ハズバンズ Husbands (1970) 4/5 (1)


■ 作品情報へ ■
スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★★

三人の友人同士が親友の死をきっかけに、型破りな行動を始めて人生を見つめ直すその数日を描く、監督、脚本、編集、出演ジョン・カサヴェテス、主演ピーター・フォークベン・ギャザラ他共演のドラマ。


ドラマ


スタッフ キャスト ■

監督:ジョン・カサヴェテス
製作
アル・ルーバン

サム・ショウ
脚本:ジョン・カサヴェテス

撮影:ヴィクター・J・ケンパー
編集:ジョン・カサヴェテス

出演
アーチー・ブラック:ピーター・フォーク

ハリー:ベン・ギャザラ
ガス・ディミトリ:ジョン・カサヴェテス
メアリー・ティナン:ジェニー・ラナクル
ジュリー:ノエル・カオ
パール・ビリンガム:ジェニー・リー・ライト

アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ

1970年製作 142分
公開
北米:1970年12月8日
日本:2000年3月18日
製作費 $1,000,000


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

ニューヨーク
仲のよい三人、新聞記者アーチー・ブラック(ピーター・フォーク)、広告会社勤務のハリー(ベン・ギャザラ)
歯科医ガス・ディミトリ(ジョン・カサヴェテス)は、親友スチュワートの葬儀に出席する。

やりきれない思いの三人は、夜通し飲み歩き、夜が明けて、バスケットボールや水泳で気分転換をする。

再び飲み始めた三人だったが、アーチーとガスのように吐けないハリーは疎外感を感じ、二人に絡んでしまう。

気を取り戻した三人は、ハリーの家に向かうことになり、彼は不仲の妻と争いになり、彼女を殴ってしまう。

ハリーは、アーチーらに制止されてパスポートを持ち出し、三人はそれぞれの職場に向かう。

仕事を終えた三人だったが、ハリーが突然ロンドンに行くと言い出し、アーチーとガスも、それに同行することになる。

ロンドン
雨の中、ホテルに到着して部屋を取った三人は、休息した後にカジノに向かう。

彼らはそこで、ガスがメアリー・ティナン(ジェニー・ラナクル)、アーチーがジュリー(ノエル・カオ)、そしてハリーがパール・ビリンガム(ジェニー・リー・ライト)の三人の女性と知り合いホテルに戻る。

ガスは、ギクシャクしながらもメアリーとベッドで戯れ、アーチーは、話そうとしないアジア人のジュリーに戸惑ってしまう。

翌朝、外出したガスとメアリーだったが、彼女は気分を害し姿を消してしまい、アーチーも、意味不明な言葉を発するジュリーと別れる。

ホテルに戻ったアーチーとガスは、三人の女性を部屋に連れ込んだハリーに呼ばれる。

三人と女性達は、ただ訳も無くその場を過ごす。

そして、アーチーとガスはハリーを残し帰国して、子供達への土産などを手にして家族の元に戻る。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

友人の葬儀で顔を合わせた仲のよい悪友の三人、アーチー、ハリー、ガスは、やりきれない思いでその夜、街で飲み明かす。
翌日も同様に飲んでいた三人だったが、妻と不仲のハリーだけが疎外感を感じてしまう。
三人はハリーの自宅に向かい、妻に手を上げた彼を、アーチーとガスが制止する。
それぞれの仕事に向かった三人だったが、ハリーの提案で、彼らはロンドンに向かうことになる。
現地に着いた三人はカジノに向かい、それぞれが女性を連れてホテルに戻り、現実を忘れた時間を楽しもうとするのだが・・・。
__________

ジョン・カサヴェテスが、ファミリーと言える盟友ピーター・フォークベン・ギャザラと共に、中年男性の悲哀を風刺を込めて描いた作品。

脚本を兼ねるジョン・カサヴェテス自身が、最も気に入っている作品にもあげている。

息の合った三人の様子は演技には見えず、特に、街角で小競り合いなどを映すロング・ショットなどは、ロケというより隠し撮りに近い手法であり、いかにもカサヴェテスらしいリアルな映像となっている。

何不自由のない家庭生活を送る二人に対し、夫婦間の問題を抱えるベン・ギャザラの提案で起す奇妙な行動なのだが、結局は、ある種の満足感を得られる彼を残し、帰国したピーター・フォークジョン・カサヴェテスは、家族の元に帰り現実に戻る・・・。
彼らのその表情に全てが集約された、シニカルな表現による幕切れも、シンプルではあるが実に印象的で考えさせられる。


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