ロックアウト Lockout (2012) 3/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

宇宙空間の重犯罪刑務所で囚人達の暴動が起き、その場を視察していた人質となった大統領令嬢を救うべく派遣されたCIA工作員の活躍を描く、リュック・ベッソン製作、主演ガイ・ピアースマギー・グレイスヴィンセント・リーガンピーター・ストーメア他共演のSFアクション。


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■

監督
スティーヴン・セイント・レジャー

ジェームズ・マザー
製作
リュック・ベッソン

マルク・リベール
ライラ・スミス
脚本
スティーヴン・セイント・レジャー

ジェームズ・マザー
撮影:ジェームズ・マザー
編集
カミーユ・ドゥラマーレ

イーモン・パワー
音楽:アレクサンドル・アザリア

出演
マリオン・スノー:ガイ・ピアース

エミリー・ワーノック:マギー・グレイス
アレックス:ヴィンセント・リーガン
ハイデル:ジョセフ・ギルガン
ハリー・ショー:レニー・ジェームズ
スコット・ラングラル:ピーター・ストーメア
ホック:ジャッキー・イド
メース:ティム・プレスター
バーンズ:マーク・タンカースレイ
ジェフ・ワーノック大統領:ピーター・ハドソン

アメリカ 映画
配給
オープン・ロード・フィルムズ

フィルム・ディストリクト
2012年製作 95分
公開
北米:2012年4月13日
日本:2012年11月23日
製作費 $20,000,000
北米興行収入 $14,326,864
世界 $32,204,030


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

2079年、ワシントンD.C.
CIAエージェントのマリオン・スノー(ガイ・ピアース)は、国家安全保障局長官スコット・ラングラル(ピーター・ストーメア)に捕えられ尋問を受けるが、何も話そうとしない。
_____

モーテルで襲われたスノーは、その場から逃げるよう同僚メース(ティム・プレスター)からの連絡を受ける。

同僚は、ブリーフケースを誰にも渡さないようにと言い残し息を引き取る。

襲撃を逃れてその場から脱出したスノーは、メースに連絡を入れ、地下鉄駅に向かうよう指示される。

スノーは、メースの乗る車両の中にブリーフケースを投げ入れ、ラングラルに捕えられる。
_____

宇宙計画の情報を売っていた大佐を、モーテルで殺したとラングラルに言われたスノーはそれを否定する。

そこにCIAのハリー・ショー(レニー・ジェームズ)が現れてスノーの拘束を解くが、ラングラルは”MS1”重犯罪宇宙刑務所に送ると言って立ち去る。

スノーは、監視していたラングラルに分からないように、メースがブリーフケースを持っていることをショーに知らせる。

その後ショーは、メースを捜すように指示を出す。

ホワイトハウス、大統領執務室地下作戦本部。
ジェフ・ワーノック大統領(ピーター・ハドソン)は、スノーが、大佐殺害の件を否定しているというラングラルの報告を受ける。

その頃、大統領令嬢エミリー(マギー・グレイス)は、人道支援の目的でMS1に向かう。

ソーラーによる、自動防衛システム完備の施設に到着したエミリーは、出資者が、宇宙開発業者ということを疑問に思う。

シークレットサービスのホック(ジャッキー・イド)らと共に、所長バーンズ(マーク・タンカースレイ)に刑務所の内部を案内されたエミリーは、冷凍冬眠させられている、ある受刑者と面会することになっていた。

