ミドルメン Middle Men (2010) 3/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

インターネットのアダルト・サイトのカード決済システムで成功した男達の波乱の日々を描く、ルーク・ウィルソンジョヴァンニ・リビシガブリエル・マクトジェームズ・カーン他共演、監督、脚本ジョージ・ギャロによる実話を基にしたコメディ・タッチのドラマ。


ドラマ(コメディ)


スタッフ キャスト ■

監督:ジョージ・ギャロ
製作
クリストファー・マリック

ウィリアム・シェラック
ジェイソン・シューマン
マイケル・ワイス
脚本
ジョージ・ギャロ

アンディ・ワイス
撮影:ルーカス・エトリン
編集:マルコム・キャンベル
音楽:ブライアン・タイラー

出演
ジャック・ハリス:ルーク・ウィルソン

ウェイン・ビーリング:ジョヴァンニ・リビシ
バック・ドルビー:ガブリエル・マクト
ジェリー・ハガティ:ジェームズ・カーン
ダイアナ・ハリス:ジャシンダ・バレット
ニキータ・ソコロフ:ラデ・シェルベッジア
オードリー・ドーンズ:ローラ・ラムジー
ジェームズ:テリー・クルーズ
カート・オールマンズ:ケヴィン・ポラック
フランク・グリフィン地方検事:ケルシー・グラマー
イワン・ソコロフ:グレアム・マクタヴィッシュ
ルイ・ララ:ロバート・フォスター
モーガン:ジョン・アシュトン
デニーZ:ジェイソン・アントゥーン

アメリカ 映画
配給 パラマウント・ヴァンテージ

2010年製作 112分
公開
北米:2010年8月6日
日本:未公開
製作費 $22,000,00
北米興行収入 $723,714


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

2004年、ヒューストン
アダルト・サイトのビジネスで成功して、巨万の富を得たジャック・ハリス(ルーク・ウィルソン)は、後悔しながらも、数百万ドルを持参しロシアン・マフィアの元に向かう。

1988年。
ジャックは恋人ダイアナ・ハリス(ジャシンダ・バレット)にプロポーズする。

1997年、ロサンゼルス
幼馴染のウェイン・ビーリング(ジョヴァンニ・リビシ)と暮らすために、バック・ドルビー(ガブリエル・マクト)が引っ越してくる。

二人は、計画もないままに成功する夢を見ていたダメなコンビだったが、実はバックは頭脳明晰な優秀なロケット科学者で、ウェインは優れた獣医であったが、それぞれトラブルを起こし職を失ったのだった。

その頃、クラブの経営者の友人が倒れたため、ジャックはそれに手を貸すために、単身でロサンゼルスに向かうことになる。

数年前ジャックは、裏組織の一員ルイ・ララ(ロバート・フォスター)と付き合っていたのだが、合意点を見つければ、どんな事でも解決できることを知り、それが彼の才能となった。

ある日バックは、天才科学者の本領を発揮し、誰も開発できなかったカード決済を考案し、インターネットのサイト上でアダルト写真を閲覧すると入金するシステムを完成させる。

ロサンゼルスに着いたジャックは、親友のジェームズ(テリー・クルーズ)と共に、クラブの開店準備に追われていた。

ウェインとバックのビジネスは、ワールド・ワイドで稼げるために、徐々にその成果を上げていく。

そして二人は、ロシアン・マフィアのニキータ・ソコロフ(ラデ・シェルベッジア)に意外にも気に入られ、その怖さを知らぬまま手を組んでビジネスを広げ始める。

そして、二人のサイトの人気は爆発的となり、1日に2万5000ドル稼ぎ出すようになる。

ラスベガス
一方、ジャックのクラブ経営も成功し、彼は世話になった弁護士ジェリー・ハガティ(ジェームズ・カーン)から、ベンチャービジネスの話しを持ちかけられる。

ハガティは、この地に拠点を移していたウェインとバックから助言を求められていた。

二人は、訳も分からぬままビジネスを始め、稼いだ金を使いまくり、ソコロフへの分け前を払わず痛めつけられていたのだった。

その問題を解決して欲しいというのが、ハガティのジャックへの頼みだったのだが、彼は詐欺罪でFBIに監視されているにも拘らず、全てが丸く収まった後、 二人のビジネスを奪うことを企んでいた。

ポルノ産業に関わることに躊躇したジャックだったが、まず、ビジネスを合法的に行うことを考え、ソコロフと交渉するためロサンゼルスに戻る。

ジャックは、ハガティに手を引かせるため20万ドルを渡し、ジェームズらを用心棒役にして、ソコロフの甥イワン(グレアム・マクタヴィッシュ)を呼び出し分け前を渡す。

しかし、ジェームズが友人を脅した仕返しに殴ったパンチで、イワンは倒れ死亡してしまう。

イワンの死体を海に沈めたジャックは、焦るウェインらを説得し、自分達が殺人犯だということを認識させ、この件は他言しないよう釘を刺す。

ヒューストン
家族の元に戻ったジャックだったが、殺人のことが頭から離れず、妻ダイアナに何かを隠していることを悟られる。

ジャックは、ポルノ業界に関っていることをダイアナに話し、信じてもらえず心配されながらロサンゼルスに向かう。

空港でジェームズに出迎えられたジャックは、待ち構えていたソコロフのリムジンに乗せられ、イワンが戻っていないことを問い詰められる。

ジャックは、イワンに金を渡したことを伝えるが、ソコロフは納得せず、分け前を2倍払わねば家族などを殺すと彼を脅す。

ヴァンナイズ
倉庫の一角でビジネスを始めたジャックは、オンライン決済システムの顧客を増やし、そこを追い出されるものの、自社ビルを建て、ヒューストンの家族も豪邸に引っ越す。

