ハード キャンディ Hard Candy (2006) 3/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

ある写真家がチャットで知り合った少女の罠にはまる・・・、密室で繰り広げられる恐怖を描く、主演パトリック・ウィルソンエレン・ペイジ他共演、監督デヴィッド・スレイドによるスリラー。


スリラー/ホラー


スタッフ キャスト ■

監督:デヴィッド・スレイド
製作総指揮
ジョディ・パットン

ポール・G・アレン
製作
マイケル・コールドウェル
デヴィッド・W・ヒギンズ
リチャード・ハットン
ロザンヌ・コーレンバーグ
脚本:ブライアン・ネルソン

撮影:ジョー・ウィレムズ
編集:アート・ジョーンズ
音楽
ハリー・エスコット

モリー・ナイマン

出演
ジェフ・コールヴァー:パトリック・ウィルソン

ヘイリー・スターク:エレン・ペイジ
ジュディ・トクダ:サンドラ・オー
ジャネル・ロジャース:オデッサ・レイ

アメリカ 映画
配給 ライオンズゲート
2006年製作 104分
公開
北米:2006年4月14日
日本:2006年8月5日
製作費 $950,000
北米興行収入 $1,007,962
世界 $7,022,209


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

32歳の写真家ジェフ・コールヴァー(パトリック・ウィルソン)は、14歳の少女ヘイリー・スターク(エレン・ペイジ)とチャットで知り合い、カフェで会うことになる。

意気投合した二人は、ジェフの家に向かい、ヘイリーが作ったスクリュー・ドライバーで、二人は乾杯する。

話を弾ませ、ジェフはヘイリーをモデルに写真を撮ることになるが、彼は気分が悪くなったと言って意識を失ってしまう。

意識の戻ったジェフは椅子に縛られた状態で、ヘイリーは医学教授の父の薬で彼を眠らせたことを伝える。

ヘイリーは、少女達の写真を撮りまくり、弄んだと思われるジェフに制裁を加えようとする。

ジェフは、少女の写真は一部で、自分は風景写真がメインの仕事だと弁解するが、ヘイリーは、彼が性的異常者である証拠を見つけようとする。

隠し金庫を見つけたヘイリーは、思いついた暗証番号でそれを開け、中からジェフの特別な女性の写真を見つける。

ジェフは、近づいたヘイリーに蹴りを入れて、その隙に彼女が見つけていた拳銃を手にする。

姿を隠したヘイリーは、ジェフの顔にラップを巻き付けて失神させてしまう。

ヘイリーは、ジェフの下半身を露出させ、なぜ金庫に失踪中の女性の写真を隠していたかを問い質す。

ジェフは、女性とはカフェで出会い写真を撮っただけだと答えるが、ヘイリーは納得せずに去勢しようとする。

ヘイリーは、ジェフの元恋人ジャネル・ロジャース(オデッサ・レイ)にメールを送り、その場を立ち去ろうかなどとも語る。

取り乱すジェフは慈悲を乞うが、ヘイリーは医学書を参考にしながら。彼の睾丸を切除摘出する。

その後、ヘイリーがシャワーを浴びてる隙に、何とか拘束を逃れたジェフは、彼女に襲い掛かろうとする。

しかし、ヘイリーはスタンガンでジェフを失神させ、証拠を消して立ち去ろうとする。

ジャネルに、失踪女性殺害の犯行の自白メールを送信したヘイリーは、事件の担当刑事に成りすまし彼女を呼び出す。

ヘイリーは、ジェフを自殺に見せかけようとするが、そこに隣人のジュディ・トクダ(サンドラ・オー)が現われる。

ジェフの姪だと偽ったヘイリーは、ジュディのベビー・シッターの頼みを断るが、彼女に屋根の上にいたことなどを目撃されたことなどを知り動揺する。

自白して自殺するという段取りを聞かされたジェフは、明らかにジュディが不信感を抱き、ヘイリーには、常に不安が付きまとうことを伝える。

それに余裕を見せるヘイリーだったが、ジェフは彼女に襲い掛かる。

ヘイリーはその場を逃れ、ジェフを屋根の上で待ち構え、ジャネルを呼び寄せたことを彼に伝える。

ジェフを逃れられぬ状況に追い込んだヘイリーは、彼に自殺を促す。

ヘイリーは、ジェフに何者なのかを問われ、欲した全ての少女だと答える。

ジャネルが到着し、自殺を強要されるジェフは、女性を殺していないことと、犯人を知っていることをヘイリーに告げる。

ヘイリーも知っている、その男は自殺したことを、彼女はジェフに伝える。

秘密は守ることをジェフに約束したヘイリーは、ジェフの首にロープをかけ、彼は屋根から飛び降りる。

それを確認したヘイリーは、ジェフの死体に向かい、約束を守る気のないことをつぶやく。

そしてヘイリーは、赤いパーカーのフードを被りながら、その場から逃亡する。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

32歳の写真家のジェフ・コールヴァーは、14歳の少女ヘイリー・スタークとチャットで知り合いカフェで会うことになる。
自然な成り行きでジェフはヘイリーを家に誘うが、彼は薬入りのドリンクで眠らされてしまう。
ジェフは、椅子に縛り付けられた状態で目覚め、少女達を弄んだと思われ、ヘイリーに制裁を加えられることになる。
少女失踪事件の犯人だと断言されたジェフは、一旦、拘束を逃れるものの、ヘイリーは再び彼を失神させる。
その後、下半身を露出させられたジェフは、医学書を参考にするヘイリーに、去勢されてしまう。
知性もあり用意周到なヘイリーは、証拠を消し去り、ジェフが犯行を自白し自殺したと見せかけ、元恋人を呼び寄せるのだが・・・。
__________

少女が着ているパーカーで分かる通り、物語はグリム童話の「赤ずきん」をモチーフにしている。

エクリプス トワイライト・サーガ」(2010)をヒットさせて注目された、デヴィッド・スレイドの長編デビュー作でもある。

主な登場人物が主人公の二人だけで、殆どその会話で、緊迫感や恐怖を表現するという、役者の演技力と演出が試された作品でもあり、低予算で拡大公開もされなかったが、各映画祭などで高い評価を受けた。

主人公の隣人に目撃され、疑われていることから、自殺を強要させた少女が、そのまま逃げ延びることも考えにくいのだが、直接、彼女が手を下した訳でもなく、セリフにもある通り、罪を問われても更生プログラムを受ける程度で済むだろうという、彼女の全てを見越した考えがまた恐ろしい。

主演は、恐怖の体験の末に、自ら命を絶つ写真家を熱演するパトリック・ウィルソンなのだが、なんと言っても注目は、撮影当時17歳のエレン・ペイジで、ドラマ途中は、彼女の独壇場に近い演技を見せる。

彼女は、本作公開翌年「JUNO/ジュノ」(2007)でアカデミー主演賞候補にまでなり、最も注目されれる若手俳優として、その実力を評価されることになる。

主人公の隣人サンドラ・オー、元恋人オデッサ・レイなどが共演している。


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