モンテ・ウォルシュ Monte Walsh (1970) 3.67/5 (30)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

変わりつつある時代の流れに逆らう、プライドを持ったカウボーイの生き様を描く、監督ウィリアム・A・フレイカーリー・マーヴィンジャンヌ・モロージャック・パランス他共演の西部劇。


西部劇


スタッフ キャスト ■

監督:ウィリアム・A・フレイカー
製作
ハル・ランダース

ボビー・ロバーツ
原作:ジャック・シェーファー
脚本
ルーカス・ヘラー

デヴィッド・Z・グッドマン
撮影:デヴィッド・M・ウォルシュ
音楽:ジョン・バリー

出演
モンテ・ウォルシュ:リー・マーヴィン

マルチーヌ・バーナード:ジャンヌ・モロー
チェット・ローリンズ:ジャック・パランス
ショーティ・オースティン:ミッチェル・ライアン
キャル・ブレナン:ジム・デイヴィス
ハル・ヘンダーソン:G・D・スプラドリン
ダリー・ジョンソン:マイケル・コンラッド
ルーファス・ブラディ:マット・クラーク
パウダー・ケント:ビリー”グリーン”ブッシュ
カウボーイ:リチャード・ファーンズワース
ジャンピン・ジョー・ジョスリン:ボー・ホプキンス
メアリー・イーグル:アリン・アン・マクレリー
ウィルソン大佐:エリック・クリスマス
医師:チャールズ・タイナー

アメリカ 映画
配給 National General Pictures

1970年製作 106分
公開
北米:1970年10年7日
日本:1970年11月25日


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

西部開拓時代も終わりに近づいた頃。
旅から戻った、カウボーイのモンテ・ウォルシュ(リー・マーヴィン)とチェット・ローリンズ(ジャック・パランス)は、牧場主のキャル・ブレナン(ジム・デイヴィス)から、牧場が東部の企業に買収されたことを知らされる。

牧場の運営は任されたブレナンは、モンテとチェットを雇う。

モンテは、かつての恋人である酒場の女マルチーヌ・バーナード(ジャンヌ・モロー)と縒りを戻し、チェットと共にブレナンのスラッシュ牧場に向かう。

二人は、荒馬乗りのショーティ・オースティン(ミッチェル・ライアン)やダリー・ジョンソン(マイケル・コンラッド)、ジャンピン・ジョー・ジョスリン(ボー・ホプキンス)らと共に仕事に精を出す。

チェットは、金物店の店主で後家のメアリー・イーグル(アリン・アン・マクレリー)に惹かれていた。

久し振りにマルチーヌに会ったモンテは、仕事に戻るものの、会社側は人員削減を決めて、ショーティーやジョスリンら若い者が解雇される。

相容れない関係であっても、ショーティを気の毒に思ったモンテとチェットは、少額ではあったが彼に金を渡して別れを告げる。

解雇の件で争いごとになったモンテらだったが、誰のせいでもない、世間が悪いことで意見が一致して仲直りする。

この場には仕事がないと、町を出ようとするマルチーヌを引き止めたモンテだったが、彼女の決意は変わらなかった。

銀行を襲い逃亡中だったルーファス・ブラディ(マット・クラーク)とパウダー・ケント(ビリー”グリーン”ブッシュ)と共に酒場にいたショーティは、保安官とは知らずに現れた男を射殺してしまい、その場から姿を消す。

