パシフィック・リム Pacific Rim (2013) 3/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

”怪獣”により絶滅の危機となった人類が、巨大人型ロボットで立ち向かう壮絶な戦いを描く、監督、脚本ギレルモ・デル・トロ、主演チャーリー・ハナム菊地凛子イドリス・エルバロン・パールマン他共演のSFアクション大作。


アクション/アドベンチャー

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スタッフ キャスト ■

監督:ギレルモ・デル・トロ
製作
ジョン・ジャッシニ

メアリー・ペアレント
トーマス・タル
製作総指揮:カラム・グリーン
原案:トラヴィス・ビーチャム
脚本
トラヴィス・ビーチャム

ギレルモ・デル・トロ
撮影:ギレルモ・ナヴァロ
編集
ピーター・アムンドソン

ジョン・ギルロイ
音楽:ラミン・ジャヴァディ

出演
ローリー・ベケット:チャーリー・ハナム

スタッカー・ペントコスト:イドリス・エルバ
森マコ:菊地凛子
ニュートン・ガイズラー:チャーリー・デイ
チャック・ハンセン:ロブ・カジンスキー
ハーク・ハンセン:マックス・マーティーニ
ハンニバル・チャウ:ロン・パールマン
ハーマン・ゴットリーブ:バーン・ゴーマン
森マコ(幼少期):芦田愛菜
テンドー・チョイ:クリフトン・コリンズJr.
ヤンシー・ベケット:ディエゴ・クラテンホフ

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ

2013年製作 131分
公開
北米:2013年7月12日
日本:2013年8月9日
製作費 $190,000,000
北米興行収入 $101,802,906
世界 $411,002,906


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

2013年。
太平洋の海底から出現した地球外生命体”怪獣:アックスヘッド”はサンフランシスコを襲撃する。

その後も怪獣は、次々と太平洋地域の都市を襲い、人類はそれを迎え撃ち、巨大人型ロボット兵器”イェーガー”を開発する。

二人のパイロットが乗り込んだイェーガーは、神経とマシンを接続する”ドリフト”方式で操縦される。

イェーガーのパイロットは怪獣を倒して有名人となり、ロボットのキャラクター商品も爆発的に売れて、危機は去ったと思われた。

2020年7月、アラスカ
怪獣”ナイフヘッド”が出現して、パイロットの兄弟ヤンシー・ベケット(ディエゴ・クラテンホフ)とローリー(チャーリー・ハナム)ではイェーガー”ジプシー・デンジャー”出撃する。

環太平洋防衛軍(PPDC)司令官スタッカー・ペントコスト(イドリス・エルバ)の命令を受けて、指令センター”ロクセント”の管制官テンドー・チョイ(クリフトン・コリンズJr.)の指示を受けたベケット兄弟はナイフヘッドに立ち向かう。

沖合で、襲われそうになった船舶を助けたベケット兄弟は、ナイフヘッドを叩きのめす。

反撃を受けた兄弟はヤンシーが命を落とすものの、ローリーは負傷しながらもナイフヘッドを倒す。

翌朝、傷ついたイェーガーから脱出したローリーは救出される。

5年後。
怪獣の襲撃は激しくなり、人類は窮地に立たされる。

もはやイェーガーは有効な対抗策とは考えられず、計画中断を余儀なくされていたのだが、ペントコストは、香港での最後の総攻撃は許可される。

アラスカ州、シトカ
ローリーは、ヤンシーの死でパイロットを辞めて、防衛策として考えられた巨大防護壁の建造作業員となっていた。

そこにペントコストが現れ、ローリーを説得して香港に向かう。

イェーガー基地”シャッター・ドーム”。
日本人研究者の森マコ(菊地凛子)は、到着したペントコストとローリーを迎える。

その後ローリーは、ドイツ人生物学者ニュートン・ガイズラー(チャーリー・デイ)と物理学者ハーマン・ゴットリーブ(バーン・ゴーマン)、イェーガー、パイロットでオーストラリア人のハーク・ハンセン(マックス・マーティーニ)らと合流する。

