理由 Just Cause (1995) 3/5 (2)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

死刑反対論者である大学教授が死刑囚の殺人事件に疑問を抱きながら、家族と共に仕組まれた陰謀に巻き込まれるていく姿を描く、主演ショーン・コネリーローレンス・フィッシュバーンケイト・キャプショーケイト・キャプショーエド・ハリス他共演、監督アーネ・グリムシャーによるサスペンス。


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト ■

監督:アーネ・グリムシャー
脚本
ジェブ・スチュワート

ピーター・ストーン
原作:ジョン・カッツェンバック
撮影:ラホス・コルタイ
編集
ウィリアム・M・アンダーソン

アルメン・ミナジャン
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード

出演
ポール・アームストロング:ショーン・コネリー

タニー・ブラウン:ローレンス・フィッシュバーン
ローリー・プレンティス・アームストロング:ケイト・キャプショー
ボビー・アール:ブレア・アンダーウッド
ブレア・サリヴァン:エド・ハリス
T・J・ウィルコックス:クリストファー・マーレイ
エヴァンジェリン:ルビー・ディー
ケイト・アームストロング:スカーレット・ヨハンソン
ドロレス・ロドリゲス:リズ・トーレス
刑務所所長:ダニエル・J・トラヴァンティ
マクネアー弁護士:ネッド・ビーティ
フィル・プレンティス:ケヴィン・マッカーシー

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ

1995年製作 102分
公開
北米:1995年2月17日
日本:1995年6月
北米興行収入 $36,853,222


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

1986年、フロリダ州、オチョピー
地元警察のタニー・ブラウン(ローレンス・フィッシュバーン)とT・J・ウィルコックス(クリストファー・マーレイ)は、少女暴行殺人の罪で、ボビー・アール(ブレア・アンダーウッド)を逮捕して暴行を加え犯行を自供させる。

8年後。
講演中の死刑反対論者である、ハーバート大学法学部教授ポール・アームストロング(ショーン・コネリー)の元に、ボビーの祖母エヴァンジェリン(ルビー・ディー)が現れる。

死刑囚のボビーからの手紙を、アームストロングに手渡したエヴァンジェリンだったが、彼は協力を拒んでしまう。

帰宅したアームストロングは、その手紙を見た妻のローリー(ケイト・キャプショー)に、信念のために闘うべきだと、ボビーの手助けをするよう説得される。

仕方なく、アームストロングはエヴァンジェリンの話を聞き、ローリーと共に彼女の故郷でもあるフロリダに向かう。

義父フィル・プレンティス(ケヴィン・マッカーシー)の新聞社に向かったアームストロングは、資料係のドロレス・ロドリゲス(リズ・トーレス)を紹介される。

アームストロングは、早速、ボビーが関係したと言われる事件を調べ始める。

刑務所でボビーに面会したアームストロングは、コーネル大の学生でもあった彼の知性を確認する。

ボビーは、ブラウンに丸一日近く拷問を受けた末に、犯行を自供したことをアームストロングに話す。

その後、アームストロングは、被害者の少女を司法解剖した医師を訪ね、その報告などに疑問を抱くようになる。

ウィルコックスにも会ったアームストロングは、彼から取調べ中の暴力行為を否定される。

ボビーの弁護を担当したマクネアー(ネッド・ビーティ)は、町中が少女への悲しみで苦しむ中、当時の状況からして、彼を無罪にした場合、自分がどんなことになったかを語るだけだった。

