ポルターガイスト3 Poltergeist III (1988) 3.28/5 (29)


■ 作品情報へ ■
スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

ポルターガイスト」シリーズ第3作。
二度の超常現象を経験し、叔母に預けられた少女を悪霊が再び襲い、それに立ち向かおうとする家族の戦いを描く、主演トム・スケリットナンシー・アレンヘザー・オルークララ・フリン・ボイル共演、製作、監督、脚本ゲイリー・シャーマンによるホラー。


スリラー/ホラー


スタッフ キャスト ■
監督:ゲイリー・シャーマン
製作総指揮:ゲイリー・シャーマン
製作:バリー・ベルナルディ
脚本
ゲイリー・シャーマン

ブライアン・タガート
撮影:アレックス・ネポムニアスキー
編集:ロス・アルバート
音楽:ジョー・レンゼッティ

出演
ブルース・ガードナー:トム・スケリット

パトリシア・ガードナー:ナンシー・アレン
キャロル・アン・フリーリング:ヘザー・オルーク
タンジーナ・バロンズ:ゼルダ・ルビンスタイン
ドナ・ガードナー:ララ・フリン・ボイル
スコット:キップリー・ウェンツ
シートン博士:リチャード・ファイア
ヘンリー・ケイン牧師:ネイザン・デーヴィス

アメリカ 映画
配給 MGM

1988年製作 97分
公開
北米:1988年6月10日
日本:1988年6月
製作費 $10,500,000
北米興行収入 $14,114,490


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
シカゴ
二度の悪霊騒ぎを忘れ去るために、キャロル・アン・フリーリング(ヘザー・オルーク)は、母ダイアンの妹パトリシア・ガードナー(ナンシー・アレン)と夫ブルース(トム・スケリット)に預けられていた。

