GODZILLA Godzilla (1998) 3.31/5 (32)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

日本で生まれたモンスター”ゴジラ”のハリウッド版映画だが、核実験により突然変異で生まれた”ゴジラのような”巨大生物ということでリメイクではない。
製作総指揮、監督、原案、脚本ローランド・エメリッヒ、主演マシュー・ブロデリックマリア・ピティロハンク・アザリアジャン・レノ他共演のアクション超大作。


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■
監督:ローランド・エメリッヒ
製作:ディーン・デブリン
製作総指揮
ローランド・エメリッヒ

ウテ・エメリッヒ
ウイリアム・フェイ
原案
テッド・エリオット

テリー・ロッシオ
ディーン・デブリン
ローランド・エメリッヒ
脚本
ローランド・エメリッヒ

ディーン・デブリン
撮影:ウエリ・スタイガー
編集
ピーター・アマンドソン

デビッド・J・シーゲル
音楽:デヴィッド・アーノルド

出演
ニック・タトプロス博士:マシュー・ブロデリック

オードリー・ティモンズ:マリア・ピティロ
ビクター”アニマル”パロッティ:ハンク・アザリア
フィリップ・ローシェ:ジャン・レノ
エバート市長:マイケル・ラーナー
アンソニー・ヒックス大佐:ケヴィン・ダン
チャールズ・ケイマン:ハリー・シーラー
エルシー・チャップマン博士:ヴィッキー・ルイス
オニール軍曹:ダグ・サヴァント

アメリカ 映画
配給 トライスター・ピクチャーズ

1998年製作 138分
公開
北米:1998年5月19日
日本:1998年7月11日
製作費 $55,726,951
北米興行収入 $136,023,810
世界 $379,014,290


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
太平洋フランス領ポリネシア
日本の漁船が、正体不明の巨大生物に襲われる。

ウクライナチェルノブイリ
原子力発電所周辺を単独調査中の、”アメリカ原子力規制委員会”(NRC)所属の生物学者ニック・タトプロス(マシュー・ブロデリック)は、国務省の命令で転任させられる。

日本船の生存者の老人は、調査に訪れたフランス人、対外治安総局(DGSE)の諜報員フィリップ・ローシェ(ジャン・レノ)の質問に対し、”ゴジラ・・・”とだけ答える。

パナマ、サン・ミゲル湾。
アンソニー・ヒックス大佐(ケヴィン・ダン)率いるアメリカ陸軍調査隊は、各地の島々で巨大生物の足跡を発見し、タトプロスを呼び寄せる。

上司となるエルシー・チャップマン博士(ヴィッキー・ルイス)を紹介されたタトプロスは、フランス領ポリネシアでの日本漁船の事故も知らされる。

ジャマイカ
被害に遭った船が浜辺に打ち上げられ、ヒックス大佐らは調査に向かうが、保険会社の調査班を装ったローシェも現場に現れる。

その後も大西洋などで被害が出て、タトプロスは放射能の痕跡を見つけ、それが巨大生物の正体を暴く鍵だと考え、核実験による生物の突然変異が原因だと指摘する。

ニューヨーク
そして、巨大生物は、ついにマンハッタンに姿を現し街を破壊し始める。

タトプロスの学生時代の恋人で、テレビ・レポーター志望のオードリー・ティモンズ(マリア・ピティロ)とカメラマン、ビクター”アニマル”パロッティ(ハンク・アザリア)はそれに気づく。

アニマルは、カメラを持って生物を追いかけて映像を撮り、踏み潰されそうになりながらも難を逃れる。

ニュージャージー、軍移動指令センター。
ヒックス大佐らと共に現場に着いたタトプロスは、水に囲まれたマンハッタンが、姿を消した生物にとって絶好の隠れ場所だと指摘する。

