ミラーズ Mirrors (2008) 3/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

2003年に公開された、韓国映画「鏡の中に」を基に製作された作品。
呪われた鏡に潜む恐怖の体験をきっかけに、迫る危険から別居する家族を守ろうとする男をく、監督、脚本アレクサンドル・アジャ、製作総指揮、主演キーファー・サザーランドポーラ・パットン他共演のサスペンス・ホラー。


スリラー/ホラー


スタッフ キャスト ■

監督:アレクサンドル・アジャ
製作総指揮
キーファー・サザーランド
マーク・S・フィッシャー
アンドリュー・ホン
製作
グレゴリー・ルヴァスール
アレクサンドラ・ミルチャン
マーク・スタンバーグ
脚本
アレクサンドル・アジャ
グレゴリー・ルヴァスール
撮影:マキシム・アレクサンドル
編集:バクスター
音楽:ハビエル・ナバレテ

出演
ベン・カーソン:キーファー・サザーランド
エイミー・カーソン:ポーラ・パットン
マイケル・カーソン:キャメロン・ボイス
アンジェラ・カーソン:エイミー・スマート
デイジー・カーソン:エリカ・グラック
アンナ・エシカー:メアリー・ベス・ペイル
ロレンツォ・サペッリ:ジョン・シュラプネル
ラリー・バーン:ジェイソン・フレミング
ロバート・エシカー:ジュリアン・グローヴァー
ゲーリー・ルイス:ジョシュ・コール
テレンス・ベリー:エズラ・バジントン

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX
2008年製作 111分
公開
北米:2008年8月15日
日本:2008年12月26日
製作費 $35,000,000
北米興行収入 $30,691,439
世界 $77,488,607


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

ニューヨーク
ハーレムの駅の構内の鏡の前で、ある男(ジョシュ・コール)が、割った鏡の破片で自分の首を切って死亡する。

1年前に同僚を誤射して殺してしまった、ニューヨーク市警の元刑事ベン・カーソン(キーファー・サザーランド)は、妻のエイミー(ポーラ・パットン)や子供達と別居し、妹アンジェラ(エイミー・スマート)の家に居候していた。

