NINE Nine (2009) 3/5 (2)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

フェデリコ・フェリーニの自伝映画「8 1/2」(1963)を、アーサー・コピットが1982年にミュージカル化してブロードウェイで上演されトニー賞を5部門受賞した作品を基に製作された、製作、監督ロブ・マーシャル、主演ダニエル・デイ=ルイスマリオン・コティヤールペネロペ・クルスジュディ・デンチニコール・キッドマンケイト・ハドソンソフィア・ローレン他共演のミュージカル映画。


ドラマ(ミュージカル)


スタッフ キャスト ■

監督:ロブ・マーシャル
製作総指揮
ライアン・カヴァノー
タッカー・トゥーリー
ボブ・ワインスタイン
ケリー・カーマイケル
マイケル・ドライヤー
製作
ハーヴェイ・ワインスタイン
マーク・プラット
ジョン・デルーカ
ロブ・マーシャル
モーリー・イェストン
原案(ミュージカル)
アーサー・コピット
モーリー・イエストン
マリオ・フラッティ
脚本
マイケル・トルキン
アンソニー・ミンゲラ
撮影:ディオン・ビーブ
編集
クレア・シンプソン
ワイアット・スミス
美術・装置
ジョン・マイアー
ゴードン・シム
衣装デザイン:コリーン・アトウッド
音楽:モーリー・イェストン

出演
グイド・コンティーニ:ダニエル・デイ=ルイス
ルイザ・コンティーニ:マリオン・コティヤール
カルラ・アルバネス:ペネロペ・クルス
リリー・ラ・フリューア:ジュディ・デンチ
クラウディア・ジェンセン:ニコール・キッドマン
ステファニー:ケイト・ハドソン
コンティーニ夫人:ソフィア・ローレン
サラギーナ:ステイシー・ファーガソン
ダンテ:リッキー・トニャッツィ
ベニート:アンドレア・ディ・ステファノ

アメリカ/イタリア 映画
配給 ワインスタイン・カンパニー
2009年製作 118分
公開
北米:2009年12月18日
イタリア:2010年1月15日
日本:2010年3月19日
製作費 $80,000,000
北米興行収入 $19,664,021
世界 $32,924,157


アカデミー賞 ■

第82回アカデミー賞
・ノミネート
助演女優(ペネロペ・クルス)
主題歌・美術・衣装デザイン賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

1965年、ローマチネチッタ・スタジオ。

世界的な映画監督グイド・コンティーニ(ダニエル・デイ=ルイス)は、新作”イタリア”の撮影を控え、その構想がまとまらずに悩む日々を送っていた。

グイドは、衣装デザイナーのリリー・ラ・フリューア(ジュディ・デンチ)や、母(ソフィア・ローレン)の幻影に励まされながら、長年のパートナーであるプロデューサーのダンテ(リッキー・トニャッツィ)と共に記者会見に臨む。

