オブリビオン Oblivion (2013) 3.04/5 (26)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

製作、監督、脚本を兼ねるジョセフ・コシンスキーの未発表のグラフィック・ノベル(編集ラディカル・コミックス)を基に製作された作品。
異星人の侵略後の滅亡の危機にある地球で、監視活動を続ける男の運命を描く、主演トム・クルーズモーガン・フリーマンオルガ・キュリレンコアンドレア・ライズボロー他共演のSFアクション。


SF

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モーガン・フリーマン / Morgan Freeman 作品一覧


スタッフ キャスト ■

監督:ジョセフ・コシンスキー
製作
ジョセフ・コシンスキー

ピーター・チャーニン
ディラン・クラーク
バリー・レヴィン
ダンカン・ヘンダーソン
製作総指揮
イェッセ・ベルガー

デイヴ・モリソン
原作:ジョセフ・コシンスキー
脚本
ジョセフ・コシンスキー

カール・ガイダシェク
マイケル・アーント
撮影:クラウディオ・ミランダ
編集:リチャード・フランシス=ブルース
音楽:M83

出演
ジャック・ハーパー:トム・クルーズ

マルコム・ビーチ:モーガン・フリーマン
ジュリア・ルサコーヴァ:オルガ・キュリレンコ
ヴィクトリア“ヴィカ”オルセン:アンドレア・ライズボロー
サイクス:ニコライ・コスター=ワルドー
サリー:メリッサ・レオ
ジュリアの娘:アビゲイル・ロウ/イザベル・ロウ
カラ:ゾーイ・ベル

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ

2013年製作 124分
公開
北米:2013年4月19日
日本:2013年5月31日
製作費 $120,000,000
北米興行収入 $89,107,235
世界 $286,168,572


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

2077年。
異星人”スガウ”の星が死にかけ、彼らは半世紀前に月を破壊した。

地球は、地震と津波で世界各地の都市が破壊され、その後”スガウ”の侵略が始まった。

戦いを挑んだ人類は勝利するものの、使用した核兵器の放射能汚染で地球を失った。

人類は、土星の衛星”タイタン”へ移住するための拠点となる、宇宙管制センター”テット”を建設した。

5年前に記憶を消されたジャック・ハーパー(トム・クルーズ)は、恋人ヴィクトリア“ヴィカ”オルセン(アンドレア・ライズボロー)と共に、空中の”タワー49”で地球の海水を核エネルギー化する採水プラントの警備に就いていた。

