ピッチ・パーフェクト Pitch Perfect (2012) 3.68/5 (31)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

全米大学No.1を目指す女子ア・カペラ部の奮闘を描く、製作、出演エリザベス・バンクス、監督ジェイソン・ムーア、主演アナ・ケンドリックアンナ・キャンプブリタニー・スノウレベル・ウィルソンスカイラー・アスティンベン・プラット他共演のコメディ。


コメディ


スタッフ キャスト
監督:ジェイソン・ムーア

製作
ポール・ブルックス
マックス・ハンデルマン
エリザベス・バンクス
製作総指揮:スコット・ニーマイヤー
原作:ミッキー・ラプキン”Pitch Perfect: The Quest for Collegiate A Cappella Glory”
脚本:ケイ・キャノン
撮影:ジュリオ・マカット
編集:リサ・ゼノ・チャージン
音楽
クリストフ・ベック
マーク・キリアン

出演
ベッカ・ミッチェル:アナ・ケンドリック
オーブリー・ポセン:アンナ・キャンプ
クロエ・ベル:ブリタニー・スノウ
パトリシア”ファット・エイミー”:レベル・ウィルソン
ステイシー・コンラッド:アレクシス・ナップ
シンシア=ローズ・アダムス:エスター・ディーン
リリー・オナクラマ:ハナ・マエ・リー
ジェシー・スワンソン:スカイラー・アスティン
ベンジャミン”ベンジー”アップルバウム:ベン・プラット
バンパー・アレン:アダム・ディヴァイン
ルーク:フレディ・ストローマ
ジェシカ:ケリー・アリス・ジェイクル
アシュリー:シェルリー・レグナー
ベンジャミン・ミッチェル教授:ジョン・ベンジャミン・ヒッキー
トーン・ハンガーズ:ジョー・ロ・トゥルヒオ/ハー・マー・スーパースター/ジェイソン・ジョーンズ/ドナルド・フェイソン
トミー:クリストファー・ミンツ=プラッセ
ジョン・スミス:ジョン・マイケル・ヒギンズ
ゲイル・アバーナシー=マッカデン=フェインバーガー:エリザベス・バンクス

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
2012年製作 112分
公開
北米:2012年9月28日
日本:2015年5月29日
製作費 $17,000,000
北米興行収入 $64,998,370
世界 $113,042,080


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
ニューヨークリンカーン・センター
大学ア・カペラ選手権のコメンテーター、ジョン・スミス(ジョン・マイケル・ヒギンズ)とゲイル・アバーナシー=マッカデン=フェインバーガー(エリザベス・バンクス)は、バーデン大学のバンパー・アレン(アダム・ディヴァイン)らのチーム”トレブルメーカーズ”のパフォーマンスを絶賛する。

ベンジーらに続き、同大の女性チームで、オーブリー・ポセン(アンナ・キャンプ)とクロエ・ベル(ブリタニー・スノウ)らの”バーデン・ベラーズ”が登場する。

ところが、ソロで歌い始めたオーブリーが嘔吐してしまい、会場は大混乱となる。

音楽プロデューサーになることを夢見るベッカ・ミッチェル(アナ・ケンドリック)は、父親ベンジャミン(ジョン・ベンジャミン・ヒッキー)が教授を務めるバーデン大学に入学する。

気が進まないまま、ベッカは仕方なくキャンパスに向かい、寮のルームメイトのキミーに声をかけるものの、相手にされない。

ベンジャミン”ベンジー”アップルバウム(ベン・プラット)は、ルームメイトのジェシー・スワンソン(スカイラー・アスティン)を歓迎する。

ベッカの様子を見に来たベンジャミンは、未だに音楽のことしか頭にない彼女に、まず大学の教育を受けるようにと意見する。

クラブ勧誘を見に行ったベンジーとジェシーは、バンパーらの”トレブルメーカーズ”に興味を持つ。

大会で恥をかいたオーブリーとクロエは、チーム存続のために何とかメンバーを集めようと必死になり、パトリシア”ファット・エイミー”(レベル・ウィルソン)にオーディションの用紙を渡す。

