プレミアム・ラッシュ Premium Rush (2012) 3/5 (1)


■ 作品情報へ ■
スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

マンハッタンの自転車メッセンジャーが、ある犯罪に巻き込まれながら仲間達と共に悪に立ち向かう姿を描く、ジョゼフ・ゴードン=レヴィットマイケル・シャノンダニア・ラミレス、監督、脚本デヴィッド・コープによるサスペンス・アクション


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■

監督:デヴィッド・コープ
製作総指揮:マリ・ジョー・ウィンクラー
製作:ギャヴィン・ポローン
脚本
デヴィッド・コープ

ジョン・カンプス
撮影:ミッチェル・アムンドセン
編集
デレク・アンブロシ

ジル・セイヴィット
音楽:デヴィッド・サーディ

出演
ワイリー:ジョゼフ・ゴードン=レヴィット

ロバート・マンデー:マイケル・シャノン
ヴァネッサ:ダニア・ラミレス
ニマ:ジェイミー・チャン
マニー:ウォエ・パークス
ラジ:アーシフ・マンドヴィ
リャン:ヘンリー・オー

アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ

2012年製作 92分
公開
北米:2012年8月24日
日本:未公開
製作費 $35,000,000
北米興行収入 $20,275,446
世界 $31,083,599


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

PM6:33、ニューヨークマンハッタン
自転車メッセンジャーのワイリー(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)は、タクシーに衝突して道路に倒れる。
__________

