アメージング・ハイウェイ60 Interstate 60: Episodes of The Road (2002) 3.04/5 (25)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

将来に迷う青年が願いを叶えるために様々な体験をしながら旅を続ける姿を描く、主演ジェームズ・マースデンゲイリー・オールドマンクリス・クーパーアン=マーグレットクリストファー・ロイドマイケル・J・フォックスカート・ラッセル他共演、製作、監督、脚本ボブ・ゲイルファンタジー・コメディ。


ファンタジー


スタッフ キャスト ■

監督:ボブ・ゲイル
製作
ニール・キャントン

アイラ・デューチマン
ボブ・ゲイル
ピーター・ニューマン
製作総指揮:ジェイ・ファイアストーン
脚本:ボブ・ゲイル

編集:マイケル・ファラボリータ
撮影:デニス・マロニー
音楽:クリストフ・ベック

出演
ニール・オリヴァー:ジェームズ・マースデン

O.W.グラント:ゲイリー・オールドマン
リン・リンデン:エイミー・スマート
ボブ・コーディ:クリス・クーパー
ジェームズ夫人:アン=マーグレット
レイ:クリストファー・ロイド
ベイカー:マイケル・J・フォックス
アイヴス:カート・ラッセル
ダニエル・オリヴァー:ジョン・ボージェス
ローラ:エイミー・ジョー・ジョンソン
スーザン・ロス:レベッカ・ジェンキンス
ヴァレリー・マケイブ:デボラ・オデル

アメリカ 映画
配給 Samuel Goldwyn Films

2002年製作 116分
公開
北米:2002年
日本:未公開
製作費 $7,000,000


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

あるバーで大学生が、願いを叶えるキャラクターがアメリカにはいないという話をしていたが、その場にいた男性は彼らの席に座り、”O.W. グラント”がいると答える。

州間道路60号でグラントに会ったことがあるという男性は、神出鬼没のグラントは、瞬間的に願いを叶えることなどを話す。

大学生達は地図を見ながら60号がないことなどを話し、冗談だったのだろうということで納得する。

赤い蝶ネクタイに猿のパイプをくわえ、自転車に乗っていたO.W.グラント(ゲイリー・オールドマン)は、駐車中のベイカー(マイケル・J・フォックス)が車のドアを開けたため、衝突して転倒する。

ベイカーは倒れたグラントを助けるが、自転車はトラックに轢かれてしまう。

ベイカーの携帯電話も壊れてしまい彼は憤慨し、起きたことがなかったことになればいいと興奮する。

それを聞いたグラントは、時間を元に戻しベイカーが車の外に出るのを見届けるが、彼はトラックに轢かれてしまう。

ミズーリ州、セントルイス
22歳の誕生日を迎えた絵に興味を持つニール・オリヴァー(ジェームズ・マースデン)は、父ダニエル(ジョン・ボージェス)が決めた法科大への進学や将来についての疑問を抱いていた。

レストランで、家族や恋人と共に誕生日を祝ったニールは、ウエイターのグラントから、ケーキのろうそくを持っていれば願いはかなうと言われる。

父ダニエルからBMWのコンバーチブルの新車をプレゼントされても、自分の意思を無視され、それを迷惑に思うニールを見て、グラントは、彼の頭の上にバケツを落下させてしまい、ニールは病院に運ばれる。

目覚めたニールは、風変わりな医師レイ(クリストファー・ロイド)と話していたが、彼は突然、姿を消す。

退院したニールは、父ダニエルに法科大のことで意見するものの受け入れられない。

友人や恋人と中華料理を食べていたニールは、直ぐに消えてしまったものの、フォーチュン・クッキーに”10月15日”と法科大の奨学生面接の日が書かれていたことを気にする。

