マーサ、あるいはマーシー・メイ Martha Marcy May Marlene (2011) 3/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

カルト集団のコミューンから逃げ出した女性が過去を忘れられずに苦しみもがく姿を描く、監督、脚本ショーン・ダーキン、主演エリザベス・オルセンジョン・ホークスサラ・ポールソンヒュー・ダンシー他共演のドラマ。


ドラマ


スタッフ キャスト ■

監督:ショーン・ダーキン
製作
アントニオ・カンポス

パトリック・カニンガム
クリス・メイバッハ
ジョシュ・モンド
製作総指揮:テッド・ホープ
脚本:ショーン・ダーキン

撮影:ジョディ・リー・ライプス
編集:ザカリ-・スチュアート=ポンティエ
音楽
デニエル・ベンシ

ソーンダー・ジュリアーンズ

出演
マーサ/マーシー・メイ:エリザベス・オルセン

パトリック:ジョン・ホークス
ルーシー:サラ・ポールソン
テッド:ヒュー・ダンシー
ワッツ:ブラディ・コーベット
マックス:クリストファー・アボット
ケイティ:マリア・ディッツィア
サラ:ジュリア・ガーナー
ゾーイ:ルイーザ・クラウゼ

アメリカ 映画
配給 フォックス・サーチライト・ピクチャーズ

2011年製作 102分
公開
北米:2011年10月21日
日本:2013年2月23日
製作費 $1,000,000
北米興行収入 $2,990,625
世界 $3,538,446


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

ニューヨーク州キャッツキル山地
カルト集団の一員マーサ(エリザベス・オルセン)は、コミューンから逃亡する。

共同生活者ワッツ(ブラディ・コーベット)が、レストランでマーサを見つけるものの、彼女は従おうとしない。

姉ルーシー(サラ・ポールソン)に電話をしたマーサは、迎えに行くという彼女を待つ。

コネチカット州。
ルーシーは、マーサを湖畔の自宅に連れて行き休ませて、彼女が戻ったことを帰宅した夫テッド(ヒュー・ダンシー)に知らせる。

翌朝、テッドに会ったマーサは、その後、ルーシーと湖のほとりで過ごしながらコミューンのことを考える。
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両親を失い孤独だったマーサは、コミューンでの生活を始めて、リーダーのパトリック(ジョン・ホークス)から”マーシー・メイ”という名前を付けられる。
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テッドに泳ぐことを誘われたマーサは、何のためらいもなく全裸で水に入り、驚いたルーシーは彼女に注意する。
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マーシーはコミューンの生活にも慣れるが、パトリックから、自分達を受け入れ”役割”を探すようよう言われる。
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ルーシーは、マーサの言動を気にしながら、彼女の世話をする。
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マーシーは、パトリックと肉体関係を持ち、それが、誰もが通る道で良いことであり、皆で愛し合う自分達を信じるよう仲間達の母親役ケイティ(マリア・ディッツィア)に言われる。

ゾーイ(ルイーザ・クラウゼ)にも、その体験が懐かしく思うと言われたマーシーは、現状を受け入れようとする。
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マーサは、ルーシーが町に出かけたため、テッドに誘われてボートに乗る。

ルーシーが健康診断のため病院に向かい、子供を作る考えをテッドから聞いたマーサは、それが信じられないことだと答える。

愛し合っている最中に無断で部屋に入ってきたマーサが、常軌を逸していると考えたテッドは、彼女を追い出そうと考えるもののルーシーになだめられる。

ルーシーは、マーサが体験したことを気にするが、彼女は恋人に騙されて別れただけだと答える。
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ティーンエージャーのサラ(ジュリア・ガーナー)が仲間に加わり、マーシーは彼女の世話をする。

マーシーは、ドラッグ入りのハーブ・ドリンクをサラに与えて、儀式だと言ってパトリックの元に向かわせる。
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夢と現実の境目が判断しにくくなったマーサは、力になりたいと言って干渉するルーシーの意見を迷惑に思い始める。

食事の際、テッドに生き方について意見されたマーサは口論になり席を立つ。

その夜、コミューンに電話をかけたマーサは、ゾーイがその場を去ったことなどを知る。
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マーシーは、ワッツらと共にある家に忍び込み、その場にあった物を物色して立ち去る。
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マーサは、ワッツらが乗ってきた車を見つけて窓を割り傷つける。

家ではパーティーが開かれるが、マーサは、追ってきた者がいると言って取り乱し、ルーシーとテッドが落ち着かせる。
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マーシーは、パトリックらとある家に忍び込み、家主に見つかりケイティが彼を殺害してその場を去る。
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一晩中眠り目覚めたマーサは落ち着きを取り戻し、ルーシーは安心する。

しかし、その後も様子のおかしいマーサを、テッドは病院に入れようと考えルーシーに相談する。
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マーシーは、殺された男性のことが頭から離れずに動揺し、納得したはずだと言うパトリックに責められるものの、見捨てはしないと彼になだめられる。
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そのことを思い出したマーサは、心配するテッドを階段から蹴り落としてしまい、ルーシーには、他の者と間違えたと答える。

マーサを見限ろうとするルーシーは、施設に入れることを彼女に伝える。

翌朝、言い過ぎたことをマーサに謝罪したルーシーは、予約した施設に向かう準備をするよう伝える。

少しの時間、湖で泳いでいたマーサは、対岸にいる男に気づく。

ルーシーとテッドと共に施設に向かうマーサは、車の前に飛び出した湖の男が、止めてあった車に乗る様子を見つめる。

マーサは、後を追ってくる男の車を気にしながら怯える。


解説 評価 感想 ■

ニューヨーク州キャッツキル山地
カルト集団のコミューンで暮らすマーサは、その場を抜け出して姉ルーシーに連絡を入れる。
コネチカット州の湖畔の家にマーサを連れて行ったルーシーは、妹の言動を気にしながら世話をする。
コミューンの生活が頭から離れないマーサは、現実と夢の境目が分からなくなり動揺する。
そんなマーサの様子を、常軌を逸していると感じ始めたルーシーの夫テッドは、彼女を追い出そうとする。
その後、マーサの現実逃避は激しくなり、苦しみながら、コミューンの者達が現れて連れ戻されると考え恐怖に怯える・・・
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カルト集団のマインド・コントロールから逃れようとする女性の心理を描く20代のショーン・ダーキンの、抑え気味の映像表現と繊細な演出が見どころの作品。

平穏な社会に戻るものの、過去のトラウマにより、日増しに不安定になる主人公の心を、フラッシュバックと共に現実と対比させて描くドラマが、幻覚や恐怖感と共に混沌としながら終わるところも興味深い。

子役時代から、姉の”オルセン姉妹”作品にも出演していた主人公を演ずるエリザベス・オルセンは、体を張った演技で好演し、本格的映画デビューとなった本作で高い評価を受け、各映画賞を受賞した。

カルト集団のリーダーを雰囲気を感じさせながら演ずるジョン・ホークス、主人公の姉役サラ・ポールソン、その夫ヒュー・ダンシー、コミューンの仲間達、ブラディ・コーベットクリストファー・アボットマリア・ディッツィアジュリア・ガーナールイーザ・クラウゼなどが共演している。

*(簡略ストー リー)

 


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