マニアック Maniac (2012) 4/5 (1)


■ 作品情報へ ■
スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

1980年に公開された同名作品のリメイク。
マネキンしか愛せない修復士である殺人鬼の青年の行動を描く、主演イライジャ・ウッドノラ・アルネゼデール他共演、監督フランク・カルフンによるスラッシャー・ホラー。


スリラー/ホラー


スタッフ キャスト ■

監督:フランク・カルフン
製作
アレクサンドル・アジャ

トマ・ラングマン
ウィリアム・ラスティグ
製作総指揮
アントワーヌ・ドゥ・カゾット
ダニエル・ドゥリューム
アンドリュー・W・ガローニ
パヴリナ・ハトゥピス
アリックス・テイラー
原作:ジョー・スピネル

脚本
アレクサンドル・アジャ

グレゴリー・ルヴァスール
撮影:マキシム・アレクサンドル
編集:バクスター
音楽:ロブ

出演
フランク・ジトー:イライジャ・ウッド

アンナ・ダントニー:ノラ・アルネゼデール
リタ:ジャン・ブロバーグ
ジュディ:リアーヌ・バラバン
アンジェラ・ジトー:アメリカ・オリーヴォ
マーティン・ヌニェス:ジョシュア・デ・ラ・ガルザ
ジェナ:モルガンヌ・スランプ
警察長:サル・ランディ

ジェシカ:ジュヌヴィエーヴ・アレクサンドラ
ジェイソン:サミ・ロティビ
ルーシー:ミーガン・ダフィ

フランス/アメリカ 映画
配給 IFC Midnight

2012年製作 89分
公開
フランス:2013年1月2日
北米:2013年6月21日
日本:2013年6月1日
製作費 $6,000,000
北米興行収入 $31,081


