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ナインハーフ Nine 1/2 Weeks (1986)


3.51/5 (37)

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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

欲望に身を任せる男女の9週間半を描く、監督エイドリアン・ラインミッキー・ロークキム・ベイシンガー共演の官能的ラブ・ストーリー。


ドラマ(ロマンス)


スタッフ キャスト
監督:エイドリアン・ライン
製作総指揮
キース・バリッシュ

フランク・コニグスバーグ
製作
アンソニー・ルーファス=アイザック

マーク・ダモン
ザルマン・キング
原作:エリザベス・マクニール/イングボーグ・デイ9½ Weeks
脚本
パトリシア・ルイジアナ・ノップ

ザルマン・キング
撮影:ピーター・ビジウ
編集
カロライン・ビガースタッフ

エド・ハンセン
トム・ロルフ
マーク・ウイニッキー
音楽:ジャック・ニッチェ
主題歌”I Do What I Do

出演
ジョン・グレイ:ミッキー・ローク
エリザベス・マクグロウ:キム・ベイシンガー
モリー:マーガレット・ホイットン
ハーヴェイ:デヴィッド・マーギュリーズ
ファンズワース:ドワイト・ワイスト
シア:クリスティーン・バランスキー
スー:カレン・ヤング
ブルース:オレク・クルパ

パーティのゲスト:ロン・ウッド

アメリカ 映画
配給
MGM(北米)
20世紀FOX(世界)
1986年製作 117分
公開
北米:1986年2月21日
日本:1986年4月26日
製作費 $17,000,000
北米興行収入 $5,317,870
世界 $6,734,840


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
ニューヨークソーホー
アートギャラリーに勤める離婚歴のあるエリザベス・マクグロウ(キム・ベイシンガー)は、その日の仕事を終えて、同僚でルームメイトのモリー(マーガレット・ホイットン)と共に、チャイナタウンの食品店で買い物をする。