2004年。
ビッグ・ビジネスを育て上げたジャックは堅実に生きようとするが、ウェインとバックが、ハガティにそそのかされ、あるポータルサイトを開設したいというデニーZ(ジェイソン・アントゥーン)と組んでしまう。

そんなジャックは、ポルノ・スターのオードリー・ドーンズ(ローラ・ラムジー)と出会い、ダイアンから心が離れる。

ある日ジャックは、ハガティがソコロフの弁護士だと知り、彼にそれを問い詰めるものの、イワン殺しをほのめかされそれを否定する。

ソコロフの警告通り、FBIのカート・オールマンズ(ケヴィン・ポラック)が現れる。

しかし、テロリストがオードリーのサイトにアクセスしたため所在が分かり、政府に協力したことになったとことで、彼女はジャックに自慢する。

ウェインとバックは、デニーZのサイトが未成年者を扱っていると知り焦ってしまう。

FBIのオールマンズは直接ジャックに会い、オードリーのサイトを利用した協力を正式に要請し、彼はそれに同意する。

それを見ていたウェインとバックは、自分達が逮捕されると思い込み動揺し、こともあろうに、ハガティに相談してしまう。

二人は、デニーZのサイトを閉鎖することをハガティに約束するのだが、何とそれを忘れてしまい、尚且つイワン殺しを話してしまう。

そんな時、ジャックの息子が学校の成績を不満に思い、コンピューターにハッキングして逮捕されてしまう。

ジャックはダイアンと共に学校に向かい、体育館を寄付することなどで校長を説得するが、地方検事フランク・グリフィン(ケルシー・グラマー)が訴訟を強行しようとする。

グリフィンのオフィスに押し入ったジャックは、彼が閲覧したポルノ・サイトのリストを見せ、訴訟の取り下げを承知させる。

その後ジャックは、ウェインとバックのドメインで運営されている、デニーZのサイトに未成年が出ているのに気づく。

ジャックは、デニーZの家に向かい彼を痛めつけ、かつての家族の生活を思い出した彼はオードリーと別れる。

オールマンズに呼び出されたジャックは、テロリストの件では感謝されるが、未成年者のサイトとイワン殺しのことを承知していることを告げられ警告される。

その直後、ジャックはソコロフに子供がさらわれたことをダイアンから知らされるが、それはメイドの子供だった。

ジャックは、数百万ドルを持参しソコロフの元に向かい子供を解放させる。

ソコロフはジャックにイワン殺しについて問い詰め、同席していたハガティから、ビジネスから手を引くための契約書にサインを求められる。

ジャックは、税金が払えなくなるために日付を去年にする許可を得てサインするが、ハガティはソコロフに射殺される。

解放されたジャックは、迎えに来たジェームズと共に子供を連れ家に帰る。

ウェインとバックは、未成年者を使ったサイトの運営で逮捕されるが、彼らはジャックの関与を認める。

しかし、オールマンズは、書類上でジャックは半年前にビジネスから手を引いていることを二人に伝える。

そしてジャックは、ダイアナの元に戻る。
__________

ウェインとバックは、デニーZの罪を証言し懲役刑が減刑される。

ソコロフはモスクワ在住と思われ、オードリーはその後も業界で働き続ける。

ジャックはダイアナと離婚せず、さらに二人の子供をもうけて結婚生活を続ける。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

地道な結婚生活を送っていたジャック・ハリスは、友人のクラブを手伝うために、ヒューストンからロサンゼルスに向かう。
一方、地位ある職をトラブルで失ったウェインとバックは、一旗あげようとしていた。
ある日バックは、誰もやっていないインターネット上のカード決済システムを思いつき、それを開発してついに成功の道を歩み始める。
その頃、クラブ経営に成功していたジャックは、世話になった弁護士ハガティの紹介で、ウェインとバックのビジネスに加わること勧められる。
ウェインとバックは、ロシアン・マフィアのソコロフと組み、ビジネスを広げて稼ぎまくっていた。
しかし、いい加減な二人は稼いだ金を使いまくり、ソコロフへの分け前を渡さないために痛めつけられていたのだった。
合意点が見つかれば、必ず解決できると考える、それが自分の才能だと自負していたジャックに、ハガティは、この問題を解決させようとするのだが・・・。
__________

ネット上のカード決済システムで大成功する話はコミカルに展開し、それに手を貸したために、トラブルに巻き込まれる”仲介者”(ミドルマン)の男の人生は大真面目に描かれ、ジョージ・ギャロの、メリハリの利いた切れのある演出が見ものだ。

拡大公開もされなかった作品で、商業的には成功してはいないが、味のある演技を見せる出演者も、中堅どころではあるが豪華で、内容的に拒絶されたのか、日本では劇場未公開だったのは残念だ。

何をやってもうまくいく才能ある男、しかしそれには苦悩が伴うという、人間味のあるビジネスマンを好演するルーク・ウィルソン、何も考えずに成功の波に乗る能天気な若い二人ジョヴァンニ・リビシガブリエル・マクト、悪徳弁護士をいい雰囲気で演ずるベテランのジェームズ・カーン、主人公の妻ジャシンダ・バレットロシアン・マフィアのボス、ラデ・シェルベッジア、主人公の愛人でポルノ・スター役ローラ・ラムジー、友人の用心棒テリー・クルーズFBI捜査官ケヴィン・ポラック、地方検事ケルシー・グラマー、マフィアの一員グレアム・マクタヴィッシュ、裏社会の男ロバート・フォスター、彼に金を借りた男ジョン・アシュトン、未成年のポルノ・サイトを開設するジェイソン・アントゥーンなどが共演している。


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