ジェム&ホログラムス Jem and the Holograms (2015) 3/5 (26)


■ 作品情報へ ■
スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

1985~1988年に放映された、クリスティ・マークスによるテレビ・アニメ・シリーズ”Jem”を基に製作された作品。
ネット上にアップされた映像でブレイクしたソングライターの人生の探求を描く、製作、監督ジョン・M・チュウ、 主演オーブリー・ピープルズステファニー・スコットライアン・グスマンジュリエット・ルイスモリー・リングウォルド他共演のミュージカル・ファンタジー・ドラマ。


ドラマ


スタッフ キャスト
監督:ジョン・M・チュウ

製作
ジェイソン・ブラム
ジョン・M・チュウ
スクーター・ブラウン
ブライアン・ゴールドナー
スティーブン・デイヴィス
ベネット・シュナイアー
製作総指揮
ジャネット・ヴォルトゥルノ=ブリル
クーパー・サミュエルソン
原作:クリスティ・マークスJem”(TVシリーズ)
脚本:ライアン・ランデルス
撮影:アリス・ブルックス
編集
ジュリアン・モウル
マイケル・トレント
音楽:ネイサン・ラニアー

出演
ジェリカ”ジェム”ベントン:オーブリー・ピープルズ
キンバー・ベントン:ステファニー・スコット
アジャ:ヘイリー・キヨコ
シェイナ:オーロラ・ペリノー
リオ・レイモンド:ライアン・グスマン
エリカ・レイモンド:ジュリエット・ルイス
ベイリー:モリー・リングウォルド
エメット・ベントン:バーナビー・カーペンター
スティーブン:ライアン・ハンセン
ピザーズ:ケシャ
ブラッド:ニコラス・ブラウン
本人:ジミー・ファロン
本人:ドウェイン・ジョンソン
本人:アリシア・キーズ
本人:クリス・プラット

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
2015年製作 118分
公開
北米:2015年10月23日
日本:未公開
製作費 $5,000,000
北米興行収入 $2,184,600
世界 $2,333,680


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
カリフォルニア州、パインビュー。
ティーンエイジャーのソングライター、ジェリカ・ベントン(オーブリー・ピープルズ)は、両親が亡くなったために、10年前に妹のキンバリー(ステファニー・スコット)と共に叔母のベイリーに預けられていた。

ジェリカとキンバーは、ベイリーの二人の里子シェイナ(オーロラ・ペリノー)とアジャ(ヘイリー・キヨコ)と共に育った。

ある日、家の返済が払えないため30日以内に立ち退かなくてはならないことを知ったジェリカは、ベイリーと共に対策を考える。

そんなジェリカは、自分とは知られないようにメイクをして歌い動画を撮影し、それを削除しようと思いながらカメラをキンバーに渡す。

その歌と映像が気に入ったキンバーは、それをYouTubeにアップする。

公開された直後から映像の再生回数は激増し、翌朝、それをチェックしたキンバーは驚く。

謎のアーティストということで映像はネット上では話題になり、それを知ったジェリカは、勝手なことをしたキンバーに不満を訴える。

音楽プロデューサーである”スターライト”のCEOエリカ・レイモンド(ジュリエット・ルイス)からの連絡を受けたジェリカは、手放しで喜ぶ気にはなれなかった。

自分の可能性を信じるようにとベイリーから助言されたジェリカは、よく考えるべきだと言われる。

オファーには興味があるが、妹達のバンドも一緒に契約させてほしいというメッセージを、ジェリカはエリカに送る。

自分だけだという答えに対し譲らないジェリカは、全員を迎えに来るという返事をエリカから受けて安心する。

翌日、ベイリーに歓迎されたエリカはジェリカ達に会い、平凡な暮らしは捨てて新しい自分を追及してほしいと伝える。

それに手を貸すとエリカから言われたジェリカらは、故郷であるロサンゼルスに向かう。

スターライトに着いたエリカは、ジェリカらに世話係のリオ(ライアン・グスマン)を紹介する。

エリカのファッションチェックを受けたジェリカらは、イメージ・ポスターを見せられ、スタジオに向かい、衣装を身に着けてメイクなどをして、リハーサルを始める準備をする。

ハリウッド・ヒルズ
リオの車に乗り、今後、滞在することになるスターライト所有の屋敷に案内されたジェリカらは、初日の疲れで眠ってしまう。

夜中に部屋の中で光っている物体に気づいたジェリカらは、持参した亡き父エメットが作ったロボットの”シナジー”が動いていたために驚く。

シナジーは天井に映像を投影し、それが、サンタモニカ桟橋の座標を示していることが分かる。

桟橋で父と過ごした映像も確認したジェリカは、父がシナジーを完成させたいのだと気づく。

外出禁止だったために、ジェリカらはリオに気づかれないようにして、彼の車でサンタモニカ桟橋に向かう。

現場に着いたジェリカらは、シナジーが反応して映像を映し、床板の下に隠されていた何かを見つける。

”運命を切り開け”と記されていたカートリッジをシナジーにセットしたジェリカは、次の部品がある場所の座標を知り、それが”オープンエア・クラブ”というライブハウスだと分かる。

