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ペイン&ゲイン Pain & Gain (2013)


3.59/5 (32)

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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

成功を夢見たジム・トレーナーが起こす富豪の誘拐殺人事件を描く、製作、監督マイケル・ベイ、主演マーク・ウォールバーグドウェイン・ジョンソンアンソニー・マッキートニー・シャルーブエド・ハリスロブ・コードリーレベル・ウィルソン他共演による、実話を基にした犯罪コメディ。


ドラマ(コメディ)


スタッフ キャスト
監督:マイケル・ベイ

製作
ドナルド・デ・ライン
マイケル・ベイ
イアン・ブライス
製作総指揮:マシュー・コーハン
原作:ピート・コリンズ”Pain & Gain”
脚本
クリストファー・マルクス
スティーヴン・マクフィーリー
撮影:ベン・セレシン
編集:ジョエル・ネグロン
音楽:スティーブ・ジャブロンスキー

出演
ダニエル・ルーゴ:マーク・ウォールバーグ
ポール・ドイル:ドウェイン・ジョンソン
エイドリアン”ノエル”ドアバル:アンソニー・マッキー
ヴィクター・カーショウ:トニー・シャルーブ
エド・デュボイス3世エド・ハリス
ジョン・ミース:ロブ・コードリー
ソリーナ・ルミニタ:バール・パリー
ロビン・ペック:レベル・ウィルソン
ジョニー・ウー:ケン・チョン
フランク・グリーガ:マイケル・リスポリ
ロペス警部:トニー・プラナ
ビヨンソン医師:ピーター・ストーメア
クリスティーナ・フートン:キーリー・レフコヴィッツ
シシー・デュボイス:エミリー・ラザーファード
ランディ牧師:ラリー・ハンキン
ジムの顧客:ウラジミール・クリチコ

アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ
2013年製作 129分
公開
北米:2013年4月26日
日本:未公開
製作費 $26,000,000
北米興行収入 $49,875,290
世界 $86,175,290


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
1995年6月17日、マイアミ
筋トレ・マニアのダニエル・ルーゴ(マーク・ウォールバーグ)は、現れたマイアミ=デイド警察の警官に気づき、逃げようとして車に衝突してしまう。

6か月前。
ジム・トレーナーのダニエルは、顧客に見下されるのに飽きて成功したいと考えていた。

ルーゴは、”サン・ジム”のオーナー、ジョン・ミース(ロブ・コードリー)に自分を売り込み、ジムを確実に成長させることを約束する。

高齢者の金持ちが多いことに目を付けたルーゴは、医療詐欺で逮捕されて有罪になったことを正直に話し、ミースに採用されたのだった。

ルーゴが約束した通り、ジムの会員は3週間で3倍になり、トレーナー部の主任になった。

顧客であるビジネスマン、ヴィクター・カーショウ(トニー・シャルーブ)の話を聞くうちに、もっと上の生活を望むようになったルーゴは、それを同僚のエイドリアン”ノエル”ドアバル(アンソニー・マッキー)に伝える。

タコス店でバイトをしていたドアバルは、ダーコに感化されてその気になる。

自己啓発セミナーの講師ジョニー・ウー(ケン・チョン)は、集会に参加したルーゴが気に入り、特別なアドバイスをする。

カーショウの財産を奪うことを考えたルーゴは、ドアバルを仲間に引き入れる。

新人の巨漢ポール・ドイル(ドウェイン・ジョンソン)と話したルーゴは、出所したばかりの彼が、神に救いを求めていることを知る。

ドイルを鍛えたルーゴは、彼をストリップバーに誘い、ダンサーのソリーナ・ルミニタ(バール・パリー)を紹介する。

カーショウを誘拐して財産を奪う計画をドイルに話し、仲間に入れようとしたルーゴは、犯罪であり出所したばかりだと言われて拒まれる。

ドアバルは、ドイルは変人なので関わらない方がいいとルーゴに伝える。

ダニエルのためには何でもしたが、犯罪者にはなりたくないドアバルは悩み、勃起しなくなってしまう。

クリニックに向かったドアバルは、看護師ロビン・ペック(レベル・ウィルソン)に正直に話し、ビヨンソン医師(ピーター・ストーメア)から、ステロイドの影響によるインポだと診断される。

