パッセンジャーズ Passengers (2008) 3.3/5 (30)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

航空機事故の被害者をカウンセリングするセラピスト自身が混乱に巻き込まれていく姿を描く、監督ロドリゴ・ガルシア、主演アン・ハサウェイパトリック・ウィルソンデヴィッド・モースダイアン・ウィースト他共演の心理サスペンス。


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト ■
監督:ロドリゴ・ガルシア
製作総指揮
ジョセフ・ドレイク

ネイサン・カヘイン
製作
ケリー・セリグ
マシュー・ロードス
ジャド・ペイン
ジュリー・リン
脚本:ロニー・クリステンセン
撮影:イゴール・ジャデュー=リロ
編集:トム・ノーブル

音楽:エド・シェアマー

出演
クレア・サマーズ:アン・ハサウェイ

エリック・クラーク:パトリック・ウィルソン
アーキン:デヴィッド・モース
ペリー:アンドレ・ブラウアー
シャノン:クレア・デュヴァル
トニ:ダイアン・ウィースト
ジャック:ウィリアム・B・デイヴィス
ディーン:ライアン・ロビンズ
ノーマン:ドン・トンプソン
金髪の男:アンドリュー・ホイーラー
病院受付:カレン・オースティン

エマ:ステイシー・グラント
ジャニス:チェラー・ホースダル

アメリカ 映画
配給 トライスター・ピクチャーズ

2008年製作 92分
公開
北米:2008年10月24日
日本:2009年3月7日
製作費 $25,000,000
北米興行収入 $292,440
世界 $5,736,120


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
心理セラピストのクレア・サマーズ(アン・ハサウェイ)は、同僚のペリー(アンドレ・ブラウアー)に呼び出され、旅客機墜落事故で生存した、数人のセラピーを担当することになる。

クレアは、生存者のエリック・クラーク(パトリック・ウィルソン)に面会するが、彼は悲惨な事故直後にも拘らず気分が高揚しているようで、言動もおかしかった。

その後、回復した生存者のグループ・カウンセリングを始めたクレアは、シャノン(クレア・デュヴァル)、ディーン(ライアン・ロビンズ)、ジャニス(チェラー・ホースダル)、ノーマン(ドン・トンプソン)らの、事故の際の話が微妙に食い違うことを気にする。

また、その場でカウンセリングを監視するような人影が、クレアらによって目撃される。

航空会社側のアーキン(デヴィッド・モース)は、あくまでパイロットの人的ミスが原因の事故との見解を示し、ここでも生存者の証言とは食い違う。

個別カウンセリングを希望した、エリックに会ったクレアは、彼からまともな話を聞けず、その挙句に誘われたために、その場を立ち去る。

クレアは、自分に姉がいることや、コーヒーの好みを知っているエリックが、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の患者が超感覚的知覚を持つ事例があることと、関係するのではないかと考えペリーに報告する。