PM5:00。
オフィスに戻ったワイリーは、同僚のヴァネッサ(ダニア・ラミレス)に言い寄るが相手にされない。

PM5:17。
ワイリーは、操車係のラジ(アーシフ・マンドヴィ)に、母校の”コロンビア・ロー・スクール”からチャイナタウンまでの配達を指示される。

PM5:33.
母校に着いたワイリーは、ヴァネッサのルームメイトのニマ(ジェイミー・チャン)から封筒を受け取り、7時迄に”シスター・チャン”届けるよう言われる。

出発しようとしたワイリーは、警備員だと言うボビー・マンデー(マイケル・シャノン)に呼び止められ、封筒を渡すよう言われる。

内部調査をしていたマンデーは、ニマにある疑いをかけていたため、とにかく封筒を渡すようにとワイリーに迫る。

ワイリーは、それを無視して自転車を走らせるものの、マンデーが彼を車で追う。

一旦は追い詰めたマンデーだったが、ワイリーに逃げられてしまう。

その頃、ヴァネッサは同僚マニー(ウォエ・パークス)に誘われるがそれを断る。

警察署に寄り、マンデーの行為を殺人未遂だと報告しようとしたワイリーは、そこに彼が現れたために驚く。

PM5:47。
マンデーの車のナンバーの写真を確認したワイリーは、それがニューヨーク市警の車だと気づく。
__________

PM3:27、チャイナタウン
市警の刑事マンデーは、ギャンブルで大金を借金し、あるチケットの取引で5万ドルが稼げると言われて、それを引き受ける。

トイレに入ったワイリーは、ニマから渡された封筒を開けてしまい、中のチケットのようなものを確認する。

署を出たワイリーは、追跡された自転車警官に気づき身を隠すが、マンデーが彼の自転車に気づく。

自転車警官もワイリーを目撃して、彼を追跡する。
__________

PM5:57。
電話を受けたマンデーは、借金を作り殴られたために、叩きのめした中国人ギャングが死んだことを知らされ、早くチケットを手に入れるよう指示される。

自転車警官はワイリーを必死に追うが、再び彼を取り逃がしてしまう。

ラジに電話をして、封筒の中身について聞いたワイリーは、それが東海岸の名門大学から来た物だと言われる。

ワイリーは、封筒を返しに行くと言って電話を切ってしまい、ラジは、戻ってきたマニーを大学に向かわせる。

PM6:09。
荷物の伝票を持っていたマンデーは、学部長を偽り届け先を変更する。
__________

PM4:00。
アパートに戻ったニマは、直に出て行くとヴァネッサに大金を所持していることについて聞かれる。

ヴァネッサは心配するものの、ニマに関係のないことだと言われてしまう。

中国人のハワラ、リャン(ヘンリー・オー)に会ったニマは、現金とチケットを交換する。

蛇頭”に渡す金だと言うニマは、現金を受け取らない”シスター・チャン”に、チケットを渡すことをリャンに伝える。

同じ頃、ニマのアパートを訪ねたマンデーは、彼女の行き先を知り後を追う。

それに気づいたニマは、ラジに電話して荷物を届けたいことを伝え、ワイリーを指名する。

大学に戻ったニマは、ワイリーに封筒を渡し、その直後に、国税庁の者だと言うマンデーが現れ彼女を脅す。

ニマはマンデーに痛めつけられそうになり、荷物の伝票を奪われてしまう。

マンデーは、構内にいたワイリーを見つけて封筒を渡すよう要求す。

ニマの元に向かったヴァネッサは、彼女がマンデーと揉めたことに気づき、力になろうとする。
__________

PM6:17。
ニマは、ワイリーが封筒を返しに来たことを知り、それを別の者が違う場所に運んだために焦ってしまう。

封筒を受取れなかったニマが、動揺して涙する姿を見たワイリーは、彼女が息子を呼び寄せるために”蛇頭”に金を渡そうとしたことを知る。

ワイリーは、最高のメッセンジャーだとヴァネッサから聞き、自分を指名したことをニマから知らされ、荷物の伝票を見て配達場所に向かう。

ヴァネッサは、ラジにニマの荷物の件を聞き、それをマニーが届けていることを知る。

ワイリーは、マニーに連絡して封筒が必要なことを伝えるが、彼は目的地を目指す。

ヴァネッサは、ワイリーに封筒が子供のためだったことを伝え、それを知っていると言う彼と共にマニーを追跡しようとする。

ニマの窮地を自分の責任だと感じるヴァネッサだったが、危険が伴うために、ワイリーは自分が封筒を手に入れることを彼女に伝える。

ヴァネッサは転倒してしまい、マニーは、自分より先に目的地に着いたら、封筒を渡すことをワイリーに約束する。

ワイリーはマニーに追いつき、ヴァネッサは、ラジから二人の行き先を知らされる。

自転車警官もワイリーの暴走を知り彼を追い、現場で待つマンデーの目の前で、警官はマニーに飛びかかる。

マニーの捨てたバッグを、その場に現れたヴァネッサが拾い、ワイリーに渡して二人はその場を離れる。

ワイリーは、封筒をハンドルに隠して、バッグはマンデーが奪う。

しかし、ワイリーはタクシーに激突して道路に倒れる。

救急車に運ばれたワイリーは、ヴァネッサに自転車を任せることを伝えるが、同乗したマンデーにチケットの在処を聞かれて痛めつけられる。

ヴァネッサは、警察に押収された自転車を追う。

ワイリーは、自転車を返せばチケットを渡すと言って、マニーを呼ぶようマンデーと取引する。

PM6:38。
押収品倉庫に向かったマンデーは、ワイリーに自転車を返すよう警官に指示する。

呼び出されたマニーは、バッグを見せるようマンデーに言われそれを渡す。

自転車を確認したワイリーは、走れる状態でないことと、ハンドルの封筒をヴァネッサが手に入れたことを知る。

ワイリーは、その場の自転車を奪って逃走し、ヴァネッサに連絡を入れてチャイナタウンに向かう。

オフィスに戻ったヴァネッサは、街中のメッセンジャーを集めるようラジに指示する。

チャイナタウンに着いたワイリーは、その場で待ち構えていたマンデーにチケットを要求される。

しかし、ヴァネッサやマニー、そしてメッセンジャーらが大挙して現れ、マンデーは彼らに威嚇される。

その間にワイリーは、”シスター・チェン”にチケットを渡す。

マンデーは、借金のあるギャング達に囲まれるが、現れたリャンの部下に射殺される。

港で足止めされていたニマの息子は、金が支払われたことが確認されたため、アメリカ行きの貨物船に乗ることができる。

それを知らされたニマは、ヴァネッサの元に向かい彼女に感謝する。

PM7:00。
ヴァネッサは、役目を果たしたワイリーと抱き合う。

そしてワイリーは、その後も街を走り抜ける。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

マンハッタン
コロンビア・ロー・スクール”を止めて自転車メッセンジャーとして慌ただしい毎日を送る青年ワイリーは、同僚ヴァネッサのルームメイトのニマから、チャイナタウンへ封筒を届ける配達を頼まれる。
不審な男マンデーから、その封筒を渡すよう言われたワイリーは、それを無視して自転車を走らせる。
マンデーに追われたワイリーは、危険を感じ警察署に向かう。
ところが、マンデーが刑事だということが分かり、ワイリーは封筒の中身のチケットを確認して不審に思う。
マンデーは、チャイナタウンでギャンブルに負け、大金を失い脅され、5万ドルの価値のある”蛇頭”が絡むチケットを奪おうとしていたのだ。
危険を感じたワイリーは封筒を返すのだが、困惑するニマの秘密を知り・・・。
__________

ジュラシック・パーク」(1993)の脚本などで知られるデヴィッド・コープが監督した作品で、彼自身の脚本は、スピード感ある展開を刻々と伝える時間表示、フラッシュバックなどを巧みに使い、サスペンスとして楽しめる緊迫感ある映像など、まずまず興味深い作品に仕上がっている。

新感覚の肉体アクション、マンハッタンの激しい交通量の中を駆け巡る凄まじい走行映像は、まるでレースやゲームを体験しているようだ。
特撮を駆使しているとは言え、実写も含むその映像は驚きだ。

近代都市ニューヨークに、原始的な情報伝達手段がマッチし、スタイリッシュな感覚も楽しめる作品。

それにしても、わずか数十ドルのために命を懸けるメッセンジャー達が、何かにとり憑かれているように激走する姿は痛快でもある。

主人公を演ずる実力派若手スターのジョゼフ・ゴードン=レヴィットは、多くの場面でスタントを使っているのだろうが、メッセンジャーとしての身のこなしなどは見事で、役者魂を感じる。

主人公の配達する封筒を追う、ギャンブルで破滅寸前の刑事マイケル・シャノンの悪役その熱演も見ものだ。

主人公の同僚ダニア・ラミレスウォエ・パークス、子供のために大金を動かそうとするジェイミー・チャン、メッセンジャーの操車係役のアーシフ・マンドヴィ中国人のハワラヘンリー・オーなどが共演している。


スポンサードリンク
ウェブ・ムービー・シアター

ウェブ・ムービー・シアター