信心深いドイルは、ランディ牧師(ラリー・ハンキン)の教会で世話になっていたが、牧師が同性愛者だ知りその場を去る。

話に乗ることをルーゴに伝えたドイルは、ドアバルも加わり、三人で銃砲店に向かう。

相手に電気ショックを与えて動けなくする目的でスタンガンを手に入れた三人は、計画を立ててカーショウの屋敷に侵入しようとするものの、失敗してしまう。

買い物中のカーショウを駐車場で誘拐しようとした三人は、またしても失敗し、彼が経営する”シュロツキーズ”で計画を実行する。

1994年11月15日。
シュロツキーズから出てきたカーショウを誘拐することに成功したドアバルとルーゴは、アジトであるアダルト・グッズが保管してある倉庫で待つドイルの元に向かう。

拘束されて目隠しもされたカーショウは、コロンの香りで犯人がルーゴだと分かり彼を動揺させる。

カーショウを殴ったルーゴは目隠しを外し、全てを奪って破滅させることを伝える。

家族に電話をするよう指示されたカーショウは、故郷のコロンビアに戻るよう妻に伝える。

3日目、午後9時17分。
見張りをしていたドイルが信心深いことを知ったカーショウは、ユダヤ系でもあるというカーショウに神を受け入れさせる。

9日目、午前7時9分。
カーショウと親しくなったドイルは、見張りを引き受けたがるようになる。

ソリーナを巻き込んだルーゴは、自分がCIAであることを彼女に伝え、ドイルと行動させることにする。

クラブに現れたソリーナと話していたドイルは、彼女が相手をしようとしたフランク・グリーガ(マイケル・リスポリ)が、大富豪だということを知らなかった。

カーショウを拷問して、財産譲渡文書の書類にサインさせたルーゴだったが、本人が公証人の前でサインする必要があることを知る。

ミースが公証人であるため書類認証のスタンプを押してもらおうとしたルーゴは、シュロツキーズがジムのボディビル・コンテストのスポンサーになることを伝えて納得させる。

カーショウの財産を手に入れることに成功したルーゴは、ドアバルと共に喜ぶ。

暴力は振るわないことを約束したと言ってルーゴを責めるドイルは、自分が誰か知られているため、冷酷になるのも必要だと彼に伝える。

12月14日、30日目。
飛行機で国外に連れ出すとカーショウに伝えたドイルは、彼に酒を飲ませて酔わせる。

その夜、カーショウを車に乗せたルーゴらは、暴走させて事故を起こし、彼を殺そうとするものの失敗してしまう。

ガソリンを撒いたルーゴは車に火を放つが、カーショウが脱出したため、轢き殺すようドイルに指示する。

仕方なくそれに従ったドイルはカーショウを殺し、三人はその場を去る。

一命を取り留めて病院に運ばれたカーショウは、警官にルーゴが犯人だと伝えるものの、コロンビア出身ということで逆に麻薬取引などを疑われ、犯罪者扱いされる。

カーショウはが生きていることを知ったルーゴらは、病院に向かう。

