マックQ McQ (1974) 3.37/5 (30)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
 ★★★☆☆

1960年代後半から70年代にかけて流行した刑事ものにジョン・ウェインが挑んだ意欲作で、アクション派の第一人者として活躍した、ジョン・スタージェスとのコンビも話題を呼んだ作品。
エディ・アルバートダイアナ・マルドアコリーン・デューハースト他共演。


ドラマ(サスペンス/犯罪)

ジョン・ウェイン / John Wayne 作品一覧


スタッフ キャスト ■
監督:ジョン・スタージェス

製作
ジュールス・レヴィ
アーサー・ガードナー
製作総指揮:マイケル・ウェイン
脚本:ローレンス・ロマン
撮影:ハリー・ストラドリングJr.
編集:ウィリアム・ジーグラー
音楽:エルマー・H・バーンスタイン

出演
ジョン・ウェイン:ロン・マックQ
エディ・アルバート:エド・コスターマン
ダイアナ・マルドア:ロイス・ボイル
コリーン・デューハースト:マイラ
クルー・ギャラガー:フランクリン・トムス
デヴィッド・ハドルストン:エドワード・M”ピンキー”ファロウ
アル・レッティエリ:マニー・サンチャゴ
ジム・ワトキンス:J・C・デイヴィス
ジュリー・アダムス:エレイン・フォレスター
ロジャー・E・モーズリー:ロージー
ウィリアム・ブライアント:スタン・ボイル

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
1974年製作 111分
公開
北米:1974年2月6日
日本:1974年6月29日


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
シアトル
市警のスタン・ボイル(ウィリアム・ブライアント)は、警官二人を射殺するが、自分も何者かに銃撃されてしまう。

スタンの同僚ロン・マックQ(ジョン・ウェイン)に、その連絡が入る。

殺し屋に命を狙われ、それを簡単に片付けたマックQは、病院に向かい、スタンの妻ロイス(ダイアナ・マルドア)に会う。

マックQは、スタンが麻薬の売人を捕まえる電話をしていたことをロイスから知らされる。

マックQは、事件を任されたエド・コスターマン警部(エディ・アルバート)に、今回の事件の担当を却下され、 単独で捜査を開始してしまう。

スタンが死亡したことを知ったマックQは、自分の命も狙った、麻薬組織を牛耳るマニー・サンチャゴ(アル・レッティエリ)に探りを入れて締め上げる。

その後、行き過ぎた行動が問題になり、査問会にかけられることになったマックQは、自らバッジを外し、辞職してしまう。

スタンの葬儀を済ませ、ロイスを慰めたマックQは、私立探偵のエドワード・M”ピンキー”ファロウ(デヴィッド・ハドルストン)の元に向かう。

ピンキーの協力で探偵の肩書きを手に入れ、捜査を始めたマックQは、元同僚のJ・C・デイヴィス(ジム・ワトキンス)から、サンチャゴが、新たな殺し屋を呼び寄せたことを知らされる。

