ギャングスターズ 明日へのタッチダウン Gridiron Gang (2006) 3/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

少年院の少年達を更生させるためにフットボール・チームを結成した教官の奮闘を描く、主演ドウェイン・ジョンソンイグジビットレオン・リッピーケヴィン・ダンL・スコット・コードウェル他共演、監督フィル・ジョアノーによる実録スポーツ・ドラマ。


ドラマ(スポーツ)


スタッフ キャスト ■

監督:フィル・ジョアノー
製作
ニール・H・モリッツ

リー・スタンリー
製作総指揮
ライアン・カヴァナー

マイケル・I・ラックミル
リンウッド・スピンクス
シェーン・スタンリー

原作:ジャック・フランダース”Gridiron Gang”
脚本:ジェフ・マグワイア

撮影:ジェフ・カッター
編集:ジョエル・ネグロン
音楽:トレヴァー・ラビン

出演
ショーン・ポーター:ドウェイン・ジョンソン

マルコム・ムーアイグジビット
ポール・ハイガ:レオン・リッピー
テッド・デクスター:ケヴィン・ダン
ボビー・ポーター:L・スコット・コードウェル
ウィリー・ウェザース:ジェイド・ヨーカー
バグ・ウェンダル:ブランドン・マイケル・スミス
ダニエール・ロリンズ:ジャーニー・スモレット=ベル
ロジャー・ウェザース:マイケル・J・ペイガン
ケルヴィン・オーウェンズ:デヴィッド・V・トーマス
ジュニア・パライタ:セツ・ターセ

ケニー・ベイツ:トレヴァー・オブライアン
レオン・ヘイズ:モー
フリー:オマリ・ハードウィック
フランク・トランス:ブレット・カレン

アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ

2006年製作 126分
公開
北米:2006年9月15日
日本:未公開
製作費 $30,000,000
北米興行収入 $38,432,823
世界 $41,480,851


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

ロサンゼルス郡、”キルパトリック少年院”。
教官のショーン・ポーター(ドウェイン・ジョンソン)は、就寝中にケルヴィン・オーウェンズ(デヴィッド・V・トーマス)に襲いかかり独房に入れられたロジャー・ウェザース(マイケル・J・ペイガン)の元に向かう。

ロジャーを責めるポーターは、4年後には刑務所にいると言うロジャーの言葉を否定し、死んでいると伝える。

仲間と縁を切るようにとポーターに助言されたロジャーは、その後、街に戻る。

しかし、ロジャーは対立グループに襲われて死亡し、逃げたいとこのウィリー・ウェザース(ジェイド・ヨーカー)は仲間に銃を渡されて復讐しようとする。

施設のカウンセラーで元プロ・フットボーラーのマルコム・ムーアイグジビット)から、ロジャーが死んだこととを知らされたポーターは悲劇の繰り返しを嘆く。

ウィリーはスーパーで働く復讐の相手に銃を向けるものの、撃つことができずにその場から逃げ去る。

帰宅したウィリーは、母親を殴った愛人と争いになり射殺してしまう。

このままでは少年達の更生は望めないと考えたポーターは、彼らにうち込めるものをさせるため、フットボーラーだった経験を生かしフットボール・チームの結成を施設の委員ポール・ハイガ(レオン・リッピー)とテッド・デクスター(ケヴィン・ダン)に提案する。

母ボビー(L・スコット・コードウェル)の通院に付き添ったポーターは、チーム結成のことで励まされる。

少年院に入れられたウィリーは、対立グループのケルヴィン・オーウェンズ(デヴィッド・V・トーマス)に因縁をつけられる。

一応、提案が通ったポーターはチームのメンバーを集め、志願したジュニア・パライタ(セツ・ターセ)に対しては、自制心に欠けるという理由で許可を与えない。

陽気なバグ・ウェンダル(ブランドン・マイケル・スミス)を給水係にしたポーターは、新入りのウィリーにも声をかけ、彼がロジャーのいとこだと言うことを知り、彼まで殺したくないのでチームに入れる。

