オーロラの彼方へ Frequency (2000) 3.5/5 (2)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

30年の時を超えた父子の絆を描く、製作、監督グレゴリー・ホブリット、主演デニス・クエイドジェームズ・カヴィーゼル他共演のSFファンタジー・サスペンス。


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト
監督:グレゴリー・ホブリット

製作
ビル・キャラロ
トビー・エメリッヒ
グレゴリー・ホブリット
ホーク・コッチ
製作総指揮
ジャニス・ロバート・チャスキン
リチャード・サバーステイン
ロバート・シェイ
脚本:トビー・エメリッヒ
撮影:アラー・キヴィロ
編集:デヴィッド・ローゼンブルーム
音楽:マイケル・ケイメン
主題歌:ガース・ブルックス “When You Come Back To Me, Again”

出演
フランシス・パトリック”フランク”サリヴァン:デニス・クエイド
ジョン・フランシス”ジョニー”サリヴァン:ジェームズ・カヴィーゼル
ジャック・シェパード:ショーン・ドイル
ジュリア”ジュールス”サリヴァン:エリザベス・ミッチェル
サッチ・デレオン刑事:アンドレ・ブラウアー
ゴードン”ゴード”ハーシュ:ノア・エメリッヒ
サマンサ・トーマス:メリッサ・エリコ
グレアム・ギブソン:ジョーダン・ブリッジス
ゴードン”ゴーディ”ハーシュJr.:マイケル・セラ
ブッチ・フォスター:ピーター・マクニール
シシー・クラーク:マリン・ヒンクル
ダリル・シンプソン:ロッコ・シスト
リンダ・ハーシュ:メリッサ・フィッツジェラルド
ジョン・フランシス”ジョニー”サリヴァン(少年期):ダニエル・ヘンソン
ゴードン”ゴード”ハーシュ(少年期):スティーブン・ジョフィ

アメリカ 映画
配給 ニュ ー・ライ ン・シネマ
2000年製作 118分
公開
北米:2000年4月28日
日本:2000年12月9日
製作費 $31,000,000
北米興行収入 $44,983,700
世界 $68,106,245


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
1969年、ニューヨーク
80年振りにオーロラが観測された夜、”ジョージ・ワシントン・ブリッジ”でタンクローリーが横転する。

出動した消防士のフランシス・パトリック”フランク”サリヴァン(デニス・クエイド)は事故現場に到着し、地下にいる作業員を救おうとする。

タンクローリーのガソリンが漏れているため引火する恐れがある中、フランクはマンホールから地下に向い、作業員を救出する。

爆破が起き、地下に溜まったガソリンに引火するが、フランクらはマンホールから脱出する。

10月10日、クイーンズ
夜勤を終えて帰宅したフランクは、看護師の妻ジュリア”ジュールス”(エリザベス・ミッチェル)と愛を確かめ合う。

その夜、”リトル・チーフ”と呼んでいる6歳の息子ジョン・フランシス”ジョニー”(ダニエル・ヘンソン)に自転車に乗ることを教えていたフランクは、転んでしまったジョニーを心配するジュリアに厳し過ぎると言われる。

上空のオーロラを見つめるフランクは、その後、趣味のアマチュア無線で、普段、通信できない相手の電波をキャッチして会話をしようとする。

1999年10月10日。
殺人課の刑事になっていた36歳のジョン(ジェームズ・カヴィーゼル)は、同棲していた恋人サマンサ・トーマス(メリッサ・エリコ)が家を出たたために心が沈み、散歩に出て殉職した父フランクのことを考える。

家に戻ったジョンは、隣人で幼馴染のゴードン”ゴード”ハーシュ(ノア・エメリッヒ)と息子の息子ゴーディ(マイケル・セラ)がいることに気づく。

ゴードンは、保有している”Yahoo!”株が上昇していることをジョンに話す。

ゴーディが古い消防署の荷物を見つけて、開けてもいいと言ったジョンは、中にあったアマチュア無線機に気づく。

昔は触らせてもらえなかったジョンは、その無線機をゴードンにセッティングしてもらう。

妻リンダ(メリッサ・フィッツジェラルド)が呼びに来たためにゴードンとゴーディは家に帰る。

オーロラに関するテレビ番組を見ながら、フランクの死亡事故の記事などのスクラップブックに目を通していたジョンは、呼びかけてくる無線の声に気づく。

相手もクイーンズに住んでいることを知ったジョンは、ワールド・シリーズの話をされたために、金まみれの世界に興味がないことを伝える。

反論する相手は、アメリカ人にとっての野球の価値観を説明し、古風なことを話す彼にジョンは興味を持つ。

地元ニューヨーク・メッツボルチモア・オリオールズの戦いとなった1969年のワールド・シリーズの話になったジョンは、相手が第一戦の結果を知らないことを不思議に思う。