マックQは、捜査資金を、元妻のエレイン・フォレスター(ジュリー・アダムス)から調達する。

その後マックQは、情報屋のロージー(ロジャー・E・モーズリー)から、サンチャゴが殺し屋複数を雇い、 大きな取引があることを聞き出す。

さらにマックQは、友人のマイラ(コリーン・デューハースト)から、サンチャゴが人を雇い麻薬強奪を企み、それが、警内部と関係していることを知らされる。

それらの情報を基に、マックQは、警察に押収された、焼却される予定の麻薬の輸送車を追う。

そして、焼却場でクリーニング業者に扮し、200万ドル相当の麻薬を強奪した犯人を、マックQは追跡する。

しかし、同じ会社の車に惑わされ、マックQは車を見失ってしまう。

麻薬強奪事件現場に居合わせたことを、コスターマンに追求されたマックQは、拳銃の所持許可を取り消されてしまう。

その足で銃砲店に向かったマックQは、イングラム(MAC-10)を手に入れる。

ロイスの元に向かったマックQは、そこに現れた、自分に同情してくれる元同僚のフランクリン・トムス(クルー・ギャラガー)から、慎重に行動するよう忠告される。

その後、サンチャゴのオフィスに忍び込んだマックQだったが、彼に取り押さえられ、麻薬が砂糖だったことを知らされる。

警察内部で、既に麻薬が盗まれていたことを指摘するサンチャゴは、スタン殺害を否定し、ヤマの大きさからして、警察の上層部が絡んでいると睨む。

サンチャゴに解放され、コスターマンの身辺をピンキーに調べさせたマックQは、ロージーの情報で、スタンが汚職警官だったと知らされる。

さらに、マイラが何者かに銃殺され、その後、マックQの車もトラックに襲われ、病院に担ぎ込まれる。

病院を抜け出したマックQは、自分の車を調べに行くが、デイヴィスが、コスターマンの指示でマックQを監視していた。

潰された車を調べたマックQは、何者かが自分を陥れようとして、車に麻薬を隠したことを知る。

そこにコスターマンが駆けつけ、マックQはパトカーを奪い、事故に見せかけて逃走する。

ロイスの元に向かい、実家に行くと言う彼女と車で出かけたマックQは、スタンが、麻薬強奪に絡んでいたことを彼女に伝える。

そして、マックQはロイスが企んだ陰謀を暴き、警察内部の共謀者を突き止めようとする。

尾行する車に気づき、ロイスを海岸に向かわせたマックQは、追ってきた彼女の仲間を迎え撃とうとする。

そして、ロイスを手引きしたトムスが現れ、マックQと撃ち合いになり射殺される。

その直後、麻薬を狙うサンチャゴが現れ、浜辺での追跡が始まるが、マックQは、イングラムを乱射してサンチャゴ一味を倒す。

そしてロイスは警察に連行され、マックQはコスターマンに復職を許される。

それを検討するというマックQは、コスターマンに、”一杯やりながら考えよう”と、彼を向かいのバーに誘う。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
シアトル市警のロン・マックQは、殺された同僚の捜査を上司コスターマンに許されず、単独捜査を始める。
マックQは、麻薬組織を牛耳るサンチャゴに目を付け、独自の情報源を利用して事件の核心に迫る。
死んだ同僚の妻ロイスを労わりながら、捜査を続けたマックQは、やがて、押収麻薬強奪が絡むこの事件には、警察内部の者が関与していることを知る・・・。
__________

ジョン・スタージェスらしい演出として、シアトル市内のカーチェイスや、クライマックスの海岸線の追跡と銃撃戦で、スピード感ある迫力映像を見せてくれる。

当時、日本公開を控えて、ジョン・ウェインが最後の来日をしたことも、懐かしく思い出す。

ポンティアック・ファイアーバード/トランザム”を”年甲斐もなく”運転するウェインは、同じ刑事アクションの「ブリット」(1968)を、また、拳銃が小さ過ぎるウェインによく似合う、サブマシンガンMAC-10(イングラム)は、「ダーティーハリー」(1971)の44マグナムを間違いなく意識している。

ウェインの西部劇作品でお馴染みのエルマー・バーンスタインの、力強い音楽も彼の逞しいイメージにマッチしている。

ウェインが、たった一人で、ギャングと腐敗する警察権力に立ち向かう姿は、差し詰め西部劇のヒーローそのもので、頼もしいことこの上ない。

ラストでエディ・アルバートと和解し、”一杯やって考える”と言うシーンも西部劇そのものだ。

大ベテランエディ・アルバートは、ウェインよりも1歳年上で、その渋い演技と貫禄で、ドラマに重みを加えている。

事件を裏で操っていたダイアナ・マルドア、彼女の共謀者クルー・ギャラガー、マックQの情報源コリーン・デューハースト、私立探偵デヴィッド・ハドルストン、麻薬組織を牛耳るアル・レッティエリ、内偵捜査官としてマックQを監視するジム・ワトキンス、マックQの元妻ジュリー・アダムス、情報源ロジャー・E・モーズリー、殺される同僚ウィリアム・ブライアントなどが共演している。


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