その後ポーターは、自分達との対戦を受け入れてくれる高校を探すものの、ことごとく断られる。

ある高校のコーチ、フランク・トランス(ブレット・カレン)を説得したポーターとムーアは、彼らのリーグに参加を認められる。

選手達を集めたポーターは”マスタングス”の結成を伝え、出身地域などを問わず、厳しい管理下で共同宿舎での生活を始めさせる。

シーズン終了時に勝者になることを誓ったポーターは、”Mustangs”の綴りも言えない選手達と共に厳しいトレーニングを開始する。

選手達が1週間のトレーニングに耐えた頃、ポーターはジュニアが一人でタックルマシンに向かっていることに気づく。

子供が2歳になったことをポーターに伝えたジュニアは、このまま負け犬で終わりたくないと言ってチーム入りを切望する。

ジュニアはチーム入りを許可され、その後も猛暑の中でトレーニングは続くが、ウィリーとケルヴィンは相変わらずいがみ合う。

争いを止めさせようとするポーターに、ウィリーはそれが二人だけの問題ではないことを伝えるが聞き入れてもらえない。

防具が必用であることをハイガに訴えるポーターは、殺人犯(ウィリ-)はチームに入れないはずだとデクスターに言われて苛立つ。

暑さで水が欲しいと言う選手達が、トレーニングを全員でボイコットしたため、初めて団結したことを喜んだポーターは彼らに水を与える。

その後、防具が手に入った選手達は張り切り、デクスターから1万ドルも使ったことを非難されたポーターは、それを気にせずに理解を求める。

面会の日、恋人ダニエール・ロリンズ(ジャーニー・スモレット=ベル)が来てくれたため喜ぶウィリーだったが、他の少年と言い合う。

何も変わっていないウィリーを見て気分を害したダニエールは、その場を去る。

それを気にするポーターは、ケニー(トレヴァー・オブライアン)の母親も出て行ったことに気づく。

ケニーに話を聞いたポーターは、会えばすぐ喧嘩になってしまう母親の顔を見たくないと言って涙する彼が、母親の愛に飢えていることを知り気持を理解する。

皆に家族や恋人への手紙を書かせたポーターは、ウィリーのダニエールへの思いを知る。

試合が迫り激しいトレーニングが続き、ジュニアがタックルを受けて負傷し病院に運ばれる。

幸い重傷ではなかったが、選手達はジュニアの離脱で勝ち目がないと意気消沈する。

ポーターは、全員の力を合わせれば必ず勝てると言って皆を励ます。

チームに戻ったジュニアは、常に皆のことを考えていたことを伝え、試合には出られないが共に戦うと言って仲間を激励する。

試合当日、バスで移動したチームは、負け犬でないことを証明するために戦えとポーターに檄を飛ばされ、気合を入れてフィールドに向かう。

相手の観客席は満員なのだが、マスタングスの応援はハイガとデクスターだけだった。

キックオフ直後、まずまずの出足に満足するマスタングスだったが、強豪校を相手に劣勢が続き、21対0でハーフタイムになる。

本来のプレーができない選手達の不甲斐なさに怒りを抑えきれないポーターは、我を忘れて罵声を浴びせる。

38対0の大差で敗れた選手達を見て、冷静さを失っていた自分に気づいたポーターは、反省点を残り試合に生かすことを伝えるが、ウィリーはチームを去ろうとする。

母ボビーを見舞ったポーターは、負けは自分のせいだと言って嘆く。

選手達は話し合い、皆がやめたいと言っているとデクスターはポーターに伝える。

更生につながらないことは続けられないと言うハイガも、プログラムの中止をポーターに伝える。

ところが、ジュニアの説得で選手達はトレーニングを再開し、チームは次の試合に臨む。

敗れるものの確実に進歩したことを確認したポーターは、実力を出せずに悔しがるウィリーを励ます。

翌日、防具を着けたポーターは、ウィリーを相手に練習相手になり、彼に自信をつけさせる。

次の試合、ケルヴィンのブロックで激走したウィリーのタッチダウンでマスタングスは勝利する。

ウィリーはケルヴィンに感謝し、二人はついに和解する。

母親ボビーの様態が悪化し病院に向かおうとしていたポーターは、選手達から花とカードを贈られる。

ポーターは選手達のメッセージが書かれたカードをボビーに見せて、相容れない仲だった父親も努力したと言われる。

ボビーは息子を誇りに思い、悔いのない人生だったと言って数時間後に息を引き取る。

そんな母親の話をムーアにするポーターだったが、父親のことを聞かれても語る気になれなかった。

選手達は、フットボールにより変わった心の内を家族に手紙で伝え、ダニエールから手紙をもらえないウィリーをポーターは気遣う。

それを直接届けたポーターは、ダニエールの父親が不良のウィリーと娘が近づくことを禁じていたことを知る。

ウィリーの仲間であるフリー(オマリ・ハードウィック)が面会に現れるが、それを拒まれた彼は、敵対グループのケルヴィンを徴発する。

次の試合、フリーらが見に来ていることを知ったウィリーは活躍して勝利し、マスタングスはプレイオフ出場が決まる。

ところが、ケルヴィンがフィールドに入ってきたフリーに銃撃される。