同じ頃ラングラルは、30年の刑でMS1に送ることをスノーに伝える。

受刑者ハイデル(ジョセフ・ギルガン)に会ったエミリーだったが、彼に挑発されたホックが銃を奪われる。

拘束を逃れその場を離れたハイデルは、制御室に向かい、受刑者のカプセルを開けるよう係員に指示する。

MS1の事故は、LOPD(低軌道警察署)に報告される。

ペンタゴン
ラングラルは、LOPDからの緊急報告を受ける。

エミリーを見つけたハイデルは彼女に襲いかかるが、兄アレックス(ヴィンセント・リーガン)がそれを制止し人質にすることを伝える。

LOPDはMS1に人員を送るが、ハイデルが攻撃してしまう。

大統領にMS1の暴動を報告したラングラルは、部隊を派遣できることを伝える。

しかしショーは、エミリーの安全を考えて、スノーをMS1に向かわせることを提案し、それが許可される。

スノーはそれに従おうとしないが、メースがMS1にいることをショーから知らされる。

それを引き受けたスノーは、ラングラルから脱出方法などを指示され、彼とショーと共にシャトルでLOPDに向かう。

到着したラングラルはMS1と連絡を取り、アレックスの腕の傷を治療していたエミリーが、大統領の娘だと知られていないことをスノーは指摘する。

アレックスは、所長のバーンズを見せしめに殺し、1時間ごとに人質を殺すことを伝え、囚人解放を要求する。

スノーはMS1に向かうようショーに指示され、シャトルの船外から内部に侵入する。

その間、交渉人がアレックスと話を付けて、怪我をした女性エミリーが解放されることになる。

しかし、ハイデルがそれに反対して、他の女性を銃撃して彼女を連れて行くよう伝える。

侵入者がいることを知ったアレックスは交渉人を殺し、撃たれた女性も死亡してエミリーは動揺する。

その後アレックスは、エミリーが大統領の娘だということに気づくが、ホックといた彼女を、現れたスノーが助けようとする。

スノーは囚人を倒すもののエミリーに殴られてしまい、彼女らは侵入不可能な場所に閉じ籠ってしまう。

その部屋に窒素が漏れていることを知らされたスノーは、重力発生機のローターで囚人に襲われながらその場に向かう。

アレックスも部屋の入り口を開けようとしていたが、酸素の消費量を減らすために、ホックは、エミリーに謝罪しながら自ら命を絶つ。

部屋に入ったスノーは、意識を失っているエミリーをAEDで蘇生しその場から脱出する。

アレックスは扉を開けるが、誰もいない部屋は爆破されてしまう。

ショーの指示で誘導されていたスノーだったが、通信に気づいたアレックスはそれを遮断する。

スノーはエミリーの傷を治療して、人質を心配する彼女に、ある仕事を済ませた後に脱出することを伝える。

脱出ポッドの場所に向かえるナビゲーターをエミリーに渡したスノーは、メースを捜そうとする。

しかし、アレックスがエミリーの身分に気づいたことを知ったスノーは、彼女を連れて行くことにする。

スノーは、エミリーの髪を染めて殴り顔に傷をつけて、男の囚人に見せかける。

アレックスは、ラングラルを脅して大統領を呼ぶよう指示しスノーとエミリーを捜す。

スノーとエミリーは囚人達の元に向かい、メースがカプセルから出たことを知る。

囚人と揉めてその場を逃れたスノーとエミリーは、メースと出くわすものの、彼は冷凍睡眠の後遺症で痴呆症になっていた。

メースは、ブリーフケースを隠した場所を思い出せず、スノーらは囚人が現れることを恐れその場を離れる。

その後、メースはある空間に取り残され、エミリーに語りかけながら命を落とす。

スノーは、特権を持つエミリーのために、多くの者が犠牲になることで彼女に意見する。

エンジニアが制御しないMS1は、軌道を外れて宇宙ステーションと接触してしまい、8時間後には、東海岸に墜落する可能性があることをラングラルは知る。

ポッドに着いたスノーは、それが一人乗りだったため、後から向かうと言ってエミリーだけを脱出させる。

ところが、人質の命を救うためにエミリーはその場に残り、スノーは、彼女がメースからケースの場所を聞いたと知らされる。

アレックスに大人しくしているように指示されたハイデルは、それを無視して人質を殺し、エミリーに居場所を教えるよう要求する。

エミリーは場所を教えるが、ハイデルは制御室の人質を殺してしまう。

ショックを受けたエミリーは、メースがケースの場所を言わなかったことをスノーに伝える。