そこにリオが現れ、警察が駆けつけたために、ジェリカらは海に飛び込むよう彼から指示される。

海に飛び込み岸に上がったジェリカは、父が作ったシナジーがヒントをくれたことと、カギとなるのが”オープンエア・クラブ”だとリオに話す。

スターライトの者でも簡単には入れない場所だとリオから知らされたジェリカは、ボスのように前向きになれないのかと彼に意見する。

エリカは母親で、家業を学ぶために世話係をしているだけだと言うリオは、才能あるアーティストを育てる会社に戻したいと伝える。

それとは真逆な者達ばかりをエリカがスカウトするとリオから言われたジェリカは、自分達の曲を歌ってみせる。

翌日、記者会見をしたエリカは、ネットで話題の謎のアーティスト”ジェム”と契約し、映像は自社のサイトでのみ見れることを発表する。

リオの計らいで、ライブ会場がオープンエア・クラブに決まったことをエリカから知らされたジェリカらは、厳しいレッスンを始める。

オープンエア・クラブ。
会場に集まった者達は興奮し、ジェムのライブは始まるものの、熱狂と興奮に包まれたその場は停電してしまう。

危機を乗り越えようとしたジェリカは、携帯電話のライトでステージを照らしてほしいと観客に伝え、手拍子と足踏みを促し、その場にあったギターを弾き演奏を続けてライブを成功させる。

そのギターが父エメットの物だと気づいたジェリカは、内部に隠されていた”才能を生かせ”と記されたカートリッジを見つけ、それをシナジーにセットする。

これで完成したと考えたジェリカだったが、シナジーは何も反応をしなかった。

ジェムは一夜にしてスターとなり、人々に大きな影響を与える存在となる。

リオと話したジェリカは、分身が世間から求められていることに戸惑っていると言って悩みを伝えるものの、自分を信じるようにと励まされる。

そこに現れたエリカは、大事な商品であるジェリカに手出しすることをリオに禁ずる。

誤解だと言うリオの意見を聞こうとしないエリカは、世話係を変えることを伝えて、ジェリカには近づかないようにと命ずる。

ベイリーとネットで話したジェリカは、家の返済期限が今週末になったことを知り、何とかすることを伝える。

エリカに会い、ギャラの前払いを頼んだジェリカは、その条件としてソロになる契約書へのサインを求められる。

キンバー達を裏切れないジェリカは、断るなら代わりを探すと言われる。

誰もジェムの存在を知らないし、ジェムという名もロゴも全てスターライトの所有物だと伝えたエリカはその場を去り、ジェリカは仕方なくサインする。

ソロとなったジェリカはキンバーらに非難され、家を失いたくないからだと言っても信じてもらえない。

涙を堪えながら、ソロとしてステージに上がったジェリカは熱唱する。

父と共に暮らした家に向かったジェリカは、歩道に落書きした自分とキンバーの名前を確認する。

新しい住人が過ごす姿を見たジェリカは涙し、その場に現れたキンバーは、家族のためにしたことだと言ってソロになったことを理解する。

そこに、アジャとシェイナも現れ、ジェリカは、姉妹の絆が最も大切なことだと分かったと話す。

シナジーを完成させるために協力するとキンバーから言われたジェリカは、現れたリオにも励まされる。

歩道の文字と共に描かれた星のマークを見て、”才能を生かせ”と言う言葉がイヤリングだったと気づいたジェリカは、それがスターライトの金庫にあることをリオに伝える。

会社に忍び込むため、駐車係のブラッド(ニコラス・ブラウン)に話をつけてエリカの車のキーを借りようとしたリオは、ミュージシャン志望の彼のデモCDを彼女に渡すことを約束する。