しかし、”スガウ”の生き残りは攻撃をやめず、監視機の”ドローン”と彼の命を狙っていた。

ヴィカは、2週間で任務が終わるため、この場を去る日を待っていたのだが、ジャックは、未だに地球が故郷に思えた。

ある日、パトロールに出たジャックは、地上に墜落した二機のドローンを捜索する。

一機を発見して修理したジャックは、別の場所で”スガウ”に襲われるもののドローンに救われる。

その場に落ちていた本”古代ローマの叙事詩”を持ち帰ったジャックは、ヴィカに地上にあった花を渡す。

任期終了を取り消されることを恐れるヴィカは、汚染の可能性がある花を捨てて、規則違反だと言ってジャックを非難する。

翌日、採水プラントの一つが爆破され、管制官サリー(メリッサ・レオ)の指示を受けたヴィカはジャックを地上に向かわせる。

廃墟となった”エンパイア・ステート・ビルディング”を調べたジャックは、”スガウ”がその場を電波発信に利用していることを知る。

その後、隠れ家でもある森林地帯の家に向かったジャックは、飛来物体を目撃して墜落現場に向かう。

連絡を受けたヴィカはサリーに報告し、ジャックをタワーに戻すよう指示される。

既にジャックは現場に到着し、墜落した宇宙船が、戦前に地球人が作ったものだということを確認する。

ヴィカの帰還指示を無視してその場に着陸したジャックは、ジュリア・ルサコーヴァ(オルガ・キュリレンコ)という格納された人間を発見する。

現れたドローンが攻撃し始めたため、ジャックはそれを制止しジュリアを収容してタワーに戻る。

意識を取り戻したジュリアは、ジャックとつぶやき再び眠る。

再び目覚めたジュリアは、眠っていた60年の間に地球で起きたことをジャックから知らされる。

ジャックはジュリアを気遣うが、ヴィカは彼女を警戒する。

ジュリアの宇宙船のフライトレコーダーの内容を知りたいジャックは、それを回収するために彼女と現場に向かう。

ヴィカがそれに気づくが、ジャックは任務外だと言って無線を切ってしまう。

ジュリアはフライトレコーダーを回収するが、ジャックは何者かに襲われ捕えられてしまう。

ヴィカは、ジャックがパトロールに出て交信が切れたことをサリーに伝え、ドローンの派遣要請をする。

拘束されたジャックは、人間の生存者組織のリーダーであるマルコム・ビーチ(モーガン・フリーマン)から、核爆弾を所有していることを知らされる。

ドローンも確保していたビーチは、自分達の指示には従わないそれを、ジャックに制御させようと考えていた。

ビーチは、ドローンに核爆弾を仕掛けテットを爆破するようジャックに強要する。

それを拒んだジャックは、捕えられていたジュリアを殺すと脅される。

そこにサリーが派遣したドローンが現れるが、ビーチらは攻撃して撃破する。

ジュリアと”エンパイア・ステート・ビルディング”に向かわされたジャックは、彼女が”タイタン”の調査飛行の任務に向かう前に、謎の物体の調査を命ぜられたことを知る。

乗組員は睡眠に入るのだが、その中のジャックとヴィカだけが起こされた。

その謎の物体がテットだとジュリアに知らされたジャックは混乱する。

それを信じることができないジャックは、ジュリアに何者であるかを尋ね、彼女は妻だと答える。

ジャックは、その場の展望台で自分がプロポーズしたことを思い出し、ジュリアから、その際に渡された指輪を見せられる。

ヴィカが送ったパトロール機でタワーに帰還したジャックだったが、ヴィカは、ジュリアがジャックの妻だと知り彼を室内に入れようとしない。

”タイタン”が嘘だったという真実を伝えたジャックだったが、その時、現れたドローンの攻撃を受けたヴィカは死亡する。

ジュリアがドローンを攻撃してジャックを助け、サリーとモニター上で対面した彼は、新しい任務を命ぜられる。

それを無視してその場を脱出したジャックとジュリアは、ドローンに襲われて汚染地帯の砂漠に落下する。

ジャックは、墜落したドローンの元に現れた、もう一人の自分に遭遇する。

二人は格闘になり相手を倒したジャックだったが、ジュリアが流れ弾を受けてしまう。

ジュリアを避難させたジャックは、”52”の自分を拘束して彼に扮し、パトロール機に乗り込みタワー52に向かう。

ジャックは、その場で別のヴィカと共に任務を遂行している自分がいることを知り、医療品を持参してジュリアの元に向かう。

ジュリアの傷の手当てをしたジャックは、彼女を森林地帯の家に連れて行く。

自分がクローンであることを知ったジャックは、考えを巡らせながら、ビーチらに手を貸すことを決めてジュリアとその場を離れる。

ジャックは、これまでの状況と自分がたどった日々を知らされながら、ドローンに核爆弾を装着して制御し、ビーチから指揮官として全てを任される。

そこに、サリーが派遣したドローンが現れて攻撃を始め、ジャックらはそれを撃破するもののビーチが負傷する。

ドローンが破壊されたために、ジャックは核爆弾を自分で運ぶことをビーチに伝える。

同行するというジュリアをポッドに格納し、ジャックはテットに向かう。

途中、フライトレコーダーの記録を聴いたジャックは、睡眠状態のジュリアを乗せた宇宙船で、ヴィカと共にテットに向かう60年前の状況を確認する。

異常事態が発生し衝突が回避できないことで、ジャックは睡眠室を切り離して地球に帰還させることを考え、ヴィカにその場に向かうよう指示する。

ヴィカはそれを拒み、ジャックは、眠るジュリアに別れを告げて機体から睡眠室を切り離し、テット内部に進入したところで記録は終わる。

ジュリアを同行させたというジャックは、サリーの許可を得てテット内部に進入する。

サリーに来た理由を聞かれたジャックは、ジュリアを生かし地球を救うためだと答える。

ジャックは、ポッドの中にいたビーチと共に、核爆弾をセットして起爆装置のボタンを押しテットは爆破される。

森林地帯の家に運ばれたジュリアは、上空のテットの爆発を確認する。

3年後。
娘(アビゲイル・ロウ/イザベル・ロウ)と共に暮らしていたジュリアの前に、ビーチの部下である生存者と共に”52”のジャックが姿を現す。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

2077年。
異星人の侵略を受けた人類は、滅亡の危機にある地球から、土星の衛星”タイタン”への移住計画を進めていた。
ジャック・ハーパーと恋人ヴィカは、地球の海水をエネルギー化するプラントを警備していた。
ある日、飛来物体墜落を目撃したジャックは、その現場に向かい、それが戦争前の地球の宇宙船であり乗組員がいることを確認する。
睡眠状態の乗組員ジュリアをタワーに運んだジャックは、意識が戻った彼女と共に墜落した宇宙船のフライトレコーダーを回収する。
しかし、何者かに襲われたジャックは拘束され、人類の生存者ビーチから、移住の拠点となる管制センター”トット”破壊を強要される。
ジュリアを殺すと脅されたジャックは、彼女と共に”エンパイア・ステート・ビルディング”に向かい、彼女からある事実を知らされるのだが・・・。
__________

異星人の侵略、核戦争、地球外への脱出そしてクローンなど、様々なSFの要素を網羅した無難に仕上げられた作品。

その全てに目新しさもなく、1970年代のSFへのオマージュだというジョセフ・コシンスキーの演出は平凡で、トム・クルーズの魅力と映像の美しさだけが見どころといったところだろうか。

トム・クルーズ作品としてはやや寂しい、北米興行収入は約8900万ドルに終わるものの、全世界では約2億8600万ドルのヒットとなった。

単調な展開も、期待のモーガン・フリーマンの登場で盛り上がるかと思いきやそうでもない。
悪党の雰囲気で登場する生存者のリーダー、モーガン・フリーマンに頭をかしげていると、終盤では、彼らしい人間味を感じさせる演技で存在感を発揮する。
それでも、彼のファンにとっては物足りない演技ではなかっただろうか。

主演のトム・クルーズは、流石にその表情だけで”スター”を意識させるオーラが違う。
単なるアクションだけでは終わらせない、彼の仕事に対する熱意を体全体から感じることができる。

素朴な雰囲気がいい、主人公の妻オルガ・キュリレンコ、主人公とチームを組む恋人のアンドレア・ライズボロー、彼女らに指令を出す、モニター映像のみの出演となる管制官のメリッサ・レオ、生存者組織の一員のニコライ・コスター=ワルドーゾーイ・ベル、ヒロインの娘アビゲイル・ロウ/イザベル・ロウなどが共演している。


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