ウソツキは結婚のはじまり Just Go With It (2011) 3/5 (25)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

1969年公開の「サボテンの花」(1969)のリメイク。
既婚者を装い女性をものにし続けていた美容外科医が、ある女性に出会い恋してしまったことから始まる騒動と恋を描く、監督デニス・デューガン、主演アダム・サンドラージェニファー・アニストンニコール・キッドマン他共演のロマンチック・コメディ。


ロマンチック・コメディ


スタッフ キャスト ■

監督:デニス・デューガン
製作総指揮
バリー・ベルナルディ

アレン・コヴァート
ティム・ハーリヒー
スティーヴ・コーレン
製作
ジャック・ジャラプト

アダム・サンドラー
ヘザー・パリー
脚本
アラン・ローブ

ティモシー・ダウリング
原作
I・A・L・ダイアモンド 「サボテンの花
エイブ・バロウズ(戯曲) ”Cactus Flower
ピエール・バリエ(戯曲)
ジャン=ピエール・グレディ(戯曲)
”Fleur de cactus”
撮影:テオ・ヴァン・デ・サンデ

編集:トム・コステイン
音楽:ルパート・グレグソン=ウィリアムズ

出演
ダニエル”ダニー”マカビー:アダム・サンドラー

キャサリン・マーフィー/デヴリン・マクビー:ジェニファー・アニストン
デヴリン・アダムス:ニコール・キッドマン
エディ・シムズ/ドルフ・ラングレン:ニック・スウォードソン
パーマー・ドッジ:ブルックリン・デッカー
マギー・マーフィー/キキ・デョー・マクビー:ベイリー・マディソン
マイケル・マーフィー/バート・マクビー:グリフィン・グラック
イアン・マクストーン=ジョーンズ:デイヴ・マシューズ
テニス・プレイヤー:アンディ・ロディック

アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ

2011年製作 116分
公開
北米:2011年2月11日
日本:未公開
製作費 $80,000,000
北米興行収入 $103,028,109
世界 $214,945,591


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

1988年、ロングアイランド
心臓医見習いの青年ダニエル”ダニー”マカビー(アダム・サンドラー)は、結婚式を控えて花嫁が、自分の大きな鼻を馬鹿にして、二股までかけられていたことを知り、大きなショックを受けてその場を立ち去る。

失意のダニーはバーで気落ちしていたが、隣に座った美女が、彼が眺めていた結婚指輪に気づく。

妻のことなどを聞いた彼女は、ダニーの不幸な生活を知り同情して彼に付き合う。

1992年、UCLAのバー。
外科医から美容外科医に転身したダニーは、鼻を直して、結婚指輪を武器に女性を誘惑し続けた。

2011年、ビバリーヒルズ
ダニーは、助手兼受付係のキャサリン・マーフィー(ジェニファー・アニストン)と共に、医療センターでクリニックを開業していた。

ある日ダニーは、パーティーで魅力的な女性パーマー・ドッジ(ブルックリン・デッカー)に出会う。

ダニーは、教師だというパーマーを浜辺に誘い、いつものように口説き、そして愛し合い、その場で一夜を明かす。

その時ダニーは指輪を外していたのだが、パーマーはズボンのポケットに入っていた指輪を見つけてしまい、既婚者とは付き合わないと言って、彼女は憤慨してその場を去ってしまう。

二人の子供マギー(ベイリー・マディソン)とマイケル(グリフィン・グラック)と暮す離婚経験者のキャサリンに、行いを戒められたダニーは、パーマーに、正直に自分の気持を伝えることを助言される。

パーマーに会いに学校に向ったダニーは、既婚者だと認めるものの、妻とは離婚寸前だと言って作り話を始めてしまう。

パーマーは、妻本人に会って話を聞くことを条件に、一応その場ではダニーを許す。

仕方なくダニーは、キャサリンを自分の妻にして、彼女が嫌う学友のデヴリン・アダムス(ニコール・キッドマン)のファースト・ネームを使い、パーマーに会ってもらおうとする。

