ハンバーガー・ヒル Hamburger Hill (1987) 3.67/5 (3)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

ベトナム戦争下、アメリカ陸軍第101空挺師団北ベトナム軍との攻防戦”アパッチ・スノー作戦”を描く、監督ジョン・アーヴィン、出演スティーヴン・ウェバーディラン・マクダーモットドン・チードルコートニー・B・ヴァンス他共演の戦争ドラマ。


ドラマ(戦争)


スタッフ キャスト
監督:ジョン・アーヴィン

製作
マーシャ・ナサティア
ジェームズ・カラバトソス
製作総指揮:ジェリー・オフセイ
脚本:ジェームズ・カラバトソス
撮影:ピーター・マクドナルド
編集:ピーター・タナー
音楽:フィリップ・グラス

出演
テリー・イーデン:ティーガン・ウェスト
デニス・ウォーチェスター:スティーヴン・ウェバー
アダム・フランツ:ディラン・マクダーモット
ジョニー・ウォッシュバーン:ドン・チードル
ハリー・マーフィー:マイケル・ドラン
エリオット”マック”マクダニエル:ドン・ジェームズ
ポール・ガルヴァン:マイケル・A・ニックルズ
マイケル・ダフィ:ハリー・オライリー
フランク・ゲイガン:ダニエル・オーシェア
ジョー・ベレツキー:ティム・クイル
マーティン・ビーンストック:トミー・スワードロウ
エイブラハム”ドク”ジョンソン:コートニー・B・ヴァンス
レイ・モータウン:マイケル・ボートマン
ヴィンセント”アルファベッット”ラングイリ:アンソニー・バリル

アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ
1987年製作 112分
公開
北米:1987年8月28日
日本:1987年9月12日
北米興行収入 $13,839,404


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
1969年5月10日、ベトナム共和国

アメリカ陸軍第101空挺師団は、その後の10日間、937高地で激戦を繰り広げ、そこは”ハンバーガー・ヒル”と呼ばれた。
____________

187歩兵連隊第3旅団特別任務大隊所属の小隊は撤退する。

後方キャンプに向かった二等軍曹アダム・フランツ(ディラン・マクダーモット)は、一等軍曹デニス・ウォーチェスター(スティーヴン・ウェバー)らと共に移動する。

新兵のジョー・ベレツキー(ティム・クイル)、ヴィンセント”アルファベッット”ラングイリ(アンソニー・バリル)、ジョニー・ウォッシュバーン(ドン・チードル)、ポール・ガルヴァン(マイケル・A・ニックルズ)、マーティン・ビーンストック(トミー・スワードロウ)は、テリー・イーデン少尉(ティーガン・ウェスト)から軍の心得などを教えられる。

特技兵エイブラハム”ドク”ジョンソン(コートニー・B・ヴァンス)は、新兵5人に歯磨きを教え、衛生面の管理を徹底させる。

新兵達をウォーチェスターから任されたフランツは、戦地で生き抜くため方法を厳しい口調で教える。

休息中に敵の攻撃が始り、フランツは砲撃を要請する。

攻撃は収まり、フランツは、部下の一人が戦死したことをジョンソンから知らされるが、頭部が吹き飛んでいたために新兵(ガルヴァン)だということしか分からなかった。

1969年5月10日、”エイショウ・バレー”。
部隊は森林地帯で交戦し、エリオット”マック”マクダニエル(ドン・ジェームズ)が戦死する。

マックを死なせてしまったことを悔やむフランツをウォーチェスターが励ます。

その後、部隊は、937高地に残っている敵兵を掃討する命令を受ける。

5月11日。
偵察に向かおうとした部隊は攻撃を受けて戦死者を出し、小康状態のまま夜になる。

5月15日。
丘を登る舞台はようやく塹壕を占領し、ラングイリは、負傷したマイケル・ダフィ(ハリー・オライリー)を励ます。

その後、友軍機がナパーム弾爆撃を開始する。

頂上を目指す部隊だったが、味方のヘリコプターの攻撃を受けてしまう。

イーデンがそれを知らせようにと特技兵ハリー・マーフィー(マイケル・ドラン)に命ずるが、無線がつながらずに複数の兵士が死亡する。

フランク・ゲイガン(ダニエル・オーシェア)は、負傷しながら突撃したダフィに弾丸を運ぼうとするが、彼の戦死を確認する。

部隊は小休止し、自分を愛すると言う、妻からの録音されたテープのメッセージを聴いたベレツキーは心が沈む。

5月16日。
戦闘が収まり、ビーンストックは、戦争を支持することになるためにもう書かまいという恋人からの手紙が、”Dear John letter”であったためにショックを受ける。