グループ・カウンセリングの帰りに、ノーマンがクレアの車に飛び乗り、航空会社の人間に尾行されていることを告げる。

二人は、以前カウンセリングを監視していた男と同じ人物を目撃する。

ノーマンは、航空会社側が機体の故障を隠すために、自分達の口を封じようとしているのだとクレアに話す。

クレアは、それはノーマンの被害妄想だと言って、彼を自宅に送り届ける。

エリックの元に向ったクレアは、彼がPTSD患者のように、うろつく犬や何かに怯えている様子を感じ取る。

そして、セラピスト以上の関係を持とうとするエリックに、クレアは警戒心を抱き始める。

クレアは、同じアパートの住人トニ(ダイアン・ウィースト)が、彼女に世話を焼きすぎるのも気になり始める。

その日の夜中、クレアのアパートに突然エリックが現れ、彼女は迷惑そうに彼を追い払うが、直後にトニにも声をかけらてれうんざりしてしまう。

次のカウンセリングの席にアーキンが現れたため、クレアは自分達に近づかないよう彼に警告する。

再びエリックに会ったクレアは、彼の度重なる奇行に驚かされてしまう。

バイクでエリックのヨットに向ったクレアは、彼の誘惑に負けてしまい、そして二人は結ばれる。

クレアは、エリックと初めて会った時に、彼が自分の姉エマ(ステイシー・グラント)を知っていたことを話題に出し、彼女と仲違いしていることを話す。

エマと和解するために、彼女の家に向ったクレアは、そこに現れたアーキンに驚いてしまう。

アーキンはクレアを尾行して調べ上げていたため、彼女が患者のエリックと、親密になっていることなども知っていることを伝える。

そしてアーキンは、クレアの言動が信用できないことを伝えて立ち去る。

クレアは、尾行や患者のディーンとノーマンが姿を消したことから、航空会社が組織的な隠蔽工作をしているという考えをペリーに伝える。

そしてクレアは、エリックと一線を越えてしまったこともペリーに話す。

ノーマンの家を訪ねたクレアは、彼が留守だということを確認して帰ろうとするが、そこにノーマンを尾行していた男性が現れる。

男性は、ノーマンを尾行していたのではなく、事故機に乗っていた乗客だということをクレアに告げる。

彼は記憶を失い、気がつくとノーマンの家の付近を歩いていたということだった。

エリックは、墜落事故現場でエンジンが爆発したことを思い出し、初老の男性に出会う。

アーキンの元に男性を連れて行ったクレアは、機体が爆発したことを訴える。

男性は、アーキンを知っていると言って押し問答になるが、その後、彼は姿を消してしまう。

カウンセリングはシャノンだけとなり、彼女は亡くなった両親の姿を目撃する。

クレアは、怯えるシャノンを気遣い、現れたエリックから爆発のことを聞かされる。

クレアのアパートで眠っていたエリックは、悪夢から目覚め、彼が6歳に時に死んだ犬が見えると言い出す。

さらに、自分が事故で命を失ったというエリックは外に飛び出し、線路で、向って来る電車を待ち構える。

しかし、電車が通過しても彼は傷ひとつ負うことなく、クレアを自分から遠ざけてしまう。

アパートに帰ったクレアは、シャノンの姿が見えないのに気づき、そこにトニが現れ、シャノンは男女と出て行ったことをクレアに伝える。

さらにクレアは、トニがエリックの名前を知っっているのに気づく。

リストにない生存者もいることをペリーに伝えたクレアは、彼からこの件には裏があることを知らされえ、自分が利用されていた事に気づく。

エマの家に向ったクレアは、そこに居たアーキンから、乗客は全員死んだことと、事故は自分のせいで起きたと言われる。

クレアは、アーキンの置いていった鞄の中の乗客リストを確認し、その中にエリックの隣の席に座った自分の名前を見つける。

翌日、エリックの元に向ったクレアは、事故機の乗客が全員死亡したことと、亡くなった身近な人々が現れ、自分達の死に気づかせて導いてくれることを知らされる。

そして、クレアは自分の前には、叔母トニと小学校の教師ペリーが現れたことに気づく。

アーキンは事故機の機長で、彼が副操縦士に操縦を任せていた時にエンジンの爆発が起き、エリックはクレアを励ましながら死を迎えたのだった。

その後、クレアのアパートを訪れたエマは、自分に謝罪した彼女の手紙を見つける。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
若くて優秀な女性心理セラピスト、クレア・サマーズは、飛行機事故で奇跡的に生き残った5人の乗客のセラピーを担当することになる。
生存者の一人エリックは、グループ・カウセリングを拒み、個別カウンセリングを希望し、その奇怪な言動は、クレアを困惑させる。
そんな中、乗客の証言と航空会社側の意見の食い違いや、自分を誘惑するエリックの異常な行動にクレアは益々戸惑う。
さらに、生存者達の謎の失踪に、クレアは航空会社への不審感を強める。
やがてクレアは、事故の関係者や身の回りに現れる人々が自分に関わる、驚くべき真実を知ることになる・・・。
__________

拡大公開されなかったために、興行的に成功した作品ではないが、魅力的なキャストの競演が見ものだ。

当初から身元を明かさない”ペリー”や不審な隣人”トニ”の存在が、霊的予感を感じさせるために、やがて主人公が知る真実は、おおよそ予測できてしまう。

シックス・センス」(1999)を思い起こさせる結末なので、その衝撃度もやや低い感じを受ける。

混乱する周囲に惑わされながら、自分に起きた衝撃的事実を受け入れる、優秀なセラピストを好演するアン・ハサウェイ、死者だとわかる頃から人格の変化を感じさせ、主人公とは対照的に冷静になっていくパトリック・ウィルソン、事故の当事者だった機長デヴィッド・モース、作品全体に不穏な空気を漂わせる人物アンドレ・ブラウアーダイアン・ウィースト、乗客のクレア・デュヴァルライアン・ロビンズ、ドン・トンプソン、チェラー・ホースダル、主人公の姉ステイシー・グラントなどが共演している。


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