相手が試合の結果を信じないために驚くジョンだったが、そこで交信が途絶えてしまう。

1969年。
相手と交信できなくなったフランクは、ジョンを寝かせるために部屋に向かう。

翌日、ワールド・シリーズが開幕し、隣人を集めて第一戦を観戦しようとするフランクは、刑事のサッチ・デレオン(アンドレ・ブラウアー)が、子供達に第三戦のチケットを配ったために驚く。

1999年。
ベテラン刑事サッチと共に白骨死体発見現場に向かったジョンは、付近の聞き込みをする。

シェパード家を訪ねたジョンは、警官だった息子のジャックが医療事故で死んだことを知り署に戻る。

その後、母ジュリアに会いに行ったジョンは、翌日で父フランクが殉職して30年経つことなどを話す。

帰宅したジョンは、昨日の相手からの無線連絡に気づいて話し始め、ワールド・シリーズの第一戦の結果をなぜ知っていたのかを聞かれる。

30年前の出来事だと言われた相手は、第二戦の結果も分かるかをジョンに尋ねて、メッツが勝つことを伝える。

その時ジョンは、相手が”リトル・チーフ”と息子に話しかける声を聴き、父フランクが自分をそう呼んでいたために驚く。

相手が息子を”リトル・チーフ”と呼んだことを確認したジョンは名前を聞き、”フランク・サリヴァン”と答えたため、ゴードンの悪戯だと考える。

コードネームを聞いたジョンは、それが父フランクのものだと確認して、自分の名前と住所を教える。

ワールド・シリーズの第一戦は30年前にこの場で見たと言うジョンは、父親の名前は”フランシス・パトリック・サリヴァン”だと伝える。

驚いたフランクはタバコの火で机を焦がしてしまい、ジョンの目の前で机が焦げ始める。

ジョンに机を焦がしたかを聞かれたフランクは相手を警戒し、家族に近づくなと伝えて警告する。

自分が”リトル・チーフ”だと言っても信じてもらえないジョンは、1969年の10月12日に死ぬことをフランクに伝え、現場の古倉庫の場所を教える。

フランクを助けようとするジョンだったが、他の逃げ道なら助かると伝えたところで交信が途絶えてしまう。

雨の中、フランクに連絡すると言うジョンに気づいたゴードンは、彼が何をしているのか理解できない。

1969年10月12日。
第二戦の様子を消防署のテレビで仲間達と見守っていたフランクは、ジョンが言っていた通り、メッツアル・ワイスが9回にヒットを打って勝ち越したために驚く。