その場は騒然となり、フリーは駆けつけた警官にも発砲して射殺される。

ケルヴィンは病院に運ばれ、この事件によりプレイオフ出場は無理だと、ポーターはムーアに言われる。

自分が仲間を殺したという状況に追い込まれたウィリーは、騒ぎを起こして独房に入れられる。

独房に向かったポーターは、ケルヴィンが助かったことをウィリーに伝える。

仲間を裏切った状況になったことをチームに入ったせいにするウィリーは追い込まれるが、もう負け犬ではなくなったとポーターに言われる。

父親に罵られて育ったことで悩むウィリーに、自分も同じような境遇だと語るポーターは、彼の親に反発する気持ちを理解する。

それを忘れて許さなければ前進できないと言われたウィリーは、ポーター自身が父親を許したのかを問う。

今許したと答えたポーターは、チームの解散ついてを聞かれ、まだ分からないとしか言えない。

今回の件に関しての会合が開かれ、ポーターは、プレイオフ出場の重要性を選手達の立場から伝える。

対戦チームの安全確保に問題があると指摘されたポーターだったが、危険を防ぐことをデクスターが約束する。

保護監察局や警察の有志による厳戒態勢の中、マスタングスは初戦で大敗した相手と戦う。

ジュニアの家族やケニーの母親、そして父親に付き添われたダニエールも観戦に現れる。

回復したケルヴィンもチームに合流し、キックオフで試合は始まるが、ウィリーのタッチダウンがファールとなり認められない。

劣勢のマスタングスは14対0でハーフタイムとなり、何も語らないポーターは、選手達自身の判断で勝とうとする意志を奮い立たせる。

後半が始まり、生き返ったマスタングスは、ウィリーのタッチダウンなんどで4点差のまま残り50秒でボールを奪う。

ポーターは、敵の裏をかきケニーにロングパスのキャッチの指示を与える。

パスを受けたケニーは50ヤードをゲインし、ポーターは最後のプレイでウィリーに賭ける。

残り20ヤード、負傷を押したジュニアがフィールドに向かう。

プレイと共にタイムアウトとなり、ジュニアは二人をブロックし、ボールを受けたウィリーは相手に体当たりしながらタッチダウンを決める。

マスタングスは勝利し、ポーターは選手達と共に喜び合う。

翌週のチャンピオンシップではマスタングスは敗れるが、ポーターは選手達の戦いぶりを評価して誇りに思う。

その後、選手達は出所し施設に戻ったのは5人だけだった。

ジュニアは家具会社に勤めて家族と共に暮らし、ケルヴィンは傷が治り来年は高校でプレイすることになる。

しかし、更生できず再び少年院に戻る者もいた。

ケニーは高校に通い母親と暮らし、給水係のバグは街で撃たれて死亡し、ウィリーは奨学金を得て選手を続けている。

そしてポーターは、ムーアと共に新たなマスタングスを指揮する。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

ロサンゼルス郡、”キルパトリック少年院”。
教官のショーン・ポーターは、出所しても再犯を繰り返し、中には命を落とす少年達が多くいることを嘆く。
少年達をフットボールにより更生させることを考えたポーターは、委員のハイガとデクスターを説得する。
同僚である元プロ・フットボーラーのマルコム・ムーアの協力を得てメンバーを集めたポーターは、”マスタングス”を結成する。
そして、自分達を負け犬だと決めつけて反抗し続けることしか知らない少年達に、ポーターは容赦なく厳しく接するのだが・・・
__________

ロサンゼルス郡、”キルパトリック少年院”の実在するフットボール・チーム”マスタングス”の1990年シーズンを描いた作品。

アメリカ社会の大きな問題である少年犯罪をテーマにしたドラマなのだが、やや押しつけがましい演出と無理のある盛り上げ方が気になる。

しかし、本人が、主人公を演ずるドウェイン・ジョンソンよりも厳しいことが分かるエンドロールで流れるドキュメント映像を見ていると、映画を上回る感動のドラマが実際にあったことが証明される。

邦題とドウェイン・ジョンソン主演ということで、スポ根コメディかと思いきや、ドウェイン・ジョンソンはシリアスな演技に徹し、熱血教官を好演している。

主人公を支えるカウンセラーであり元プロ・フットボーラーのマルコム・ムーアを演ずるイグジビット、少年院の職員レオン・リッピーケヴィン・ダン、主人公の母親L・スコット・コードウェル、チームの一員ジェイド・ヨーカー、その恋人ジャーニー・スモレット=ベル、ウィリー(ジェイド・ヨーカー)のいとこで殺害されるマイケル・J・ペイガン、給水係ブランドン・マイケル・スミス、ウィリーといがみ合っていたものの和解するデヴィッド・V・トーマス、怪我をするもののチームをまとめるセツ・ターセ、ただ一人の白人少年トレヴァー・オブライアン、クォーターバックのモー、ウィリーの仲間オマリ・ハードウィック、高校のコーチ、ブレット・カレンなどが共演している。


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