ポルターガイスト Poltergeist (2015) 3.24/5 (29)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

1982年に公開された、製作、原案、脚本スティーヴン・スピルバーグによるホラー映画「ポルターガイスト」のリメイク。
呪われた新居で体験する家族の恐怖を描く、製作サム・ライミ、監督ギル・キーナン、主演サム・ロックウェルローズマリー・デウィットジャレッド・ハリス他共演のホラー。


スリラー/ホラー


スタッフ キャスト
監督:ギル・キーナン

製作
ロイ・リー
サム・ライミ
ロバート ・G・タパート
原案:スティーヴン・スピルバーグポルターガイスト
脚本:デヴィッド・リンゼイ=アベアー
撮影:ハビエル・アギーレサロベ
編集
ジェフ・ベタンコート
ボブ・ムラウスキー
音楽:マルク・ストライテンフェルト

出演
エリック・ボーウェン:サム・ロックウェル
エイミー・ボーウェン:ローズマリー・デウィット
ケンドラ・ボーウェン:サクソン・シャービノ
グリフィン・ボーウェン:カイル・キャトレット
マディソン・ボーウェン:ケネディ・クレメンツ
キャリガン・バーク:ジャレッド・ハリス
ブルック・パウエル博士:ジェーン・アダムス
ソフィー:スーザン・ヘイワード
ボイド:ニコラス・ブラウン
ローレン:ソーマ・バティア

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX
2015年製作 93分/101(特別編)
公開
北米:2015年5月22日
日本:未公開
製作費 $35,000,000
北米興行収入 $47,425,130
世界 $95,437,990


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
エリック・ボーウェン(サム・ロックウェル)と妻エイミー(ローズマリー・デウィット)は、16歳の娘ケンドラ(サクソン・シャービノ)、9歳の息子グリフィン(カイル・キャトレット)、6歳の娘マディソン(ケネディ・クレメンツ)と共に購入する予定の家を見に行く。

