マネキン Mannequin (1987) 3.6/5 (5)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

何をやってもダメな青年が、自分の作ったマネキンを偶然見つけて、それに乗り移った古代エジプトの美女に心惹かれその恋の行方を描く、主演アンドリュー・マッカーシーキム・キャトラルジェームズ・スペイダー他共演、監督、脚本マイケル・ゴットリーブによるロマンチック・コメディ。


ロマンチック・コメディ


スタッフ キャスト ■

監督:マイケル・ゴットリーブ
製作総指揮
エドワード・ルゴフ

ジョセフ・ファーレル
製作:アート・レヴィンソン
脚本
エドワード・ルゴフ

マイケル・ゴットリーブ
撮影:ティム・サーステッド
編集
フランク・E・ヒメネス

リチャード・ハルシー
音楽:シルヴェスター・リーヴァイ
主題歌
アルバート・ハモンド

ダイアン・ウォーレン
ジェファーソン・スターシップNothing’s Gonna Stop Us Now

出演
ジョナサン・スウィッチャー:アンドリュー・マッカーシー
エマ”エミー”ヘズレ:キム・キャトラル
ハリウッド・モントローズ:メシャック・テイラー
クレア・ティムキン:エステル・ゲティ
リチャーズ:ジェームズ・スペイダー
ロクシー・シールド:キャロル・デイビス
アーマンド:クリストファー・メイハー
フェリックス・マックスウェル:G・W・ベイリー
BJ・ワート:スティーブン・ヴィノヴィッチ

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX

1987年製作 90分
公開
北米:1987年2月13日
日本:1988年2月20日
製作費 $6,000,000
北米興行収入 $42,721,196


アカデミー賞 ■

第60回アカデミー賞
・ノミネート
歌曲賞
Nothing’s Gonna Stop Us Now


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

古代エジプトエドフ
母親から結婚することを強要されるエマ・ヘズレ(キム・キャトラル)は、それを拒み続けるが、突然姿を消してしまう。

現在、フィラデルフィア
マネキン工場に勤める、彫刻家志望の青年ジョナサン・スウィッチャー(アンドリュー・マッカーシー)は、働きが悪いことで上司から小言を言われクビになってしまう。

その後も何をやっても勤まらないジョナサンに、恋人のロクシー・シールド(キャロル・デイビス)は呆れてしまう。

失意のジョナサンは、街のショーウィンドウで、自分が作ったマネキンを見つける。

それに出会えた喜びで、気分が晴れたジョナサンは、その場を去る。

翌日、創業100年の老舗デパート”プリンス”の前で、社長クレア・ティムキン(エステル・ゲティ)と話す機会を得たジョナサンは、突然に起きた事故から彼女を救う。

お礼の意味でジョナサンを雇ったクレアは、業績の不振を嘆く。

部長のリチャーズ(ジェームズ・スペイダー)は、実はライバル店の”イラストラ”に通じていた。

リチャーズから在庫係の仕事を与えられたジョナサンは、例のマネキンを見つけて、その場にいたデコレーターのハリウッド・モントローズ(メシャック・テイラー)と親しくなる。