ショーティは、牧場に戻りモンテとチェットにその件を話す。

ルーファスらの強盗仲間と思われたショーティは、ほとぼりが冷めるまで逃げるよう、モンテとチェットに助言される。

この仕事に未来がないと悟ったチェットは、メアリーと結婚して金物店を経営する考えをモンテに伝えるが、彼はカウボーイにこだわった。

チェットの結婚式の日、招待されていたモンテは、彼とメアリーを祝福する。

寂れた町でマルチーヌの想い出に浸りながら、モンテは彼女に会いに行く。

転職して結婚をしたいことをマルチーヌに伝えたモンテは、それを彼女に承諾され、自分に何が出来るかを考える。

ある町で、牧場にいた暴れ馬を見つけたモンテは、それを乗りこなそうとして悪戦苦闘する。

給水塔を倒して店を壊し、囲いの牛を逃がしてしまったモンテだったが、馬を手懐けることができる。

それを見ていた買取った馬の持ち主ウィルソン大佐(エリック・クリスマス)は、荒馬を乗りこなしたモンテに驚き、彼を自分のショーで雇うことを提案する。

芸名を付けられて、道化のような衣装で人前に出ることに納得できないモンテはそれを断る。

モンテはそれをマルチーヌに話し、自分にはカウボーイしかできないことを伝え、彼女に励まされスラッシュ牧場に戻る。

盗まれた黒牛を追ったモンテらは、犯人がルーファスらだと知り彼らを捜す。

ショーティを仲間にしたルーファスを見つけたモンテは、銃を抜いた彼を射殺する。

金物店の主人となっていたチェットは、現れたショーティとパウダーから金を要求される。

それを断ったチェットだったが、二人に銃を向けられて仕方なく金を渡そうとする。

隙を見てパウダーに襲いかかろうとしたチェットは、ショーティに射殺されてしまう。

チェットの葬儀も欠席したモンテは、会社が牧場を売るというブレナンの話にも興味を示さない。

友を殺されたモンテは復讐を誓い、逃げたショーティとパウダーを捜すが、病気だったマルチーヌの具合が悪いことを知らされ彼女の元に急ぐ。

臨終に間に合わなかったモンテは、マルチーヌの亡骸を前にして大きなショックを受ける。

マルチーヌの髪の毛を形見として手にしたモンテは、現れたショーティに、見逃す気はないかを尋ねられる。

答えが得られず、銃を降ろしたショーティはその場を去り、モンテを待ち構えて対決する。

モンテはショーティを倒し、彼が手懐けることができなかった荒馬を、プライドで馴らしたことを伝えて再び旅に出る。


解説 評価 感想 ■

シェーン」(1953)の原作者で知られるジャック・シェーファーが、1963年に発表した小説を基に製作された作品。

*(簡略ストー リー)

西部開拓時代も終わりに近づいた頃。
カウボーイのモンテ・ウォルシュと相棒チェットは、東部の企業に買収された牧場主ブレナンに雇われる。
モンテは、元恋人で酒場の女マルチーヌと縒りを戻し、時代の変化を悟ったチェットは地道な生活を選び、金物店の経営者である後家のメアリーとの結婚を考える。
あくまでカウボーイにこだわるモンテは、寂れた町を出たマルチーヌを訪ねる。
そしてモンテは、転職して結婚を考えていることをマルチーヌに伝えるのだが・・・。
__________

男臭い主演のリー・マーヴィンと相棒役のジャック・パランスに加え、ハリウッド映画初出演のジャンヌ・モローが華を添える、その時代を感じさせる実に雰囲気のある作品。

西部劇の名作に出演経験のある個性派男優二人が、既にそれが廃れはじめた時代に、よくぞ出演してくれたと感謝したい程、ファンとしては嬉しい涙ものの作品でもある。

カウボーイとしては一流の二人、一人はあくまでそれにこだわり、一方は時代の変化を敏感に感じて地道な道を選ぶ・・・。
双方の思い描く結末とは違うものの、主人公が、それが人生だと納得して終わるラストもいい。

ドラマの舞台設定とは別に、脇を固める出演者などで1970年代が感じられる、郷愁を誘う作品でもある。

撮影監督として5度アカデミー賞にノミネートされているウィリアム・A・フレイカーが監督、ジョン・バリーの哀愁漂う音楽も印象的。

時代の流れに乗り切れぬものの、自分の決めた道を生き抜く男を好演するリー・マーヴィン、その恋人で病に倒れるジャンヌ・モロー、主人公の相棒を渋く演ずるジャック・パランス、職を失い悪の道に身を投ずるミッチェル・ライアン、牧場主のジム・デイヴィス、牧童のマイケル・コンラッドG・D・スプラドリンリチャード・ファーンズワース、銀行強盗で追われる男マット・クラーク、その相棒ビリー”グリーン”ブッシュ、チェット(J・パランス)と結婚する金物店店主のアリン・アン・マクレリー、巡業一座の興行主役エリック・クリスマス、医師チャールズ・タイナーなどが共演している。


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