恋するベーカリー It’s Complicated (2009) 3/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

人気ベーカリーのオーナーが離婚した夫から復縁を迫られて起きる騒動を描く、製作、監督、脚本ナンシー・マイヤーズメリル・ストリープスティーヴ・マーティンアレック・ボールドウィン他共演のロマンチック・コメディ。


ロマンチック・コメディ


スタッフ キャスト ■

監督:ナンシー・マイヤーズ
製作総指揮
イロナ・ハーツバーグ

スザンヌ・マクニール・ファーウェル
製作
ナンシー・マイヤーズ

スコット・ルーディン
脚本:ナンシー・マイヤーズ
撮影:ジョン・トール
編集
ジョー・ハッシング

デヴィッド・モリッツ
音楽
ハンス・ジマー

ヘイター・ペレイラ

出演
ジェーン・アドラー:メリル・ストリープ

アダム・シャッファー:スティーヴ・マーティン
ジェイク・アドラー:アレック・ボールドウィン
ルーク・アドラー:ハンター・パリッシュ
ハーレイ:ジョン・クラシンスキー
アグネス・アドラー:レイク・ベル
ギャビー・アドラー:ゾーイ・カザン
モス医師:ジェームズ・パトリック・スチュアート
ローレン・アドラー:ケイトリン・フィッツジェラルド
ジョアナ:メアリー・ケイ・プレイス
トリーシャ:リタ・ウィルソン
ダイアン:アレキサンドラ・ウェントワース

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
2009年製作 120分
公開
北米:2009年12月25日
日本:2010年2月19日
製作費 $85,000,000
北米興行収入 $112,703,470
世界 $219,103,655


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

カリフォルニアサンタバーバラ
10年前に離婚した、人気ベーカリーのオーナー、ジェーン・アドラー(メリル・ストリープ)と弁護士ジェイク(アレック・ボールドウィン)は、友人の結婚記念日パーティーで同席する。

一週間後の、息子ルーク(ハンター・パリッシュ)の大学の卒業式での再会を約束した二人だったが、ジェーンは、 親子ほど年の違うジェイクの再婚相手アグネス(レイク・ベル)を気にしながらその場を立ち去る。

娘ギャビー(ゾーイ・カザン)も家を出たため、ジェーンは一人暮らしになり、上の娘ローレン(ケイトリン・フィッツジェラルド)と婚約者ハーレイ(ジョン・クラシンスキー)は彼女を気遣う。

寂しい思いも束の間、ジェーンは人気ベーカリーのオーナーであるため、たちまち忙しい毎日が続く。

そんな時、ジェーンの店に自宅増築のため呼び寄せた、建築家のアダム・シャッファー(スティーヴ・マーティン)が現れる。

アダムの設計が気に入ったジェーンは、次回の打ち合わせの約束をして、歯医者と偽り整形外科に向かう。

モス医師(ジェームズ・パトリック・スチュアート)からの話を聞いただけでその場を飛び出してしまったジェーンは、不妊治療で同じビルを訪れていたジェイクとアグネスに出くわす。

ジェイクと直ぐに別れたジェーンは、その夜、友人のジョアナ(メアリー・ケイ・プレイス)、トリーシャ(リタ・ウィルソン)そしてダイアン(アレキサンドラ・ウェントワース)らを招いて夕食するうちに、誰かとデートするようけしかけられる。