オーブリーとクロエから声をかけられたベッカは、”バーデン・ベラーズ”に誘われるものの、それを断る。

ベンジーはバンパーに自分を売り込むものの、オタクとしか思ってもらえなかった。

ラジオ・スタジオに向かったベッカは、マネージャーのルーク(フレディ・ストローマ)と話し、現れたジェシーから、タクシーでキャンパスに着いた時に会ったと言われる。

ベッカとジェシーは、ルークに指示されて雑用を始める。

その後、周囲に馴染めないベッカは音楽だけを聴いて過ごし、友人も作らない娘のことをベンジャミンは心配する。

ラジオの仕事をしていると言うベッカに、クラブに入り学生と交流することを提案するベンジャミンは、1年経って考えが変わらなければロサンゼルスで音楽をやればいいと伝える。

その意見を受け入れたベッカは、シャワールームで歌っていた声をクロエに気に入られる。

オーディションが始まり、エイミー、ステイシー・コンラッド(アレクシス・ナップ)、シンシア=ローズ・アダムス(エスター・ディーン)、リリー・オナクラマ(ハナ・マエ・リー)、ジェシカ(ケリー・アリス・ジェイクル)、そして、ベンジーとジェシーらも歌い終わる。

そこにベッカが現れ、カップを使ったパフォーマンスをしながら、彼女は、オーブリーとクロエの前で歌う。

ベッカらは、”バーデン・ベラーズ”に歓迎されてスカーフを受け取り、オーブリーとクロエが行う儀式を済ませてチームの一員になる。

ジェシーも”トレブルメーカーズ”に入るが、ベンジーは入会できなかった。

翌日オーブリーは、誓いを破り”トレブルメーカーズ”のメンバーと寝た者を容赦なく退会させて、厳しいレッスンを始める。

パーティーの余興に備えるオーブリーは、ジェシーと仲良くしていたベッカに誓いを忘れないようにと忠告するものの、誤解だと言われて相手にされない。

数日後、パーティーに参加した”バーデン・ベラーズ”は、そのパフォーマンスの酷さを批判され、その場から追い払われてしまう。

屈辱を味わったオーブリーは、高音が出ていないクロエから、声帯結節だと言われて驚き同情する。

スタジオでちょっかいを出してくるジェシーを、適当に相手をして過ごしていたベッカは、”Riff-Off”に誘われる。

各チームと勝負するものの、”バーデン・ベラーズ”は負けてしまう。

しかし、自然に曲が歌えたベッカは悲観することなく、ジェシーに作った曲を聴かせて、彼と共に青春映画の秀作”ブレックファスト・クラブ”のDVDを観る。

二人はいいムードになるものの、ベッカは誓いを思い出し、キミーが友人を連れて戻って来たために、ジェシーはその場を去る。

レッスンは続き、無理して声を出せないクロエからソロに推薦されたベッカは、選曲とアレンジを任せてくれるなら受けると伝える。

それに反対するオーブリーは、ベッカの意見を聞き入れず、エイミーをソロにする。

カロライナ大学、サザン・イースタント地区予選。
コメンテーターのジョンとゲイルは、ステージに上がった”バーデン・ベラーズ”に注目する。

去年の決勝と同じ曲だったために、オーブリーに観客の目が集まる。

平凡なパフォーマンスに見えた”バーデン・ベラーズ”だったが、エイミーのソロで一気に盛り上がる。

続く”トレブルメーカーズ”が見事なパフォーマンスで優勝し、2位となった”バーデン・ベラーズ”と共に準決勝に出場する権利を得る。

大会終了後に、”トーン・ハンガーズ”(ジョー・ロ・トゥルヒオ/ハー・マー・スーパースター/ジェイソン・ジョーンズ/ドナルド・フェイソン)と騒ぎを起こしたてしまった”トレブルメーカーズ”に加勢したベッカは、警察署に連行される。

