ハンコック Hancock (2008) 3/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

犯罪阻止のため活躍する”超人”でありながら市民から嫌われる孤独なヒーローの活躍を描く、監督ピーター・バーグ、製作、主演ウィル・スミスシャーリーズ・セロンジェイソン・ベイトマン他共演のアクション大作。


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■

監督:ピーター・バーグ
製作
アキヴァ・ゴールズマン

マイケル・マン
ウィル・スミス
ジェームズ・ラシター
製作総指揮:
イアン・ブライス

ジョナサン・モストウ
リチャード・サパースタイン
脚本
ヴィンセント・ノー
ヴィンス・ギリガン

撮影:トビアス・シュリースラー
編集
ポール・ルベル

コルビー・パーカーJr.
音楽:ジョン・パウエル

出演
ジョン・ハンコック:ウィル・スミス

メアリー・エンブリー:シャーリーズ・セロン
レイ・エンブリー:ジェイソン・ベイトマン
アーロン・エンブリー:ジェイ・ヘッド
ケネス”レッド”パーカー:エディ・マーサン
ジェレミー:ジョニー・ガレッキ
マイク:トーマス・レノン
重役:アキヴァ・ゴールズマン
重役:マイケル・マン

アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ

2008年製作 92分
公開
北米:2008年7月2日
日本:2008年8月23日
製作費 $150,000,000
北米興行収入 $227,946,274
世界 $624,386,746


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

ロサンゼルス
街中に大混乱を起こしながら、悪党を捕まえる驚異的なパワーと能力を持つジョン・ハンコック(ウィル・スミス)は、事件は解決するものの、住民の非難を受ける嫌われ者だった。

渋滞に巻き込まれ、踏み切りで立ち往生してしまったPRの専門家レイ・エンブリー(ジェイソン・ベイトマン)は、危ういところをハンコックに助けられる。

しかし、ハンコックに衝突した貨物列車は脱線して大事故となり、そのお陰で車などを傷つけられた人々は怒りを彼にぶつける。

そんな中で、レイだけが命を助けてくれたハンコックに感謝し握手を求める。

レイは、ハンコックに車ごと自宅まで送られ、彼を食事に招待する。

しかし、レイの妻のメアリー(シャーリーズ・セロン)は、迷惑そうな態度でハンコックに接する。

食事の最中も無作法で下品なハンコックに、メアリーは怒りを露にするが、息子のアーロン(ジェイ・ヘッド)は彼に興味津々だった。

レイがPRの専門家だと知らされたハンコックは、彼の勧めで自分のイメージを一新する覚悟を決め、記者会見を開き、ロサンゼルスの市民に謝罪する。

更生受刑者として刑務所に入ったハンコックは、そこに馴染めず力ずくで出所しようとするが、レイの説得で思い止まる。

献身的なレイの努力の甲斐があり、ハンコックのイメージは僅かながら向上し、メアリーも、少しずつ彼に対して心を開き始める。

ハンコックが服役中、ロサンゼルスの犯罪は増加してしまい、つい警察署長はハンコックに救援を要請する。

レイの戦略で、専用スーツに身を包んだハンコックは、人質をとった銀行強盗現場に向かい、事件を見事に解決して市民から喝采を受ける。

思惑通り、レイはハンコックをスーパー・ヒーローにすることに成功する。

生活が一変したハンコックだったが、事故をきっかけに特別な能力が身につき、記憶もなくなり、誰も友達と名乗り出ないことで、自分は相当な嫌われ者だと、彼はレイとメアリーに悲しげに話す。

