パーフェクト・センス Perfect Sense (2011) 3/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

原因不明の感染症により人々が五感を失っていく中、あるカップルの運命と生きる道を探求する姿を描く、主演ユアン・マクレガーエヴァ・グリーンコニー・ニールセン他共演、製作総指揮、監督によるデヴィッド・マッケンジードラマ。


ドラマ


スタッフ キャスト ■

監督:デヴィッド・マッケンジー
製作総指揮
デヴィッド・マッケンジー

キャロル・シェリダン
ペーター・オールベック・イェンセン

ペーター・ガルデ
ジェイミー・ローレンソン
製作
マルテ・グルナート
ジリアン・バーリー
脚本:キム・フップス・オーカソン

撮影:ジャイルズ・ナットジェンズ
編集:ジェイク・ロバーツ
音楽:マックス・リヒター

出演
マイケル:ユアン・マクレガー

スーザン:エヴァ・グリーン
ジェニー:コニー・ニールセン
スティーヴン・モントゴメリー:スティーヴン・ディレイン
ジェームズ:ユエン・ブレムナー
ボス:デニス・ローソン

イギリス 映画
配給
Senator Film Verleih
IFC Films

2011年製作 92分
公開
イギリス:2011年10月7日
北米:2012年2月3日
日本:2012年1月7日
北米興行収入 $2,959
世界 $2,959


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

感染症学者スーザン(エヴァ・グリーン)と、上司スティーヴン・モントゴメリー(スティーヴン・ディレイン)は、嗅覚を失ったという患者に質問を始める。

スティーヴンは、24時間以内にヨーロッパ各地で、同じような症状が発症している事実をスーザンに伝える。

患者同士につながりはなく、感染症かどうかは、現段階では疑わしい状況だった。

正確な判断が出来ないまま、同様患者は増え続けて、”SOS/重症嗅覚障害症候群”と病名が付けられる。

スーザンの家の近くの、繁盛していたレストランのシェフ、マイケル(ユアン・マクレガー)は、SOSのせいで客足が途絶え、スタッフと共に苦悩していた。

ある日、食材が余っていたマイケルは、スーザンに声をかけて食事に誘う。

厨房で、スーザンに食事を出したマイケルだったが、その後、二人はSOSの兆候が表れ、彼女の家で一夜を過ごし、翌朝、嗅覚を失う。

マイケルのボス(デニス・ローソン)は、嗅覚を失っている人のための料理を考えるよう、シェフらに指示を出す。

店が休みの日に、スーザンを誘ったマイケルは、彼女と楽しい時間を過ごし、そして二人は愛し合う。

世の中で今回の事件は、環境汚染、遺伝子組み換え、またはテロリストの犯行などと、様々な憶測が流れていた。

その後、スティーヴンが、意味不明な言葉を発しながら取り乱してしまう。

スーザンやマイケル、そして他の人々も同じように奇行に走り、手当たり次第に物を食べ始め、やがて味覚を失う。

マイケルとスーザンは激しく求め合い、朝まで過ごし、そして、夜も会うことを約束する。

嗅覚と味覚が失われたことで、廃業に追い込まれたと言って嘆くボスを、自分達はまだ生きてると言って、マイケルは彼を励ます。

人々は、以前と同じ生活を送ろうと努力し、嗅覚と味覚を過去のものとして、他の感覚が研ぎ澄まされるようになり、レストランもそれに合わせた料理を出して復活し、客足が戻る。

マイケルとスーザンは愛を深めていたが、タイで、怒りと憎しみが込み上げた後に発症する、”SHLS/重症聴覚障害症候群”が確認される。

それは世界中に広がり、パニックとなり、スーザンの家の近辺も封鎖され、彼女はマイケルの家に向かう。

しかしマイケルが、突然、スーザンを罵倒し始めてSHLSの症状が出たため、彼女はその場を去る。

冷静さを取り戻すものの、マイケルは聴覚を失い自宅待機を命ぜられ、研究所に向ったスーザンに電話をかけて謝罪する。

スーザンは、現実を受け入れられずに、混乱して怒りをぶつけ、やがて聴覚を失う。

マイケルは家を出て店に向かい、ボスが厨房にいることを確認し、スーザンは、姉ジェニー(コニー・ニールセン)の家で、彼女に励まされる。

略奪などを始める者もいる中、人々は、再び現状での生きる道を見つけようと、普段の生活を取り戻そうとする。

マイケルの店も営業を再開し、スーザンも研究所に戻り、人々は、生きていることそのものに感謝し、触れ合いを求めて許し合う。

マイケルとスーザンも、お互いを求め合い再会するのだが、二人は視覚を失ってしまう。

しかし、息遣いでお互いの気持を通わせ、二人だけの世界を感じ、人の生きる姿を確認する。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

感染症学者のスーザンは、嗅覚を失った患者と同じ症状が、各地で発症していることを知る。
人々の間に不安が広がる中、スーザンは、近所のレストランのシェフ、マイケルに声をかけられる。
”SOS/重症嗅覚障害症候群”が原因で、店の客が途絶えたマイケルは、スーザンに料理を振舞うのだが、やがて、二人も症状が出て、嗅覚を失う。
その状況で、二人は親交を深め、愛し合うようになるのだが、その後、人々の味覚も失われてしまう。
人々は混乱し、世の中はパニックとなり、その原因に環境破壊やテロだという憶測も流れる。
しかし人々は、嗅覚と味覚を過去のものとして考え、他の感覚が研ぎ澄まされ、現状での生きる道を探る。
そして、人々は、最悪の事態も考えながら、お互いを理解して許し合う心を持つようになるのだが・・・・。
__________

徐々に五感が失われていく現実の怖さ、しかし、それに怯えながらも、その度に新たな生き方を探求しようとする、人間の強さも描かれる、SFヒューマン・ラブ・ストーリーとして、多くの要素を含んだ異色のドラマ。

人体の、外見的な変化が見られるわけでもない、感染症の恐怖を伝え映し出す斬新な映像表現、人気スター、ユアン・マクレガーの、平凡なシェフを演ずる抑え気味の演技、それに対し、やや屈折した考えを持つ学者役のエヴァ・グリーンは、地味ではあるが、見事な感情表現を見せて好演している。

あまりインパクトがない脇役なのが残念な、ヒロインの姉コニー・ニールセン、研究所の上司スティーヴン・ディレイン、主人公(E・マクレガー)の同僚シェフ、ユエン・ブレムナー、店主デニス・ローソンなどが共演している。


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