5月17日。
丘を攻略できない部隊は従軍記者のインタビューを受け、現状を知らずにマイクを向ける相手を、フランツは痛烈に批判する。

疲労困憊し精神的にも限界に近づく兵士だったが、生き残って来たことで連帯感が生まれる。

5月18日。
雨の中、部隊は丘を登り、ゲイガンが戦死してジョンソンも銃弾を受けてしまう。

ぬかるんだ土により前進を阻まれた部隊は再び撤退し、手当てを受けたジョンソンは後方に移送されることになる。

フランツに後を任せたジョンソンは、移送用のヘリが到着するものの息を引き取る。

本部からの連絡で攻撃が手ぬるいと言われたイーデンは、ウォーチェスターにその件を話して相談する。

なぜ丘を攻略できないかをイーデンに聞かれたウォーチェスターは、こんな状況でない時に話すと言って、自分達がのけ者であることを伝える。

ウォーチェスターは、負傷して一度は帰国するものの、妻の浮気や戦争批判を浴びて再び戦場に戻ったことを話す。

5月20日。
部隊は攻撃を始め、フランツは、味方を撃つ恐れがあるものの、ビーンストックに”M60”を撃ちまくるよう命ずる。

砲撃要請を繰り返す放心状態のイーデンは、右腕を失ったことに気づかず、それを知らせたウォーチェスターが彼にモルヒネを打つ。

前方に向かったウォーチェスターを捜したフランツは、負傷した彼が現れて息を引き取るのを見届けて丘を登り、レイ・モータウン(マイケル・ボートマン)の戦死を知り動揺する。

フランツは銃剣で刺され、彼を救ったラングイリが銃弾を受けて死亡する。

這って頂上に着いたフランツは、ベレツキーとウォッシュバーンと共に、何も語らずに戦場を見つめる。

後続部隊が到着し、負傷兵は丘を下り、その様子を見守るベレツキーの目には涙が浮かび、繰り返す無線の呼びかけに彼は応答しようとしない。


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
1969年5月10日、ベトナム共和国

アメリカ陸軍第101空挺師団187歩兵連隊第3旅団特別任務大隊所属部隊は、”エイショウ・バレー”に向かう。
その後、部隊は、937高地に残っている敵兵を掃討する命令を受けて攻撃を開始する。
しかし、丘の中腹の塹壕からの反撃を受けた部隊は苦戦し、何度も繰り返す攻撃で死傷者が続出する・・・。
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初めてベトナム戦争の現実を伝えたと言われ絶賛された、「プラトーン」(1986)公開から8か月しか経っていない時期に公開された作品として注目された。

それ故に「プラトーン」の亜流ではないかと言われた作品だが、内容や構成は異なり、ベトナム戦争下で実行されたアメリカ陸軍第101空挺師団による”アパッチ・スノー作戦”の様子を淡々と描き、臨場感溢れる戦闘場面なども見事な仕上がりとなっている。

国内で高まる平和活動に関する考えが度々登場し、国民に広がる戦争を否定する雰囲気の中で命を懸けて戦わなければならない、兵士達の苦悩や空虚さを描く反戦映画となっている。

兵士が現地の慰安所の女性に日本語で語りかけたり、また女性も日本語を話したりする、少々、頭を傾げるシーンもある。

小隊を指揮する少尉ティーガン・ウェスト、その部下で、深い演技を見せる一等軍曹スティーヴン・ウェバー、アウトロー的な役柄ではあるが、人間味も見せる二等軍曹ディラン・マクダーモット、新兵ドン・チードル、特技兵のマイケル・ドランコートニー・B・ヴァンス、ハリー・オライリー、ダニエル・オーシェア、マイケル・ボートマン、軍曹ドン・ジェームズ、新兵マイケル・A・ニックルズ、ティム・クイル、アンソニー・バリルなどが共演している。


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