ジェロニモ Geronimo: An American Legend (1993) 3/5 (1)



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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
 ★★★☆☆

”アパッチ”の部族長であるジェロニモの連邦政府への抵抗運動を描いた、監督ウォルター・ヒルジーン・ハックマンロバート・デュヴァルジェイソン・パトリック、そして若きマット・デイモン共演の西部劇。


西部劇


スタッフ キャスト ■
監督:ウォルター・ヒル
製作
ウォルター・ヒル
ニール・キャントン
製作総指揮:マイケル・S・グリック
原案:ジョン・ミリアス
脚本
ジョン・ミリアス
ラリー・グロス
撮影:ロイド・エイハーン2世
編集:フリーマン・デーヴィス他
音楽:ライ・クーダー

出演
ジェイソン・パトリック:チャールズ・B・ゲイトウッド中尉
ジーン・ハックマン:ジョージ・クルック准将
ロバート・デュヴァル:アル・シーバー
ウェス・ステューディジェロニモ
マット・デイモン:ブリットン・デイヴィス少尉
ロドニー・A・グラント:マンガス
ケヴィン・タイ:ネルソン・マイルズ准将
リノ・サンダー:オールド・ナナ
スティーヴ・リーヴィス:チャト
スティーヴン・マクハティ:スクーノヴァー
ジョン・フィン:ヘンティグ大尉
リー・デ・ブロー:ホーキンス連邦保安官

アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ
1993年製作 115分
公開
北米:1993年12月10日
日本:1994年5月
製作費 $50,000,000
北米興行収入 $13,736,475


アカデミー賞 ■
第66回アカデミー賞
・ノミネート
録音賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
チリカウア族のアパッチは、合衆国政府の保留地移住政策に抵抗した最後の部族だった。

ジョージ・クルック准将(ジーン・ハックマン)率いる部隊が、抵抗を排除する任務に就いていた。

1人の戦士と仲間が抵抗を続けたが、2ヶ月以内に投降するとアパッチ側は約束した。

その戦士は”ゴヤクラ”という名だったが、メキシコ人が付けた名前は”ジェロニモ”だった。

アリゾナ準州に赴任した若いブリットン・デイヴィス少尉(マット・デイモン)は、チャールズ・B・ゲイトウッド中尉(ジェイソン・パトリック)と共に、ジェロニモを投降地点まで迎えに行く。

現場に向かったゲイトウッドとデイヴィスは、白馬で現れたジェロニモ(ウェス・ステューディ)を迎える。

その後、ゲイトウッドとジェロニモは、アパッチの身柄引き渡しを要求する連邦保安官ホーキンス(リー・デ・ブロー)の一団を追い払い、友情の証として双眼鏡と青いトルコ石を交換する。

ゲイトウッドらは砦に戻り、20年もの間、アパッチとの戦いを続けてきたクルック准将は、ジェロニモを迎えて敬意を払う。

ジェロニモは、ターキークリークに移されると聞き、彼は、護衛にゲイトウッドを指名する。

しかし、それがかなわず、デイヴィスが同行することになり、クルックは、アパッチに農民として暮らしていくことを勧める。

チリカウア族のアパッチ500人余りは、連邦政府の命令で保留地に定住させられ、農耕生活を送るようになる。

6週間後、ゲイトウッドと斥候隊長アル・シーバー(ロバート・デュヴァル)は、アパッチの斥候を募るために、保留地を訪れる。

その後、軍はアパッチの祈祷師の動向を警戒して制圧しようとする。

しかし、兵士が祈祷師を射殺してしまい、アパッチは暴れ始め、ジェロニモは逃亡してしまう。

メキシコに逃げたジェロニモを追い、クルックはゲイトウッドとデイヴィスを含む大軍を派遣する。

ジェロニモの一団は、東へ転じて銅鉱山や駅馬車を襲い物資を奪う。

ジェロニモは、保留地での、平和な生活を望む長老の意見を聞き入れ、クルックと話し合いの場を持つ。

しかし、土地を独占する白人を責めるジェロニモは、戦いを続けることを選ぶ。

クルックは交渉決裂の責任をとり辞任し、後任のネルソン・マイルズ准将(ケヴィン・タイ)は、アパッチの斥候を信用せず、逃亡を続けるジェロニモを、何ヶ月も見つけることができなかった。

