17歳のエンディングノート Now Is Good (2012) 4/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

白血病で余命短い少女の隣人の青年との出会いと恋や家族との関係を描く、監督、脚本オル・パーカー、主演ダコタ・ファニングジェレミー・アーヴァインオリヴィア・ウィリアムズ他共演のドラマ。


ドラマ


スタッフ キャスト ■

監督:オル・パーカー
製作
ピーター・チャーニン

グレアム・ブロードベント
原作:ジェニー・ダウンハムBefore I Die
脚本:オル・パーカー

撮影:エリック・ウィルソン
編集:ピーター・ランバート
音楽:ダスティン・オハローラン

出演
テッサ・スコット:ダコタ・ファニング

アダム:ジェレミー・アーヴァイン
スコット:パディ・コンシダイン
スコット夫人:オリヴィア・ウィリアムズ
ゾーイ:カヤ・スコデラリオ
医師:ケイト・ディッキー

イギリス 映画
配給
BBCフィルムズ

ワーナー・ブラザーズ
2012年製作 103分
公開
イギリス:2012年9月19日
北米:2013年1月8日(DVDプレミア)
日本:2013年4月27日
製作費 $500,000
世界 $2,699,265


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

急性リンパ性白血病のため余命が短い少女テッサ・スコット(ダコタ・ファニング)は、4年前に発病し、学校にも通わずに自宅療養をしていた。

テッサは、親友ゾーイ(カヤ・スコデラリオ)と共に、残された人生であらゆることを経験しようとする。

父親スコット(パディ・コンシダイン)と共にラジオ出演したテッサは、セックスやドラッグなど、やりたいことのリストを語り、焦るキャスターは話を打ち切る。

呆れたスコットは、別れた妻(オリヴィア・ウィリアムズ)の家にテッサと息子キャルを預ける。

ラジオをの話を聴いていた母は、テッサに避妊についてなどを話す。

ゾーイに会ったテッサは、彼女が男友達に自分の病気のことを話したことを知り、気分を害して帰宅する。

テッサは部屋の写真を外して、隣人の庭の焚火で燃やす。

越してきた青年アダム(ジェレミー・アーヴァイン)に声をかけられたテッサは、その場で気を失ってしまう。

化学療法を拒むテッサは、治療のためスコットと共に病院に向かう。

母が遅れてきたことや言い合う両親に不満を訴え、テッサは独りで帰宅する。

アダムに会ったテッサは、謝罪に現れたゾーイと共にドライブに誘われる。

森に向かったアダムは、姿を消したテッサをゾーイと共に捜す。

木の上にいたテッサは、その場に住みたいと言い出してアダムを困らせる。

数日後、再び二人だけで出かけたアダムとテッサは、海の見える丘に向かい、心通じ合うようになる。

翌日、ゾーイと共に”法律を破る”ことを実行したテッサは、モールで男性からキャッシュ・カードを盗む。

暗証番号が分からないことを知ったテッサとゾーイは、現れた男性のカードを投げ捨ててその場から逃れる。

その後、万引きをしたテッサとカードの件で警備員に捕まったゾーイは別室に連れて行かれる。

父への連絡を拒み警察行きを覚悟したテッサは、自分が白血病の癌患者だと伝える。

テッサは父親を呼ぶよう言われ、迎えに来たスコットに責められるものの気にしない。

スコットが買い物をしている間に、アダムを見つけたテッサは簡単な会話をして別れる。

父と共に帰ろうとしたテッサは、追ってきたアダムのバイクに乗りその場を去る。

海岸に向かった二人は海に入り楽しい時を過ごすが、アダムが自分を受け入れられないことを知ったテッサは、その場を去る。

帰宅したテッサは、心配でいられないとスコットに言われ、彼女は、叱ることもできない父の辛さを理解するものの、優しく接する気になれない。

直後にテッサは倒れてしまい、病院に運ばれた彼女は、時間がないことを主治医に知らされ、したいことをするように言われる。

