ヘアスプレー Hairspray (2007) 3/5 (2)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
 ★★★☆☆

1988年に公開された、ジョン・ウォーターズの同名作品のリメイク。
ジョン・トラボルタミシェル・ファイファークリストファー・ウォーケンら豪華競演が見どころで、2002年にはミュージカル化され、
ブロードウェイで上演された。


ミュージカル


スタッフ キャスト ■
監督:アダム・シャンクマン

製作総指揮
トビー・エメリッヒ
ジョン・ウォーターズ
アダム・シャンクマン
製作
ニール・メロン
クレイグ・ザダン
原案
ジョン・ウォーターズ
マーク・オドネル
トーマス・ミーハン
脚本:レスリー・ディクソン
撮影:ボジャン・バゼリ
編集:マイケル・トロニック
音楽:マーク・シェイマン

出演
ジョン・トラボルタ:エドナ・ターンブラッド
ミシェル・ファイファー:ヴェルマ・フォン・タッスル
クリストファー・ウォーケン:ウィルバー・ターンブラッド
アマンダ・バインズ:ペニー・ピングルトン
ニッキー・ブロンスキー:トレイシー・ターンブラッド
ジェームズ・マースデン:コーニー・コリンズ
クイーン・ラティファ:“モーターマウス”メイベル・スタッブス
ブリタニー・スノウ:アンバー・フォン・タッスル
ザック・エフロン:リンク・ラーキン
イライジャ・ケリー:シーウィード・スタッブス
アリソン・ジャニー:プルーディ・ピングルトン
ポール・ドゥーリー:ハリマン・F・スプリッツァー
ジャイン・イーストウッド:Mrs.ウィムジー
ジェリー・スティラー:Mr.ピンキー
テイラー・パークス:アイネズ・スタッブス

アメリカ 映画
配給 ニュー・ライン・シネマ
2007年製作 116分
公開
北米:2007年7月20日
日本:2007年10月20日
製作費 $75,000,000
北米興行収入 $118,823,091
世界 $200,628,887


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
1962年、ボルチモア
高校生トレイシー・ターンブラッド(
ニッキー・ブロンスキー)は、歌とダンスが大好きな、ちょっと太めの陽気な女の子。

人気のテレビ番組”コーニー・コリンズ・ショー”に夢中で、番組に出演し、アイドルのリンク・ラーキン(ザック・エフロン)と踊るのがトレイシーの夢だった。

今日も、授業を終えると自宅に急行し、仲良しのペニー・ピングルトン(アマンダ・バインズ)と、テレビに飛びつくトレイシーだった。

クリーニングの仕事をするトレイシーの母エドナ(ジョン・トラボルタ)は、娘の気持ちを理解出来ず、ペニーの母プルーディ(アリソン・ジャニー)も同じ思いで、娘を家に連れ戻す。

その頃スタジオでは、番組マネージャーのヴェルマ・フォン・タッスル(ミシェル・ファイファー)が、コーニー・コリンズ(ジェームズ・マースデン)の黒人音楽嗜好に意見し、娘のアンバー(ブリタニー・スノウ)を重点的に映すよう、カメラマンに注文をつける。

そんな時トレイシーは、番組のメンバーが休暇を取るため、臨時のメンバーのオーディションがあることを知る。

トレイシーはそれに出ることを母エドナに話すが、彼女は恥をかく娘が気の毒でそれに反対する。

しかし、父ウィルバー(クリストファー・ウォーケン)は、夢を掴めとトレイシーを励ます。

オーディションに挑戦したトレイシーは、ヴェルマに振り落とされてしまい、学校に遅刻してしまい、居残り授業を受けることになってしまう。

そんなトレイシーは、居残り教室で、シーウィード・スタッブス(イライジャ・ケリー)ら、黒人生徒達のダンスの仲間に入り踊ってしまう。

たまたまそれを見たリンクは、トレイシーをパーティーに誘い、彼女は夢見心地の気分を味わう。

そして、コリンズ主催のダンス・パーティーで、トレイシーのダンスが認められ、彼女は番組に出演できることになる。

トレイシーの番組出演を見た、ウィルバーとエドナは興奮して、娘の活躍を誇らしく思う。

コリンズの行為が気に入らないヴェルマは、彼が、黒人も一緒に出演させて躍らせる考えがあることを知り激怒する。

番組内のトレイシーは大評判になり、父ウィルバーは、自分が経営する”いたずらおもちゃの店”で、”トレイシー・グッズ”を売りまくる。

番組スポンサーのハリマン・F・スプリッツァー(ポール・ドゥーリー)は、ヘアスプレーがバカ売れして大喜びする。

同じ頃、ペニーはトレイシーにシーウィードを紹介され、その後、二人は惹かれ合うようになる。

番組では、黒人のみが出演する、月一度の”ブラック・デー”という企画があった。

司会者で、シーウィードの母親”モーターマウス”メイベル(クイーン・ラティファ)も、ヴェルマの嫌がらせを受けていた。

ミス・ヘアスプレー・コンテストの投票で、アンバーと争う人気となったトレイシーには、ビッグサイズのアパレル・メーカーのオーナー、Mr.ピンキー(ジェリー・スティラー)から、イメージガールの話まで飛び込んでくる。

