恋とニュースのつくり方 Morning Glory (2010) 3/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

一度は失業するものの、モーニング・ショーのプロデューサーに抜擢されたヒロインが、低視聴率で打ち切りまで検討される番組を尊敬するベテラン・アンカーを起用して復活させるまでを描く、主演レイチェル・マクアダムスハリソン・フォードダイアン・キートンパトリック・ウィルソンジェフ・ゴールドブラム他共演、監督ロジャー・ミッシェルによるコメディ・ドラマ。


ドラマ(コメディ)

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スタッフ キャスト ■

監督:ロジャー・ミッシェル
製作総指揮
シェリル・クラーク

ガイ・リーデル
製作
J・J・エイブラムス

ブライアン・バーク
脚本:アライン・ブローシュ・マッケンナ
撮影:アルウィン・H・カックラー
編集
ダン・ファレル

ニック・ムーア
スティーヴン・ワイズバーグ
音楽:デヴィッド・アーノルド

出演
ベッキー・フラー:レイチェル・マクアダムス

マイク・ポメロイ:ハリソン・フォード
コリーン・ペック:ダイアン・キートン
アダム・ベネット:パトリック・ウィルソン
ジェリー・バーネス:ジェフ・ゴールドブラム
レニー・バーグマン:ジョン・パンコウ
ポール・マクヴィー:タイ・バーレル
ベッキーの母:パティ・ダーバンヴィル
本人:エレイン・カウフマン
本人:ボブ・シーファー
本人:モーリー・セイファー
本人:クリス・マシューズ
本人:50セント
本人:トニー・イエイヨー
本人:ロイド・バンクス

アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ

2010年製作 107分
公開
北米:2010年11月10日
日本:2011年2月25日
製作費 $40,000,000
北米興行収入 $31,011,732
世界 $58,785,180


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

ニュージャージー
地元テレビ局のモーニング・ショー、”グッドモーニング・ニュージャージー”のスタッフとして働いていたベッキー・フラー(レイチェル・マクアダムス)は、予算削減のために、突然クビを言い渡されてしまう。

母(パティ・ダーバンヴィオル)から、8歳の時から抱いている”トゥデイ”のスタッフになる夢を、いい加減に諦めたらと言われたベッキーはショックを受ける。

次の就職先がなかなか決まらないベッキーだったが、そんな時、”ibs”のジェリー・バーネス(ジェフ・ゴールドブラム)からのオファーを受ける。

バーネスに会ったベッキーは、全国ネット番組ではあるが、今一人気のないモーニング・ショー”デイブレイク”を盛り上げる自信を語る。

しかし、無名で高学歴でもない、口だけが達者なベッキーをエグゼクティブ・プロデューサーにするべきか悩むバーネスの様子を見て、彼女は落胆しその場を立ち去る。

失意のベッキーは、エレベーターで、なんと彼女がこの世界に入るきっかけとなったベテラン・アンカー、マイク・ポメロイ(ハリソン・フォード)に出くわしてしまう。

ポメロイに言葉をかけたベッキーは、そこでも恥をかいてしまうが、バーネスから採用の連絡が入り興奮する。

ベッキーは、早速マンハッタンに部屋を借り翌週から出社し、シニア・プロデューサーのレニー・バーグマン(ジョン・パンコウ)に迎えられる。

メイン・キャスターの一人で古株のコリーン・ペック(ダイアン・キートン)に会うようレニーに指示されたベッキーは、彼女から、いきなり嫌味と冴えない番組の愚痴を聞かされる。

その後ベッキーは、もう一人のキャスターで、コリーンとは犬猿の仲のポール・マクヴィー(タイ・バーレル)にも偶然に出くわす。

ミーティングを始めたベッキーは、各スタッフに指示を与え、いつもその場に顔を出さないポールを呼出しクビにしてしまう。

ベッキーはバーネスにそれを伝え、キャスター交代の許可を得るものの、代わりを探すのに苦労する。

翌日ベッキーは、ポメロイに会った時にエレベーターに乗り合わせていた、同じ局内の”7デイズ”のプロデューサー、アダム・ベネット(パトリック・ウィルソン)に声をかけられ、彼と正式に挨拶する。