その時、倉庫の火事が発生したため、フランクは出動する。

その途中、メッツが勝利したことを知ったフランクは、考えを巡らせながら倉庫に向かう。

出火していた倉庫がジョンが言っていた場所であることに気づいたフランクは、建物に取り残された少女を救うために内部に入る。

1999年10月12日。
ジョンは、父フランクの命日であるため、ゴードンとサッチと共にバーに向い昔を思い出す。

1969年。
最上階で少女を発見したフランクはだったが、窓に届く前にハシゴが故障してしまい、別の脱出ルートを探す。

”他の逃げ道なら助かる”と言っていたジョンの言葉を思い出したフランクは、少女を抱いて階下に滑り降り、川に脱出して救出される。

1999年。
フランクがその後も自分と暮らしたことが頭に浮かんだジョンはグラスを落してしまい、ゴードンとサッチに父が火事で死んでいないことを伝える。

ゴードンとサッチにその通りだと言われたジョンは、父が肺がんで10年前に亡くなったことを知らされる。

フランクと無線機で話したことをゴードンとサッチに話したジョンは、そのお陰で父が助かったと伝える。

1969年。
燃え続けるビルを見ながら、フランクは”リトル・チーフ”(ジョン)に感謝する。

その夜、30年後のジョンに無線で話しかけたフランクは、応答がないため、ジョニーと共に外に出て自転車の乗り方を教える。

ジョニーが自転車に乗れたために、フランクは彼と共に喜ぶ。

1999年。
帰宅したジョンは、警察学校を卒業した写真にフランクが加わり、スクラップブックも、父の死亡記事から人命救助に変わっていることを確認する。

更にジョンは、机に”まだ生きているぞ”という文字が刻まれていくことに気づく。

1969年。
ハンダごてで文字を刻んでいたフランクは、無線で呼びかけてきたジョンに応答する。

ジョンに感謝したフランクは、会話していることが信じられないため、騒がれている太陽の黒点のせいではないかと伝えて、二人の意見は一致する。

フランクが火事で死亡した記憶があるのが自分だけであったため、ジョンは少し戸惑っていることを伝える。

それが理解できないフランクに、生きていた記憶と死んだ記憶の両方があることを伝えたジョンは注意してほしいと言って、父にそれを約束してもらう。

年令や結婚していないこと、そして、怪我をして途中で野球を諦めた話をジョンから聞いたフランクは、サッチの影響で彼が警官になったことを知り驚く。

その後に起きる未来の出来事などをジョンから聞かされたフランクは、禁煙を勧められる。

恋人のことを聞かれたジョンは、自分のせいで問題を抱えていることを伝える。

未来の息子と話せるフランクは話しを続けたいのだが、父の運命を知るジョンは辛い思いをしながら再び語り合うことを伝え、互いの愛を確かめ合い交信を終える。

母ジュリアに電話をしたジョンは留守だったために、話したかったというメッセージを残す。

1969年。
夜勤のジュリア会うため病院に向かったフランクは、愛を伝える。

1999年。
その夜ジョンは、母ジュリアの葬儀の夢を見てうなされて目覚める。

ジュリアに電話をしたジョンは、番号が違っていることに気づく。

サマンサの元に向かったジョンは、彼女が自分を知らないために戸惑い、謝罪してその場を去る。

署に向かったジョンは、自分を軽蔑するなとサッチに言われ、彼の態度が理解できないまま、白骨死体の資料を渡されてチェックする。

それが、30年前に起きた看護師ばかりを狙った殺人事件”ナイチンゲール”の10人目の犠牲害者の死体であることが分かったのだった。

犠牲者は3人だったと言うジョンに、お前が忘れてどうすると伝えたサッチは全ての資料を渡す。

母ジュリアが犠牲者だと知ったジョンはショックを受け、帰宅後、写真から彼女が消えていることを確認しながら、フランクに無線で呼びかける。

”ナイチンゲール”の話をしたジョンは、母ジュリアに危険が迫っていることを知らせ、何か特別なことをしたのかを尋ねる。

ジョニーに自転車乗りを教えてゴードンに預け、病院に向いジュリアに会ったと言われたジョンは、存在しないはずのフランクがその場に向かったので、歴史が変わったことを伝える。

