Mr. 3000 (2004) 4/5 (1)


■ 作品情報へ ■
スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

夢の3000本安打を達成し打者としては超一流だが傲慢なMLBの野球選手が引退宣言をするが、記録ミスで3本足りないヒットのために現役復帰する奮闘を描く、主演バーニー・マックアンジェラ・バセット他共演、監督チャールズ・ストーン三世によるスポーツ・コメディ。


ドラマ(コメディ)


スタッフ キャスト ■

監督:チャールズ・ストーン三世
製作
ゲイリー・バーバー
ロジャー・バーンバウム
マギー・ワイルド
製作総指揮
ティモシー・M・バーン
ジョナサン・グリックマン
フランク・マーシャル
スティーヴ・グリーナー
原案
エリック・チャンプネラ
キース・ミッチェル
脚本
エリック・チャンプネラ
キース・ミッチェル
撮影:シェーン・ハールバット

編集:ビル・パンコウ
音楽:ジョン・パウエル

出演
バーニー・マック:スタン・ロス
アンジェラ・バセット:モーリーン”モー”シモンズ
マイケル・リスポリ:ボカ
ブライアン・J・ホワイト:Tレックス
ポール・ソルヴィノ:ガス・パナス
クリス・ノース:シェンブリ
ドンドレ・ホイットフィールド:スキレット
エヴァン・ジョーンズ:フライマン
アマウリー・ノラスコ:ミナデオ
トム・アーノルド:本人
ラリー・キング:本人
ジェイ・レノ:本人

アメリカ 映画
配給
タッチストーン・ピクチャーズ
ディメンション・フィルムズ
Spyglass Entertainment
2004年製作 102分
公開
北米:2004年9月17日
日本:未公開
製作費 $30,000,000
北米興行収入 $21,800,302
世界 $21,839,377


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

MLBミルウォーキー・ブリュワーズの強打者スタン・ロス(バーニー・マック)は、本拠地ミラー・パークで見事に3000本安打を達成する。

傲慢なプレーヤーで有名なロスは、相手投手がスタンドに投げ入れてしまったボールを、少年から奪い取り、脅したことを非難され引退を宣言してしまう。

9年後。
ロスは”3000”を売りにビジネスを展開、レストランやペットショップがあるショッピング・センターのオーナーになっていたが、念願の野球殿堂入りは果たせずに苛立っていた。

現役時代には、選手や記者からあまり好かれていなかったロスは、元チーム・メイトのボカ(マイケル・リスポリ)の裏工作で、球団に”ロスの日”のイベントを企画させ、自分を招待させる。

イベントで紹介されたロスは、スタンドのファンを煽り自分の殿堂入りをアピールする。

”Mr.3000”をニックネームに意気盛んなロスだったが、なんと記録訂正で、3000本には3本ヒットが足りなかったことが分かる。

そこでロスは、あと3本のために現役復帰を考えるが、周囲はそれを本気にしない。

球団オーナーのシェンブリ(クリス・ノース)は、低迷するチームの成績と集客を見て、話題づくりとして、47歳のロスを現役に戻すよう指示を出す。

老体に鞭打ち、トレーニングを始めたロスは急ピッチで体を作り、ついにベンチ入りの日を迎える。

記者会見で、昔馴染みのスポーツ局記者モーリーン”モー”シモンズ(アンジェラ・バセット)に再会したロスは、彼女の独占取材を受ける。

現チームを侮辱したために、ロッカールームで蚊帳の外のロスは、現役時代から不仲の監督ガス・パナス(ポール・ソルヴィノ)の冷たい視線も感じる。

歓声とブーイングが入り混じる中、3回裏に打席が回ってきたロスは、現役投手の変幻自在の投球に全く歯が立たず、三球三振にうち取られる。

その後も全く冴えないロスだったが、彼を見たさに観客は集まり、オーナーのシェンブリはロスの起用を続けさせる。

手厳しいモーリーンのリポートも気にせず、彼女を誘惑するロスだったが、彼女も、自分の実力を完全に見限っていることを知りショックを受ける。

27打席無安打のロスは、各方面から非難の集中砲火を受け、ホームで残っている3試合で結果が出なければ、辞める決心をする。

しかしロスは、ベテランらしく、相手投手の癖を盗み、隠し玉などで不振の味方投手のピンチを救うなど、次第にチームに溶け込んでいく。

両リーグ、トップのホームラン数を誇る強打者Tレックス(ブライアン・J・ホワイト)は、チームプレーを無視し、仲間を道具運び扱いするが、ロスはかつての自分を見ているようで彼に忠告する。