そんな時ベッキーは、シリアスな番組のアンカーではあるが、ポメロイの起用を考える。

ポメロイの契約書を見たベッキーは、彼が局の指示に従わなければならないことを知る。

ベッキーはポメロイに話しを持って行くが、この世界で40年以上のキャリアがある彼のプライドが許すはずがなかった。

コリーンもそれが無理な話だと言い張るが、600万ドルのギャラを失いたくないポメロイは、仕方なくそれを受け入れることにする。

自分が料理コーナーなどに追い遣られる心配が出てきたことで、コリーンは不満を抱く。

そして、ポメロイとコリーンは意地を張り合い、ベッキーはその間で苦労する。

ポメロイと組んでいた、彼を嫌うアダムはベッキーに同情して彼女をバーに誘う。

働きづめのベッキーが、ようやくデートに誘われた事を知り、それを大袈裟だと否定する彼女をレニーは冷かす。

その後も、偏屈なポメロイと意地を張るコリーンに悩まされながら、ベッキーは何とか番組の視聴率アップを目指す。

ベッキーはアダムに会いにバーに向うが、今までまともな恋もしたことのない彼女は、ポメロイの情報収集に来たなどと言ってしまう。

後日、思い切ってアダムに真意を尋ねたベッキーは、彼が自分に惹かれていることを確認する。

そして、じっくりと様子を見ることにした二人だったが、アダムの部屋でいきなり燃え上がってしまう。

ところが、ポメロイの初日を明日に控え、彼が気の進まない番組の前日に深酒し、当日は現われないことをベッキーはアダムから知らされる。

ベッキーはポメロイを街中捜しまわり、ようやくあるバーで、ジャーナリストのボブ・シーファー、アンカーのクリス・マシューズ、リポーターのモーリー・セイファーらと飲んでいた彼を見つける。