家に着いたエリックらは、待っていた不動産業者に内部を案内されるが、何かを感じるグリフィンは今の家がいいと考える。

差し押さえ物件のために交渉次第で安くできることを知ったエリックは、エイミーの希望もあり購入を決める。

引っ越した家族は、冬でもないのに静電気を感じ、自分の部屋のクローゼットのノブに触れるマディソンから、それを見せられたグリフィンは驚き自分も試す。

自分の部屋の天井に窓があることを気にするグリフィンを寝かせたエイミーは、息子のことを心配する。

眠れないグリフィンは、物音がしたため壁の扉の奥に何かがあることに気づき、その場を開けて、ぶら下がっているものを引っ張る。

グリフィンは、ピエロの人形などが落ちてきたために驚く。

芝刈り機メーカーを解雇されたエリックは、今後のことをエイミーと話す。

一時はメジャーリーグも目指したエリックは、高校の野球部コーチをやることも考えるが、家族を養えないとエイミーに伝える。

そこにグリフィンが現れ、部屋で物音がすると言うため、エリックは見に行く。

ピエロなどを確認したエリックは、リスが飛び出してきたために驚き、騒ぎに気づいた家族が集まる。

別の部屋で寝ると言うグリフィンは両親と共にベッドで眠っていたが、物音に気づいて居間を見に行く。

マディソンがテレビに向かって話していたため、グリフィンは、何かがこっちに来ると言う彼女を助けようとする。

コンセントを抜いてもテレビは消えずに照明は回転し、その場に現れたエリックらに、マディソンは”こっちに来る”と伝える。

翌朝、配電盤の故障だろうと言うエリックは、自分で修理しようと考え、ケンドラは、携帯電話が壊れていたことをグリフィンのせいにする。

その後エイミーは、”来る”と言っていたのが迷子の友達だとマディソンから知らされる。

庭に花を植えていたエイミーは、グリフィンが掘り出したものが骨だと気づく。

リスの罠を買いに行ったエリックは、カードが使えないことなどで苛立つ。

野球のボールが勝手に転がったことや、マンガが自然に壁になりグリフィンは驚く。

気分を晴らすために家族にプレゼントを買ったエリックは家に戻り、グリフィンはボールのことなど異変を伝えるものの、誰も聞いてくれない。

買い物の支払いのことなどを気にするエイミーは、騒ぐグリフィンが引っ越したいと言い出したために彼を叱る。

その夜、エリックとエイミーがパーティーに出かけたため、子供達は留守番することになる。

食事の席でエリックとエイミーは、家が建っている土地が、かつて墓地であり、開発業者がそれを移したことを知る。

雨が激しくなり、エリックに買ってもらった携帯電話をいじっていたケンドラは異変に気づく。

天窓から見える揺れ動く木が気になるグリフィンは眠れない。

携帯電話が何かを感知したため地下室に向かったケンドラは、ひび割れた床から泥が湧き出すのを確認して、何かの気配を感じる。

驚いたケンドラは、泥に足を吸い込まれそうになる。

暗闇の中、懐中電灯を照らして怯えるグリフィンは、ピエロの人形に襲われて天窓が割れたため、その場から逃れてケンドラを捜す。

マディソンの元に向い、音がするクローゼットから離れるよう伝えたグリフィンは、ケンドラの元に向かおうとするものの、庭の木の枝に掴まれて外に引きずり出される。

照明の明かりと子ブタの人形がクローゼットに向い、マディソンはその場に誘い込まれて姿を消す。

家に戻ったエリックとエイミーは、木の上でもがいているグリフィンに気づき、落ちた彼を助けて家に入ろうとする。

取り乱すケンドラが飛び出して来て、マディソンがいなくなったことをエリックに伝える。

家族はマディソンを捜し、グリフィンがテレビの中にいることを知らせ、エイミーがそれを確認する。

エリックとエイミーは、警察に通報することを考えながら動揺する。

その後、グリフィンを連れて大学の超常現象学科のブルック・パウエル博士(ジェーン・アダムス)の研究室を訪ねたエイミーは、家で起きたことを話す。

マディソンを一人にしたことで、いなくなったのが自分のせいだと思っているグリフィンと話をしたパウエルは、妹を連れ戻してほしいと言われる。

パウエルはボーウェン家に向い、助手のボイド(ニコラス・ブラウン)とソフィー(スーザン・ヘイワード)と共に家を調べ、静電気や異常現象を確認する。

パウエルは、この現象が呪いや幽霊とは違う”ポルターガイスト”であると話し、人間に襲いかかることをエリックらに伝える。

機材を家に運び込んだパウエルは、マディソンとコンタクトをとる準備を始める。

ボイドは、失業中のエリックが、今回の件を利用して有名人になりたいのではないかとグリフィンに尋ねるが、マディソンを取り戻したいだけだと言われる。

それを聞いていたソフィーに軽蔑されたボイドは、マディソンの部屋のクローゼットを調べ、穴が開いた壁に手を入れて掴まれ、ドリルで殺されそうになる。

ボイドは何とか難を逃れ、壁は元通りになり腕の傷も消える。

居間に戻ったボイドは、パウエルに何も語らない。

パウエルは、この場ではあるがそうでない場所にマディソンがいることを家族に説明する。

マディソンには声が聞こえているはずであり、話しかけるようパウエルに指示されたエイミーは、テレビから声がしたので驚く。

エイミーとエリックはマディソンと話をして、周りに大勢いると言われた瞬間、その場に異変が起きる。

影だけが現れ、それを追ってマディソンの部屋に向かったエリックは、クローゼットの隅でうずくまっているマディソンを呼び寄せようとする。

それはマディソンではなく、憤慨したエリックはクローゼットの壁を壊し、その場は光を発する。

グリフィンは天井の異変に気づき、その場からテーブルの残骸が落下する。

そこがマディソンの出口だと言うパウエルは、オカルトの専門家であるテレビ番組のパーソナリティー、キャリガン・バーク(ジャレッド・ハリス)の助けが必要だとエリックとエイミーに伝える。