そんな時ニールは、夜のバイト先で夢にでてきていた女性(エイミー・スマート)がモデルをする広告看板を見つける。

しかし、その広告が見えるのはニールだけで、それに書かれた番号を参考に電話し、あるビルに向かった彼は、その場でレイに会う。

レイはニールに小包を渡し、”ロビン・フィールズ”にそれを届けるよう指示する。

ニールはレイを不審に思うが、彼が自分のことを全て知っているため驚き、彼の話を聞く。

レイは、州間道60号を使い10月2日までに小包を届けるよう、契約書にサインさせて血判まで押すようニールに要求する。

ニールは、60号が存在しないために戸惑いながら、とりあえず荷物をまとめて道を探す。

再び看板が現れ、女性が”ロビン・フィールズ”ではないかと考えたニールは、その指示に従い車を走らせる。

ヒッチハイクするグラントを乗せたニールは、誕生プレゼントで8ボールを受け取り、それがナビゲーターであることを知り60号に向かう。

街道を走り続け、ついに60号を見つけたニールは喜び、暫くしてレストランに立ち寄る。

そこに、中年男性が現れ(冒頭のバーと同一人物)、大量の注文をしたために、それを食べれるかで賭けが始まる。

男性は注文したものを完食し、彼に賭けたニールも現金を受け取る。

以前願い事をした男性は、胃にブラック・ホールができてしまい、以後、何を食べても必ず他人に払ってもらえるようになったことを、グラントの顔を見ながらニールに話す。

その場にいた保安官は、ニールがグルだったと言って疑い金を奪い返す。

ニールとグラントはその場を去り、暫くしてヒッチハイカーのローラ(エイミー・ジョー・ジョンソン)を乗せる。

運転中のニールは、ローラに迫られたため彼女を降ろす。

その後、家出した息子を捜しているスーザン・ロス(レベッカ・ジェンキンス)を車に乗せたニールは、グラントと別れる。

ドラッグが合法の町バントンに着いたニールとスーザンは、あるクラブで彼女の息子を見つけるが追い返される。

警察に連行された二人は、警部アイヴス(カート・ラッセル)に特殊な町の現状を知らされる。

町に残っても息子に嫌われていると言って悩むスーザンは、アイヴスから渡されたドラッグを吸いハイになってしまう。

アイヴスにドラッグを勧められたニールはそれを断り、町を出て、ボブ・コーディ(クリス・クーパー)という男性を報酬がもらえる条件で車に乗せる。

ガソリンスタンドで、働く代わりに食べ物を求められたボブは、相手の男とトラブルになる。

余命宣告を受けた癌患者だというボブは、死など恐れないと言って、シャツの下に隠してあった爆弾を見せてスイッチを入れる。

ナイフを手にしていた男は仕方なくボブの指示に従い、彼の言っていることが嘘かどうかは別にして、ニールはボブが気に入る。

レンバーグ銀行でボブを降ろし別れたニールは、贋作美術館を訪れて、館長のジェームズ夫人(アン=マーグレット)に歓迎される。

ニールは、実はこの場にある世界各国の名画が本物であることを知り、グラントの肖像画も確認して、刺激を受けて旅を続ける。

ニールは分かれ道で、憧れの看板の女性リン・リンデンに会うための道を選ぶ。

その後ニールは、法律の町モアローでいきなり召喚状を受け取り、弁護士ヴァレリー・マケイブ(デボラ・オデル)を雇う。

レイとの契約が果たせない状況になったニールは、逃亡の可能性があるために収監されてしまう。

リンが、別の建物に収監されていることに気づいたニールは、ボブの助けを求めようとする。

審問が始まり、法廷が全てでっち上げだと知ったボブは、爆弾を見せて裁判長他を脅し、ニールの訴えは取り下げられる。

その後、リンに対面できたニールは、彼女が乱暴な言葉を吐き、思っていたような女性でないことを知り驚く。

しかし、それはリンの芝居で、安心したニールは彼女と共に楽しい時を過ごす。

ニールは、素敵な男性に会えることをグラントに頼んだリンが、結局、牢屋で1年も待つことになったことを知る。

リンが完璧なパートナーだと分かったニールは喜び、二人は町を離れる。

ニールがダンバーに向かうことを知ったリンは、その場に行く者に会ったら開けるように言われ受け取った、グラントからの手紙を確認する。