調査報告などを調べ、さらに疑問を抱いたアームストロングは、彼を待っていたブラウンと共に犯行現場に向かい、犯人の非情な手口を知らされる。

そのこともあり、娘のケイト(スカーレット・ヨハンソン)のことが気になったアームストロングは、彼女に電話をして声を聞き安心する。

その後、アームストロングは何者かに嫌がらせを受けて、ブラウンは彼を、何とかして追い払おうとする。

確かな証拠が見つかるまでは帰れないと、アームストロングは言い張るが、ボビーには誘拐の前科があり、彼の言うような拷問はしていないとブラウンは彼に伝える。

ボビーに面会したアームストロングは、誘拐事件ははめられたことだと語る。

そしてボビーは、実は同じ刑務所にいる連続殺人犯のブレア・サリヴァン(エド・ハリス)から、少女殺しの真犯人が自分だと言われたことをアームストロングに伝える。

その後アームストロングは、ボビーの誘拐事件の担当検事が、当時地方検事補だった、妻のローリーだったことをブラウンに知らされる。

ローリーは濡れ衣だった誘拐事件で、ボビーへの罪滅ぼしのために、手紙を読んだ時も黙っていたことをアームストロングに伝える。

アームストロングはサリヴァンに会い、彼から少女を殺しの答えは聞き出せなかったものの、犯行に使われたナイフを見つけ出すヒントを教えられる。

ブラウンの家に向かったアームストロングは、彼が娘の親友だった被害者の少女を可愛がっていたことを知る。

サリヴァンの言葉をヒントに、アームストロングは殺害現場でナイフを探していたが、そこにブラウンが現れる。

そして、2人はある場所でナイフを発見し、サリヴァンが犯人だったことを確信する。

そして、サリヴァンから少女の両親に宛てた、犯行内容を綴った手紙も見つかり、ボビーの無実が立証されて彼は釈放される。

ボビーは、ローリーに再会して挨拶し、アームストロングに感謝するのだが、ブラウンには、監視していると脅される。

仕事に復帰しようとしていたアームストロングは、サリヴァンからの電話を受ける。

死刑執行が決まったサリヴァンは、アームストロングに両親への言伝を頼み、その後、面会に来れば”我々”の正体を教えると伝える。

サリヴァンの両親が殺されていることを確認し、彼に面会したアームストロングは、全てが、ボビーを釈放させるために仕組んだたくらみだと知らされる。

アームストロングは即座にブラウンに連絡を入れ、サリヴァンを生かしておくようにと彼に指示するのだが、刑は執行されてしまう。

ボビーの狙いが、ローリーだと知ったアームストロングは、彼女の元に急行する。

尾行していたウィルコックスを殺害したボビーは、ホテルにいたローリーとケイトを誘拐して逃走する。

それに気づいたアームストロングは、ブラウンと共にボビーらを追う。

アームストロングからの電話を受けたボビーは、少女の時よりも残酷な方法でケイトを殺すと脅しをかけ、以前の犯行現場に向かう。

ローリーとケイトを見つけたアームストロングだったが、ボビーが現れてブラウンを殺したことを伝える。

ボビーは、ローリーが起訴を取り消した後に、警官に暴行を受け去勢されたことで、彼女への恨みを晴らそうとしていたのだった。

アームストロングは、サリヴァンの刑は中止され、彼が法廷で証言するとボビーに伝え、それを知った彼は動揺する。

そこに、撃たれたはずのブラウンが現れてボビーに襲い掛かり、アームストロングが彼をナイフで突き刺す。

アームストロングは、ブラウンを助けるために、水中に落ちたボビーに止めを刺す。

ボビーはワニの餌食となり、アームストロングとブラウンは、お互いを労わり合う。


解説 評価 感想 ■

1992年に発表された、ジョン・カッツェンバックの小説”JustCause”の映画化。

*(簡略ストー リー)

死刑囚ボビー・アールへの協力を依頼された、死刑反対論者である大学教授ポール・アームストロングは、妻ローリーの説得もあり、それを引き受けることになる。
アームストロングは、ローリーとフロリダに向かいボビーと面会する。
ボビーが警察官のブラウンに拷問を受けて、少女殺しの犯行を自供したことを知る。
調査が進み、アームストロングはボビーの犯行に疑問点が浮かび始めて、何とか彼の死刑を阻止しようとする。
そんなアームストロングを追い払おうとするブラウンは、ボビーには誘拐の前科があり、その事件には地元の地方検事補だった妻ローリーが関係していたことを知らせる。
さらにボビーは、同じ刑務所にいる連続殺人犯のサリヴァンが、実は少女殺しの犯人だという事実を、彼から聞いたことをアームストロングに伝える。
そして、サリヴァンに会ったアームストロングは、彼が犯人だという証拠を掴むのだが・・・。
__________

巧みに仕組まれた陰謀を、凝った脚色でまとめた作品ではあるが、先が読めてしまう、二転三転する展開と演出に、いまいち鋭さが感じられない。

個性派揃いの魅力的なキャストも話題になったが、興行的にも不発に終わった。

北米興行収入 $36,853,222

スコットランド出身の著名な法律学者を演ずるショーン・コネリーは、期待に応える重厚な演技で、抜群の存在感を示してくれる。

やや外れた行動はあるものの、信念の捜査で事件の終結に貢献する警官ローレンス・フィッシュバーン、元検事で主人公の妻であり、実は事件に大きく関っていたケイト・キャプショー、復讐に燃える知能犯ブレア・アンダーウッド、出色の怪演を見せる狂気の連続殺人犯エド・ハリス、地元警察の刑事クリストファー・マーレイ、犯人の祖母役ルビー・ディー、主人公の娘役、撮影当時まだ10歳のスカーレット・ヨハンソン、新聞社の資料係リズ・トーレス、刑務所所長のダニエル・J・トラヴァンティ、犯人の弁護士ネッド・ビーティ、ローリー(C・キャプショー)の父親ケヴィン・マッカーシーなどが共演している。


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