数日後、ジェーンは息子ルークに会うために、ハーレイとローレン、そしてギャビーと共にニューヨークに向かう。

子供達とは別行動をとったジェーンは、今日は一人だというジェイクにバーで会い昔話などで盛り上がり、そのままベッドインしてしまう。

ジェーンは酔った勢いだったのだが、ジェイクは彼女の魅力を再確認し、その後の関係も迫ろうとする。

翌日、ルークの卒業式を終えて、家族とのひと時を過ごしたジェーンは、子供達と別れサンタバーバラに戻る。

ジョギング中に偶然アダムと出くわしたジェーンは、自宅で増築の打ち合わせを始めるが、そこにジェイクが現れる。

アダムが帰った後、ジェイクはジェーンに迫り、二人は再びベッドを共にしてしまう。

その後、ジョアナ達に雰囲気が変わったと言われたジェーンは、ジェイクの名前は出さずに、男性と浮気していることを彼女らに自慢気に話し始める。

そして、その相手が自分達が毛嫌いするアグネスの夫、つまりジェイクだと知らせ、その場は大いに盛り上がる。

再びアダムとの打ち合わせになったジェーンは、優しくて気が利く彼が離婚したことを疑問に思う。

そんな時、電話に出ないジェーンが気になり、ジェイクは彼女の家に向かう。

アダムの車があることに気づいたジェイクは、彼が帰ったことを確認して家を訪れる。

愚痴ばかりこぼす、アグネスとの生活に飽きてきたジェイクは、余生を一緒に過ごしたいことをジェーンに伝える。

精神科医に、ジェイクとのことは自然に任せるべきだと言われたジェーンは、彼をホテルに呼び出してしまう。

そのホテルで、結婚式の打ち合わせをしていたハーレイは、二人が待ち合わせて部屋に向かうのを目撃してしまい、同席していたローレルにはそれを黙っていた。

ムードを整えベッドイン寸前のジェーンとジェイクだったが、彼が、前立腺の薬のせいでめまいが起き気を失ってしまう。

医者を呼び、落ち着いたジェイクは大人しくジェーンとの時を過ごす。

そこにアダムからの誘いの電話が入るが、ジェーンはジェイクと過ごすために、それを断ってしまう。

食事の準備を整え待ち構えていたジェーンだったが、ジェイクはアグネスに迫られ外出できなくなってしまう。

翌日、ルークの帰郷と共に再び家族が集まるが、ジェーンとジェイクのことを知るハーレイは、二人を意識してしまう。

”愛人”ではいたくないことを、ジェイクに率直に告げたジェーンは、ハーレイに何を目撃したのかを問い詰める。

ハーレイは見たままの事をジェーンに告げ、彼女はローレルには話していないことを確認する。

翌日のルークの卒業パーティーで、ジェーンはアダムを招待して、彼と、ジェイクが置いていったマリファナを吸いハイになってしまう。

二人の様子を見て嫉妬したジェイクは、ジェーンのマリファナを自分も吸い、ご機嫌になり彼女とダンスを踊る。

アグネスはそれを見て気分を害し、ジェーンはアダムの付き合いもしなくてはならない。

楽しい夜を過ごしたジェーンとアダムは、彼女の店に向かい”チョコレート・クロワッサン”を作って食べ、その後、愛し合う。

翌日、全てを告白したジェイクが、アグネスと別れてジェーンの家に現れる。

ジェーンは困惑してしまうが、涙ぐむジェイクを子供達が気の毒に思い、結局、彼は居座ることになる。

その夜、ウェブ・チャットをしていたジェーンとアダムだったが、彼女がトイレに行った隙に、ジェイクが全裸でパソコンの前に横たわってしまう。

アダムがそれに気づき騒動となり、集まってきた子供達にジェイクはジェーンを再び愛してしまったことを告白する。

それをアダムもチャットの画面で知り、身勝手な両親にショックを受けた子供達は出て行ってしまい、ジェーンに復縁する気はないと言われたジェイクも去って行く。

翌日、子供達の元に向かったジェーンは、混乱させたことを謝罪して、現状の生活を続けることを伝え理解を得て、その後アダムの元に向かう。

ジェーンはアダムにも謝罪するが、彼はジェイクの愛が残っている以上、それを解決するために、自分達はプライベートでは会わない方がよいことを彼女に伝える。

その後、ジェーンはジェイクと会い、お互いに今回のことを後悔していないことで納得し合う。

そして、ジェーンの家の増築工事が始まる日、アダムは仕事を渡さずにその場に現れ、彼女を安心させる。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

10年前に離婚した、人気ベーカリーのオーナーのジェーンと弁護士の夫ジェイク・アドラーは、息子の大学の卒業式に出席したのをきっかけに、再び愛し合いベッドを共にする仲に戻ってしまう。
子供達には、それを伏せておいた二人だったが、ジェーンが遊びに考えていたのに対し、ジェイクの彼女への愛は再燃してしまう。
そんな時、同じ離婚経験者であり、ジェーンの自宅増築を担当する建築家アダムと、彼女は惹かれ合う仲になる。
それを知ったジェイクは嫉妬し、尚もジェーンに迫るのだが、事態は子供達をも巻き込んだ騒動に発展してしまう・・・。
__________

女性監督ナンバー1のヒットメイカー、ナンシー・マイヤーズが、製作と脚本を兼ねた作品で、富裕層ばかりが登場する、洒落た雰囲気で展開するストーリー。
その中で、アレック・ボールドウィンのヌード・シーンをはじめ、かなりどぎつい描写が映し出される大人のドタバタ・ラブ・ロマンスに仕上がっている。

品位に欠ける場面が多く登場するので、酷評する批評家が少なくなかったのも事実だ。

それほど大掛かりな内容ではないが、製作費に8500万ドルを投じ、興行成績は北米のみで約1億1300万ドル、全世界では約2億2000万ドルに迫るヒットとなった。

完璧なハッピーエンドではなく、やんわりとしたムードで終わるところなどナンシー・マイヤーズ作品らしい。

実際には60歳になろうかというメリル・ストリープと、それ以上のスティーヴ・マーティンの、自然な恋は違和感なく見れる。

子供達も巣立ち、第二の人生に向かい、改めて自立していく女性を、時に情熱的に、また、しっとりとした雰囲気で、メリル・ストリープは、いつもながらに完璧に演じている。

マリファナを吸うシーン以外は、殆どシリアスな演技に徹するスティーヴ・マーティンの、落ち着いた雰囲気の演技も新鮮だ。

実は、その二人よりもはるかに若いアレック・ボールドウィン(1958年生)は、肥満体の裸体の露出度が多いせいか最も老けて見えるのだが、体を張った熱演でドラマ全体を大いに盛り上げる。

主人公の長男ハンター・パリッシュ、娘ゾーイ・カザン、その姉ケイトリン・フィッツジェラルドと婚約者役のジョン・クラシンスキー、ジェイク(A・ボールドウィン)の妻役レイク・ベル、ジェーン(M・ストリープ)の親友メアリー・ケイ・プレイスリタ・ウィルソンアレキサンドラ・ウェントワース、整形外科医ジェームズ・パトリック・スチュアートなどが共演している。


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