その後、突然、人間になったマネキンにジョナサンは驚いてしまう。

女性はエマ”エミー”ヘズレと名乗り、4500年前に生まれたことと、戸惑うジョナサンに、自分を作ってくれたことを感謝する。

そして二人は、夜通しかけてショー・ウィンドウを飾り、翌朝、目覚めたジョナサンは、エミーがマネキンに戻っていることに気づく。

ロクシーとの約束を忘れていたジョナサンは、彼女の元に向かい、エミーのことを話すのだが、彼女がそれを信じるはずもなかった。

自分のライバル店”プリンス”に雇われたジョナサンに憤慨したロクシーは、同僚のアーマンド(クリストファー・メイハー)の車で出かけてしまう。

ところが、エミーのマネキンとそのディスプレーが評判になり、イラストラのオーナー、BJ・ワート(スティーブン・ヴィノヴィッチ)やロクシーにそれが報告される。

BJは、動揺しながらその件をリチャーズに確認するが、彼はそれがまぐれだと伝える。

リチャーズは、会議でジョナサンのディスプレーを非難して、店を立て直すつもりのクレアに、イラストラからの買収の件を確認する。

クレアは役員の前で、店を売る気のないことを伝えて賛成多数でそれを可決し、ジョナサンを正式にディスプレー担当者に指名する。

思惑が外れたリチャーズは、警備主任のフェリックス・マックスウェル(G・W・ベイリー)に、ジョナサンを監視するよう指示を出す。

その夜、ジョナサンは人間になったエミーと楽しんでいたが、ハリウッドが現れると彼女はマネキンに戻ってしまう。

不思議に思ったジョナサンは、人間に戻ったエミーから、自分にしかそのように見えないことを知らされる。

翌日も、ジョナサンのディスプレーは大評判となり、クレアはそれに満足する。

ロクシーは、BJの指示でジョナサンに会い、ディスプレー担当としてイラストラに誘うが、彼はそれを断る。

夜中に何かがあると考えたマックスウェルは警戒して、ロクシーとアーマンドも店内に侵入する。

ロクシーとアーマンドは、ジョナサンがマネキンと戯れている写真を撮り、マックスウェルは彼に言いがかりをつけて二人は争いになる。

その後、エミーはハンググライダーに乗ってしまい、怪しむマックスウェルに激突してしまう。

ジョナサンとエミーは惹かれ合うようになり、満ち足りた時を過ごすのだが、夜が明けてしまい、焦った末に飾ったディスプレーは更に注目を浴びる。

出勤したリチャーズは、マックスウェルが眠っていたためにそれを追求する。

二人は、現れたクレアに、ジョナサンの不審な行動を伝えるが、彼女は聞く耳を持たずに彼らをクビにする。

ジョナサンのディスプレーは話題になり、店には客が押し寄せて業績は一気に回復し、イラストラの収益は大幅にダウンする。

部長に昇進したジョナサンは、それをエミーと共に喜び、二人は愛を確かめ合う。

自信を無くしたハリウッドのために、彼と仕事をすることにしたジョナサンは、エミー抜きでディスプレーをすることになる。

一方、ロクシーらが撮った写真を見たBJは、リチャーズを雇い、彼の紹介でマックスウェルに、ジョナサンが恋をしたというマネキンを手に入れさせようとする。

ロクシーは、再びジョナサンをイラストラに誘うが、それを断られたために、アーマンドの部屋に向かい愛し合う。

着飾ったエミーをバイクに乗せて、街に出たジョナサンを見かけたリチャーズとマックスウェルは、彼を追うが取り逃がしてしまう。

ジョナサンとエミーは一夜を楽しむが、店内に侵入していたリチャードとマックスウェルが、手当たり次第にマネキンを奪ってしまう。

それを知ったジョナサンはロクシーの元に向かい、その場にいたBJに、雇うと言われて歓迎される。

エミーのことで憤慨したジョナサンはBJに言い寄り、裏切り者のリチャーズを叩きのめして、その場から逃走する。

ジョナサンは、イラストラの警備員になたマックスウェルに追われ、ロクシーはマネキンを粉砕機にかけてしまおうと
する。

現れたハリウッドがジョナサンを助け、彼は、寸前のところで係員が粉砕機を止めたため、人間に戻ったエミーを救い出す。

エミーは、人間になれたことを確認してジョナサンとそれを喜び、係員はロクシーに抱きついてしまう。

ジョナサンは、ハリウッドにエミーを紹介し、その場に現れたBJらは、ジョナサンを警官に逮捕させようとする。

そこに、不法侵入者のリチャーズとマックスウェルの証拠ビデオを持ったクレアも現れ、それを指示したBJの責任も追及する。

リチャーズとマックスウェルは逮捕され、エミーがマネキンだと言っても信じてもらえず、BJも連行され彼はロクシーをクビにする。

その後、ジョナサンとエミーは、ウィンドウ内で結婚式を挙げて、クレアやハリウッド、そして街角の人々に祝福される。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

彫刻家志望のジョナサン・スウィッチャーは、何をやっても失敗続きの青年で職を転々とする。
ある日ジョナサンは、かつて自分が作ったマネキンを街角で見つける。
翌日、そのウィンドウのデパート”プリンス”の社長クレアを事故から救ったことで、気に入られたジョナサンは、その場で雇われて在庫係となる。
業績不振のプリンスの部長リチャーズは、実はライバル店”イラストラ”と通じていて、店の売却を画策する。
例のマネキンを見つけたジョナサンは、それが、美しい人間の女性エミーに変わったために驚いてしまう。
エミーは、自分が4500年前に生まれたことなどを話し、ジョナサンに作ってくれたことを感謝する。
そんな二人は、一晩かけてショー・ウィンドウのディスプレーをするが、それが大評判となり、集客に貢献したジョナサンは昇進するのだが・・・。
__________

リメイクではないが”One Touch of Venus”(1948)を参考にしている作品で、1991年に続編「マネキン2」が公開された。

製作費は600万ドルだが、北米だけで約4300万ドルのヒットとなった。

やや頼りない調子で始まるストーリーだが、奇抜なアイデアと嫌みのないストレートなギャグの連続で意外に楽しめる作品。

1980年代に思い入れがある方なら、その雰囲気が満喫できる仕上がりになっている。

第60回アカデミー賞で歌曲賞にノミネートされ、ビルボードでもNo1ヒットとなった、アルバート・ハモンドジェファーソン・スターシップの曲、ジェファーソン・スターシップが歌う、ラストの”Nothing’s Gonna Stop Us Now”を聞いて雰囲気に浸り、懐かしく想う方も多いはずだ。

その時代を代表する”ブラット・パック”の一員で、普通以下の純朴な青年を好演するアンドリュー・マッカーシー、実は既に30歳を過ぎていた、当時から活躍していたが、何んと言っても、TVシリーズ及び劇場映画「セックス・アンド・ザ・シティ」(2008)の”サマンサ・ジョーンズ”役で知られるキム・キャトラルの魅力は見逃せない。

デパートの、ゲイのデコレーターを怪演するメシャック・テイラー、デパート社長エステル・ゲティ、憎まれ役を熱演する、ライバル店のスパイ、ジェームズ・スペイダー、主人公を信用しない恋人キャロル・デイビス、彼女を口説く同僚クリストファー・メイハー、警備主任G・W・ベイリー、ライバル店のオーナー、スティーブン・ヴィノヴィッチなどが共演している。


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