ジュリアを救っても違う人物が死ぬことで動揺する二人だっやが、ジョンは、犯人行動などをフランクに教える。

次の犠牲者が自分の身代わりだと言われたフランクは、犯行の日時などをジョンから知らされてバーに向う。

フランクは、その場にいた犠牲者となる看護師らにビールを奢ってもら、彼女達と歓談する。

1999年。
第一犠牲者だった白骨死体の身元が分かり、犯人の知人かもしれないと考えたジョンは、フランクに伝えた犠牲者の資料がなくなっていることに気づく。

フランクが犯行を阻止したことを知ったジョンは、彼にそれを無線で伝える。

次の犠牲者の話をしようとしたフランクは、ジュリアをジョンに紹介する。

ジョリアと語り合ったジョンは、30年前の自分とゴードンとも話す。

現実ではゴードンが”Yahoo!”株で儲けていたため、ジョンは、それを合言葉のように覚えておくようにと伝える。

無線機の前に戻ったフランクに、ジョンは次の犠牲者シシー・クラーク(マリン・ヒンクル)のことを教える。

翌日、最初の犠牲者の家に向かったジョンは、母親から卒業アルバムなどを借りる。

署に戻ったジョンは、犠牲者の同級生であるダリル・シンプソン(ロッコ・シスト)が犯人の可能性が高いことをサッチに伝える。

1969年。
バーに向かったフランクは、ウエイトレスをしているシシーを監視する。

1999年。
署でダリルを尋問したジョンは、自供しないために犯人ではないとサッチに言われるものの納得いかない。

1969年。
トイレで男(ショーン・ドイル)に襲われたフランクは、尾行していたと言われ、痛めつけられて気を失い、財布から運転免許証を奪われる。

気がついてシシーのアパートに向かったフランクは、彼女が殺されていることを確認する。

帰宅してその件をジョンに知らせたフランクは、財布から免許証を奪われたことを伝える。

財布から指紋が検出できると言うジョンは、それをビニール袋に入れて、誰にも見つからない場所に隠すよう指示する。

その場所を知らされたジョンは財布を取り出し、指紋を調べるのだが、それは警官ジャック・シェパード(ショーン・ドイル)のものだった。

最初の犠牲者の白骨死体発見現場付近の聞き込みをしたジャックの家に向かったジョンは、父親から看護師だった妻が殺されたことを知らされる。

バーに向かったジョンは、歴史が変わり死亡ではなく、汚職警官として辞職したジャックに会う。

母親が”ナイチンゲール”の犠牲者だと判明していれば調べたはずだと伝えたジョンは、ジャックが細工をしたと言って資料を見せる。

どうするつもりだとジャックに言われたジョンは、30年の人生をいただくが理解できないだろうと伝えてその場を去る。

1969年。
それを知らされたフランクは、FBIに連絡して、”ナイチンゲール”の犯人がジャック・シェパードであることを知らせるようにとジョンに指示する。

そこにサッチが現れ、殺人現場に免許証が落ちていた理由を聞かれたフランクは連行されそうになる。

無線でジョンにその件を伝えたフランクはサッチと揉み合いになり、無線機が机から落ちて壊れてしまう。

署で尋問されたフランクは、警官のジャック・シェパードが”ナイチンゲール”の犯人であることを、未来のジョンから無線で聞いたとサッチに話す。

それを信じるはずもないサッチに、フランクは、ワールド・シリーズの第五戦の結果を予言する。

試合を見るように言われたサッチだったが、殺人の容疑者であるフランクに、そんなことを考えている場合でないことを伝える。

1999年。
スクラップブックを確認したジョンは、フランクが”ナイチンゲール”の容疑者になってしまったことを知る。

1969年。
ジュリアが訪ねて来たことを知り対応したサッチは、彼女と話すためにカフェに向かう。

署に現れたジャックは、”ナイチンゲール”の容疑者フランクに会おうとする。

夫婦の関係を尋ねたサッチは、ジュリアから良好だと言われたため、フランクが昨夜どこにいたかを聞く。

刑事達がワールド・シリーズに夢中であったため、その隙に取調室に向かったジャックはフランクに銃を向けて、なぜ自分が犯人だと分かったかを尋ねる。

そこに他の刑事が現れ、フランクが騒ぎ出したため、ジャックはバッジを見せて外に出て弁解する。

フランクが無線機で話している相手が警官のジョンだと知らされたサッチは、自分も話したとジュリアに言われて驚く。

自分が担当を外される可能性があるため、フランクの立場は悪くなるとサッチはジュリアに伝える。

サッチは、フランクが30年後の息子のジョンと無線で話していると話すが、ジュリアは誤解だと言ってそれを否定する。

犠牲者シシー・クラークのことも聞かれたサッチは、彼女が看護師で昨夜、殺されたことを知らせ、フランクが重要参考人か共犯者または主犯の疑いがかけられていることを伝える。