そして、ようやく放ったロスの2998本目の内野安打をきっかけに、チームは一丸となる。

ロスは、戻ってきたモーリーンと一夜を共にし、彼女との生活を望み、モーリーンの気持ちも揺れ動く。

チームに勢いも出て、ロスは2999本目をホームランで飾る。

しかし、地元ミラー・パークを満杯にしたいシェンブリは、ロスを遠征から外してしまう。

チームから離れていたロスは、”トゥナイト・ショー”への出演依頼などで、モーリーンとの取材や練習に顔を出さず顰蹙を買う。

さらに、観客はチームの勝利ではなく、自分の3000本目を見に来るのだと、モーリーンに再び傲慢な発言をしてしまう。

そして最後の試合、内野安打を逃したロスの判定に、抗議したパナス監督が退場になってしまう。

最終回、Tレックスがホームランを放てば、サヨナラでロスには打席が回らない場面、彼は2塁打を放ちロスにつなぐ。

Tレックスがスタートの気配を見せたのに気づき、ロスはセフティ・バントを決める。

一気にホームに駆け込んだTレックスの得点で、チームはサヨナラ勝ちとなる。

しかし、ロスは一塁でアウトとなり、チームのプレイオフ進出は決まるが、ロスの3000本安打達成は成らなかった。

チームメイトはロスを称え、スタンドのモーリーンも彼のチームプレーに感激する。

皮肉なことに、そのプレーによりロスの人気は上がり、ついに彼は殿堂入りを果たし、そしてモーリーンの愛も手に入れる。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

MLBミルウォーキー・ブリュワーズの強打者スタン・ロスは、本拠地ミラー・パークで見事に3000本安打を達成する。
傲慢なプレーヤーで有名なロスは、記念のボールを少年から強引に奪い取り、さらに脅したことを非難され引退してしまう。
9年後、ロスは”3000”を売りにビジネスを展開、ショッピングセンターのオーナーになっていたのだが、念願の野球殿堂入りは果たせなかった。
そんなロスは、なんと記録の訂正で3000本には3本ヒットが足りなかったことが判明する。
そこでロスは、あと3本のために、47歳で現役復帰を考えるのだが、周囲はそれを本気にしない。
しかし、球団オーナーのシェンブリは、低迷するチームの成績を見て、話題づくりとしてロスを現役復帰させるのだが・・・。
__________

現役時代には気づかなかったチームプレーの大切さや友情、人々への気遣いや、優しく接する心を手に入れていく、主人公の変化を描いた、ヒューマン・ドラマでもある。

野球をテーマにした作品は多くあるが、ミルウォーキー・ブリュワーズ及び本拠地ミラー・パーク全面協力による、スタジアム内の雰囲気や臨場感は、なかなか見応えがある。

興行的には失敗に終わり、日本でも未公開だった作品ではあるが、実際のテレビショーやその司会者、コメディアン、コメンテーターなどの使い方などもうまく、また、MLBファンにはたまらない作品でもある。

2008年の撮影中に入院し、亡くなってしまうバーニー・マックの、嫌味のない”傲慢”振りは、いかにもアメリカ人らしく、かなりハマっている。

そんな彼を見捨てられず、うまく軌道修正するリポーターを好演するアンジェラ・バセットが、作品を引き締めている感じがする。

元チームメイトで親友のマイケル・リスポリ、主人公の生き写しのような傲慢な強打者のブライアン・J・ホワイト、セリフなしで終わってしまうのか心配だった終始不機嫌な監督ポール・ソルヴィノ、球団オーナーのクリス・ノース、そして、トム・アーノルドラリー・キングジェイ・レノらが本人役で出演している。


スポンサードリンク
ウェブ・ムービー・シアター

ウェブ・ムービー・シアター