ラストゲーム He Got Game (1998) 4/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

服役中の男が、バスケットボールのスター選手である不仲の息子と絆を取り戻すまでを描く、製作、監督、脚本スパイク・リー、主演デンゼル・ワシントンレイ・アレンミラ・ジョヴォヴィッチロザリオ・ドーソンジョン・タトゥーロ他共演のヒューマン・ドラマ。


ドラマ(ヒューマン)


スタッフ キャスト ■

監督:スパイク・リー
製作
ジョン・キリク

スパイク・リー
脚本:スパイク・リー
撮影:マリク・ハッサン・サイード
編集:バリー・アレクサンダー・ブラウン
音楽:アーロン・コープランド

出演
ジェイク・シャトルズワース:デンゼル・ワシントン

ジーザス・シャトルズワース:レイ・アレン
ダコタ・バーンズ:ミラ・ジョヴォヴィッチ
ララ・ボニラ:ロザリオ・ドーソン
コールマン”ブーガー”サイクス:ヒル・ハーパー
マーセル・ワイアット:ネッド・ビーティ
スパイヴィー:ジム・ブラウン
ビリー・サンデー:ジョン・タトゥーロ
メアリー・シャトルズワース:ゼルダ・ハリス
マーサ・シャトルズワース:ロネット・マッキー
クラダップ:ジョセフ・ライル・テイラー
チック・ディーガン:リック・フォックス
ババ:ビル・ナン

アメリカ 映画
配給 ブエナビスタ

1998年製作 136分
公開
北米:1998年5月1日
日本:1998年12月19日
製作費 $25,000,000
北米興行収入 $21,554,585


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

ニューヨーク、”アッティカ刑務所”。
妻を事故で死なせてしまったために服役中のジェイク・シャトルズワース(デンゼル・ワシントン)は、刑務所長のマーセル・ワイアット(ネッド・ビーティ)に呼ばれる。

