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アイ・フランケンシュタイン I, Frankenstein (2014)


3.56/5 (34)

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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

フランケンシュタイン博士により創造されたモンスターが現在まで生き抜き悪魔と戦う姿を描く、監督、脚本スチュアート・ビーティー、主演アーロン・エッカートビル・ナイイボンヌ・ストラホフスキーミランダ・オットージェイ・コートニー他共演のアクション・ホラー。


スリラー/ホラー


スタッフ キャスト
監督:スチュアート・ビーティー
製作
トム・ローゼンバーグ
ゲイリー・ルチェッシ
リチャード・S・ライト
アンドリュー・メイソン
シドニー・キンメル
製作総指揮
トロイ・ラム
デビッド・カーン
原作:ケヴィン・グレイヴォー”I, Frankenstein”
脚本
スチュアート・ビーティー
ケヴィン・グレイヴォー
撮影:ロス・エメリー
編集:マーカス・ダーシー
音楽
ジョニー・クリメック
ラインホルト・ハイル

出演
アダム・フランケンシュタイン:アーロン・エッカート
ナベリアス王子/チャールズ・ワセックス:ビル・ナイ
テラ・ウェイド:イボンヌ・ストラホフスキー
リオノア:ミランダ・オットー
ズリエル:ソクラティス・オットー
ギデオン:ジェイ・コートニー
カール・アヴェリー:ニコラス・ベル
デカル:ケヴィン・グレイヴォー
ヘレク:スティーヴ・モーツァキス
ヴィクター・フランケンシュタイン博士:エイデン・ヤング
モロカイ:ブルース・スペンス
オフィア:マヘーシュ・ジャドゥ
カザイア:ケイトリン・ステイシー
バラケル:デニス・アクデニス
エリザベス・フランケンシュタイン:ヴァージニー・ル・ブルン
サルゴン:ペニー・ヒッグス

アメリカ/オーストリア 映画
配給 ライオンズゲート
2014年製作 92分
公開
北米:2014年1月24日
日本:2014年9月6日
製作費 $65,000,000
北米興行収入 $19,075,300
世界 $71,154,590


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
1795年の冬。
ヴィクター・フランケンシュタイン博士(エイデン・ヤング)によって創造されたモンスターだったが、その存在を恐れた博士に葬られる。