その後二人は、受刑者達が人体実験に使われていたことを知り、そこに現れたアレックスに銃を向けられる。

スノーは隙を見てその場から逃れるが、階下に落下して気を失う。

エミリーを連れて制御室に戻ったアレックスは、指示に従わなかったハイデルを非難して殴る。

通信が回復し、意識の戻ったスノーは、墜落するMS1からスーツを着て脱出するようショーから指示される。

ラングラルはMS1を攻撃することを伝えるが、それを大統領に中止させるようにと、エミリーはアレックスに強要される。

エミリーは攻撃するようにと父である大統領に伝え、怒ったアレックスは彼女を殴る。

攻撃命令を許可しない大統領に対し、ラングラルは、その権限と義務を剥奪することを伝える。

副大統領と議会の許可済みを知らせたラングラルは、MS1の攻撃命令を出す。

ハイデルは、アレックスと言い合いになり彼を殺すが、エミリーが抵抗する。

現れたスノーが、襲われたエミリーを救いハイデルを叩きのめす。

その場を逃れたスノーとエミリーは、スーツを着て宇宙空間に脱出し、攻撃を受けたMS1は爆破される。

無事地上に落下した二人だったが、スノーはその場で逮捕される。

病院を抜け出したエミリーは、メースの言葉を思い出しながら、ある地下鉄駅のコイン・ロッカーでケースを見つける。

事件現場のモーテルを調べたエミリーは、ケースを父である大統領に渡す。

スノーと面会したショーは、ケースを手に入れたと言われてそれを見せられる。

ケースを開けたショーは、中に何もないことを確認するのだが、なぜロックの番号を知っているかをスノーに聞かれる。

大金を積まれ情報を売ったことを白状するショーを、同僚を殺されたスノーは許さなかった。

同僚のライターでショーを火傷させたスノーは、その場にいたラングラルに感謝される。

釈放されたスノーは、ライターに隠されていたメモリーカードを見つけ、現れたエミリーに声をかけられる。

エミリーはスノーの経歴などを調べ、ファーストネームが”マリオン”だということで、父親が”ジョン・ウェイン”ファンだったと彼から知らされる。
(ジョン・ウェインの本名:マリオン・ロバート・モリソン)

マリオンが気に入ったと伝えたエミリーは、囚人に扮した際、スノーに殴られた仕返しをする。

殴られたスノーはキスを期待したと言って、エミリーと共に立ち去る。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

2079年。
CIAエージェントのマリオン・スノーは、ある任務で同僚を殺され、ブリーフケースを誰の手にも渡さぬよう指示される。
ケースを同僚メースに渡したスノーは捕えられ、国家安全保障局長官ラングラルに尋問される。
何も話さないスノーは、宇宙空間の重犯罪刑務所”MS1”に送られることになる。
その頃、ある活動でMS1を視察していたワーノック大統領令嬢エミリーは、囚人達の暴動に巻き込まれる。
囚人のリーダー、アレックスは、エミリーらを人質に取り、500人もの囚人の解放を要求する。
そのため、CIAのショーは、メースがMS1にいることをスノーに伝え、エミリーを救い出すために、彼をその場に送り込もうとするのだが・・・。
__________

リュック・ベッソン製作、ガイ・ピアース主演他、魅力的な共演陣も注目の作品で、製作費は2000万ドルに抑えられているのだが、宇宙空間が舞台の近未来SFということもあり、結構派手な映像、アクションも楽しめる。

アウトロー的なCIAエージェントの主人公は、差し詰め西部劇のヒーローのようである。
また、クライマックスで、ヒロインが主人公の名前を”マリオン”だと言ってこだわり、それが、”ジョン・ウェイン”の本名の”マリオン・ロバート・モリソン”から取ったという、粋なセリフもいい。

ストーリーにそれほど新鮮味がある訳でもないが、深い演技もできる主人公を演ずるガイ・ピアースが人間味溢れるキャラクターを魅力的に演じている。

人道支援活動家でもある大統領令嬢マギー・グレイス、囚人のリーダー役のヴィンセント・リーガン、その弟役ジョセフ・ギルガンCIA局員のレニー・ジェームズ国家安全保障局長官を印象深く演ずるピーター・ストーメア、護衛官ジャッキー・イドCIA工作員マーク・タンカースレイ、大統領のピーター・ハドソンなどが共演している。


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