私立探偵のエド・デュボイス3世エド・ハリス)は、妻のシシー(エミリー・ラザーファード)から電話だと言われ、相手のカーショウから協力してもらいたいと言われる。

それを断られたカーショウは、デュボイスから、病院は誰でも狙えるので自分なら直ぐに逃げると言われる。

医師に扮して病室に侵入したルーゴは、カーショウが退院して、警察も彼の話を信じていないことを知る。

任務完了を喜ぶルーゴは現金を山分けして、カーショウのことは心配いらないとドアバルとドイルに伝える。

1995年1月。
三人は派手に金を使い、ルーゴはカーショウの屋敷を手に入れ、ドイルはソリーナと愛し合い、ドアバルはロビンと結婚する。

モーテルで暮らすカーショウを訪ねたデュボイスは、彼に協力することを伝える。

隣人との親交を深めたルーゴは、近所の子供達の面倒も見る。

そんなルーゴらを監視するデュボイスは、不動産業者から話を聞き、シュロツキーズの新オーナーとなったルーゴについての情報をスタッフから入手する。

ルーゴは地域で自警団を作ることを考え、デュボイスも様子を探る。

ドラッグに溺れるようになったドイルは、現金を使い果たしてしまう。

調査結果をカーショウに伝えたデュボイスは、手立てがないと言って嘆く彼に行動を開始すると伝える。

ジムに通い始めてルーゴの指導を受けたデュボイスは、紹介してくれたカーショウと連絡がつかないと言って彼を牽制する。

ドアバルとロビンの結婚式が行われ、それに出席もしないドイルは、現金強奪を試みるものの失敗する。

追われた際に撃たれ足の親指がもげたドイルは、結婚式会場に向かい、グリーガの財産を奪う考えをグリーガに伝える。

結婚したばかりのドアバルも金が必要だったために、ドイルの考えに反対しない。

カーショウから電話があり焦るミースは、それをルーゴに知らせる。

ミースにカーショウの居場所探るよう指示したルーゴは、電話先のモーテルを突き止める。

カーショウは逃げた後だったが、ルーゴは、迎えに来たらしいデュボイスが手を組んでいたことを知る。

その頃、ロペス警部(トニー・プラナ)と話したデュボイスは、カーショウの件を捜査するべきだと伝える。

デュボイスの家に向かったルーゴとドアバルだったが、パトカーが現れたために、その場から逃げて海に飛び込む。

カーショウがルーゴらと連絡したことを知ったデュボイスは彼に会い、家に連れて行く。

ドイルの話に乗ることにしたルーゴは、グリーガに会って投資を提案し、彼を丸め込み財産を奪う計画を実行する

ドアバルの家にグリーガを呼んだルーゴは、彼が話に乗ってこないために苛立ち、痛めつけて殺してしまう。

同行していたグリーガの愛人クリスティーナ・フートン(キーリー・レフコヴィッツ)が騒いだために鎮静剤を打ち、金庫の番号を聞き出したルーゴは、ドアバルにその場を片付けさせる。