マイルズは、保留地のアパッチが、フロリダで拘留されるという政策を認めさせるため、ゲイトウッドに、族長であるジェロニモとの交渉を命ずる。

ゲイトウッドは、デイヴィス、シーバーそして、アパッチの斥候チャト(スティーヴ・リーヴィス)を伴い、ジェロニモを追う。

その途中、ゲイトウッドらは、アパッチを焼き討ちしていた賞金稼ぎから情報を入手するものの、撃ち合いになりシーバーは命を落とす。

ゲイトウッドは、メキシコジェロニモに会い、説得の末に戦いを止めさせることに成功する。

1886年9月4日。
ジェロニモと34人のアパッチは軍に降伏し、ゲイトウッドは辺境の地に転属させられ、デイヴィスは、軍に幻滅して除隊する。

そして、フロリダの刑務所に送られるジェロニモは、1000年続いた部族が滅びたことを知る。
__________

ジェロニモは、捕虜として、その後22年間生きたが、国は約束に反して彼を家族の元に帰さなかった。

 


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
アパッチ”の部族長であるジェロニモの、連邦政府への抵抗運動を描いた西部劇。

*(簡略ストーリー)
合衆国政府の保留地移住政策に最後まで抵抗する、チリカウア族の部族アパッチを、ジョージ・クルック准将率いる部隊が排除する任務に就いていた。
1人の戦士”ジェロニモ”と、仲間が抵抗を続けたが、アパッチ側は投降することを
約束する。
赴任したデイヴィス少尉は、ゲイトウッド中尉と共に、
ジェロニモを投降地点まで迎えに行く。
その後、ゲイトウッドらは、
アパッチの身柄引き渡しを要求する連邦保安官の一団を追い払う。
その結果、ゲイトウッドと
ジェロニモには、ほのかな友情が芽生える。
砦に戻った一行を迎えたクルック准将は、20年間、戦いを続けてきた
ジェロニモに敬意を払う。
ジェロニモは移送されることになり、その護衛はデイヴィスが命ぜられ、アパッチ500人余りは、連邦政府の命令により保留地で農耕生活を送るようになる。
その後、ゲイトウッドと斥候隊長のシーバーは、
アパッチの斥候を募るために保留地を訪れる。
しかし、軍が、
アパッチの祈祷師の動向を警戒して制圧しようとしたために、アパッチは暴れ始め、ジェロニモは逃亡してしまう・・・。
__________

アクション派のウォルター・ヒルジョン・ミリアスの脚本にしては、やや地味な作品だが、随所に見られる、スローモーションを駆使した迫力ある映像などは注目だ。

前半の、ジェロニモが、軍に投降して連行される際の、威厳や威圧感、また凄みのある人物描写は見応えある。
しかし、後半の略奪や殺戮 を繰り返す野蛮人のような描き方は後味が悪い。

第66回アカデミー賞では、録音賞にノミネートされた。

馬や騎兵隊の軍服が画面に現れても、西部劇というイメージに違和感を感じるのは、やはり時代の流れなのか・・・。
かつての正統派西部劇の雰囲気が、ほとんど感じられないのもファンとしては残念でならない。

ジーン・ハックマンロバート・デュヴァルの重厚な演技が、作品に深みを与えてはいるが、主演のジェイソン・パトリックは無口な中尉とはいえ、控えめな演技が過ぎて存在感もない。

ウェス・ステューディは、誇り高き戦ジェロニモを好演し、マット・デイモンも、 まだまだ駆け出しながら、重要な役を無難にこなしている。

 


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