車に乗ったリオとジェリカは、キンバーらの助けも借りて守衛に疑われることなくスターライトのビルに侵入する。

車のキーがないことを知ったエリカは、ブラッドを追及して、リオがそれを奪いスターライトに向かったことを知る。

金庫を開けたリオは、イヤリングをジェリカに渡し、その場にあった父の遺書に気づく。

エリカらが来たことに気づいたリオは、ブラッドの曲をかけて、彼女らがそれに気を取られている間にその場から逃げる。

防犯カメラの映像でリオとジェリカの姿を確認したエリカは、金庫が開いていることに気づき、遺書を持ち出す。

逃げられそうもないとリオから言われたジェリカは、ジェムの衣装に着替えたため、サインを求める警備員のスティーブン(ライアン・ハンセン)に疑われなかった。

その隙にリオも逃れて、彼と共にマンションに向かったジェリカは、二個のイヤリングを組み合わせてシナジーにセットする。

すると、父エメットのホログラムが現れ、死が近づくこと悟った彼はジェリカにメッセージを伝える。

”未知を恐れるな、運命を切り開け、才能を生かして人を励ませ”
という言葉を伝えたかったためにシナジーを作ったと言うエメットは、”彼女”は自分の遺書だと話す。

今後はどんなことでもできると言うエメットは、自分の道を歩むようにと助言し、最高傑作はシナジーではなくジェリカとキンバーだと伝える。

いつも傍にいると言うエメットは、そこに現れた幼いジェリカを抱きしめながら、現在のジェリカに向かい愛していることを伝える。

自分も愛していると伝えたジェリカは、エメットがいつも吹いていた口笛に応える。

その後ジェリカは、自分が誰か知らせる影像を撮り、キンバーらを紹介する。

それをアップして皆に知らせようとしたジェリカだったが、今夜の最後のライブで観客を魅了することを決意して、影像を消去する。

自分の曲で励まされたという若間達からの映像メッセージを確認したジェリカは、ステージに上がる準備をする。

現れたエリカから契約の件を問われたジェリカは、ソロを続けることを拒む。

スターライトを継ぐ決定権は自分にあるという父の遺志をエリカに伝えたリオは、遺書の写しがないことに気づいた彼女をその場から追い払う。

会場に駆けつけていたベイリーから皮肉を言われたエリカは、その場を去る。

ベイリーに励まされたジェリカはキンバーらと共にステージに上がり、ジェムの正体は、何かを表現したいと思っている、その勇気がほしい、夢の実現を望む者であり、それは皆だと伝えて歌い始める。

ローリング・ストーン”の記者から表紙に使いたいと言われたリオはバンド名を訊かれ、”ジェム&ホログラムス”と答える。

演奏を終えたジェリカは、リオに駆け寄りキスする。

立入禁止の倉庫に向かったエリカは、かつて契約を切ったパンク・グループ”ミスフィッツ”のリーダー、ピザーズ(ケシャ)らに会い、リオと恋に落ちたジェムへの復讐を誓う。


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
カリフォルニア州、パインビュー。
ティーンエイジャーのソングライター、ジェリカ・ベントンは、両親を亡くし、妹のキンバーと共に、10年前から叔母ベイリーの家で彼女の里子であるアジャとシェイナと共に暮らしていた。
家の借金返済期限が迫り、それに悩むベイリーの苦労を知ったジェリカは対策を考える。
そんな時ジェリカは、キンバーが勝手にネット上にアップした自分が歌う映像が爆発的な再生回数を記録したことを知る。
音楽プロデューサーでスターライトのCEOのエリカは、ジェリカに連絡してキンバーのバンドと共に契約する。
”ジェム”として売り出されることになり注目を浴びるジェリカは、亡き父エメットが作ったロボット”シナジー”が動き出したことに気づき、それを完成させるためのヒントを与えられるのだが・・・。
__________

1980年代に放映されたテレビ・アニメ・シリーズの映画化で、平凡なティーンエイジャーのソングライターが、アップされた映像で一夜にしてスターとなり、様々な体験により人生の歩むべき道を見つけるまでを描く作品。

ドラマのキーポイントになる、主人公の父親が遺したロボットの存在と描写がファンタジックであり、幼くして両親を亡くした姉妹の、父の遺志の探求を描く内容に音楽シーンがふんだんに盛り込まれている。

爆発的な再生回数が記録されるような才能には見えない主人公のパフォーマンスやファッションのインパクトが今一で、脚本や演出も単調であり、残念ながら酷評されてしまった作品で、拡大公開されたもののわずか3週間で打ちきりになってしまった。

見所と言えば、1980年代に一世を風靡したティーンのアイドルだったモリー・リングウォルドが、年齢を重ね、いい雰囲気で主人公の叔母を演じているのがファンにはたまらなく嬉しい。

熱演はするものの、社会現象を巻き起こすほどの存在には思えないのが残念なオーブリー・ピープルズ、その妹ステファニー・スコット、叔母モリー・リングウォルドの里子ヘイリー・キヨコオーロラ・ペリノー、音楽プロデューサーのジュリエット・ルイス、その息子で主人公らの世話係ライアン・グスマン、主人公の父親バーナビー・カーペンター、スターライトの警備員ライアン・ハンセン、パンクロック・グループのリーダー、ケシャ、駐車場係ニコラス・ブラウン、そして本人役でジミー・ファロンドウェイン・ジョンソンアリシア・キーズクリス・プラットなどが共演している。


スポンサードリンク
ウェブ・ムービー・シアター

ウェブ・ムービー・シアター