ロンドン・ブルバード London Boulevard (2011) 3/5 (25)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

2001年に発表された、ケン・ブルーウンの同名小説を基に製作された作品。
服役を終えたギャングが足を洗う気で元女優の護衛を請け負い、愛し合うようになった彼女を守るためにギャングのボスに抵抗する姿を描く、製作、監督、脚本ウィリアム・モナハン、主演コリン・ファレルキーラ・ナイトレイレイ・ウィンストンデヴィッド・シューリス他共演の犯罪サスペンス。


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト ■

監督:ウィリアム・モナハン
製作総指揮
レッドモンド・モリス

コリン・ヴェインズ
製作
グレアム・キング

ティモシー・ヘディントン
クエンティン・カーティス
ウィリアム・モナハン
原作:ケン・ブルーウン”ロンドン・ブールヴァード”
脚本:ウィリアム・モナハン

撮影:クリス・メンゲス
編集
ドディ・ドーン

ロブ・サリヴァン
音楽:セルジオ・ピッツォーノ

出演
ハリー・ミッチェル:コリン・ファレル

シャーロット:キーラ・ナイトレイ
ロブ・ギャント:レイ・ウィンストン
ジョーダン:デヴィッド・シューリス
ブライオニー・ミッチェル:アンナ・フリエル
ベイリー:エディ・マーサン
ダニー:スティーヴン・グレアム
ビリー・ノートン:ベン・チャップリン
サンジ・ラジュ医師:サンジーヴ・バスカー
ペニー:オフィリア・ラヴィボンド
ジョー:アラン・ウィリアムズ

イギリス 映画
配給
Entertainment Film Distributors

IFC Films
2010年製作 103分
公開
イギリス:2010年11月26日
北米:2011年11月11日
日本:2011年12月17日
製作費 $12.382,400
北米興行収入 $16,075
世界 $4,644,108


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

ロンドン
重傷害罪で3年間服役し、出所したハリー・ミッチェル(コリン・ファレル)は、ギャング仲間のビリー・ノートン(ベン・チャップリン)に迎えられ、彼のアパートに住むことになる。

悪の世界から足を洗う考えだったミッチェルは、ビリーに誘われたパーティーに向かう途中、暴漢に襲われそうだった女性ペニー(オフィリア・ラヴィボンド)を助ける。

パーティーで仲間のダニー(スティーヴン・グレアム)らに歓迎されたミッチェルは、その場で記者だというペニーを見かける。

その後、酔っていた妹ブライオニー(アンナ・フリエル)を家に帰したミッチェルは、ペニーから、女優を引退して人目を避けて生活する、”広場恐怖症”のシャーロット(キーラ・ナイトレイ)の護衛の仕事を紹介される。