釈放されたベッカは、保釈金を払ったジェシーに感謝する。

ところが、保釈金を払ったのはジェシーから連絡を受けたベンジャミンで、それを知ったベッカは、ジェシーの行為を迷惑に思う。

ベンジャミンに弁解をしようとしたベッカだったが、こんなことではロサンゼルス行きの援助もしないと言われ、話を聞いてもらえない。

寮の部屋に向かい、待っていた仲間達に励まされベッカは、平凡過ぎる曲をアレンジすることを皆に提案する。

しかし、オーブリーはその意見を却下する。

準決勝当日。
スタジオで、ルークが自分の曲を流してくれたことを知ったベッカは、気分を良くする。

会場に向かう途中、給油しようとしたエイミーは、からかうバンパーからブリトーを投げつけられる。

そのためエイミーは給油を忘れてしまい、車はガス欠で止まってしまう。

仕方なくバンパーに電話をしたエイミーらは、”トレブルメーカーズ”のバスに乗せてもらい会場に向かう。

大会は始まり、”フットノーツ”のパフォーマンスに圧倒されながら、”バーデン・ベラーズ”はステージに上がる。

コメンテーターのジョンとゲイルは、”バーデン・ベラーズ”が毎回同じ曲であることを批判する。

”フットノーツ”に勝てないと判断したベッカはアドリブで歌ってしまい、ステージを降りた後でオーブリーから非難される。

オーブリーから、ジェシーとも寝たと言われたベッカは、それを否定して口出ししたジェシーを迷惑に思う。

その場を去ったベッカを追ったベンジーは、”フットノーツ”のメンバーの1人が高校の特待生であることを知る。

”トレブルメーカーズ”は決勝に進出し、”バーデン・ベラーズ”は敗退してしまう。

その後、スプリング・ブレイクも一人で過ごしていたベッカは、”ブレックファスト・クラブ”のDVDを観直して感激する。

高校生だった”フットノーツ”のメンバーの家を訪ねたジョンとゲイルは、彼らを失格にする。

その結果、”バーデン・ベラーズ”は決勝進出が決まり、連絡を受けたオーブリーはメンバーにそれを知らせる。

クロエがベッカを呼んだことを知ったオーブリーは、それを不満に思う。

ジェシーの部屋に向かったベッカは、心配してくれる者を受け入れようとしない性格を考え直した方がいいと言われて、彼に相手にされない。

決勝に向けてレッスンを始めたオーブリーは、チームをまとめることができずに苛立つ。

父ベンジャミンを訪ねたベッカは、周囲を拒絶する考えを改めるべきだと助言される。

ジョン・メイヤー”から誘われたと言うバンパーは、メジャーに進出するためロサンゼルスに向かうことを、仲間に伝えて旅立つ。

バンパーの代役が必要になったために、ジェシーはベンジーをメンバーに入れる。

ベッカが必要だと言うクロエらの意見にうんざりするオーブリーは、その場で嘔吐してしまう。

そこにベッカが現れ、謝罪したいと言う彼女は、アドリブを入れたのはよくなかったと伝える。

戻りたいと言うベッカは、返事をもらえないために去ろうとするが、オーブリーが呼び止める。

オーブリーは、ベッカや皆に厳し過ぎたことを認め、ベッカら、全員がもっと知り合うべきだと言われる。

メンバーは自分のことを正直に告白し、ベッカは、友達がほとんどいなかったが今は違うと話す。

クロエは、スプリング・ブレイクの間に結節を切り、Gシャープ以上は出ないと医師から言われたことを話す。

決断したオーブリーは、リーダーの笛をベッカに渡してレッスンを再開し、チームは一丸となる。

ニューヨークリンカーン・センター
大学ア・カペラ選手権決勝、コメンテーターのジョンとゲイルは本番に備える。

出場を待つベッカは、ステージに向かうジェシーに声をかける。

ジェシーとベンジーのソロによる”トレブルメーカーズ”のパフォーマンスは、観客の心を捉える。

ベンジャミンらが見守る中、ステージに上がった”バーデン・ベラーズ”のベッカは、”Don’t You (Forget About Me)“をソロで歌い始め、それを聞いたジェシーは驚く。