ロデオドライブ
美容外科医の妻らしく装うために、ダニーはキャサリンに洋服などを買い与える。

そして、ゴージャスな女性に変身したキャサリンは、ダニーとパーマーの元に現われる。

ダニーとキャサリンは、離婚寸前の夫婦役を見事に演ずるが、彼女が、帰り際に娘マギーからの電話に出てしまう。

パーマーは、ダニーに子供がいることを知り、その二人に会いたがってしまう。

マギーとマイケルと取引して、キャサリンにも話をつけたダニーは、三人でパーマーを歓迎する。

マイケルは、ダニーとの取引で、ハワイに行きイルカと泳ぎたいという希望を断られていたのだが、パーマーとの関係が原因だったと話してしまう。

パーマーはマイケルに同情してしまい、仕方なくダニーは、ハワイには家族で行く予定だったと伝える。

ロサンゼルス国際空港
キャサリンと子供達、パーマーが集合して出発を待っていた時、キャサリンの浮気相手を装い、ダニーのいとこエディ・シムズ(ニック・スウォードソン)が、オーストリア人の”ドルフ・ラングレン”だと言って現われ、6人は旅立つことになる。

ハワイ
飛び入りのエディの旅費まで払わされたダニーは、ホテルに着き、スイートルームしか空いてないことを知り、仕方なくそれを二部屋とる。

その夜、エディの存在に我慢の限界に達したキャサリンだったが、何と、その場でデヴリンと出くわし、夫でiPodの開発者だというイアン・マクストーン=ジョーンズ(デイヴ・マシューズ)を紹介される。