翌日、屋敷の前のパパラッチを気にしながら、ミッチェルは、シャーロットのマネージャー、ジョーダン(デヴィッド・シューリス)に迎えられる。

シャーロットに会ったミッチェルは、パパラッチのことなどを知らされ、ジョーダンは彼に屋敷内を案内して仕事の内容を知らせる。

アパートに戻ったミッチェルは、ベイリー刑事(エディ・マーサン)の訪問を受け、問題を抱えているビリーのことなどを大目に見る見返りに、賄賂を要求される。

そんな時、ミッチェルの知人のホームレス、ジョー(アラン・ウィリアムズ)が若者に痛めつけられる。

ジョーを見舞い、死の近い彼の埋葬の準備をしようとしたミッチェルは、ビリーに墓地の手配を頼む。

ビリーの仕事に手を貸したミッチェルは、その場で叩きのめされてしまう。

数日後、ビリーから、シャーロットの屋敷のビンテージ・カーや絵画を盗むことを提案されたミッチェルは、それを拒む。

ミッチェルは、ジョーが死亡したため、彼を診たサンジ・ラジュ医師(サンジーヴ・バスカー)とブライオニーとで葬儀を済ませる。

その後ミッチェルは、ジョーを痛めつけた若者二人を捜そうとする。

逃げたビリーの代わりに痛めつけられた、ミッチェルの度胸を買い、ギャングのボス、ロブ・ギャント(レイ・ウィンストン)は、彼に自分の仕事をさせようとする。

ミッチェルはそれを断り、ギャントは、彼から金を受け取ったベイリー刑事に、二度と近づくなと脅しをかける。

シャーロットは、悪党には見えないミッチェルに興味を持ち、彼と親交を深める。

ミッチェルは、シャーロットがイタリアでレイプされて、それが理由で女優を辞めたことをジョーダンから聞く。

その後ギャントは、ビリーが捕えた、ミッチェルを痛めつけたという黒人を、彼が人違いだと言うにも拘わらず射殺してしまう。

ギャントは、ミッチェルの考えを無視し、彼を強引に自分の仕事に引き入れようとする。

ミッチェルを食事に誘ったギャントは、ビリーを手玉に取り、ジョーを襲ったサッカー選手には投資し、シャーロットと別荘に行ったことなど、監視していることを彼に伝える。

それらを知ったミッチェルは、ギャントの配下に入ることを再び拒み席を立つ。

荷物をまとめてアパートを出たミッチェルは、ジョーダンに金を払い、屋敷の部屋を借りようとする。

ミッチェルは、誰も教えようとしないジョーを襲った若者の情報をダニーから聞き出し、彼を殺そうとするもののためらってしまう。

シャーロットの元に向かったミッチェルは、自分を心の拠り所にしている彼女と愛し合う。

ミッチェルは、ゲイのギャントが自分をものにしようとしていることと、屋敷の車と絵画を欲しがっていることをビリーから知らされる。

ジョーダンから、シャーロットの夫の”ロールス・ロイス”を借りたミッチェルは、ビリーを締め上げ、ギャントが自分に関係する者を皆殺しにしようとしていることを知る。

ビリーからギャントに渡すはずの金を奪い、彼に電話をしたミッチェルは、自分に構うなと脅しをかける。

ブライオニーに会ったミッチェルは、彼女に危険を知らせ、パリ行きを指示する。

ジョーダンの協力を得たミッチェルは、自分を殺そうとしている男を始末する。

しかし、パリに行かなかったブライオニーがギャントに殺される。

ギャントの屋敷に押し入ったミッチェルは、彼を射殺して6万ポンドを奪い、ジョーダンは、現れたベイリー刑事を殺す。

ロサンゼルスに向かった、シャーロットの元に旅立とうとしたミッチェルは、ジョーを襲った若者にナイフで脇腹を刺され息絶える。

田舎に逃れていたジョーダンに、警察官二人が近づき、彼が銃を手にした後、4発の銃声が聞こえる。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

ロンドン
3年間の服役を終え出所したハリー・ミッチェルは、足を洗う決心をして、元女優の護衛を請け負うことになる。
女優の屋敷で、マネージャーのジョーダンに迎えられたミッチェルは、パパラッチに追い回されて”広場恐怖症”となったシャーロットに会う。
仲間のビリーの仕事の誘いを断るミッチェルだったが、ある日、知人のホームレス、ジョーが若者に襲われて死亡したことで心を痛める。
ミッチェルはシャーロットと親交を深め、彼女は心の拠り所を見つけ、やがて二人は愛し合うようになる。
その後、仕方なく受けたビリーの仕事で、袋叩きに遭ったミッチェルだったが、その度胸を買われて、ギャングのボス、ギャントに右腕として誘われる。
それを断ったミッチェルは、自分の周辺の危険を察し、シャーロットとの愛のために、ギャントに抵抗し続けるのだが・・・。
__________

ディパーテッド」(2006)でオスカーを受賞し、脚本家として活躍するウィリアム・モナハンが、アメリカ人でありながら、ロンドンの裏社会などをスタイリッシュに描いた作品。

裏社会で生きてきたポリシーを貫きながらも、逞しさや優しさを感じさせる主人公を、人気スターのコリン・ファレルが魅力的に演じている。

イギリス映画らしいユーモアも交え、終盤にかけて盛り上がっていく展開なのだが、冒頭から意味あり気なパパラッチの存在も深くは言及されず、腕っ節の強い主人公が、歩み寄ってきた若者に簡単に刺殺されてしまう展開など、皮肉と捉えるにしても実に呆気ない結末に、物足りなさも感じる。

主演のコリン・ファレル他、豪華なキャスティングも注目の作品ではあるが、商業映画ではなく、北米では拡大公開もされなかった。

パパラッチに追い回される、暗い過去を持つ元女優のキーラ・ナイトレイ、ゲイでもあったギャングのボス、レイ・ウィンストン、主人公に命がけで協力するユーモラスな存在、元女優のマネージャー、デヴィッド・シューリス、主人公の妹アンナ・フリエル、刑事エディ・マーサン、ギャング仲間スティーヴン・グレアムベン・チャップリン、医師サンジーヴ・バスカー、女性記者オフィリア・ラヴィボンド、ホームレスの老人アラン・ウィリアムズ等が共演している。


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