それが、ベッカと観た”ブレックファスト・クラブ”の曲であったため、感激したジェシーは、彼女の気持ちを理解する。

ジョンとゲイルは、パフォーマンスを終えた”バーデン・ベラーズ”を絶賛する。

観客は総立ちとなり、ジェシーの元に向かったベッカは、彼にキスする。

6か月後。
全米No.1となった”バーデン・ベラーズ”は、新入生のオーディションで、トミー(クリストファー・ミンツ=プラッセ)らのパフォーマンスを見守る。


解説 評価 感想
ミッキー・ラプキンのノンフィクション”Pitch Perfect: The Quest for Collegiate A Cappella Glory”を基に製作された作品。

参考:
・「ピッチ・パーフェクト」(2012)
・「ピッチ・パーフェクト2」(2015)
・「ピッチ・パーフェクト3」(2017)

*(簡略ストー リー)
全米大学No.1を目指すバーデン大学の女子ア・カペラ・チーム”バーデン・ベラーズ”は、メンバーのオーブリーの大失態で存続の危機に陥っていた。
音楽の世界で生きることを夢見るベッカ・ミッチェルは、気が進まないまま、父ベンジャミンが教授を務めるバーデン大学に入学する。
オーブリーと共に新入生を勧誘していたクロエは、シャワー室で歌っていたベッカの声が気に入る。
協調性のないベッカは、クラブ活動で学生と親交を持つようにとベンジャミンから言われ、仕方なく”バーデン・ベラーズ”のオーディションを受けてチームに加わる。
しかし、厳しいだけで無難な曲しか選ばないオーブリーと意見が合わないベッカは、再び孤立してしまう・・・。
__________

シリーズ第二作「ピッチ・パーフェクト2」(2015)では製作、出演に加え監督を兼ねる人気女優のエリザベス・バンクスが製作と共に大会のコメンテーターとして出演し、監督は、デビュー作となるジェイソン・ムーアが担当している。

ありがちな学園ドラマなのだが、底抜けに明るいアメリカの学園生活の描写と共に、半端ではないア・カペラ・チームのパフォーマンスが楽しめる痛快作に仕上がっている。

期待以上の評価を得た本作は、北米興行収入は約6500万ドル、全世界では約1億1300万ドルのヒットとなった。
続編の「ピッチ・パーフェクト2」(2015)は、本作を遥かに上回る大ヒットとなった。
*「ピッチ・パーフェクト2
北米興行収入 $183,436,400
世界 $287,506,190

大学生活に興味がないまま殻に閉じこもり周囲の人々を受け入れない学生から、ア・カペラ・チームのリーダーとなり、多くを学ぶ女性を熱演するアナ・ケンドリック、彼女と対立するチームのリーダー、アンナ・キャンプ、チームの再生に奮闘するメンバーのブリタニー・スノウ、チームに新加入するメンバーを豪快に演ずるレベル・ウィルソン、同じく新メンバーのアレクシス・ナップエスター・ディーンハナ・マエ・リーケリー・アリス・ジェイクルシェルリー・レグナー、主人公と親交を深める”トレブルメーカーズ”のメンバー、スカイラー・アスティン、同じくベン・プラット、リーダーのアダム・ディヴァイン、ラジオ・スタジオのマネージャー、フレディ・ストローマ、大学教授である主人公の父親ジョン・ベンジャミン・ヒッキー、”トーン・ハンガーズ”のメンバー、ジョー・ロ・トゥルヒオハー・マー・スーパースタージェイソン・ジョーンズドナルド・フェイソン、ラストでオーディションを受ける学生のクリストファー・ミンツ=プラッセ、ア・カペラ選手権のコメンテーター、ジョン・マイケル・ヒギンズエリザベス・バンクスなどが共演している。


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