しかし、生き延びたモンスターは、復讐のためにフランケンシュタインの元に戻り、新妻のエリザベスを殺した。

その場から逃れ北極まで追跡されたモンスターは、凍死したフランケンシュタインを、家族が眠る墓地に埋葬した。

全てが終わったと考えたモンスター(アーロン・エッカート)だったが、それが始まりだった。

悪魔に襲われたモンスターだったが、天使の化身であるガーゴイルのカザイア(ケイトリン・ステイシー)とオフィア(マヘーシュ・ジャドゥ)が現れて悪魔を撃退す。

フランケンシュタインの死体の書物を確認し、彼に創造されたモンスターが生きていることに気づいたカザイアとオフィアは聖堂に連れて行く。

ガーゴイルの戦士ギデオン(ジェイ・コートニー)を従えて現れた女王リオノア(ミランダ・オットー)は、悪魔に襲われた理由をモンスターに尋ねる。

モンスターを殺そうとするギデオンを制止したリオノアは、彼が人間であることを確認する。

魔界の王子ナベリアス(ビル・ナイ)の手下に襲われたことをモンスターに話したリオノアは、大天使ミカエルの命令で降臨し、悪魔と戦うのが自分達の使命だと伝える。

リオノアから、戦いに加わることを提案されたモンスターは、それを断り去ろうとする。

モンスターをアダムと呼んだリオノアは、いずれ”希望”を持って生きられるだろうと伝える。

カザイアとオフィアに案内されて武器を選んだアダムは、彼らからも共に戦うことを勧められるものの、その気はなかった。

あくまでアダムを殺すべきだと主張するギデオンだったが、それを許さないリオノアから、アダムが持参していた、人間を創造する日誌をナベリアスに渡さないようにと伝える。

誰も信じられないアダムは聖堂を去り、人も悪魔もガーゴイルもいない世界の果てに向かう。

何世紀かが経ち、老いることがなかったアダムは、その間も悪魔達を倒して人間社会に向かう。

アダムは、悪魔と共にナベリアスの居場所を捜す。

”チャールズ・ワセックス”と名乗り、ビジネスマンとして成功して大富豪となり、人間界に潜伏していたナベリアスは、電気生理学者のテラ・ウェイド(イボンヌ・ストラホフスキー)とカール・アヴェリー(ニコラス・ベル)に、死者再生の研究をさせていた。

右腕のデカル(ケヴィン・グレイヴォー)に呼ばれたナベリアスは、部下のヘレク(スティーヴ・モーツァキス)から、ガーゴイル以上の手ごわい相手に襲われたという報告を受けて、捕らえもせずに逃れてきた彼を非難する。

その頃、アダムは、現れたギデオンらに捕らえられる。

マウスでの実験に成功したテラは、最終ステージについて尋ねるナベリアスに、人間で成功させるには無理があると伝える。

フランケンシュタインの例を出したナベリアスだったが、テラとカールから作り話だと言われる。

そのサンプルがあるとしたら参考になるかとテラに尋ねたナベリアスは、ヘレクが逃した相手を捜そうとする。

リオノアの元に連れて行かれたアダムは、勝手に戦ったことを非難され、街に向かわせるのは危険だと判断されて監禁される。

ナベリアスの命令を受けた最強の悪魔ズリエル(ソクラティス・オットー)は、大軍を率いて聖堂を襲撃する。

ギデオンらは立ち向かい、オフィアに拘束を解かれたアダムも敵と戦う。

攻撃を受けたオフィアとカザイアは傷を負って昇天し、ギデオンらが誘い出された間にリオノアが捕らえられる。

ヘレクを痛めつけたアダムは、リオノアが劇場にいることを突き止める。

部下に止められるものの、フランケンシュタインの日誌を持ち出したギデオンは劇場に向かう。

リオノアを捕らえたズリエルに日誌を見せたギデオンは、それをその場に置く。

そこに現れたアダムだったが、日誌を持ち去ったズリエルを追う。

医師モロカイ(ブルース・スペンス)が手に入れた死体を確認していたナベリアスは、戻ったズリエルからフランケンシュタインの日誌を受け取り、これで死んだ仲間を生き返らせることができると言われる。