トレイシーに、エージェントになって欲しいと頼まれたエドナだったが、彼女は太っていることを気にして、長い間、外出もしていなかった。

エドナはトレイシーに説得され、Mr.ピンキーの店に向かい、見事に交渉役を務め、洋服も進呈される。

そして、エドナは久し振りの外出で、世の中の雰囲気を満喫するが、立ち寄ったカフェでヴェルマに出くわし、嫌味を言われてしまう。

リンクは、意地の悪いアンバーが、トレイシーに嫌がらせをするのを気にして、彼女と行動を共にするようになる。

メイベルのレコードショップで、歌い踊り楽しい時を過ごしていたトレイシーやリンクだったが、彼女の企画もヴェルマの策略で打ち切りになったことを知らされる。

トレイシーの提案もありメイベルは、テレビ局までデモ行進をすることを計画する。

その場にいたエドナは危険を感じ、リンクは番組を降ろされるの恐れそれてそれを断り、トレイシーはショックを受ける。

その頃、ヴェルマはウィルバーを誘惑し、その現場をエドナが見てしまう。

しかし、トレイシーが両親の間に入り、ウィルバーは誤解を解き、二人は愛を確かめ合い仲直りする。

翌朝、トレイシーは、番組を降ろされるのを覚悟でデモに参加し、彼女を止めに来たエドナもデモに加わる。

デモ隊は警官と揉み合いになり、抵抗したトレイシーは追われる身になってしまう。

トレイシーはペニーに助けを求めるが、彼女の母プルーディに地下室に閉じ込められてしまう。

指名手配されたトレイシーを案ずるエドナとウィルバーだったが、リンクが現れ、デモに参加しなかったことを後悔する。

ペニーも母に拘束されてしまうが、シーウィードが彼女に愛を告白してトレイシーも救い出し、彼女をメイベルの元に連れて行く。

リンクはトレイシーの部屋に案内され、彼女なしにはいられないほど夢中になっている自分に気づく。

そして翌日、ミス・ヘアスプレーコンテストが始まり、ヴェルマは不正をして娘のアンバーを優勝させようとする。

しかし、スタジオに侵入したエドナや、トレイシーに変装したウィルバーらの行動で、警備員らは惑わされる。

結果発表で、コリンズは不本意ながらアンバーの優勝を告げようとするが、そこにトレイシーが飛び入り参加する。

リンクは、アンバーを無視してトレイシーの元に向かい、ペニーやシーウィード、そして彼の妹アイネズ(テイラー・パークス)なども踊り始める。

結局、コンテスト優勝者はアイネスに決まり、コリンズは差別反対を訴え、ヴェルマは、不正をしたことがカメラの前でばれてしまいクビになる。

その後、スタジオは熱狂し、ウィルバーに促されたエドナも踊り始める。

そして、メイベルの熱唱でショーは締めくくられ、トレイシーとリンクは、愛を確かめ合う。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
歌とダンスが大好きなトレイシーは、ちょっと太めの高校生で、人気のTV番組”コーニー・コリンズ・ショー”に夢中だった。
トレイシーは、番組メンバーの応募オーディションを知り、母エドナにそれを反対されるものの、父ウィルバーの励ましで出場する。
しかし、自分の娘アンバーを贔屓する、番組マネージャーのヴェルマは、トレイシーを振り落としてしまう。
黒人の音楽を積極に取り入れようとする、番組司会者コリンズの意見も、ヴェルマの抵抗で退けられる。
そしてヴェルマは、”ミス・ヘアスプレー・コンテスト”も、アンバーを優勝させようと画策するのだが・・・。
__________

ミュージカル映画の、オープニング興行収入新記録を作り、北米で約1億1900万ドル、全世界で約2億ドルのヒットとなった。

見所は多くあるが、なんと言っても、主演のジョン・トラボルタの巨漢ママの特殊メイクで、 太っていることを何とも思っていない、天真爛漫な娘トレイシーとは対照的に、家に閉じこもりクリーニング店を営む、コンプレックスを持った女性役は最高!!!

その仕草や、はにかむ姿が何とも言えぬ可愛らしさで、クライマックスでは”豪快”なダンスも披露してくれる。

TVのダンスショーの演出なども、はちきれんばかりの若者のパワーが感じられ、1960年代初頭の雰囲気や、高校生の生活、当時の人々の趣味や嗜好などが見事に描かれている。

コメディ・ミュージカルにも拘らず、ドラマの背景には人種差別の問題があり、若者や少数の理解者が差別に立ち上がり闘う姿は、アメリカの正義を感じる。

2002年のミュージカル公開時のオーディションでは、若すぎて起用されなかったニッキー・ブロンスキーの、底抜けに明るいトレイシー役が実に愛くるしく、 小柄ながら迫力十分の歌やダンスを披露してくれる。

まるで魔女のような悪役に挑戦したミシェル・ファイファーや、娘に理解を示し自分も自由奔放に生きる父を演じたクリストファー・ウォーケンらの熱演、そして歌やダンスも新鮮で興味深い。

トレイシー(Nブロンスキー)の仲良しで、黒人少年と親交を深めるアマンダ・バインズ、ショーの司会者で、番組での人種差別撤廃を実行するジェームズ・マースデン、正に”女王” という感じの迫力でドラマのラストを飾るクイーン・ラティファ、親子でトレイシーに嫌がらせをするブリタニー・スノウ、トレイシーのダンスと勇気に次第に惹かれていくザック・エフロン、ペニー(A・バインズ)に一目惚れするダンスの達人イライジャ・ケリー、理解のないペニーの母親アリソン・ジャニー、トレイシーをイメージガールに採用する、 1988年版では、トレイシーの父親役を演じた、ベン・スティラーの実父で大ベテランのジェリー・スティラー、番組スポンサーのポール・ドゥーリー、シーウィード(E・ケリー)の妹テイラー・パークスなどが共演している。


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