無責任なポメロイを非難するベッキーは、彼を自宅に送り、その場に泊まり明日に備える。

翌早朝、ベッキーはポメロイに起されてテレビ局に向かい、スタッフとのミーティングを済ませ本番が始まる。

コリーンは、初登場のポメロイを紹介し機嫌を窺うが、彼は素っ気無い言葉を返しニュースを読み始める。

朝の番組に相応しくない不愛想で通したポメロイを、番組終了と同時にコリーンは非難し、契約の違反行為はしていないと彼はベッキーに言放つ。

ベッキーはアダムの元に向かい、番組を気にしながら彼と愛し合い早朝局に向う。

ポメロイは態度を変える気配はなく、窮地に立つベッキーは、彼を何とか説得しようとするが受け入れられない。

バーネスに呼ばれたベッキーは、視聴率が下がったことを追求され、6週間で番組打ち切りを言い渡される。

ベッキーは、47年間も続いた番組をぶち壊したとも言われてショックを受けるが、このことをスタッフには秘密にすることだけはバーネスに約束してもらえる。

その後もポメロイのわがままは変わらず、ベッキーは限界に達し完全にキレて、スタッフの前で彼を非難する。

そしてベッキーは、6週間以内に必ず視聴率を上げることをバーネスに告げ、番組を大改革しようとする。

形振り構わないベッキーの企画に絶句するポメロイだったが、コリーンはそれに協力する。

ポメロイとコリーンが、本番中に嫌味の言い合いになったりもするが、ベッキーの努力は実り視聴率はアップする。

しかし、期限を週末に控え、バーネスはその段階でも納得せず、ベッキーは苛立ちアダムにも八つ当たりしてしまう。

そんな時、ポメロイが砕けた話題を取材すると言い出し、ベッキーはそれに同行するが、そこは知事の別邸だった。

既に番組は始まり焦るベッキーだったが、ポメロイは知事のスキャンダルを暴露し大スクープをものにする。

ポメロイの報道人としての姿に感激したベッキーは、彼から、この世界にのめり込み過ぎた自分の、惨めな家庭生活などを語られ、彼女はそれを助言として受けとる。

局に戻ったベッキーとポメロイは、スタッフ達に温かく迎えられ、バーネスは番組継続を約束し彼女を見直す。

バーネスは、NBCからオファーがあったことをベッキーに伝え、彼女の”トゥデイ”への道が現実味を帯びてくる。

アダムの元に向ったベッキーは、番組打ち切りが決まり、切羽詰っていたことを伝え謝罪する。

ベッキーは、ようやくまとまり始めたスタッフ達のことを思うと、NBCに行くかは迷っていることをアダムに伝える。

しかし、ポメロイはアダムが言う通り偏屈な態度を変えず、ベッキーにNBC行きを勧める。

オファーを断ろうとしていたベッキーは、友情のかけらも見せないポメロイに幻滅し、彼を罵倒する。

ベッキーはNBCに向かい、コリーンは、番組が始まる直前に、そのことをポメロイに伝える。

自分が何もかもぶち壊したと、ようやく認めたポメロイは席を外してしまい、プライドを捨てて料理コーナーのブースに向う。

ポメロイがエプロンを着け、得意の”フリッタータ”を作るところが放映され、面接を受けていたベッキーはそれに気づく。

ベッキーは、ポメロイが自分のために行っている行為に感激し、アダムからもそれを知らされ、彼女は局に戻る。

料理が出来上がった頃ベッキーもスタジオに到着し、それに気づいたポメロイは、来週は”ベニエ”の作り方を紹介すると予告までして、コリーンもそれには負けを認める。

”デイブレイク”に残ったベッキーは、人気番組として育て上げ、そして人々は、本当のポメロイに出会えるのだった。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

地方テレビ局のモーニング・ショーのスタッフ、ベッキー・フラーは、突然クビを言い渡されてしまう。
次の仕事を探していたベッキーは、全国ネット番組である”デイブレイク”のエグゼクティブ・プロデューサーとして採用される。
番組の視聴率は低迷していたため、ベッキーは上司バーネスから期待をかけられる。
ベッキーは、初日のミーティングで、メイン・キャスターのコリーンと犬猿の仲で、協調性のないポールをいきなりクビにしてしまう。
そこまでは良かったのだが、ベッキーは欠けたキャスターを探すことに苦労してしまう。
そこでベッキーは、自分がこの世界に入るきっかけとなった、尊敬するベテラン・アンカーのマイク・ポメロイを引き抜きキャスターにしようとするのだが・・・。
__________

熾烈な視聴率競争の中に、自ら身を投じる負け犬気味のヒロインが、ガッツと行動力で周囲を引っ張る痛快なコメディの中に、ほんのりとした人情物語も加えた、ロジャー・ミッシェルの軽快な演出が見所の作品。

華やかなテレビ業界を舞台に、豪華キャストということもあり、気忙しい展開は終盤にかけて一気に盛り上がる。

これだけのキャストであり、話題にはなった作品ではあるが、興行収入は全世界でも約5900万ドルと不調に終わった。

男女年齢の区別なく、遠慮なくものを言うことがごく普通の社会として描かれることは、本作に限らず珍しいわけでもない。
資質を見込まれて任された者は、採用されたばかりの年少者であっても、職務を果たすために完全にその場を仕切ることを許されるという、日本ではあまり考えられないことであるために、ドラマとは言え驚かされる。

か弱そうに見えるが、フル回転で難題に挑む姿が実に頼もしい、主人公のレイチェル・マクアダムス、偏屈でわがままなベテラン・アンカーから、終盤、人間味ある人物を味わい深く演ずるハリソン・フォード、彼とは全く息の合わない、マイペースなキャスターをいい雰囲気で演ずるダイアン・キートン、主人公と恋仲になるプロデューサー役のパトリック・ウィルソン、主人公の上司役のジェフ・ゴールドブラム、主人公をサポートし見守るシニア・プロデューサーのジョン・パンコウ、クビになるキャスターのタイ・バーレル、主人公の母パティ・ダーバンヴィル、他、著名なジャーナリストやアーティストが多数カメオ出演している。


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