その場に侵入したアダムは、地下で無数の死体が集められ、再生を待っていることを知る。

ナベリアスは、日誌をテラとカールに渡す。

アダムを捜し出すようにという、リオノアからの指示を受けたギデオンは意見するが、彼が200年もの間生き続けたのは神の意志だと言われる。

電力がない時代に、フランケンシュタインが電気ウナギを利用したことを知ったテラは、カールから、3000ボルトの電流で再生した体を逆に殺す方法があるかを問われる。

テラは、研究室に押し入ってきたアダムに日誌を渡し、そこにデカルらが現れる。

手を出すなと言うナベリアスは、ワセックスと名乗りアダムに自己紹介する。

テラも紹介したナベリアスは、アダムに研究への協力を求める。

しかし、アダムは窓を突き破って飛び降りて、その場から脱出する。

ズリエルから、アダムは日誌を読んでこの場に戻るはずだと言われたナベリアスは、物語の人物だと思っていた者が生きていたことで動揺するテラから、その理由を問われる。

テラに休息をとるよう指示したナベリアスは、アダムか日誌を取り戻したら連絡すると伝える。

日誌を読んだアダムは、それを理解するためにテラに協力を求めようとする。

それに気づいていたズリエルは、そのことをナベリアスに伝えてテラの後を追う。

テラに接触したアダムは何もしないことを伝えて、死体再生の進行状況を訊く。

ワセックスが魔界の王子だということを知らないテラに、何世紀もの間ガーゴイルと悪魔の戦いが続き、人間は滅亡に向かっていると伝えたアダムは、ある建物に身を隠す。

研究所の地下に無数の死体を集めていることを話したアダムは、ナベリアスが、自分と同じモンスターの軍団を作ろうとしているとテラに伝える。

それをテラに信じてもらえないアダムは、現れたズリエルと戦う。

ズリエルに叩きのめされたアダムは、ズリエルから、死体の統率は問題ではなく、地獄にある無数の悪魔の魂に、人の肉体を与えて蘇らせることが目的だと言われる。

魂のない自分の肉体には悪魔の魂が乗り移れると言われたアダムは、日誌を奪ったズリエルに殺されそうになる。

それを制止したテラは、調べたいことがあるので研究所に行きたいとズリエルに伝える。

日誌と死体で十分だと言われたテラは、死体では臓器の動きを分析できないと伝えてズリエルを説得する。

隠し持っていた短剣でズリエルを殺したアダムは、テラに日誌を奪うよう指示する。

テラに傷の手当てをしてもらったアダムは、ナベリアスが数で圧倒してガーゴイルを倒し、人間を支配して奴隷にして滅ぼすと伝える。

自分は8体の死体で創られたモンスターだと伝えたアダムは、それを否定するテラから、そう思っているだけだと言われる。

アダムが休んでいる間に、テラは日誌を読む。

戦いの現場でズリエルの死を確認したナベリアスは、日誌がないことを確認する。

目覚めたアダムは、フランケンシュタイン博士のことをテラに訊かれ、復讐のために妻は自分が殺し、博士の命も狙ったが凍死したことを話す。

他には悪魔しか殺していないと言うアダムに、日誌を全て読んだテラは、博士の再生方法は改良を加えれば実現できるだろうと伝える。

テラから、自分には伴侶が必要であると博士が考えていたと言われたアダムは、約束を破ったために、それを実現させたくてテラの元に向かったのだった。

カールからの連絡を受けたテラは、今直ぐに研究所を出て駅に向かうよう指示する。

研究室を離れようとしたカールは、デカルにそれを阻止される。

カールに会うために駅に向かおうとしたテラは、リオノアの元に向かうようアダムに指示し、身を守るために彼から短剣を渡される。

駅に向かったテラはカールに会うが、デカルに捕らえられる。

リオノアの元に向かったアダムは日誌を渡したことを責めて、ナベリアスが悪魔を復活させることを伝える。

魂のない肉体を利用すると言うアダムは、ナベリアスは死体を再生させる方法を探して自分を捕えようとしたと話す。

無数の死体を見たと言うアダムは、焦るリオノアに、自分には人間の味方ができたことを伝える。

その科学者を守らねばならないと言うアダムは、自分と彼女を逃がせば敵の居場所を教えるとリオノアに伝えて、それを約束してもらえる。

それをギデオンに批判されたリオノアは、日誌をに手に入れたらアダムを殺すよう指示する。

テラの元に向かったアダムは、その場にあった日誌を手に入れる。

アダムは、追ってきたギデオンに襲われるものの彼を倒す。

リオノアは、ギデオンが昇天したことを知る。

駅に向かい、テラに渡した短剣を見つけたアダムは彼女を捜す。

