真珠の耳飾りの少女 Girl with a Pearl Earring (2003) 4/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★★☆☆

1999年に発表されたトレイシー・シュヴァリエの”真珠の耳飾りの少女”を基に製作された作品。
オランダの画家ヨハネス・フェルメールが、使用人の少女をモデルに”真珠の耳飾りの少女”を描いたという設定。主演コリン・ファーススカーレット・ヨハンソントム・ウィルキンソンキリアン・マーフィーエッシー・デイヴィスジュディ・パーフィット他共演、監督ピーター・ウェーバーによるドラマ。


ドラマ


スタッフ キャスト ■

監督:ピーター・ウェーバー
製作
アンディ・パターソン

アナンド・タッカー
原作:トレイシー・シュヴァリエ真珠の耳飾りの少女
脚本:オリヴィア・ヘトリード

撮影:エドゥアルド・セラ
編集:ケイト・エヴァンス
美術・装置
ベン・ヴァン・オズ

セシル・ハイドマン
衣装デザイン:ディーン・ヴァン・ストラーレン
音楽:アレクサンドル・デプラ

出演
ヨハネス・フェルメールコリン・ファース

グリート:スカーレット・ヨハンソン
ピーター・ファン・ライフェントム・ウィルキンソン
ピーター:キリアン・マーフィー
カタリーナ・フェルメール:エッシー・デイヴィス
マーリア・シンスジュディ・パーフィット
タンネケ:ジョアンナ・スキャンラン
コーネリア:アラキーナ・マン
マルートヘ:アナ・ポップルウェル

イギリス 映画
配給
パテ

ライオンズゲート

2003年製作 100分
公開
イギリス:2004年1月16日
北米:2004年1月9日
日本:2004年4月10日
製作費 £10,000,000
北米興行収入 $11,634,362
世界 $31,466,789


アカデミー賞 ■

第76回アカデミー賞
・ノミネート
撮影・美術・衣装デザイン賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

1665年、ネーデルラント連邦共和国デルフト
デルフト陶器”の画工だった父親が事故で失明したため、家計を支えることになった娘グリート(スカーレット・ヨハンソン)は、画家ヨハネス・フェルメール(コリン・ファース)の家の住み込みの使用人となる。

グリートは、同じ使用人のタンネケ(ジョアンナ・スキャンラン)に仕事を教わる。

フェルメール夫人カタリーナ(エッシー・デイヴィス)からアトリエを掃除するよう言われたグリートは、現れたカタリーナの母マーリア・シンス(ジュディ・パーフィット)に注意されながらその場の掃除をする。

グリートは、フェルメールとほとんど顔も合わせにまま日々を過ごす。

その後、カタリーナは6人目の子供を産み、グリートはマーリアの指示で、フェルメールのパトロン、ピーター・ファン・ライフェン(トム・ウィルキンソン)の元に向かい、祝宴の招待状を届け祝いを受け取る。

祝宴は開かれ、完成したフェルメールの絵が披露される。

数日後、アトリエの窓を拭いていたグリートに目を止めたフェルメールは、新作の構想が閃く。

肉屋の息子ピーター(キリアン・マーフィー)と親しくなっていたグリートは、久しぶりに会った両親に彼を紹介する。

新作を描き始めたフェルメールは、グリートに優しく接し始め、絵の具の調合を教える。

ある日グリートは、フェルメールの新作に描かれた椅子が気になり、それを移動させてしまう。

その後、絵を確かめたグリートは、椅子が消されていたことを知り喜ぶ。

グリートを嫌うフェルメールの娘コーネリア(アラキーナ・マン)は、母カタリーナの櫛を隠して、それをグリートが盗んだことにする。

しかし、フェルメールがそれを疑い櫛を見つけ、コーネリアは罰を受ける。

マーリアファン・ライフェンを呼び、絵の注文を受けることになり、彼がグリートをモデルに使うという噂が町に流れる。

ピーターは、人々の視線を気にするグリートに、主人に深入りするなと忠告する。

フェルメールは絵を描き始め、集団肖像画のモデルにしないことをグリートに約束する。

グリート自身を描くことを彼女に伝えたフェルメールは、筆をとるものの思うようにイメージできない。

フェルメールは、カタリーナの耳飾をグリートにつけさせようとするが、彼女はそれを拒む。

カタリーナは夫とグリートの関係を疑い、同じことを考えるファン・ライフェンは、絵の代わりに彼女の体を求め乱暴しようとする。

それを拒んだグリートは、絵を早く完成させたいマーリアから、カタリーナの耳飾りを渡されて、フェルメールの望み通りモデルになるよう指示する。

フェルメールに手伝ってもらい、耳飾りのピアスをつけたグリートは、モデルを終えた後ピーターの元に向かい愛し合い求婚される。

我慢の限界に達したカタリーナはアトリエに押し入り、フェルメールに拒まれながらも、グリートが耳飾りをした絵を確認して取り乱す。

カタリーナは絵を傷つけようとするがフェルメールに阻止され、グリートを追い出してしまう。

ファン・ライフェンは絵を受け取り、思いを巡らせる。

その後、タンネケはグリートを訪ね、フェルメールから預かったものを渡す。

それは耳飾りだった。
__________

真珠の耳飾りの少女(青いターバンの少女)”1665年頃。
現在”マウリッツハイス美術館”(デン・ハーグ)所蔵。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

1665年、ネーデルラント連邦共和国デルフト
事故で失明した父親にに代わり家計を支えることになった少女グリートは、画家ヨハネス・フェルメールの家の使用人となる。
フェルメールは、パトロンのファン・ライフェンから絵の注文を受けて新作をイメージする。
グリートと接することはほとんどなかったフェルメールは、彼女と距離を縮めながら新作を描き始める。
やがてグリートに特別な感情を抱き始めたフェルメールは、彼女に絵の具の調合を教え助手にするが、妻カタリーナが二人の関係を疑い始める・・・。
__________

一枚の名画を巡る、その誕生秘話という設定が実に興味深く描かれている。

絵のモデルはフェルメールの娘であるという説もあるが、事実はともかく、時代背景を伝えるセットや衣装なども含め、実に雰囲気のある作品に仕上がっている。

第76回アカデミー賞では、撮影・美術・衣装デザイン賞にノミネートされた。

画家、絵画が主題のドラマであるため、その色彩感覚や映像の美しさは注目。

フェルメールを演ずるコリン・ファースは無難な演技とも言えるが、もう一人の主人公を演ずるまだ10代のスカーレット・ヨハンソンの表情だけの演技、そして透き通るような白い肌が印象的だ。

フェルメールのパトロンであるピーター・ファン・ライフェンを演ずるトム・ウィルキンソン、少女と親交を深める肉屋の息子キリアン・マーフィー、主人公の妻エッシー・デイヴィス、その母親マーリア・シンス役のジュディ・パーフィット、使用人ジョアンナ・スキャンラン、主人公の娘アラキーナ・マンアナ・ポップルウェルなどが共演している。


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