ある日キャロル・アンは、”ポルターガイスト”(物を動かし音を立てる霊)現象で苦しめられた、ヘンリー・ ケイン牧師(ネイザン・デーヴィス)を目撃してしまう。

キャロル・アンの住居ビル”ジョン・ハンコック・センター”では暖房が故障し、各階の鏡にひびが入り、 ビルの管理マネージャーのブルースはその異変の報告を受ける。

その頃、キャロル・アンはブルースの前妻の子ドナ(ララ・フリン・ボイル)と学校に行く途中、再びケイン牧師を目撃してしまう。

その頃、霊媒師タンジーナ・バロンズ(ゼルダ・ルビンスタイン)は、悪霊がキャロル・アンを見つけたことに気づき動揺する。

精神科医シートン博士(リチャード・ファイア)は、知能指数も高いキャロル・ アンの能力に興味を持ち、彼女の観察を続けていた。

博士の催眠術テストなどを受けていたキャロル・アンだったが、彼女が何かを感じ鏡が割れてしまう。

ブルースは、キャロル・アンを異常者扱いする博士を良く思わなかった。

パトリシアは、ビル内のギャラリーで個展をマネージメントし、そのパーティーにブルースと共に出席する。

ドナもボーイフレンドのスコットの部屋のパーティーに向かい、キャロル・アンは一人で留守番をしていた。

異変を感じたキャロル・アンは、鏡の中の自分に脅され、ケイン牧師も現れる。

友人達とプールに侵入するため、ドナは警備室の監視カメラに細工をするが、キャロル・アンが部屋を出てしまっていることを知る。

キャロル・アンを捜したドナとスコットは、駐車場の水溜りに引き込まれそうになっている彼女を助けようとして、自分達もそれに飲み込まれてしまう。

プールの騒動を知らされたブルースは、ドナ達の姿が見えなくなったことで心配する。

その時、凍ったプールからスコットが現れ、ドナとキャロル・アンが捕まったと怯えながらブルースに話す。

部屋に戻ったブルースとパトリシアは異変に気づき、助けを求めるキャロル・アンを救い出そうとする。

しかし、そこに現れたタンジーナが、それが偽物だと指摘し事態を鎮める。

シートン博士も来ていたため、タンジーナは彼にスコットに催眠術をかけさせて、キャロル・アンとダナを救う方法を考
える。

スコットが、駐車場の水溜りに二人が引き込まれたことを話したため、タンジーナらはその場に向かう。

キャロル・アンとドナが、鏡の向こうに引き込まれていることを指摘したタンジーナだったが、シートンは彼女を信じようとしない。

タンジーナは、悪霊を呼び寄せたのは、キャロル・アにそれを思い出させたンシートンに責任があると反論する。

ブルースはタンジーナを信じ、彼女はケイン牧師が異常者であり、若いキャロル・アンのパワーを狙っていることを知らせる。

部屋に戻ったタンジーナは、ブルースらの前で鏡の中のキャロル・アンを呼び戻そうとする。

しかし、そのキャロル・アンがタンジーナに襲い掛かった瞬間、彼女は命を落とし、その体内からドナが現れる。

取り乱すドナを見たパトリシアは、姪ではあるが家族ではないキャロル・アンが起こす騒ぎに耐えられなくなる。

その時、ブルースがキャロル・アンを見かけそれを追いかけパトリシアも続く。

シートンもキャロル・アン見かけエレベーターに向かうが、ドナに突き落とされ死亡し、彼女はスコットと共鏡の中に戻る。

冷凍室に閉じ込められたブルースとパトリシアだったが、霊界から現れたタンジーナにネックレスを渡されて救われる。

凍りつく駐車場で車に襲われたブルースは、ガソリンに火をつけ爆破を起こしその場を逃れる。

悪霊を倒したと喜ぶブルースとパトリシアは、キャロル・アンとドナが待っていると知り部屋に戻ろうとする。

しかし、二人はエレベーターでケイン牧師に襲われ、その場を脱出し、シートンが死亡したことを確認する。

タンジーナの言葉を思い出し、ビル内が悪霊の領域だと気づいたブルースは屋上に向かう。

ビルの清掃装置に乗り、ブルースはパトリシアにタンジーナのネックレスを渡し、窓の外から部屋に飛び込む。

キャロル・アンが現れ、ネックレスを渡すようパトリシアに語りかけ、自分が誰からも愛されていないことを伝える。

パトリシアは、家族のように愛していることをキャロル・アンに伝え部屋に飛び込む。

ケインに襲われたパトリシアだったが、タンジーナが現れ、自分が光の世界に導くパワーを持つと言って彼を説得する。

タンジーナはパトリシアに別れを告げ、ケインを伴い光の世界に向かう。

その直後、ブルースがキャロル・アンとドナを連れ鏡の中から戻る。

部屋は元に戻り、ブルースらは、タンジーナが自分達を救ってくれたことに感謝し固く抱き合う。


解説 評価 感想 ■

参考:
・「
ポルターガイスト」(1982)
・「
ポルターガイスト2」(1986)
・「
ポルターガイスト3」(1988)

・「ポルターガイスト」(2015)

*(簡略ストー リー)
透視能力を持つ少女キャロル・アン・フリーリングは、二度の悪霊騒ぎを忘れ去るために、母親の妹パトリシアと夫ブルース・ガードナーの元に預けられていた。
ある日キャロル・アンは、前回の”ポルターガイスト”で苦しめられたケイン牧師を目撃してしまう。
同時に、ブルースがマネージャーを務める、高層ビル”ジョン・ハンコック・センター”内でも異変が起き始める。
その後もキャロル・アンはケイン牧師を目撃し、彼女を救うために協力した、霊媒師であるタンジーナもそれに気づく。
ある夜、キャロル・アンはケイン牧師から逃れようと、留守番をしていた部屋から出るが、それに気づいたブルースの娘ドナと、ボーイフレンドのスコットと共に、鏡の中に引き込まれてしまう。
子供達が姿を消したことを知ったブルースとパトリシアは彼女らを案ずる。
そこに、タンジーナが、キャロル・アンの危険を察知して現れる。
タンジーナは、キャロル・アンらを助けるために、ブルースとパトリシアに協力を申し出るのだが・・・。
__________

エンドロールでも紹介されるが、公開を待たずに、わずか12歳で急死したキャロル・アン役のヘザー・オルークの死が話題を呼んだ。

ヘザー・オルークの死により、シリーズは終わることになるが、他の関係者の死も重なり、”呪われたシリーズ”と呼ばれるようになった。

それにしても、日本公開時の邦題の副題に、”少女の霊に捧ぐ…”と付ける無神経さは信じ難い。

作品のキーポイントとなる、鏡の中の世界と現実の描写などは、まずまず工夫を凝らした仕上りとなっている。

しかし、前作まで、かなり評価された先端のSFX(特殊効果)は影を潜めてしまい、物語に面白味もなく、平凡なホラー作品としか言えない内容は残念だ。

ヘザー・オルークは撮影当時11歳なのだが、既に原因不明の奇病”クローン病”の治療を受けていたせいか、かなり幼く見えて、どこか病的な雰囲気を画面でも感じる。
本作でも物語の中心人物として活躍する。

キャロル・アンを預かるトム・スケリットや妻役ナンシー・アレン、二人の実力派の出演も注目だが、興行的には失敗に終わり、評価もかなり低かった。

北米興行収入 $14,114,488

自らを犠牲にしてキャロル・アンらを救う霊媒師ゼルダ・ルビンスタイン、夫妻の娘ララ・フリン・ボイル、ボーイフレンドのキップリー・ウェンツ、キャロル・アンの能力に興味を持ちながら、彼女を疑う精神科医リチャード・ファイア、悪霊の牧師ネイザン・デーヴィスなどが共演している。


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