研究所に連れて行かれたテラは、ワセックス(ナベリアス)に正体を知っていると伝えて、協力を拒み死んだ方がましだと伝える。

ナベリアスはカールを殺し、再生させたいのなら方法を教えるようテラに指示する。

カールの死体を利用してテラが実験を始めたため、モロカイが準備していた地下の無数の死体の再生が始まる。

日誌を燃やしたアダムは、ガーゴイルに襲われながら研究所に向かい、リオノアらを誘導する。

現れたデカルらに襲い掛かったアダムは、その場をガーゴイルに任せて研究室に向かう。

悪魔を滅ぼしガーゴイルは人間と共に生き続けるとナベリアスに伝えたアダムは、悪魔に姿を変えた彼と戦う。

テラに役目を終えたことを伝えてアダムを叩きのめしたナベリアスは、悪魔が支配する世界を実現させるために、彼をその最初の仲間にしようとする。

地下に向かったリオノアは、悪魔が死体に乗り移るのを阻止するために、その場を破壊するよう指示する。

悪魔の魂が乗り移ったと思われたアダムだったが、それが成されなかったことを知ったナベリアスは、彼に魂があったことに気づく。

ナベリアスを倒したアダムはテラを救い出し、研究所は破壊され手地下に沈む。

アダムとテラを助けたリオノアは、その場から脱出して聖堂に戻る。

ギデオンを殺した自分を助けた理由をリオノアに尋ねたアダムは、”希望”を見つけたはずだと言われる。

テラから日誌のことを訊かれたアダムは、もう要らないと答える。

そしてアダムは、悪魔を滅ぼす戦士”アインシュタイン”として戦い続けることを誓う。


解説 評価 感想
2014年に発表された、ケヴィン・グレイヴォーのグラフィック・ノベル”I, Frankenstein”を基に製作された作品。

*(簡略ストー リー)
1795年にフランケンシュタイン博士により創造されたモンスターは、その存在を恐れた博士に葬られるものの生き延びる。
復讐のために博士の妻エリザベスを殺したモンスターは、自分を追跡して凍死した博士を葬る。
そこに現れた魔界の王子ナベリアスの手下に襲われたモンスターは、天使の化身ガーゴイルに救われ、女王リオノアの元に連れて行かれる。
リオノアからアダムと呼ばれたモンスターは、共に悪魔と戦うことを提案されるものの、それを拒み旅立つ。
200年間、老いることなく生き続けて悪魔を倒したアダムは、ビジネスマンとして成功して大富豪となり人間界に潜むナベリアスの居場所を捜す。
しかし、ガーゴイルに捕らえられたアダムは、勝手な行動をリオノアに非難される。
死者再生の実験を科学者のテラにさせていたナベリアスは、フランケンシュタインの日誌を手に入れて、それを成功させようとするのだが・・・。
__________

アンダーワールド」シリーズで知られるケヴィン・グレイヴォーのグラフィック・ノベルを基に製作された作品で、彼は、監督のスチュアート・ビーティーと共に脚本も担当し、更には魔界の王子ナベリアスの右腕役で出演もしている。

ヴィクター・フランケンシュタイン博士が創造したモンスターが現代まで生き続け、天使の化身ガーゴイルと共に悪魔と戦うという奇抜な発想で展開するゴシック・ホラーであり、VFXを多用したアクションとしても楽しめる作品。

現代の人間界に200年以上前に創造された人造人間のモンスターが登場するという設定であるため、主人公を熱演するアーロン・エッカートのメイクなどは地味であり、人間に近い容姿となっている。
そのためいまいち迫力に欠ける感じはするものの、ダークなイメージを貫く映像や描写に手抜きはない。

ハリウッド資本が参加したオーストリア映画ということで、撮影もほとんどがオーストリアで行われた。

アンダーワールド」シリーズにも出演した、雰囲気ある演技で魔界の王子ナベリアスを演ずるビル・ナイ、彼に雇われる電気生理学者で、死体再生の実験をする科学者でありながら後半は主人公の協力者となるイボンヌ・ストラホフスキー、天使の化身ガーゴイルの王女ミランダ・オットー、その部下である戦士のジェイ・コートニー、ナベリアスの部下ソクラティス・オットー、死体再生の実験をする科学者ニコラス・ベル、ナベリアスの右腕で原作者のケヴィン・グレイヴォー、悪魔のスティーヴ・モーツァキスヴィクター・フランケンシュタイン博士のエイデン・ヤング、その妻ヴァージニー・ル・ブルン、ナベリアスに雇われている医師ブルース・スペンス、ガーゴイルのマヘーシュ・ジャドゥケイトリン・ステイシーデニス・アクデニスなどが共演している。


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