デヴリンに見栄を張られた勢いで、対抗したキャサリンは、ダニエルを夫だと言って、自分が美容外科医の妻だと自慢してしまう。

翌日、冒険ツアーを楽しんだ一行は、その夜は、ダニーとパーマーが子供達の面倒を見ることになる。

ところが、マイケルがなかなか父親(実の父)が会ってくれないと泣き出してしまい、子供に愛情がを示さないダニーにパーマーは失望してしまう。

翌日、キャサリンとパーマーはスパに向かい、ダニーはゴルフ場で、子供達と仲のよいところを写真に撮る。

泳げないにも拘らず、イルカと泳ぎたいと言っていたマイケルを特訓するため、ダニーは彼をプールに連れて行く。

エディにも励まされたマイケルは奮闘し、戻って来たキャサリンとパーマーの前で泳いで見せる。

キャサリンとパーマーはダニーを見直すのだが、そこにデヴリンが現われる。

パーマーは、珍しい名前のデヴリンという女性が、同時に二人いることを疑問に思うが、エディが彼女をプールに突き落とし、何とかその場を凌ぐ。

ところが、キャサリンはデヴリンに食事に誘われてしまい、それを断りきれず、エディにパーマーを誘うよう強要する。

デヴリンとイアンと共に食事をしたダニーとキャサリンは、お互いの好きなところを言い合ってみることを、デヴリンに提案される。

それを試した二人は、互いを信頼し合っているいることに気づく。

その後、キャサリンとデヴリンがフラダンス大会に参加することになり、二人はライバル心を燃やし激しい戦いになる。

決着がつかずに、ダニーとイアンまでステージに駆り出される。

ココナッツ・ゲームでダニーとキャサリンが勝利し、プライドの高いデヴリンは屈辱を味わう。

楽しい夜を過ごし、いいムードになった二人だったが、子供達に邪魔されてしまい、ダニーは部屋に戻ろうとする。

キャサリンと過ごしたい気分になったダニーは、彼女の部屋に向おうとするが、帰ってきたパーマーに、明日にでも結婚したいことを告げられる。

そこに、ダニーの部屋に向おうとしたキャサリンが現われるが、二人の結婚を知らされ、エディを連れて部屋に戻る。

キャサリンのことが気になり眠れないダニーは、彼女に電話をするのだが、お互いに納得できる話が出来ない。

翌日、キャサリンは、ダニーが未だに自分のことを想っているように感じると、パーマーに言われる。

キャサリンの心は動くが、パーマーに、結婚する相手はあなただと伝えて祝福してしまう。

その後、デヴリンに会ったキャサリンは、ダニーが夫だということなどが全て嘘だと告白する。

二人が愛し合っているように見えたと言うデヴリンだったが、キャサリンは、ダニーがパーマーと結婚式を挙げていることを伝える。

デヴリンは、ゲイだったイアンと別れることをキャサリンに告げ、実は、iPodの発案者と言うのは嘘で、ファウルボールが当たり、ドジャースを訴えて彼が金持ちになったという、自分達の嘘も告白する。

それをきっかけに二人はお互いを理解し合い、友情を確かめる。

そこにダニーが現われ、愛する人キャサリンと共に人生を送りたいことを伝える。

全てが丸く収まり、マイケルはイルカと泳ぐ夢を実現し、パーマーは、お気に入りの”イン・シンク”好きのテニス・プレイヤー(アンディ・ロディック)と出会う。

そして、愛する二人、ダニーとキャサリンは結婚式を挙げて、愛を確かめ合う。


解説 評価 感想 ■

エイブ・バロウズブロードウェイ舞台劇である”Cactus Flower”を基に製作された、I・A・L・ダイアモンド脚本作品「サボテンの花」(1969)のリメイク作品。

*(簡略ストー リー)

若かりし頃、結婚相手に裏切られた美容外科医のダニエル”ダニー”マカビーは、それをきっかけに、既婚者を装い女性をものにするテクニックを身に付けていた。
ある日、ダニーはパーティーで、教師のパーマーに一目惚れし、その場で愛し合う。
しかし、パーマーは、ダニーが既婚者だと知り憤慨してその場を立ち去る。
クリニックの助手兼受付係のキャサリンに、相手に本当の気持ちを伝えることを助言されたダニーは、パーマーの元に向かう。
そこでダニーは、既婚者だが、妻とは離婚間近だと噓をついてしまい、それならばとパーマーは、その妻と話をしたいと言い出す。
困惑するダニーは、仕方なくキャサリンを妻にして偽装し、何とかしてパーマーの信頼を取り戻そうとするのだが・・・。
__________

サボテンの花」(1969)のリメイクとは言うものの、物語の設定が似ているだけで、それほど旧作を意識させない仕上がりになっている。

アダム・サンドラーとは名コンビと言っていい、ベテラン監督デニス・デューガンの作品で、1969年の旧作、それ以前の作品を想い起こさせるような、どことなく古風なギャグや作風が心地よい。

ハリウッドでもトップ・クラスのドル箱スター、絶大な人気を誇るアダム・サンドラーの作品が、どうも日本では軽視されているのが気になる。

大物揃いの豪華キャストも注目なのだが、これだけの作品が、日本では劇場未公開とは残念だ。

北米興行収入は1億ドルを突破し、全世界では約2億1500万ドルのヒットとなった。

但し、作品自体の評価は低く、アダム・サンドラーデニス・デューガンは揃ってラジー賞を受賞してしまい、大物出演者それぞれもノミネートされてしまった。

女性が目立つせいか、ややインパクトに欠ける役柄の主人公アダム・サンドラー、彼を上回る熱演を見せる、結構パワフルでもある、その助手のジェニファー・アニストン、彼女にしてはかなり羽目を外した役柄の、ヒロインの学友役のニコール・キッドマン、その夫デイヴ・マシューズ、主人公のいとこニック・スウォードソン、主人公と結ばれそうになる美しい女性ブルックリン・デッカー、彼女と出会うことのなるテニスプレイヤーで、実際の夫アンディ・ロディック、ヒロインの子供達ベイリー・マディソングリフィン・グラックなどが共演している。


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