ナショナル・トレジャー National Treasure (2004) 3.35/5 (31)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

往年のハリウッドの冒険活劇を彷彿させる、監督ジョン・タートルトーブニコラス・ケイジダイアン・クルーガージャスティン・バーサショーン・ビーンジョン・ヴォイトハーヴェイ・カイテルクリストファー・プラマー共演の謎解きトレジャー・ハンティング・アクション大作。


アクション/アドベンチャー

ニコラス・ケイジ / Nicolas Cage 作品一覧


スタッフ キャスト ■
監督:ジョン・タートルトーブ
製作
ジェリー・ブラッカイマー
ジョン・タートルトーブ
脚本
コーマック・ウィバーリー
マリアンヌ・ウィバーリー
ジム・カウフ
撮影:キャレブ・デシャネル
編集:ウィリアム・ゴールデンバーグ
音楽:トレヴァー・ラビン

出演
ニコラス・ケイジ:ベンジャミン/ベン・ゲイツ
ダイアン・クルーガー:アビゲイル・チェイス
ジャスティン・バーサ:ライリー・プール
ショーン・ビーン:イアン・ハウ
ジョン・ヴォイト:パトリック・ゲイツ
ハーヴェイ・カイテル:ピーター・セダスキー
クリストファー・プラマー:ジョン・アダムス・ゲイツ

アメリカ 映画
配給 ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
2000年製作 131分
公開
北米:2004年11月19日
日本:2005年3月19日
製作費 $100,000,000
北米興行収入 $173,008,890
世界 $347,451,890


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
1974年、ワシントンD.C.
ゲイツ家に伝わる秘宝に興味を持つ少年ベンは、祖父のジョン(クリストファー・プラマー)から、その秘密を聞かされながら育つ。
__________

1832年。
アメリカ独立宣言書に署名した男達の中の、最後の生き残りチャールズ・キャロルは、秘密結社フリーメイソンのメンバーで、自分の死期が近いことを悟っていた。

キャロルは真夜中にホワイトハウスに向かい、アンドリュー・ジャクソン大統領に会いに行くが大統領は留守だった。

そこでキャロルは、信頼できる一人の人物にある秘密を打ち明けるが、それがゲイツの先祖トーマス・ゲイツだった。

その秘密とは、人々の想像を超えた宝物で、何世紀もの間、そのために争った人々、暴君、ファラオ、皇帝、武将達によって宝が渡るうちに増え続けた。

しかし、突然、宝は消えて、再び人目に触れたのは1000年以上も後で、第一次十字軍の騎士が、ソロモンの神殿で発見する。

あまりにも膨大な宝は一人では持つべき物でなく、騎士達は宝を持ち帰り、”テンプル騎士団”と名乗った。

彼らは宝をヨーロッパから持ち出し、”フリーメイソン”という組織を結成して神殿建立の労を讃え、アメリカ独立戦争が始まった頃、宝は再びどこかに消えた。

フリーメイソンのメンバーには、ジョージ・ワシントンなどがいて、彼らは宝がイギリス側に渡らぬよう、宝の在り処と手掛かり、そして、地図を残したがそれらも忘れ去られた。

唯一残った手掛かりが、キャロルの手から若きトーマス・ゲイツに渡ったのだ。

それは、”秘密はシャーロットと眠る”と書かれたメモが書きで、キャロルも知らない名前だった。

そして、フリーメイソンのメンバーだった”建国の父達”は、1ドル札にも、もう一つの手掛かり”テンプル騎士団”の印を残したのだった。
__________

30年後、北極圏北部。
歴史学者で冒険家でもあるベンジャミン・ゲイツ(ニコラス・ケイジ)は、ゲイツ家に伝わる秘宝を探していた。

同じく、冒険家で富豪のイアン・ハウ(ショーン・ビーン)の資金援助を受け、相棒ライリー・プール(ジャスティン・バーサ)らと共に、秘宝を運んだと思われる船を探していた。

ベンは船を発見し、貨物室から”海泡石のパイプ”を見つけ、それを利用してアメリカ独立宣言書に秘密が隠されていることを知る。

イアンの、宣言書を盗み出すという意見に反対したベンは彼と対立し、銃を向けたイアンらから逃れるため、火薬に火をつけ、船を爆破して難を逃れる。

その後、アメリカ独立宣言書が保管されている国立公文書館に向かったベンとライリーは、アビゲイル・チェイス博士(ダイアン・クルーガー)に、宣言書が盗まれることを知らせる。

しかし、ベンの警告はチェイスに相手にされず、仕方なく彼らは、それを盗み出す計画を立てる。

国立公文書館開館70周年記念パーティーに忍び込んだベンは、チェイスに近づき彼女の指紋を盗みセンサーを解除する。

宣言書の保管場所に侵入したベンだったが、同じ頃、イアンも公文書館に侵入し、宣言書を盗み出そうとしていた。

宣言書を盗み出したベンは、イアンと出くわしてしまい、何とか彼らから逃れ公文書館を抜け出そうとする。

その後ベンは、土産店で宣言書を店員にレプリカと間違われ、現金がなくカードで支払いを済ませる。

しかし、ベンの行動を怪しんでいたチェイスに見つかってしまい、ベンは宣言書を彼女に渡して逃走する。

チェイスはイアンに捕らえられ、ベンとライリーはそれを追い彼女を助けるものの、宣言書はイアンに奪われてしまう。

だが、イアンが奪った宣言書はレプリカで、ベンは、彼らから宣言書を守ったことをチェイスに説明する。

FBIのピーター・セダスキー(ハーヴェイ・カイテル)が事件の担当となり、早速、捜査を開始する。

セダスキーは、部下から、数日前に事件を予告する通報があったことを知らされ、レプリカをカードで買ったベンの身元を突き止め、自宅を捜査する。

父パトリック(ジョン・ヴォイト)の家を訪ねたベンらは、宣言書に秘密のコードが隠されているのを見つける。

それを解く鍵の、”サイレンス・ドゥーグッド”(ベンジャミン・フランクリン)の手紙を所持しているはずのパトリックだったが、彼はそれをフランクリン館に寄贈してしまっていた。