ドイルと共にグリーガの屋敷に向かったルーゴは、金庫が開かないために、ドアバルに電話をして、クリスティーナから番号を訊くよう指示する。

クリスティーナが逃げようとしたために再び鎮静剤を打ったドアバルは、彼女が死んだことをルーゴに知らせる。

グリーガの車を奪ったルーゴはドアバルの家に戻り、死体を運んで倉庫に向かう。

ルーゴは、死体を処分するために必要なものをドアバルと共に買いに行く。

病院の夜勤から戻ったロビンは、カーペットの汚れなどを見て驚く。

ドイルが自分の親指をグリーガの愛犬にくわえさせたため、それが見つかり警察の捜査が始まる。

倉庫に戻ったルーゴとドアバルは死体の解体を始めるものの、チェーンソウが壊れてしまう。

ロビンは、ゴミ箱の中の血液が付着したカーペットに気づく。

現れたロペスから、グリーガが行方不明だと知らされたデュボイスは、彼は既に死んでいると考え、また事件が起きると忠告したはずだと伝える。

壊れたチェーンソウを返品しに行ったルーゴとドアバルは、それにクリスティーナの髪の毛と血液がついていたために焦る。

指紋を消すために、死体から切断された手首を焼いたドイルは、精神的に限界に達して耐えきれなくなり、姿を消してしまう。

それを知ったルーゴとドアバルは、解体した死体をドラム缶に入れて郊外に廃棄する。

ルーゴらを指名手配したロペスは、彼らを捕える作戦を開始する。

1995年6月17日。
マイアミ=デイド警察の警官隊は、ドアバルの家とドイルがいる教会、ジムなどを強制捜査する。

ドアバルとドイル、そしてミースは逮捕され、ルーゴは車に衝突しながら逃げる。

屋敷に戻ったカーショウは、隣人から、良い人物だと思ったルーゴが子供達の面倒をよく見てくれたと言われる。

自分のジェットボートでルーゴが逃げたと考えるカーショウは、口座を監視すると言うデュボイスとロペスに、バハマにある隠し金のことを話す。

バハマナッソー
銀行に向かい現金を手に入れたルーゴは、念のために貸金庫をチェックする。

そこにデュボイスが現れたために、その場から逃げたルーゴは脚を撃たれ、路上で停車していったカーショウに気づかれて轢かれてしまう。

逮捕されたルーゴはマイアミに護送され、起訴された彼とドイルとドアバルは、法廷で裁かれる。

ソリーナやロビンが証人として呼ばれて奇妙な裁判となったのだが、証拠が見つからなかった。

ドラム缶の遺体が発見されるものの、指紋がなかった。

しかし、クリスティーナの死体の豊胸パックで身元が割れたため、ドイルが懺悔のつもりで証言する。

ルーゴとドアバルがグリーガと女を誘拐して殺したと証言するドイルは、刑務所で償いたいと言いながら涙する。

その協力が認められたドイルは懲役15年が言い渡され、有罪となったルーゴとドアバルは死刑を宣告される。
__________

ミースも懲役15年となり、獄中死した。

ヴィクター・カーショウとソリーナ・ルミニタは、情報保護のため役名が変更されている。


解説 評価 感想
実際に起きた誘拐事件を1999年の”マイアミ・ニュー・タイムズ”で記事にした、2013年に発表されたピート・コリンズの著書”Pain & Gain: This Is a True Story”を基に製作された作品。

*(簡略ストー リー)
1994年、マイアミ
筋トレ・マニアであるジム・トレーナーのダニエル・ルーゴは、現状では満足できず成功することを考えていた。
ジムの顧客である富豪のカーショウの財産を奪い破滅させることを考えたルーゴは、同僚のドアバルと新人のドイルを仲間に引き入れる。
苦労しながらも、カーショウを誘拐して財産を奪うことに成功したルーゴらは、彼を殺して証拠を消す。
一命を取り留めたカーショウは、警察に話しても信用してもらえないために、私立探偵のデュボイスに協力を求め、ルーゴ達に復讐しようとするのだが・・・。
__________

1990年代にマイアミで実際に起きた誘拐殺人事件を描いた作品。

アクション映画の第一人者マイケル・ベイが製作を兼ねた監督作品で、彼らしいスタイリッシュな映像が見どころであり、豪華キャスト共演も注目の作品。

筋トレ・マニアのジム・トレーナーとその同僚の、成功を掴むための暴走を描いた作品で、犯人である主人公を演ずるマーク・ウォールバーグ、と巨漢のドウェイン・ジョンソン、同僚のアンソニー・マッキーら三人の、鍛え抜かれた肉体美を見ているだけでも迫力が伝わってくる。

上記のように、マイケル・ベイらしい映像感覚は楽しめる作品なのだが、今一、撃ったくぇるものに欠ける演出が気になり、北米興行収入は5000万ドル弱、全世界でも約8600万ドルという、彼の作品でありこのキャストにしては寂しい結果に終わった。

主人公らに誘拐されて財産を奪われる富豪のトニー・シャルーブ、彼が雇う私立探偵エド・デュボイス3世役のエド・ハリス、その妻エミリー・ラザーファード、犯罪に加担することになるジムのオーナー、ロブ・コードリー、主人公の友人であるストリッッパーのバール・パリー、ドアバル(アンソニー・マッキー)と結婚する看護師のレベル・ウィルソン、自己啓発セミナーの講師ケン・チョン、主人公らに殺される富豪のマイケル・リスポリ、その愛人キーリー・レフコヴィッツ、主人公らの捜査をする警部トニー・プラナ、医師ピーター・ストーメア、ドイル(ドウェイン・ジョンソン)が世話になる牧師のラリー・ハンキン、ジムの顧客ウラジミール・クリチコなどが共演している。


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