二人にとって9作目となる新作”イタリア”は、主演がグイドの”ミューズ”でもある、人気女優クラウディア・ジェンセン(ニコール・キッドマン)と発表されただけだった。

記者達に作品内容を語ろうとしないグイドは、辛辣な質問に耐えかね会場を抜け出してしまう。

アンツィオ
ホテルから妻ルイザ(マリオン・コティヤール)に連絡を入れたグイドだったが、彼女に来てもらうことが出来ず、部屋に医者を呼び寄せる。

そこに、愛人カルラ・アルバネス(ペネロペ・クルス)からの連絡が入り、彼女を迎えに行ったグイドは、街角のペンションに向かい愛し合う。

ホテルに戻ったグイドは、尚も構想が思い浮かばないまま、ダンテに居場所を知られてしまう。

ダンテは、ホテルにスタッフを集結させてしまい、頭を抱えるグイドに、リリーは新しい発想を提案する。

その後、グイドはホテルに居合わせた枢機卿に意見を求めるが、人々の堕落した姿を映し出す作品について批判されてしまう。

1926年、ペーザロ
少年グイド達は、砂浜の娼婦サラギーナ(ステイシー・ファーガソン)と戯れ、それを母や神父に戒められる。

カルラとベッドで愛し合おうとしていたグイドは、サラギーナが現れる幻覚を見て動揺し、その後、スタッフなどがいるレストランに向う。

そこに妻ルイザが現れ、彼女は、かつてグイドのファンだったウエイトレス時代の自分が、女優となり、そして彼の妻になったことを思い起こす。

映画製作に追われるグイドとの、満ち足りない生活が続いていることを考えていたルイザは、その場にカルラが現れたため席を外す。

グイドはカルラをペンションに帰し、部屋に戻り彼女とは終わったとルイザに弁解する。

その後、バーに向ったグイドは、記者会見にも出席していたファッション誌記者ステファニー(ケイト・ハドソン)に声をかけられる。

ステファニーは、グイドの作品スタイルを絶賛し部屋に誘うが、一旦その気になった彼は思い止まりルイザの元に戻る。

その直後、カルラが睡眠薬自殺を図ったという連絡を受けたグイドはペンションに向う。

カルラに優しく言葉をかけたグイドは、彼女の夫を呼び寄せてペンションを後にする。

前向きさのないグイドに、愛想を尽かしかけているダンテは、彼をチネチッタに連れて行く。

脚本もないまま、クラウディアもスタジオ入りし、グイドはスクリーンテストの試写に、ルイザを呼び寄せようとする。

その後、脚本がないことを理由にクラウディアはホテルに戻ると言い出し、彼女とグイドは、パパラッチに追われながら車でスタジオを離れる。

パパラッチをまいた二人は、街角に車を止め、歩きながら脚本のない作品について思いをめぐらす。

スクリーンテストの試写に現れたルイザは、かつてグイドが自分にしたことと同じ仕草で女優達に接していることを知り、落胆しその場を去っていく。

この期に及んで何も手につかないグイドは、絶望感を味わいながら、スタッフに撮影ができないことを伝える。

2年後、アングイッラーラ
隠匿生活を送っていたグイドは、リリーが衣装を担当した舞台にルイザが復帰したことを知る。

リリーに、カンバックするよう励まされたグイドはローマに戻り、妻を取り戻す夫を題材にした作品、仮題”NINE”の撮影を始める。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

世界的な映画監督グイド・コンティーニは、新作の構想が浮かばず、悩みを抱えながら撮影の準備を始める。
プレッシャーに耐え切れずローマを抜け出したグイドは、妻ルイザを呼び寄せる一方、現れた愛人カルラとも愛し合い打開策を探る。
心の安らぎを求めようとするグイドだったが、スタッフは彼の元に集結してしまい、脚本も書けない彼は、ついに行き詰ってしまう・・・。
__________

シカゴ」(2002)に続きロブ・マーシャルが監督した、国際色豊かな豪華スター競演が大いに話題になった、ミュージカル大作。

魅力的な実力派揃いの女優陣の、各々の個性を活かした演技は見ものではあるが、今一まとまりに欠けている感じだ。
セットや衣装など単体の仕上がりは素晴らしいのだが、こちらも圧倒されるほどの満足感を得られない。

北米興行収入は2000万ドルに届かず、全世界でも約3300万ドルに留まり、8000万ドルの製作費の半分も回収できずに終わった。

第82回アカデミー賞では、助演女優(ペネロペ・クルス)、主題歌、美術衣装デザイン賞にノミネートされた。

新作の構想に行き詰まり、精神的に追い詰めらていく映画監督を演ずるダニエル・デイ=ルイスは、演技派らしい骨太な演技を見せてくれる。

主人公同様、満ち足りない生活に苦悩する妻マリオン・コティヤール、妖艶な愛人のペネロペ・クルス、主人公の良きアドバイザーで衣装デザイナーのジュディ・デンチ、主人公の”ミューズ”である主演女優ニコール・キッドマン、ファッション誌記者のケイト・ハドソン、主人公の母親役のソフィア・ローレン、砂浜の娼婦ステイシー・ファーガソン、プロデューサーのリッキー・トニャッツィ等が共演している。


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