カーソンは、5年前に火災に遭い、保険会社と揉めてそのまま放置されているデパートの警備の仕事を得る。

管理主任のロレンツォ・サペッリ(ジョン・シュラプネル)に、カーソンは不気味な廃墟となった建物内部を案内される。

子供達デイジー(エリカ・グラック)とマイケル(キャメロン・ボイス)に会いに行ったカーソンは、妻エイミーに、連絡もなしに現れたことを責められる。

事件以来、酒に溺れていたカーソンは、禁酒をして社会復帰をしようと試み、エイミーとの復縁を望むが、彼女はそれを拒む。

夜勤で警備を始めたカーソンは、壁面のある大きな鏡が気になる。

鏡には無数の手のひらの跡があったが、カーソンがそれを拭っても消えず、不審な物音と共に、彼は地下通路に引き寄せられて不気味な声を聞く。

情緒不安定なカーソンは薬に頼り、神経が高ぶり不安を抱えながら毎日を送り、アパートの鏡の中の自分の顔が歪んで見えてしまうような体験もする。

翌日の警備では、例の鏡に触れるとひびが入り、カーソンは手を切る傷を負い、さらに体が炎に包まれる幻覚を見てしまう。

正気に戻ったカーソンは、前任者ゲーリー・ルイス(ジョシュ・コール)の財布を見つけ、”エシカー”というメモ書きを頼りに再び建物に戻る。

女性らしき叫び声を聞いたカーソンは、建物内で女性を捜し回りドアから腕が出ているのを目撃する。

その場に行くと人影がないため、カーソンは鏡を運び、叫ぶ女性の姿を映し出してそれを確認する。

その頃、カーソンの息子マイケルも、鏡の中で女性が叫ぶのを目撃していた。

カーソンは、妹アンジェラに、建物で起きた出来事を話して聞かせる。

いたるところにある鏡に、監視されていると言い張るカーソンに、アンジェラは誤射事件の後遺症が残っているだけだと言い切る。

その後カーソンに、デパートの火災事故などの新聞の切抜きが、ゲーリー・ルイスから送られてくる。

建物の詰所に向かったカーソンは、ロレンツォから、前任者ゲーリー・ルイスが、ハーレムの駅で死亡して見つかったことを知らされる。

検死官のエイミーに頼み、ゲーリー・ルイスの遺体を確認したカーソンは、死亡記録をチェックする。

事件現場の写真を確認したカーソンは、鏡に移っている物と現実が違っていることに気づく。

カーソンは、鏡が自分達を誘い込もうとしているとエイミーに説明するが、彼女は禁酒の処方薬の副作用のせいで、彼が非現実的な妄想を抱いていると思い込む。

その夜、アンジェラは入浴中に、鏡の中の彼女に自分の口を裂かれ死亡してしまう。

仕事を終えて帰宅したカーソンは、自宅に警察官がいるのに驚き、元同僚のラリー・バーン(ジェイソン・フレミング)からアンジェラの惨たらしい死を知らされる。

バーンは、犯人が鍵を持っていたか、顔見知りの犯行だとエイミーに伝える。

カーソンが疑われるが、仕事中だったということでアリバイが取れる。

犯人を知っているとエイミーに伝えたカーソンは、それを誰も信じてくれないはずだと言って彼女の元を立ち去る。

建物の巨大な鏡を壊そうとしたカーソンだったが、鏡は銃で撃っても元に戻ってしまう。

さらに、鏡から”エシカー”という文字が浮かび上がり、カーソンはその謎を探る。

”エシカー”の手がかりは見つからず、カーソンはデパートの放火犯テレンズ・ベリー(エズラ・バジントン)についてを調べ始める。

ベリーが死亡していたことを知ったカーソンは、彼が入院していた病院を訪ね、妻子を殺したと言われるベリーも”エシカー”を捜していたことを知る。

自宅に向かったカーソンは、エイミーに無断で家中の鏡をはずしてしまう。

それを見た子供達は怯え、帰宅したエイミーは異常な行動をとる夫に驚いてしまう。

カーソンは、鏡を銃撃してそれが元に戻るところをエイミーに見せようとするが、鏡は元に戻らず混乱して立ち去ってしまう。

そしてカーソンは、建物の地下に隠された鏡張りの部屋を発見する。

火災に遭ったデパートが元病院であったことから、カーソンは、ラリーに頼み、患者と従業員の名簿を入手しようとする。

ラリーは探し当てた50年前の名簿から、”アンナ・エシカー”という患者の名前を見つけてカーソンに知らせる。

アンナは他の患者達と共にお互いを殺し合い、わずか12歳で死亡し、その後、病院は閉鎖され、担当医は首を切って自殺したということがわかる。

しかしカーソンは、アンナが死亡した日の二日前に、退院していたことを知る。

その頃エイミーは、マイケルの部屋の鏡の中に、もう一人の彼がいることに気づき、カーソンにそれを連絡する。

家族の元に向かったカーソンは、エイミーと共に鏡をペンキで塗りつぶし、姿が映る窓を新聞紙で覆う。

家族の安全を確保したカーソンは、ペンシルベニアにあるアンナの家に向かう。

カーソンは、アンナの家を訪ねて、兄ロバート(ジュリアン・グローヴァー)に会い、彼から統合失調症が治ったアンナを修道院に預けたことを知らされる。

その後、修道女になっていたアンナ(メアリー・ベス・ペイル)に面会し、なぜ鏡が彼女の行方を追うのかをカーソンは尋ねる。

ニューヨークの病院に入れられたアンナは、鏡張りの部屋に何日も入れられ、統合失調症ではなかった彼女の体から抜け出したものが、鏡の中に入った。

そして鏡は、人を殺して魂を集めるようになったということだった。

アンナは、家族を救ってくれと言うカーソンの頼みに対して、ただ祈ることしか出来ないと答える。

家族に危機が迫っていることを知ったカーソンは、修道院からアンナを強引に連れ出して自宅に向かう。

マイケルが姿を消し、家が水浸しになったことに気づいたエイミーは浴槽で溺れかけ、デイジーが鏡の中のエイミーに殺されかける。

エイミーはデイジーを救うが、ナイフを持ったマイケルに襲われそうになる。

ニューヨークに戻り、カーソンはアンナを元病院の鏡張りの部屋に連れて行く。

マイケルは水浸しの床に吸い込まれれるが、アンナが自分の身を犠牲にして建物中の鏡を割り、その瞬間エイミーはマイケルを助け出す。

カーソンは、行き場のなくなった、アンナから抜け出た邪悪なものを倒す。

地下から抜け出したカーソンだったが、全ての文字や怪我をした手の傷が反対で、誰にも自分が見えていないようだった。

そしてカーソンは、街角のウインドウに自分の姿が映らないことで、瓦礫に埋もれて死に、鏡に閉じ込められたことに気づく。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

職務中に、誤射で同僚を殺してしまい、それ以来、酒に溺れ精神を病む元刑事ベン・カーソンは、別居中の妻エイミーや子供達のために社会復帰し、元の生活を取り戻そうと、苦悩の日々を送っていた。
そんなカーソンは、5年前に火災に遭い、保険会社と揉めてそのまま放置されているデパートの警備の仕事を得る。
現場の廃墟でカーソンは、周囲とはそぐわない美しい巨大な鏡を見つけ、彼はそれに引き込まれていく。
カーソンは、鏡の中に焼けただれた女性の姿を見るなどの恐怖を体験してしまう。
そして、その後、カーソンの周辺では、奇怪な惨劇が起き始める・・・。
__________

人の魂を、操作して奪おうとする”鏡”を、人間の邪悪な姿を映し出す”恐ろしい物”として描写し、加えて窓ガラスや水、ドアノブなどを小道具として巧みに使ったアイデアなど、凝った演出はなかなか興味深い仕上がりになっている。

鏡に魂が奪われ、それが非現実的なものとなって表現されるというストーリーは、それほど新鮮ではないが、鏡に呪われた者達が惨殺される場面などは、かなりどぎつい斬新な映像になっている。

主人公は死に、家族の元に戻れない無念さが伝わる意外なラストも注目。

同僚を殺してしまい、悩む男に襲い掛かる恐怖と戦い、家族を守ろうとする逞しい夫、そして父親を、キーファー・サザーランドは、体を張った演技で好演している。

その妻で、当初は夫の話を聞き入れずに、後に理解して協力するポーラ・パットン、息子キャメロン・ボイス、娘エリカ・グラック、惨殺される主人公の妹エイミー・スマート、事件の鍵を握る鏡にとり憑かれた女性メアリー・ベス・ペイル、その兄ジュリアン・グローヴァー、警備主任役のジョン・シュラプネル、元同僚刑事ジェイソン・フレミング、犠牲者ジョシュ・コール、放火犯エズラ・バジントンなどが共演している。


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