その時サッチは、テレビ中継で、ワールド・シリーズがフランクの言った通りのゲーム展開になっていることを知り驚く。

電源コードをドアノブに接続し、床にコーヒーをこぼしたフランクは、ジャックが入ってきたタイミングで感電させる。

気を失ったジャックの財布の運転免許証で住所を確認したフランクは、スプレーにライターで引火してスプリンクラーを作動させる。

サッチは、フランクの言った通りメッツが逆転したためジュリアに微笑む。

ファイルを持って署から逃れたフランクは、ジャックのアパートに侵入する。

ジャックが戻り、彼が隠していた各犠牲者のネックレスと新聞記事を入れていた箱を確認したフランクは、気づかれたためにその場から逃走する。

サッチもその場に駆け付け、床に落ちていた証拠を見つける。

待ち伏せてジャックを川に落下させたフランクは、相手を殺して水から上がる。

そこにサッチが現れ、周辺の歓声に気づいたフランクは、メッツが優勝したことを知る。

帰宅したフランクはジュリアに迎えられ、彼女を抱きしめる。

川の捜索は続けられるが、ジャックの死体は上がらなかった。

低迷していたメッツの奇跡の優勝にニューヨークが湧く中、フランクは無線機を直そうとする。

フランクは、ジュリアが用意してくれたタバコをごみ箱に捨てて、オーロラが消えつつあるというラジを放送を聴く。

1999年。
散歩に出ていたジョンは家に戻り、無線機を直したフランクから呼びかけられる。

犯行を止めたと言うフランクの言葉を聴いたジャックだったが、写真の母ジュリアが消えたままだと伝える。

ジャックは殺したとフランクから知らされたジョンだったが、現れたジャックに殴られる。

1969年。
家に侵入したジャックはフランクを殴り手錠で拘束し、ジュリアに襲いかかる。

それにジョニーが気づき、ジャックは、手錠を外したフランクに銃を向けられるものの、子供を殺すと言ってそれを捨てさせる。

ジュリアがジャックに襲いかかった隙に銃を拾ったフランクは、ジャックの右手を撃ち吹き飛ばす。

1999年。
揉み合っていたジャックは、銃を拾ってジャックに突き付けるが、右手が失われていく。

1969年。
ジャックは逃げ去り、フランクはジョニーとジュリアの無事を確認する。

1999年。
その瞬間、荒らされた部屋が元に戻り、ジャックはショットガンで射殺される。

ジョンは、健在だったフランクが銃を放ったことに気づき、父子は抱き合う。

そして、夜空からオーロラが消える。

ジョンやサッチそしてゴードンと野球を楽しんでいたフランクは、打席に入りファールする。

それが、”Yahoo!”への投資などで儲けていた、ゴードンのベンツのヘッドライトに当たってしまう。

その後、フランクはヒットを放ち、次の打席のジョンがホームランを打ち勝利する。


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
1969年10月10日、ニューヨーククイーンズ
80年振りにオーロラが観測され。
消防士のフランシス・パトリック”フランク”サリヴァンは、妻ジュリアと息子ジョンとで平穏な日々を送っていた。
1999年10月10日、オーロラが観測される。
刑事になっていたジョンは、同棲していた恋人サマンサが家を出たため心が沈み、30年前に殉職したフランクのことを考える。
ある日、隣人の親友ゴードンの息子が、フランクの使っていた古いアマチュア無線機を見つける。
その後、無線機からの呼びかけに答えたジョンは、相手が同じクイーンズに住んでいながら、地元メッツが奇跡の優勝を果たしたオリオールズとの戦い、1969年のワールド・シリーズの第一戦の結果を知らないことに驚く。
そしてジョンは、無線で話している相手が、30年前に亡くなったはずの父フランクであることに気づくのだが・・・。
__________

30年間の時間の隔たりを交互に見せる物語として進行し、主人公が未来の息子の助言により行動して歴史が変わっていくため、注意深く観ていないと混乱してしまうのだが、それ故に目が離せない展開であり、ドラマに引き込まれる。

様々なヒントが後に関連していくのだが、それまでもが歴史の修正で展開が変化していくという綿密に練られた脚本を、監督のグレゴリー・ホブリットはうまくまとめている。

1962年の創設以来、低迷していたクイーンズの地元チーム”ニューヨーク・メッツ”が”ミラクル・メッツ”と言われ、奇跡の優勝を果たす1969年のワールド・シリーズがキーポイントとなっているという、その時代背景が抜群の効果としてドラマを盛り上げる。

また、本作撮影時に最高株価に達しようとしていた”Yahoo!”の話題なども登場し、現在は株価も1/10以下に下落し、経営難に陥り見る影もない”Yahoo! USA”のことを思うと時代を感じる。

1969年の物語から見るとSFタッチであり、オーロラがきっかけ?による30年の時を超えた無線機での父子の交信はファンタジック且つハートフルで、また、終盤は連続殺人の解決に至るサスペンスである内容ということで、見せ場の多い作品だ。

無線機の交信のみで交流しながら、クライマックスで対面し、親子、家族の絆を深める、誰もが共感する素晴らしい父子関係を演ずるデニス・クエイドジェームズ・カヴィーゼル、連続殺人犯だった刑事のショーン・ドイル、主人公の妻エリザベス・ミッチェル、主人公の隣人で親友の刑事アンドレ・ブラウアー、隣人ノア・エメリッヒ、その妻メリッサ・フィッツジェラルド、その息子マイケル・セラ、ジョン(ジェームズ・カヴィーゼル)の恋人メリッサ・エリコ、消防士ジョーダン・ブリッジスピーター・マクニール、連続殺人の犠牲者マリン・ヒンクル、犯人として疑われるロッコ・シストなどが共演している。


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