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

ロサンゼルス
夜遊びから戻った女性ジュディ(リアーヌ・バラバン)は、部屋で襲われて頭皮を剥がされる。

両親のマネキン店を継いだ修復士フランク・ジトー(イライジャ・ウッド)は、出会い系サイトで知り合ったルーシー(ミーガン・ダフィ)と食事をする。

誘われてルーシーの部屋に向かったフランクは迫られ、彼女を絞殺して頭皮を剥ぎ取る。

帰宅したフランクは頭皮をマネキンに被せて、名前を付けた他のマネキンに語りかける。

マネキンに無視されたと思い込むフランクは、怒りを露わにする。

ある日、店内を撮影しようとしていたカメラマンのアンナ・ダントニー(ノラ・アルネゼデール)に気づいたフランクは、シャッターを開けて彼女の要望に応える。

フランス人だと言うアンナは、マネキンを撮影し満足して帰ろうとするが、フランクは仕事場を見せると言って彼女を招き入れる。

年代物のマネキンを修復するフランクの話を聞き、それを借りる話などもしたアンナは、電話番号を教えてその場を去る。

その後、ナイフを持参して車で街に向かい女性を物色するフランクは、あるダンサーに目を付けて尾行する。

気づかれたフランクは女性を追い詰めて刺殺し、頭皮を剥ぎ取り持ち帰る。

フランクは、仕事の様子をアンナに撮影されるようになり、個展を開きニューヨークに進出する夢を持つ彼女と親交を深めて協力する。

その頃、警察は連続猟奇殺人事件についての捜査を始めていた。

フランクは、男やドラッグに溺れていた亡くなった母アンジェラ(アメリカ・オリーヴォ)の思い出がトラウマとなり、それから逃避するためにマネキンと暮らすしかなかった。

ある日フランクは、心惹かれるようになったアンナに恋人がいることを知る。

アンナの個展が開かれ、ギャラリーに向かったフランクは、自分のマネキンがオブジェで使われていることを喜ぶ。

フランクは、アート・ディレクターのリタ(ジャン・ブロバーグ)と語り合うもののからかわれて、彼女を付けてアパートに侵入する。

リタを母親に投影したフランクは彼女に愛を伝え、頭皮を剥ぎ取り殺害する。

翌日、アンナに電話をしたフランクは、師匠でもあったリタが殺されたことを彼女から知らされる。

ショックを受けるアンナを慰めるために、フランクは彼女のアパートを訪ねる。

フランクを迎えたアンナは、隣人のマーティン・ヌニェス(ジョシュア・デ・ラ・ガルザ)を紹介する。

マーティンは、アンナを気遣いながら部屋に戻る。

恋人と喧嘩をしたこともあり、落ち込むアンナに優しく接するフランクだったが、頭皮を剥ぐ残忍な事件の詳しい内容を知っていたため彼女に怪しまれる。

アンナは、独りになりたいと言ってフランクに帰ってもらおうとする。

しかしフランクは、警戒してナイフを振りかざすアンナに傷つけられたため、彼女に襲い掛かる。

アンナは寝室に逃げ込み、物音に気付いたマーティンが部屋に入ろうとしたため、鍵を開けたフランクは彼の顔面をナイフで切りつける。

倒れていたマーティンは起き上がり、フランクに襲い掛かるものの叩きのめされる。

フランクは、取り乱すアンナを捕えて車で連れ去るが、彼女を運び出そうとして襲われ、マネキンの手で腹部を刺される。

アンナはその場を逃れ、通りがかった知人の車に乗り、追ってきたフランクは轢かれる。

車は事故を起こしアンナは放り出されて重傷を負い、近づいたフランクは側に居たかっただけだと彼女に語りかける。

瀕死のアンナの頭皮を剥ぎ取ったフランクは、店に戻り用意してあったウエディング・ドレスを着せたマネキンにそれを被せて指輪をはめる。

フランクは、殺した女性達に襲われ八つ裂きにされ、皮膚を剥がされる幻覚を見ながら息絶える。

その後、店に押し入った警官隊にフランクは発見される。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

ロサンゼルス
青年フランク・ジトーは、ドラッグや男に溺れながら亡くなった母親の思い出がトラウマとなり、女性を愛せずに孤独な生活を送っていた。
家業を継ぎマネキンの修復をするフランクは、女性を殺害して頭皮を剥ぎ、それをマネキンに被せ愛情を注ぎこんでいた。
そんなフランクの元にフランス人カメラマンのアンナが現れ、写真の個展のための協力を求める。
フランクはそれを受け入れ、アンナと親交を深めるのだが、同時に女性を物色して殺人を犯す。
アンナに恋人がいることを知ったフランクは、それを気にする。
フランクは、アンナの個展が開催されたために出席するが、周囲の自分に対する異常なまでの視線に動揺し、再び女性を襲う・・・。
__________

好みの問題だが、このようなホラー映画が苦手な者にとっては少々きつい作品で、気分が悪くなってしまう方も多いはずだ。

オカルトとは違う”切り裂き魔”を主人公にした内容のため、おぞましい映像に目を覆いたくなる。

殺人鬼の主人公の目線で場面を追っていく映像に注目で、その描写になると恐怖が迫るという効果など工夫が見られる。

童顔でいつまでも少年のようであった、主演の猟奇殺人犯イライジャ・ウッドは、翌年の「スティーラーズ」(2013)でも異様な雰囲気の女性誘拐犯を演じ、これがまた意外にも適役で本作共に熱演を見せる。

クライマックスで主人公が言うように、側にいて欲しかっただけだったことが理解されず犠牲者となるノラ・アルネゼデール、彼女の師、アート・ディレクターで犠牲者のジャン・ブロバーグ、同じく犠牲者リアーヌ・バラバンミーガン・ダフィ、主人公の母親アメリカ・オリーヴォ、ヒロインの隣人役のジョシュア・デ・ラ・ガルザ、警察長サル・ランディなどが共演している。


スポンサードリンク
ウェブ・ムービー・シアター

ウェブ・ムービー・シアター