それには行くなと書いてあり、ニールは8ボールに答えを求めて、今夜でなくともいいという指示であったため、モーテルに部屋を取りリンと愛し合う。

翌朝ニールは、モーテルの絵を描いたことをリンに知らせ、危険を承知でダンバーに行くという彼女を説得する。

独りで目的地に向かおうとするニールだったが、8ボールは”戻らない”と答えていた。

ダンバーに向かったニールは、自分が、BMWに乗る包みに凶器を隠した殺人鬼に疑われる状況であることを知り焦る。

車を崖下に落としたニールだったが、同じBMWに乗った男が、警察の検問を突破しようとした爆死す姿を目撃する。

現場に向かったニールは、焼け死んだ犯人がセントルイスの法学生だと知る。

反応しなくなった8ボールを捨てて、ヒッチハイクでダンバーに向かったニールは、目的地”レインボー・クラブ”にレイがいたために驚く。

その場にいたグラントは、自分の別名が”ロビン・フィールズ”で、レイのいとこであることをニールに伝える。

包みの中身は猿のパイプで、それから出た煙で気を失ったニールは、病院で目覚める。

ニールは、その場にあった”レインボー・クラブ”からの花を見て心を決める。

父ダニエルの元に向かったニールは、車の鍵を返し、法科大にも行かず、自分の思う人生を歩むことを伝える。

自分の絵に買い手がついたことを知ったニールは、リンと泊まったモーテルの絵を、現れたグラントががコンクールに出展したことを知る。

美術本を扱うダンバー出版のリン・リンデンがニールに声をかけ、彼の絵を絶賛する。

リンは、ニールに会った気がすることを伝え、絵のシリーズ化を提案して、二人は話を弾ませる。

グラントは、その場にいたニールの妹に、誕生日が近づいているため願い事があるかを尋ね、猿のパイプをくわえる。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

ミズーリ州、セントルイス
絵に興味を持つ22歳になるニール・オリヴァーは、父親に全てを決められる人生、そして将来に疑問を抱いていた。
そんなニールの前に風変わりな男グラントが現れ、彼は、ニールの願いを叶える手助けをしようとする。
妖精だったグラントは、ニールに怪我をさせて、病院に入院した彼は、その後、不思議な体験をする。
ある日、夢に見る女性が広告看板に掲載されていることに気づいたニールは、それに書かれていた電話番号を参考にある場所に向かう。
そこには病院にいたレイがいて、彼は、ニールに小包を渡し、ある人物に届けるよう契約書にサインさせ、血判まで押させて旅立たせる。
ニールは、実際には存在しない州間道60号で目的地に向かうようレイに指示されるのだが・・・。
__________

バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズの脚本で知られるボブ・ゲイルが、製作、監督、脚本で描く意欲作であり、実力派スター競演も注目の作品。

しかし、各映画祭などでは上映されたものの、劇場公開されたとは言えない、商業ベースには乗らなかった作品でもある。

冒頭から、妖精役のゲイリー・オールドマンのくだけた演技には脅かされるのだが、その後に登場する演技派や人気スターの出演が見どころの楽しい作品には仕上がっている。

シニカルな物語に描こうとする、凝った内容に見せようとする工夫は窺えるが、意外に平凡なところが気になる。

とにかく、奥深い演技で観客を納得させる実力の持ち主である妖精役ゲイリー・オールドマンや爆弾男クリス・クーパーの、イメージを払拭した怪演は見ものだ。

様々な体験で将来の歩む道を見つける主人公ジェームズ・マースデン、主人公が追い求める女性エイミー・スマート、贋作美術館館長のアン=マーグレット、風変わりな謎の男クリストファー・ロイド、妖精と接触するビジネスマン、マイケル・J・フォックス、ドラッグ合法の町の警部カート・ラッセル、主人公の父親役のジョン・ボージェス、ヒッチハイカー役のエイミー・ジョー・ジョンソン、家出した息子を捜す母親レベッカ・ジェンキンス、法律の町の弁護士デボラ・オデルなどが共演している。


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