そこに現れたウォール街のトレーダーであるジョン・グレイ(ミッキー・ローク)に見つめられたエリザベスは、彼に惹かれてしまう。

店を出てタクシーを拾おうとしたエリザベスは、カファにいたジョンが気になる。

数日後、野外マーケットで再会したジョンとエリザベスは食事をする。

店を出たジョンは、マーケットでエリザベスが買うか迷った高級スカーフをプレゼントする。

川辺の友人の家にエリザベスを連れて行ったジョンは、誰もいないその場でムードを盛り上げるものの、不安を感じた彼女はその場を去る。

翌日、ジョンからの花束を受け取ったエリザベスは彼と会い、楽しい時を過ごし自分のアパートに向かう。

エリザベスに上着を脱ぐよう指示したジョンは、目隠した彼女の体をグラスの氷で愛撫し、その後、二人は愛し合う。

数日後、ジョンの高級アパートに招かれたエリザベスは、高価な時計を贈られる。

二人が愛し合ったことを、毎日12時に思い出すようにとジョンから言われたエリザベスは、それを約束する。

ある日、エリザベスは、元夫のブルース(オレク・クルパ)と愛し合ってしまったことをモリーから知らされ動揺するものの、彼女を責める気はなかった。

ジョンのアパートで過ごしていたエリザベスは、彼が出かけたために留守番をすることになる。

その間エリザベスは、クローゼットや引き出しのジョンの私物を見てしまう。

直後にかかってきたジョンからの電話で、エリザベスはそれを問い詰められ、正直に見たことを答える。

気分を害して電話を切ったジョンは帰宅し、謝罪するエリザベスを責めて折檻すると言い出す。

憤慨して襲い掛かってきたエリザベスをジョンは無理矢理押し倒し、そして二人は愛し合う。

その後もエリザベスはジョンと付き合い続け、謎めいた彼のことをモリーに話す。

ジョンの普段の顔が気になったエリザベスは、ウォール街の彼のオフィスを訪ねる。

そんなエリザベスと街に出たジョンは、自分もウォール街で働く男性になってみたいと言われる。

エリザベスに男装をさせてレストランに呼んだジョンは、ばかげた毎日を送る他の者達とは違う気持ちになれるのは君のお陰だと話す。

店を出た二人は、自分達をからかう男達を罵倒したために追われる。

二人は追い詰められるものの男達を叩きのめしてしまい、その場で激しく愛し合う。

数日後、宝石店でネックレスを盗むようにとジョンから指示されたエリザベスは、それに従う。

家具店に向かった二人は、店員をからかいベッドの上で戯れる。

個展を予定しているエリザベスは、連絡が取れない画家ファンズワース(ドワイト・ワイスト)の郊外の家を訪ねる。

自然の流れに身を任せて暮らし、外見にこだわらないファンズワースの生活に触れたエリザベスは、彼と自分の生き方についてを考える。

一方、ジョンとの関係は順調ではあるが、エスカレートしていく彼の要求に、エリザベスは戸惑いを感じる。

モリーが、別れた夫ブルースと付き合うことなどを気にしながら、エリザベスはファンズワースの個展に備える。

ジョンからの連絡でホテルの部屋に呼び出されたエリザベスは、目隠しをするよう彼に指示される。

現れたラテン系の女性に触れられたエリザベスは戸惑い、ジョンが彼女と抱き合う姿を見せられる。

憤慨したエリザベスはジョンに殴り掛かり、部屋を出て歓楽街に向かう。

怪しげな場所にいた男に迫ったエリザベスだったが、それを制止したジョンは彼女を抱き寄せる。

ファンズワースの個展のオープニング・パーティーが開かれ、エリザベスは、居心地が悪そうなファーンズワースを気の毒に思い、自分も耐えられなくなる。

その場を去ったエリザベスはジョンの元に向かうものの、別れる決心をして荷物をまとめる。

エリザベスを引き止めるジョンは、初めて家族の話をして、大勢女はいたが、こんな気持ちは初めてだと言って愛を告げる。

考えが変わらないエリザベスはその場を去るが、ジョンは彼女が戻ることを信じる。

呆然としながら街を歩くエリザベスは、ジョンの元には戻らなかった。


解説 評価 感想
エリザベス・マクニール/イングボーグ・デイの小説”9½ Weeks”基に製作された作品。

*(簡略ストー リー)
ニューヨークソーホー
アートギャラリーで働く離婚経験のあるエリザベス・マクグロウは、ウォール街のトレーダーであるジョン・グレイに出会う。
ジョンに惹かれたエリザベスは、彼と再会して食事に誘われる。
その後、いきなり肉体関係を求める素振りを見せるジョンに戸惑い、エリザベスはその場を去る。
後日、ジョンから花束を受け取ったエリザベスは、彼と会って楽しい時を過ごし、そして二人は愛し合う。
二人は親交を深めるものの、ジョンは自分についてを一切語らず、エリザベスに対する刺激への要求がエスカレートしていく・・・。
__________

センセーショナルな大ヒット官能サスペンス「危険な情事」(1987)を翌年に控えていたエイドリアン・ラインの監督作品で、本作での作風と描写は同作に引き継がれることになる。

期待の新鋭であろ主人公二人を演ずるミッキー・ロークキム・ベイシンガーの共演にも拘らず、本作自体の評価は低く、興業的にも失敗に終ってしまった。

官能的なシーンが続く中で、ヒロインが、虚飾に満ちた世界を嫌う画家を訪ねるシーンで映し出される自然の中のショットは、美術絵画のように美しい。

怪しげな謎の男性を演ずるミッキー・ロークの魅力は注目で、その後、挫折を味う彼は別人のような容姿になってしまう。
その彼がハリウッドで復活をしたことを考えながら観ると、当時のことがより新鮮に思える。

愛欲の世界と本当の自分の人生を見つめようとする狭間で苦悩する女性を演ずるキム・ベイシンガーは、ラジー賞にノミネートされてしまうものの、結局は、本作の衝撃的とも言える大胆な演技が飛躍のきっかけとなった。

ヒロイン(キム・ベイシンガー)の同僚のマーガレット・ホイットンカレン・ヤング、アートギャラリーのオーナー、デヴィッド・マーギュリーズ、個展を開く画家ドワイト・ワイスト、ヒロインの友人役クリスティーン・バランスキー、ヒロインの元夫オレク・クルパ、そして、ローリング・ストーンズロン・ウッドがパーティーのゲストで一瞬登場する。


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