自宅に戻ったテッサは、自分が生きていることを確認するためアダムの元に向かう。

翌朝、テッサにアダムを紹介されたスコットは、介護をする覚悟を尋ね、彼が答えを返せないために席を外す。

その後、ゾーイが妊娠してしまい、テッサは堕胎することに反対しながらも彼女の診療に付き合う。

自宅に戻ったテッサは、アダムとデートすることになるが、鼻血が止まらなくなり、その場にいた母親は動揺する。

現れたアダムは驚き何もできず、母親が呼んだ救急車でテッサは病院に運ばれる。

テッサは、医師(ケイト・ディッキー)の処置を受けて落ち着き、夜になりスコットが駆けつけ、夫婦で娘を見守る。

翌日に退院できたテッサは、両親と共に家に向かい、途中、街中に自分の名前の落書きが書かれていることに気づき、アダムのしたことだと考える。

アダムはテッサや家族に歓迎され、そして二人は愛し合う。

数日後、ゾーイに会ったテッサは、彼女が子供を産む決心をしたことを知り喜ぶ。

子供を最初に抱かせてほしいというテッサは、5カ月後だというゾーイに、目標ができると伝える。

テッサは常にアダムといることを望み、それをスコットに伝えるものの許してもらえない。

アダムが部屋に忍び込んだことを知ったスコットは、彼に頼り失望させてはいけないとテッサに忠告するのだが、彼女は、その時は父親がいてくれると答える。

アダムと過ごす満ち足りた日々は続いていたが、テッサは、血球数が減り免疫システムが弱り癌が広がっていることを主治医に知らされる。

ゾーイの子供が産まれる4月までは生きられないだろうと言われたテッサは、アダムが大学に復学することを知る。

ショックを受けたテッサは、自分とアダムの世界である部屋をめちゃくちゃにしてしまう。

それを知ったスコットは、壁に書いてあったリストを見ながら、教えてくれれば手伝ったと言って、涙を流し死なないでほしいことをテッサに伝える。

テッサは、自分を宝だというスコットに寄り添い抱きしめる。

アダムと初めて行った海の見える丘に向かったテッサは、現れた彼が苦しんでいることを知る。

テッサは、生まれ変われば再び再会できると言って、アダムに抱かれながら家に戻る。

看護師から、最後を迎える時の様子を教えられたテッサは、アダムや家族に見守られながら息を引き取る。

テッサは、意識の中でゾーイの子供に会い抱き寄せる。


解説 評価 感想 ■

2007年に発表された、ジェニー・ダウンハムの小説”Before I Die”を基に製作された作品。

*(簡略ストー リー)

急性リンパ性白血病のため余命が短い少女テッサ・スコットは、親友ゾーイと共に、死ぬまでにしたいことをリストにする。
セックスやドラッグ、法律を破ること・・・それを実行しようとするテッサはトラブルを起こすものの、死を待つしかない娘を、父親スコットは叱る気になれない。
そんな時テッサは、隣に越してきた青年アダムと知り合い親交を深める。
やがて恋に落ちた二人だったが、病気が進行するテッサの愛を受け入れられるかで、アダムは苦悩する。
テッサもアダムとの付き合いで、死を待つ身の生活から、生きることの意味を考える日々へと変化するのだが・・・。
__________

純粋なメロドラマ・タッチの物語を抑えつつ描かれている内容は、少女と家族の別れだけでなく、青年のロマンスが絡むだけに実に切ない。

子役スターとして人気のあるダコタ・ファニングが、10代後半にしてその実力を見せつける演技は涙を誘う。

戦火の馬」(2011)で主人公を演じたジェレミー・アーヴァインも、難しい立場の隣人青年を好演している。

難病の娘が起こす問題に対処しながら、それを叱ることができない、辛い父親の思いを見事に表現するパディ・コンシダイン、母親オリヴィア・ウィリアムズ、主人公の親友カヤ・スコデラリオ、医師役でケイト・ディッキーなどが共演している。


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