それを聞いたレイとメアリーは、ハンコックを気の毒に思う。

しかし、ハンコックに同情しているように見えたメアリーは、
自分に好意を見せ始めたハンコックを投げ飛ばしてしまい、彼と同じ能力の持ち主だったことが明らかになる。

そのことはレイには秘密だというメアリーは、仕方なく自分とハンコックの過去を明かそうとする。

しかし、2人が街で暴れまわっているところをレイに見られてしまう。

メアリーはレイに、自分とハンコックが特殊なパワーを持った夫婦だということを告白する。

自分が掴んだ幸せのために、記憶を失ったハンコックには、メアリーが、天涯孤独な人生を歩ませようとしたことを知り失望したハンコックは、再び以前の彼に戻ってしまう。

酒屋の強盗を、いつものように叩きのめそうとしていたハンコックは、銃弾を受けて病院に運ばれてしまう。

メアリーに接近し過ぎたハンコックは、特殊能力を失い、生身の人間になりかけていた。

病院に、ハンコックに恨みを持つ元囚人ケネス”レッド”パーカー(エディ・マーサン)が侵入し彼を襲うが、そこにいたメアリーが銃弾を浴びてしまう。

接近しすぎたハンコックとメアリーは、互いに能力を失いかけていたため、彼女は息絶えてしまう。

しかし、ハンコックは何発もの銃弾を浴びながらも、メアリーを救うために病院を脱出し、彼女から遠ざかる。

2人は距離が離れるにしたがってパワーを取り戻し、メアリーは息を吹き返す。

1ヵ月後。
幸せな生活に戻ったレイとメアリーそしてアーロンの元に、ハンコックから電話がかかってくる。

ハンコックは、レイが構想する”世界を救う運動”のロゴ・マークを月面に描いたことを彼に伝える。

そしてハンコックは、ロサンゼルスから、遥か離れた犯罪都市ニューヨークで、レイの意思を継ぎながら悪を倒す毎日を送る。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

ロサンゼルス
ジョン・ハンコックは、犯罪阻止のために圧倒的なパワーを誇る”超人”でありながら、住民の迷惑を顧みない破壊行為や言動で嫌われ、厄介者扱いされていた。
そんなハンコックは、PRの専門家レイを助けて感謝され、彼の家に招待される。
レイの妻メアリーは、無作法なハンコックを毛嫌いする。
その後レイは、ハンコックにイメージアップに挑戦することを提案し、それに従った彼は記者会見を開き、市民に謝罪する。
そしてハンコックは、更生受刑者として、刑務所に入ることになるのだが・・・。
__________

北米だけで、1億5000万ドルの製作費を遥かに上回る約2億2800万ドルの興行収入を記録し、全世界では約6億2400万ドルの大ヒットとなった。

とてつもないパワーを持った、社会の悪を倒している男が、とんでもない迷惑男で嫌われ者という設定とアイデアがまずいい。
酒びたりで不潔な主人公の、桁外れなパワーを見せ付ける序盤の迫力映像は凄まじく、彼の、孤独の理由がわかる中盤からクライマックスでは、”人情ドラマ”のような展開も見せながら締めくくる、ピーター・バーグの凝った演出もなかなか心憎い。

人と人とが近づき、心通わせ触れ合うことで、大きな希望や力を得られるという常識を覆し、それに逆らい、お互いが遠ざかることでパワーを取り戻し、また発揮するという異色のヒーロー物語が実に斬新だ。
遠ざかった地で、心通い合う主人公らが、同じ月を見ながら、夢を語るラストも泣かせてくれる。

異端児役が良く似合う主演のウィル・スミスは、不潔で粗暴な嫌われ者として登場するのだが、イメージ一新後、正義の味方スーパーマン”的ではなく、ややオーバーだが、”天使”のように見えてくるという役どころを、彼らしい演技で好演している。

アクション映画の作風から、彼女にしては平凡な役だなと思いながら見ていると、突然スーパーウーマンに変貌するシャーリーズ・セロンの、中盤からの活躍も見所の一つで、シリアスな役からアクションまで、幅広い芸域を持つ彼女の、実力を十分の堪能できる。

冴えないPRマンのジェイソン・ベイトマンも、”世界を救う運動”をテーマに生きる、はぐれ者ハンコックの心を動かしてしまう、どこか古風な優しい好人物を熱演している。

ハンコックの命を狙う元囚人エディ・マーサン、レイ(J・ベイトマン)のプレゼンを呆れながら聞いている重役で、製作者のアキヴァ・ゴールズマンマイケル・マンも出演している。


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