セダスキーもパトリックの家に向かうが、彼はベンらに縛られ車も奪われたということで、手掛かりがつかめない。

フィラデルフィアフランクリン館
サイレンス・ドゥーグッドの手紙の大文字を少年にチェックさせたライリーだったが、居合わせたイアンに、自分達が企んでいることを知られてしまう。

自由の鐘”に、秘密が隠されていることを知ったベンらだったが、イアンも少年の情報からそれを突き止める。

そしてベンは、”宝に彩られた過去を見通す”という接眼鏡を見つけ、宣言書に隠された文字を見つける。

しかし、イアンの仲間が迫り、結局宣言書は彼の手に渡ってしまう。

ベンは、FBIのセダスキーに捕らえられてしまい、宣言書を取り戻す協力を要請されるが、そこにイアンからの電話が入る。

イアンは、宣言書を取り戻したければ、ニューヨークに停泊中の、空母イントレピッドまで接眼鏡を持ってくるようベンに伝える。

イントレピッドでセダスキーの監視を逃れたベンは、イアンの部下と接触する。

ベンは、自分をを救うためにイアンと取引した、チェイスとライリーと連絡を取り合う。

ベンはイアンに、秘宝はブロードウェイウォール街の交差点に隠されてることを伝える。

しかし、イアンはベンの父パトリックを人質に取り、さらに詳しい情報”トリニティ教会”のことを聞き出す。

イアンはチェイスとライリーも人質にして、さらに秘宝の場所をベンから聞き出し、教会の地下道を探し当てる。

しかし秘宝は見つからず、イアンはパトリックから手掛かりを聞き出し、ベン達を置き去りにして地上に戻ってしまう。

その後、ベンは”海泡石のパイプ”を利用し秘密の部屋を見つけ、ついに秘宝を発見する。

ベンは、フリーメイソンのメンバーだったセダスキーに宣言書を返し、自分達の罪を問わない見返りとしてイアン逮捕に協力する。

パトリックの言葉を信じ、ボストンの”オールド・ノース教会”に侵入しようとしたイアンらは、FBIに逮捕される。

ベン達は秘宝の10%を断り、”ささやかな”報奨金を受け取り、ライリーは、”フェラーリ・360/スパイダー”を手に入れる。

愛し合うようになったベンとチェイスは、ベンの祖先トーマスも働いていた、チャールズ・キャロルの大邸宅を譲り受けて次の冒険の準備を始める。


解説 評価 感想 ■

参考:
・「ナショナル・トレジャー」(2004)
・「ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記」(2007)

*(簡略ストー リー)
歴史学者で冒険家のベン・ゲイツは、一家に伝えられる、世紀の秘宝を探すための手掛かりを、北極圏で発見する。
更にアメリカ独立宣言書にも秘密が隠されていることに気づいたベンは、協力者だったイアンが、その国家の財産を私利私欲で盗み出そうとしたため、先手を打ってそれを手に入れてしまう。
ベンは、相棒のライリーや国立公文書館のチェイス博士、更には父親パトリックらの協力を得ながら、イアンよりも先に秘宝を探し出そうとするのだが・・・。
__________

製作費1億ドルをかけた大作で、北米のみで約1億7300万ドル強、全世界では約3億4800万ドルの大ヒットとなった。

実在の人物や歴史事実に架空の説を加え、現代の冒険家が、秘宝を追って繰り広げるエピソードの組み立てが実に巧妙で楽しく、ロマンを感じさせる作品に仕上がっている。

古代の秘宝を追う現代人が、ハイテクなどを利用して謎を解いていくところは、「インディアナ・ジョーンズ」シリーズなどとは一味違った感覚で楽しめる。
(時代背景の設定が違うが)

フリーメイソンとのテンプル騎士団の関係や、アメリカ・ドルがフリーメイソンに支配されているなどの都市伝説を巧みに使ったストーリーも実に興味深い。

批評家の評価はかなり低かったが、 ジョン・タートルトーブの、理路整然と展開する細かい演出、ゲームのような感覚が大いに受けた作品でもある。

トレヴァー・ラビンの、ドラマを盛り上げる音楽も印象に残る。

冒険家の家系に誇りを持ち、秘宝に敬意を表しながら行動する主人公を、主演ニコラス・ケイジは好演し、スマートで痛快な演技を見せてくれる。

学者には見えないが、作品に彩りを添えるダイアン・クルーガー、主人公の相棒で、頼りになるハッカー、ジャスティン・バーサ、私利私欲のために秘宝を追うショーン・ビーン、 家系に伝わる秘密を隠そうとするが、最後には息子に協力する主人公の父親ジョン・ヴォイト、主人公を追う人情味のあるFBI捜査官ハーヴェイ・カイテル、そして主人公に、家系の秘密を教える祖父でクリストファー・プラマーなどが共演している。


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