アニマルの映像は放映され、オードリーは、スクープを自分の手柄にしようとする、上司のチャールズ・ケイマン(ハリー・シーラー)を出し抜き、独自の取材を開始する。

街中は大混乱となり、選挙を前にしたエバート市長(マイケル・ラーナー)は、事態の沈静化に奔走するが、ローシェが市長に接触し盗聴器を仕掛けて司令部の動きを探る。

タトプロスの意見で、ヒックス大佐は地下に消えたと思われる生物を、餌となる大量の魚で誘き出すが、軍隊の攻撃を物ともせず、生物は街中を破壊していく。

生物はビルの合間を逃げ回り、ヘリコプターは標的を誤り”クライスラー・ビル”を攻撃してしまう。

ケイマンの報道パスを盗み偽造したオードリーは、タトプロスに再会する。

その後、生物が妊娠していることに気づいたタトプロスは、それが、マンハッタンを巣にしようとしていることに気づく。

タトプロスが、その件を報告しに行った隙に、オードリーは彼の機材の中から、スクープに使えるビデオテープを見つけ、持ち去ってしまう。

しかし、スクープ映像はケイマンの手柄になってしまい、さらにタトプロスも、対策本部の情報を漏らした責任を取らされ、追放されてしまう。

オードリーはタトプロスに謝罪するが、彼はそれを受け入れることができないまま空港に向かう。

タクシー・ドライバーに扮し、タトプロスと接触したローシェは、自分の正体を明かし、2人は協力して”ゴジラ”と名付けられた生物の巣を捜そうとする。

アニマルは、タトプロスを追いローシェのアジトを見つけて、その後、落ち込んでいるオードリーを励まし、彼らが正しいことを証明しようとする。

兵士に扮したローシェらに同行したタトプロスは、地下に侵入して、ゴジラと遭遇する。

軍は巣を探すのを諦め、再びゴジラをセントラルパークに誘き出すが、焦って攻撃を仕掛けてしまう。

ゴジラはハドソン川に逃げ込み、攻めてきた潜水艦に相打ちさせるが、魚雷攻撃でダメージを受ける。

タトプロスとローシェは、”マジソン・スクエア・ガーデン”の中に産み付けられている、大量のゴジラの卵を発見するのだが、既に卵はふ化を始め大量の子供が彼らを襲う。

オードリーとアニマルも、その場にたどり着き襲われそうになり、ローシェの部下は次々と殺される。

タトプロス達と合流したオードリーが、イントラネットを使いテレビ中継を始め、”マジソン・スクエア・ガーデン”を早急に攻撃させるために、2人はカメラに向かう。

ヒックス大佐は直ちに攻撃命令を出し、数分以内に建物が爆破されることになる。

タトプロスらは寸前で脱出し、”マジソン・スクエア・ガーデン”は”F/A-18”のミサイル攻撃で爆破される。

その結果、子供を殺されたゴジラは怒り狂い、タトプロスらを追跡する。

タクシーに乗り、ローシェらと逃走するタトプロスは、ヒックス大佐の部下オニール軍曹(ダグ・サヴァント)の車両と出くわし、彼と無線連絡を取りゴジラの向かう場所を知らせる。

ゴジラはブルックリン・ブリッジに追い込まれ、ケーブルに引っかかり身動き取れなくなり、攻撃を受けて息絶える。

タトプロスとオードリーは寄りを戻し、ローシェは、アニマルの撮ったビデオ・テープと共に姿を消す。

そして、タトプロスはローシェからの電話を受け、ビデオ・テープはカットして返すと言われ、協力を感謝される。

しかし、全滅させたはずのゴジラの卵だったが、無傷のまま残っていた卵がふ化してしまう。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
太平洋
日本の漁船が巨大生物に襲われ、生存者はフランス対外治安総局の諜報員ローシェに”ゴジラ”という言葉を残す。
各地で被害があり巨大な足跡も見つかり、”アメリカ原子力規制委員会”所属の生物学者タトプロスが、軍調査対指揮官ヒックス大佐に呼ばれる。
しかし、巨大生物はニューヨークに上陸し街を破壊し始め、タトプロスは現場に到着し生物が妊娠していることを知る。
その後タトプロスは、”ゴジラ”と名づけられた生物が、巣を作ろうとしていることに気づく。
元恋人であるレポーター志望のオードリーと再会したタトプロスだったが、特ダネを狙う彼女は極秘テープを持ち去ってしまう。
それが報道されタトプロスは追放されてしまうのだが、彼に接触したローシェは、正体を明かして協力を約束して、ゴジラの巣を探そうとするのだが・・・。
__________

製作者も、始めからそのつもりで作ったはずなのだが、ゴジラ自体のキャラクター他を含め、ファンの不満はアメリカ国内からも出てしまい物議をかもし出した作品。

とは言うものの、北米興行収入は約1億3600万ドル、全世界では約3億8000万ドルの大ヒットとなった。

深く考えずに、純然たるアクションとして見ればかなり楽しめるし、マンハッタンを破壊する巨大モンスターと特撮は迫力十分で見応えある。

学者という設定なので仕方ないが、幼く見えるマシュー・ブロデリックがヒーロー的ではなく、やや頼りないのが気になる。

相変わらず、フランス人と言えばジャン・レノしかいないのかと思えてしまう配役も今一なのだが、彼自身は存在感のある役を好演している。

見事ラジー賞(最悪賞)を受賞してしまった主人公の元恋人で、TVリポーター志望のマリア・ピティロ、カメラマンとして大奮闘するハンク・アザリア、ゴジラとの戦いを選挙に利用する市長役マイケル・ラーナー、軍を指揮する大佐役のケヴィン・ダン、特ダネに執着するリポーター兼キャスターのハリー・シーラー、調査隊で主人公の上司となる博士のヴィッキー・ルイス、ドジな軍曹から一転、クライマックスでは、適切な報告で大佐に称えられるダグ・サヴァントなどが共演している。


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