電話で抱きしめて Hanging Up (2000) 3/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

電話だけが頼りの三姉妹と偏屈な父との絆を描く、製作、脚本ノーラ・エフロン、監督、出演ダイアン・キートン、主演メグ・ライアンリサ・クドローウォルター・マッソークロリス・リーチマン他共演の心温まるファミリー・コメディ。


ドラマ(コメディ)


スタッフ キャスト ■

監督:ダイアン・キートン
製作
ローレンス・マーク

ノーラ・エフロン
脚本
デリア・エフロン

ノーラ・エフロン
撮影:ハワード・アサートン
編集:ジュリー・モンロー
音楽:デヴィッド・ハーシュフェルダー

出演
イヴ・モゼール・マークス:メグ・ライアン

ジョージア・モゼール:ダイアン・キートン
マディ・モゼール:リサ・クドロー
ルー・モゼール:ウォルター・マッソー
ジョー・マークス:アダム・アーキン
パット・モゼール:クロリス・リーチマン
ジェシー・マークス:ジェシー・ジェームズ
エスター:エディー・マクラーグ
マッジ・ターナー:セリア・ウェストン
ケリー医師:ミンディ・クリスト
オマー・クナンダー:デューク・ムースキアン
オグメド・クナンダー:アン・ボートロッティ
リビー:リビー・ハドソン
アンジー:マリー・チータム

アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ

2000年製作 94分
公開
北米:2000年2月18日
日本:2000年8月26日
製作費 $60,000,000
北米興行収入 $36,037,909
世界 $51,880,044


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

ロサンゼルス
ジョン・ウェイン”ファンでもあるルー・モゼール(ウォルター・マッソー)が入院することになり、仕事に追われている長女ジョージア(ダイアン・キートン)と、女優でバカンス中の三女マディ(リサ・クドロー)に任されて、次女のイヴ・モゼール・マークス(メグ・ライアン)が父親の入院に立ち会う。

ジョージアやマディと電話をしながら、駐車場から車を出そうとしたイヴは、オマー・クナンダー医師(デューク・ムースキアン)と事故を起してしまう。

急いでいたイヴは、示談ということで話しを進めて帰宅する。

父ルーからの電話の度に気を揉むイヴに、夫ジョー(アダム・アーキン)は、気にし過ぎだと彼女に助言する。

企画・イベントのプランナーとして働くイヴは、仕事を済ませてルーの病室に向かう。

ルーは、イヴが娘だと承知しているのか、疑うような話を止め処もなくしゃべり続ける。
__________

1988年、クリスマス。
ジョージア、イヴ、マディの3人は実家に帰るが、荒れ果てた屋敷で、父ルーが歯科衛生士エスター(エディー・マクラーグ)とベッドを共にしていたのを目撃してしまう。