ブルックリンの”リンカーン・ハイスクール”に通うジェイクの息子ジーザス(レイ・アレン)は、バスケットボールで全米注目の選手だった。

バスケットボールの大ファンである州知事は、母校の”ビッグ・ステート大学”に、ジーザスを入れようと考えていた。

それを実現させれば、刑期の大幅短縮を約束されたジェイクは、食事に薬物を入れられ、食中毒を起こしたことにされて刑務所から搬送される。

監視官スパイヴィー(ジム・ブラウン)とクダラップ(ジョセフ・ライル・テイラー)と共に街に向かったジェイクは、安宿の一室に連れて行かれる。

囚人であることに変わりはないと警告されたジェイクは、ジーザスにサインさせる同意書や現金を渡される。

ジェイクは、常に近くで監視しているとスパイヴィーに言われる。

その頃ジーザスも、NBAか大学かで選択を迫られていた。

娘のメアリー(ゼルダ・ハリス)を、学校の前で待っていたジェイクは自宅に向かう。

帰宅したジーザスは、ジェイクのことを他人呼ばわりして彼を追い払う。

ジーザスは、後見人である伯父ババ(ビル・ナン)にこの件を相談する。

ババは、契約内容を隠すジーザスに、親代わりとして育てた代償を要求する。

コートでジーザスに会ったジェイクは、母親を殺したと言って許そうとしない息子と口論になる。

ジーザスの争奪戦にうんざりするメアリーは、兄に不満をぶつけるが、噂話ばかりされる彼も同じ思いだった。

そんな二人の思いとは裏腹に、世間ではジーザスを絶賛する声が絶えない。

その夜ジェイクは、隣に住む娼婦ダコタ・バーンズ(ミラ・ジョヴォヴィッチ)の叫び声を聞いて、彼女の部屋に行き慰める。

ジーザスは、ガールフレンドのララ・ボニラ(ロザリオ・ドーソン)から、エージェントに会って欲しいと頼まれる。

コーチに呼ばれたジーザスは、1万ドルで考えを教えるように要求されるが、彼はそれを断る。

ララと共にエージェントの元に向かったジーザスは、彼の話にも乗らない。
__________

バスケットボールに関して妥協を許さなかったジェイクは、厳しすぎる指導に反発するジーザスと揉み合いになる。

ジェイクは、それを止めようとしたマーサを投げ飛ばしてしまい、彼女は頭を打ち死亡したのだった。
__________

ジーザスを呼び出したジェイクは、”ビッグ・ステート大”に入ってくれれば、自分が早く仮釈放されることを正直に伝える。

それが街に戻った理由だと知ったジーザスは不満に思うが、ララが危険な女だともジェイクに忠告される。

工科大の視察に行ったジーザスは、バスケットボール・チームのチック・ディーガン(リック・フォックス)に迎えられて、コーチのビリー・サンデー(ジョン・タトゥーロ)に会う。

ジーザスは、全てにおいて好待遇を約束すると言われ、チックから二人の女性を紹介されて楽しむ。

その頃、ララに会ったジェイクは、ジーザスの居場所を聞き出そうとして、付き添いの男を叩きのめす。

ジーザスの従兄弟コールマン”ブーガー”サイクス(ヒル・ハーパー)にも息子の居場所が分からないと言われたジェイクは、スパイヴィーとクラダップに会う。

二人に金を借りようとしたジェイクは、ダコタにそれを使うのかとからかわれる。

路上で客を取るダコタを誘ったジェイクは、彼女と愛し合う。

ジーザスは、ララがエージェントと組んでいたことに気づき彼女と別れる。

期限が迫るジェイクは焦り、ジーザスに1オン1を挑み、勝てば同意書にサインすることで勝負を始める。

ジーザスに完敗したジェイクは、あくまで自分を父親と認めない息子に別れを告げる。

その場に現れたスパイヴィーとクラダップは、ジェイクに手錠をかけて立ち去る。

その後、会見を欠席したジーザスは、”ビッグ・ステート大”の奨学金を受けることを発表して、父ジェイクに祈りを捧げる。

刑務所長ワイアットは、結果的に知事の望み通りにはなったものの、ジーザスが同意書にはサインしなかったことで、仮釈放は保留だとジェイクに伝える。

ジェイクは、ジーザスを励まし愛を伝える手紙を送り、所内で彼の活躍を見守る。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

ニューヨーク
妻を事故で死なせてしまい服役中のジェイク・シャトルズワースは、州知事の指示に従えば服役期間を大幅に短縮すると所長に言われる。
全米が注目するバスケットボールのスター選手であるジェイクの息子ジーザスを、州知事の出身校に入れる同意書にサインさせるのが条件だった。
同じ頃ジーザスは、NBA入りか進学かで悩み、大人達のマネーゲームの犠牲者となっていた。
監視官と共に街に向かったジェイクだったが、母の死で自分を恨むジーザスは、彼を父親と認めようともしない・・・。
__________

互いに背負った心の傷により、亀裂が入った親子、それに悩む父親の葛藤と、大人社会に翻弄されるのを必死にこらえる息子、両者は衝突にも至らない関係でドラマは進む。

どこにでもいる、息子に期待する父親の焦りとやるせなない思いと共に、全てを金で支配しようとする、アメリカ社会の汚点を鋭く描く、スパイク・リーの、スリリングなまでの演出は見ものだ。

全体的には見応えあるドラマなのだが、音楽が映像の邪魔をしているシーンが多いのが気になる。

最愛の息子に愛を伝えられない、苦しい立場の主人公をいつもながらに熱演するデンゼル・ワシントンは、プロ級のバスケットボールの腕前も存分に見せてくれる。

主人公の息子を演ずる、当時”ミルウォーキー・バックス”の現役選手だったレイ・アレン、その恋人ロザリオ・ドーソン、主人公の隣部屋の娼婦ミラ・ジョヴォヴィッチ、主人公の甥役のヒル・ハーパー、刑務所長ネッド・ビーティ、監視官ジム・ブラウンとジョセフ・ライル・テイラー、大学のコーチ、ジョン・タトゥーロ、主人公の娘ゼルダ・ハリス、妻のロネット・マッキー、工科大の選手リック・フォックス、主人公の義兄ビル・ナン他、NBAのスター選手も多数出演している。


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