ガイズラーとゴットリーブは、怪獣打倒の計画を立てるが、ペントコストに聞き入れられない。

イェーガー”ジプシー・デンジャー”が修復中であることを確認したローリーは、管制官チョイと再会する。

実践パイロットとしてペントコストの許可を得られないマコは、ローリーがこの任務には向いていないことを指摘する。

その後マコは、パイロット候補者トライアルへの参加許可を求めるが、彼女の過去を知るペントコストはそれを認めない。

父ハークを敵視するパイロットのチャック(ロブ・カジンスキー)は、ローリーを挑発して牽制する。

トライアルで、ローリーがマコを指名したためにペントコストは仕方なくそれを許可する。

ローリーはマコの腕を認めて同乗者として最適だと判断し、人類の危機を前にペントコストはそれを認める。

その頃ガイズラーは、怪獣の脳と人間をドリフトする実験を行ってしまう。

ローリーとマコは、修復されていたジプシー・デンジャーでシュミレーションをすることになる。

その時、ペントコストはガイズラーが怪獣とドリフトしたという連絡を受ける。

ガイズラーはその感覚を話し、怪獣達が誰かの指示を受けて行動していることをペントコストに伝える。

太古の時代に地球侵略を試み失敗した地球外生物が、再び支配しようとしていることを知ったペントコストは、再度ドリフトすることをガイズラーに命ずる。

ガイズラーは、怪獣の新しい脳が必要であることをペントコストに伝え、それが存在することを確認する。

ペントコストは、怪獣の各パーツを保存しているアジアの闇市の黒幕であるハンニバル・チャウ(ロン・パールマン)を捜すようガイズラーに命ずる。

シュミレーションを始めたマコは、過去のトラウマを拭い去れずに事故を起こしてしまい、チョイが寸前でシステムを停止する。

事故のことでチャックに非難されたローリーは、マコを侮辱する彼と殴り合いになる。

ハークがそれを制止し、二人を呼んだペントコストは、ローリーを残してマコを外す。

ドリフトでマコの過去を見たローリーは、かつてパイロットだったペントコストが、彼女を救い育てた親代わりだったことを知っていた。

しかし、ペントコストはあくまで命令に従うことをローリーに伝える。

ドリフトによりお互いを知ったローリーとマコは、信頼関係が生まれる。

その後、海底の裂け目から怪獣が出現し、イェーガー3機が出動する。

ガイズラーに会い、手に入れようとする怪獣の脳とドリフトすることを聞いたチャウだったが聞く耳を持たない。

イェーガーは苦戦し、交戦を許可されないハークとチャックの”ストライカー・エウレカ”は、ペントコストの命令を無視して怪獣に立ち向かう。

しかし、怪獣は強力な電磁波を放ち、敵のシステムを停止させて上陸する。

ハークとチャックは外に出て怪獣を前にするが、そこにローリーとマコが同乗する”ジプシー・デンジャー”が現れる。

上陸したローリーとマコは、怪獣を倒して止めを刺す。

ガイズラーは地下に避難していたが、怪獣とドリフトした自分が狙われていることに気づく。

怪獣に襲われそうになったガイズラーだったが、現れたローリーとマコがそれを倒す。

基地に戻ったローリーとマコは歓喜の中で迎えられ、負傷していたハークに感謝されてチャックも二人の活躍を認める。

ペントコストも、ローリーとマコの勇敢な戦いを称え、誇りに思うことを伝える。

次の戦いに備えるペントコストだったが、彼はパイロット時代の経験により、体に異変を感じていたことをローリーらに知られる。

チャウの元に戻ったガイズラーは、ローリーらとの戦いに敗れた怪獣の脳を取り出そうとする。

しかし、ガイズラーは死んだ怪獣が妊娠していることに気づき、体内から現れた怪獣に襲われそうになる。

怪獣は動きが止まり、肺が未成熟で死んだと指摘するチャウを呑み込むが息絶える。

ペントコストは、放射能シールドが弱かった時代の任務による病状をローリーに語る。

幼いマコ(芦田愛菜)を助けた東京での戦いで、被爆したことをペントコストは伝え、自分以外で唯一人、単独で戦いに勝ったたことが、ローリーを呼び寄せた理由だと付け加える。

