リュックにネックレスをつけてもらいチャーリーに会い、別れるための事後処理について話し合う。

ジュリエットと話をしたリュックは、チャーリーを信用できない男だというものの、優しい男性だと彼女に反論される。

それでも、今晩のチャーリーは自分をのけ者にしていると言って、ジュリエットはリュックに不満だと伝える。

ダンスを楽しんだケイトとチャーリー、そしてリュックとジュリエットは、それぞれ愛し合おうとする。

しかし、急に変貌した自分に魅力を感じているだけだと言うケイトは、以前に戻る気がないことをチャーリーに伝える。

ケイトのことを考えジュリエットと愛し合えなかったリュックは、翌朝、チャーリーが寄りを戻すと言っているとケイトから知らされる。

カルティエでカルドンに会ったケイトは、結婚資金の預金を降ろして、それが買い取り価格になるよう小切手を受け取り、ネックレスを彼に渡す。

ケイトは、ネックレスが10万ドルのかちがあることをカルドンから知らされる。

カルティエの買取価格が約4万600ドルだと知らされ、安すぎると言って驚くリュックだったが、土地を買ってブドウを植えられるとケイトに伝えて感謝し、二人はキスして別れる。

チャーリーとジュリエットの仲が続いていることを知ったリュックは、現れたカルドンに、目の前の二人は偽の恋だと伝える。

本当の恋の物語を語るカルドンは、飛行機の中でよく考えるようリュックに助言する。

カナダに向かう便の機内にいたケイトは、リュックが現れたために喜び、自分の夢はあなただと伝える。

もう飛行機には乗らなくていいと言うリュックは、ケイトに愛を告げる。

その後、故郷で土地を手に入れたリュックとケイトは、ブドウを植えて幸せを実感する。


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
カナダトロント
アメリカ人歴史教師のケイトは、医師のチャーリーと結婚を考え市民権を得ようとしていた。
パリ出張にケイトを同行させようとするチャーリーだったが、極度の飛行機恐怖症の彼女はそれを拒む。
ところが、一人で旅立ったチャーリーは、ある女性と出会い恋に落ちてしまい、それを知ったケイトは、彼を奪い返すために仕方なくパリに向かう。
機内では風変わりなフランス人リュックが隣に座り、ケイトは離陸の恐怖と共に彼を迷惑に思う。
高価なネックレスを手に入れていたリュックは、申告を逃れるために、それをケイトのバッグに隠す。
パリに到着したケイトと共に市街に向かうリュックだったが、顔なじみの刑事のカルドンに出くわしてしまい、彼女と別れてしまう。
その後、ケイトはチャーリーの滞在するホテルに到着し、リュックも彼女を追いその場に向かうのだが・・・。
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ローレンス・カスダンと製作を兼ねる主演のメグ・ライアン、そしてカスダンとは何作もでコンビを組む、盟友とも言えるケヴィン・クラインの共演が話題になった作品。

純粋なコメディであるため深く追及する気はないが、ローレンス・カスダンを意識しなければ、彼の作品とは思えないような、深みやパンチも足りない平均点としか言えない内容で、魅力的なキャストに支えられている感がある。

豪華スタッフ・キャストにしては不評だった本作は、北米興行収入は約3900万ドイルに終わるが、全世界では1億ドルを超すヒットとなった。

結婚を望む普通の女性を演ずるメグ・ライアンは、相変わらずキュートな魅力で主人公を熱演し、度々見せるオーバーアクションも、彼女だから許せてしまうと言ったところだろうか。

無神経なお騒がせ男的雰囲気で登場して主人公に関わるケヴィン・クラインは、コミカル且つ人間味のある役柄を軽妙に演じている。

リュック(ケヴィン・クライン)を追う刑事だが人情を感じさせるジャン・レノ、主人公の婚約者ティモシー・ハットン、彼と出会う現地女性スーザン・アンビー、その母親マリー=クリスティーヌ・アダムパリの詐欺師フランソワ・クリュゼホテル・ジョルジュ・サンクのコンシェルジュ、ローラン・スピルヴォーゲル、チャーリー(ティモシー・ハットン)の妹レニー・ハンフリー、カナダ大使館の担当官マイケル・ライリーなどが共演している。


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