ボーウェン家を訪れたキャリガンは家の中を見て回り、マディソンに普通ではない点がなかったかを家族に問う。

パウエルは、マディソンが特殊能力の持ち主である可能性を指摘する。

6歳の純粋な考えのマディソンに相手が接触したと言うキャリガンは、それが誰なのかとエリックに聞かれ、この場が墓地だったという話をする。

その説明をするエリックに、墓石だけが移され遺体は残っていると考えるキャリガンは、それが数体ではないと指摘する。

こんな体験は初めてだと言うキャリガンは、酷い仕打ちを受けた彼らの怒りのパワーが、ポルターガイストとなって現れたと語る。

あの世に向かうための切り札であるマディソンが、一緒に行った場合は二度と戻れないと言うキャリガンの話を、エリックは信じようとしない。

この場で起きたことを認めないのかとキャリガンに反論されたエリックは、自分には分からないと言って、マディソンが戻ってくれればいいと伝える。

自分は味方であり信じてほしいとキャリガンに言われたエリックは、納得して彼に任せる。

ケンドラとグリフィンは、足や顔に傷がある不気味なキャリガンを気にして、エイミーは、彼とパウエルの過去の関係に気づく。

用意ができたキャリガンは皆に知らせ、ロープで入り口と出口をつなぎ、ドローンを使ってマディソンを捜すために、その操作をグリフィンに任せる。

ドローンはクローゼットから内部に入り、マディソンを確認するものの姿が見えなくなる。

キャリガンがその場に向かおうとするが、エイミーが行くと言って揉めている間に、グリフィンが二階に上がってしまう。

自分のせいだったというグリフィンは、責任を感じていることを伝えて、両親の制止を振り切り内部に入ってしまう。

エイミーは居間の出口に向いグリフィンとマディソンが戻って来るのを待ち、エリックは、キャリガンに後を任せる。

ロープを伝って進むグリフィンはマディソンを見つけるが、この場の者達に帰してもらえないと言われる。

入り口と出口のロープが引かれ、マディソンの手を握ったグリフィンは走る。

居間の天井の出口からグリフィンとマディソンが落下し、エイミーはエリックを呼ぶ。

グリフィンとマディソンが生きていることを確認したエリックとエイミーは、二人の体を浴槽で洗う。

目覚めたグリフィンとマディソンは、両親に抱きしめられる。

その後、家族は荷物をまとめ、エリックはパウエルに感謝して車に乗る。

顔の傷が霊と戦ったものではないことをグリフィンに話したキャリガンは、ケンドラに、テレビ番組の決めゼリフを要求されてそれに応える。

車を出そうとしたエリックだったが、操作不能となり横転して家に引きずり込まれる。

エリックは皆の無時を確認するものの、マディソンが二階の部屋のクローゼットに吸い込まれそうになる。

エイミーがマディソンの手を掴み、エリックらが手を貸す。

霊達はマディソンに襲いかかり、キャリガンが、同じ苦しみを与えるなと言って家族を解放するよう叫ぶ。

クローゼットの奥に霊が戻ったため、エリックらは家から脱出しようとする。

テレビを見つめるマディソンに霊が迫り、エイミーがそれを倒して踏みつけて壊す。

キャリガンは、やり残したことがあると言ってクローゼットの中に吸い込まれ、エリック達は、窓から屋根を伝って脱出する。

パウエルに車を使うよう言われたエリックは、家族を乗せてその場から離れ、グリフィンは、破壊された家から上がる光を確認する。

家の様子を監視していたパウエルは、姿を消したキャリガンのGPSが反応したことに気づく。

その後、高校の野球部コーチになったエリックは、売りに出されていた家を見に行くものの、窓に近づく木などが気になり、内部を確認せずにその場を去る。

無事だったキャリガンは、出演することになったパウエルと共に番組を収録する。


解説 評価 感想

参考:
・「ポルターガイスト」(1982)
・「ポルターガイスト2」(1986)
・「ポルターガイスト3」(1988)

・「ポルターガイスト」(2015)

*(簡略ストー リー)
エリック・ボーウェンと妻エイミーは、三人の子供達と共に売りに出ていた格安の家を見に行き購入を決める。
引っ越したエリックらは、静電気などの異変に気づきながら暮らし始める。
ところが、息子のグリフィンは現れたピエロの人形や庭の木に怯え、娘のマディソンはテレビと会話をする。
異変を気にしながら食事会に向かったエリックとエイミーは、かつて家が建っていた場所が墓地だったことを知らされる。
その間、三人の子供達は霊に襲われ、マディソンが姿を消してしまう。
エリックとエイミーは、マディソンを救うために、超常現象の専門家であるパウエルに協力を求めるのだが・・・。
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前シリーズから27年振りに製作されたリメイク作品で、第一作の内容をほぼ継承している。

約30年経った技術の進歩を考えると、もう少し映像的に見応えある作品を期待したのだが、やや物足りない。

逆に言えば、1980年代の技術であれだけの映像で製作された前シリーズは、内容的にも高く評価されただけあり、衝撃的だもあった。

物語のキー・パーソンとなる霊に狙われる少女他、登場人物のキャラクターに、前作のようなインパクトがないことも気になる。

北米興行収入は約4700万ドルで、全世界では約9500万ドルのまずまずの結果となった。

失業中ということもあり、将来に不安を抱えながら、家族の危機を乗り越えようとするサム・ロックウェル、彼を支える妻ローズマリー・デウィット、長女サクソン・シャービノ、長男カイル・キャトレット、次女ケネディ・クレメンツ、家族を救うオカルトの専門家ジャレッド・ハリス、かつて彼と恋愛関係にあった、超常現象の専門家ジェーン・アダムス、その助手スーザン・ヘイワードニコラス・ブラウンなどが共演している。


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