そこに、再び怪獣が現れたというチョイからの報告が入り、ペントコストは、イェーガーのジプシーとストライカーを向かわせようとする。

装置を準備したゴットリーブは、地球を救うために、ガイズラーと共に怪獣の脳とドリフトすることを決断する。

ペントコストは、負傷したハークに代わり自分がチャックと同乗することをマコに伝え、死を覚悟した戦いに挑む。

ハークとのわだかまりが消えたチャックは、父に見守られながらペントコストと共に出撃の準備を始める。

ジプシーとストライカーは、ヘリコプターで裂け目に運ばれる。

ガイズラーとゴットリーブは怪獣の脳とドリフトして、裂け目で戦うイェーガーの危機を知る。

ジプシーとストライカーは海中の裂け目に向かうが、基地に戻ったガイズラーとゴットリーブは、投下する爆弾を怪獣だと認識させる必要があることを伝える。

現れた怪獣との激しい戦いでストライカーが損傷したため、ペントコストは自爆することを考えチャックもそれに同意する。

ペントコストとチャックは自爆し、ローリーとマコは怪獣の死骸と共に裂け目に向かう。

現れた怪獣を道津連れに裂け目に降下して入ったジプシーだったが、マコの酸素濃度が低下し、ローリーはそれを共有する。

ローリーはマコをポッドに乗せて脱出させ、手動で起爆装置を作動させる。

ポッドで脱出したローリーと爆破を確認した基地のハークは、二人の救出部隊を派遣する。

先に海面に浮上したマコは、現れたローリーのポッドに向かい彼の無事を確認する。

司令官を受け継いだハークは、勝利を宣言して”ウォー・クロック”のタイマーをリセットするよう命ずる。

ローリーとマコは、救助ヘリの到着を確認して抱き合う。

怪獣に食われたはずのチャウは、体内から這い出してなくした靴を捜す。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

太平洋の海底から出現した地球外生命体”怪獣”は各都市を襲い、迎え撃つ人類は、パイロットが二人で制御する巨大人型ロボット”イェーガー”を開発して反撃に出る。
その後、イェーガーは有効な対抗策ではなくなるが、環太平洋防衛軍(PPDC)司令官ペントコストは、兄を戦闘で亡くした元パイロットのローリー・ベケットを復帰させて総攻撃の準備を始める。
ローリーは、日本人研究員のマコに迎えられて、彼女がイェーガーへの同乗を希望していることを知るが、ペントコストはそれを許可しない。
マコの能力を認めたローリーは、イェーガーのシュミレーションを許可された彼女との、神経とマシンを接続する”ドリフト”で隠されマコの過去を知る。
そして、再び現れた怪獣は、人類に容赦なく襲い掛かる・・・。
__________

鬼才ギレルモ・デル・トロが監督と脚本を担当し、映画界に功績を残したレイ・ハリーハウゼン本多猪四郎に捧げられた作品であり、モンスター映画へのオマージュが込められている。

人類に襲い掛かるモンスターを日本語の”怪獣”と呼び、ヒロインも日本人女性だという、敬意が感じられるところが嬉しい。

鑑賞前の予想として誰もが考える、どう見ても”トランスフォーマー・シリーズ”の亜流だろうと思いきや、ロボットや怪獣の造形が新しくも感じ、またどことなく古風である微妙な感覚がなかなかよろしい。

難しい話を排除した、単純に侵略者との戦いを描いた物語、英知を結集して作った先端ロボットを動かす人間の勇気をストレートに描いた内容、最新の映像技術を駆使した大迫力の映像なども楽しめる。

製作費は1億9000万ドル、北米ではやや期待を下回るものの、興行収入は1億ドルを突破し、全世界では約4億1100万ドルのヒットとなった。

人類を救うために命を懸けるパイロットを熱演するチャーリー・ハナム、環太平洋防衛軍(PPDC)司令官のイドリス・エルバ、軍研究者の菊地凛子、生物学者役のチャーリー・デイ、パイロットのロブ・カジンスキーとその父親マックス・マーティーニ、闇市の黒幕ロン・パールマン、物理学者バーン・ゴーマン、ヒロインの少女期役の芦田愛菜、指令センター管制官クリフトン・コリンズJr.、主人公の兄ディエゴ・クラテンホフなどが共演している。


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