その後ルーは、別れた妻パット(クロリス・リーチマン)の思い出に浸り、彼女に会いたがる。

それを知ったイヴは、母パットの家を訪ねて、父の元に帰るよう説得するのだが、母はそれを拒絶する。

実家に帰ったイヴは、ドライブに行きたいと言うルーを誘いクリスマス・ツリーを買いに出かける。
__________

マディが、突然イヴの家に現れ、愛犬を彼女に預けて撮影に向かってしまう。

犬の世話に悪戦苦闘していたイヴは、病院のケリー医師(ミンディ・クリスト)からの電話に驚いてしまう。

医師から、父ルーが行方不明になったことを聞いたイヴだったが、彼は、かつて住んでいた家で発見される。

ルーは妻パットに会いたがり、娘達が無理矢理施設に入れたことを責めて取り乱してしまう。
__________

1993年、ハロウィン
イヴの息子ジェシー(ジェシー・ジェームズ)の、5歳の誕生日を兼ねたパーティーで、ルーが酔って現れて悪態をついてしまう。

憤慨したイヴは、父ルーを罵倒して、その場から追い出してしまう。
__________

ルーが軽い脳卒中の発作で倒れてしまい、死にかけている老人に手を焼くイヴは混乱してしまう。

そこに、オマーとの事故の仲介役になっている、彼の母親オグメド(アン・ボートロッティ)が現れ、彼女がイヴの悩みを聞き、優しく励ます。

さらに、オグメドはイヴの人柄が気に入り、彼女の事故費用を請求しないことを伝え、携帯電話をオフにして休養を取るよう助言をする。

イヴは、母パットが地震で死んだことにして、それをルーに伝え、彼を納得させて帰宅する。

帰宅した途端、イヴが手がける”ニクソン記念館”のイベントの会長マッジ・ターナー(セリア・ウェストン)から電話が入り、彼女は嫌気がさして、家中の電話機を片付けてしまう。

雑音から解放されたイヴは、リフレッシュしてイベントに臨む。

しかし、ゲスト講演を依頼してあったジョージアが、自分の雑誌の創刊5周年を自慢した後、面倒を見る気もない父親ルーについて語り始める。

面倒を見られないのは仕事のせいで、父親もそれを理解していると、自分を正当化しようとするジョージアに、イヴとマディは呆れてしまう。

ジョージアの講演は大喝采を浴びるが、イヴとマディは姉に食って掛かり、言い争いになってしまう。

その時、病院からイヴに電話が入り、父ルーが昏睡状態になったとが知らされる。

病院に急行した3人だったが、ジョージアとマディが、イヴの態度に腹を立てて席を外してしまう。

その後三人は、互いが求め合い、愛し合っていることを確認して和解する。

そして、一旦意識を取り戻したように見えたルーは息を引き取り、三姉妹は抱き合い悲しみをこらえる。

三人は、父ルーの死で絆が深まり、和気藹々と感謝祭の料理の準備をする。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

夫と息子と平穏に暮らす、企画・イベント・プランナーのイヴは、父ルーの入院に立ち会う。”ジョン・ウェイン”ファンで、ボケの進行するルーのことで気を揉むイヴだった。
長女ジョージアと三女マディが、父ルーのことを、自分に任せきりなのを不満に思いながら、イヴは家のことや偏屈な父の世話を続ける。
三姉妹を結びつけるのは電話だけで、忙しい最中、次々とトラブル難題の連絡が入る。
一人奮闘するイヴだったが、それほど仲が良い訳でないものの、死を目前にする父との触れ合いで親子の愛情を深め、やがて、三姉妹の絆も取り戻していく・・・。
__________

三姉妹メグ・ライアンダイアン・キートンリサ・クドローの魅力的な女優の共演が話題になり、それに加え、公開数ヵ月後に亡くなる、名優ウォルター・マッソーの遺作となった作品。

また、ダイアン・キートンの監督作品でもあり、製作と脚本を担当したノーラ・エフロンが、演出に関っている感じが随所に見えるのは、彼女との愛称も良いメグ・ライアンの熱演のせいかもしれない。

年齢不詳というか、40歳手前にして実に若々しく美しいメグ・ライアンの、キュートな魅力が生かされた作品。

演出のために、それほど出番が多くはないダイアン・キートンだが、終盤キャリア・ウーマンとしての存在感を十分に見せてくれる。

得意の、とぼけた役柄を見事にこなす、父親役ウォルター・マッソーの最後の怪演は、ファンなら涙無しでは見られない。

TVドラマの女優として雰囲気を出している三女リサ・クドローアラン・アーキンの息子で、イヴ(M・ライアン)の夫役のアダム・アーキン、息子ジェシー・ジェームズ、母親クロリス・リーチマン、ルー(W・マッソー)と付き合う女性でエディー・マクラーグ、イベントの主催者のセリア・ウェストン、イヴと事故を起す医師デューク・ムースキアン、思慮深いその母親アン・ボートロッティなどが共演している。


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