パニッシャー: ウォー・ゾーン Punisher: War Zone (2008) 3/5 (5)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

マーベル・コミックに1974に登場したゲリー・コンウェイロス・アンドルジョン・ロミタSr.の創造キャラクターが活躍する”パニッシャー”を基に製作された作品。
マフィアに最愛の妻子を殺され”パニッシャー”(仕置人)として復讐を誓った男の戦いを描く、監督レクシー・アレクサンダー、主演レイ・スティーヴンソンドミニク・ウェストジュリー・ベンツコリン・サーモンダグ・ハッチソンダッシュ・ミホクウェイン・ナイト他共演のアクション。


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■

監督:レクシー・アレクサンダー
製作:ゲイル・アン・ハード
製作総指揮
オリヴァー・ヘングスト
エルンスト=アウグスト・シュナイダー
アリ・アラッド

オグデン・ギャヴァンスキー
マイケル・パセオネック

ジョン・サッキ
原作
パニッシャー
ゲリー・コンウェイ

ロス・アンドル
ジョン・ロミタSr.
脚本
ニック・サントラ

アート・マーカム
マット・ホロウェイ
撮影:スティーヴ・ゲイナー
編集:ウィリアム・イェー
音楽:マイケル・ワンドマッカー

出演
フランク・キャッスル/パニッシャー:レイ・スティーヴンソン
ビリー”ビュート”ラソッティ/ジグソウ:ドミニク・ウェスト
アンジェラ・ドナテッリ:ジュリー・ベンツ
ポール・ブディアンスキーFBI捜査官:コリン・サーモン
ジェームズ・ラソッティ/ルーニー・ビン・ジム:ダグ・ハッチソン
マーティン・ソープ刑事:ダッシュ・ミホク
ライナス・リーバーマン/マイクロチップ:ウェイン・ナイト
ピッツィ:マーク・カマチョ
ニッキー・ドナテッリ:ロマーノ・オルザリ
インク:ケラム・マレッキ=サンチェス
ミラーFBI捜査官:ラリー・デイ
ロス警部:ロン・レア

サフィオッティ:トニー・カラブレッタ
グレース・ドナテッリ:ステファニー・ジャヌソースカ
マギンティ:T・J・ストーム
クリストゥ・ブラト:デヴィッド・ヴァディム

ティベリュー・ブラト:オベール・パッラッシオ

アメリカ 映画
配給 Lionsgate Films

2008年製作 103分
公開
北米:2008年12月5日
日本:2009年4月18日
製作費 $35,000,000
北米興行収入 $8,050,980
世界 $10,089,373


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

ニューヨーク
法を逃れる犯罪者に制裁を加える”パニッシャー”(仕置人)を捕えるため、マーティン・ソープ刑事(ダッシュ・ミホク)とサフィオッティ(トニー・カラブレッタ)は、マフィアのパーティ会場を監視する。

裏社会を牛耳るガイターノ・チェザレに会った犯罪組織のボス、ビリー”ビュート”ラソッティ(ドミニク・ウェスト)は、彼と意見が合わずに、部下同士が一触即発になる。

食事の席に着いたチェザレだったが、照明が消える。

現れた”パニッシャー”(レイ・スティーヴンソン)は、その場の者達を皆殺しにする。

その様子を見ていたラソッティは、屋敷から逃亡する。

パニッシャーに銃を向けたサフィオッティだったが、ラソッティが逃げたことを知らせて彼に鍵を渡す。

ソープの元に戻ったサフィオッティは、パニッシャーに車を奪われたことを伝える。

港に向いラソッティのアジトに侵入したパニッシャーは、目の前に現れたラソッティの部下ニッキー・ドナテッリ(ロマーノ・オルザリ)を射殺する。

その場を監視していたFBI捜査官のミラー(ラリー・デイ)は、囮捜査官(ドナテッリ)が撃たれたことを知る。

運び屋のマギンティ(T・J・ストーム)に金を渡したラソッティは銃声に気づいてその場を離れるが、ガラス粉砕機に落下してしまい、パニッシャーは容赦なくそれを作動させる。

パニッシャーは、射殺した相手が囮捜査官だと気づき、現れたミラーらは、ラソッティの部下を逮捕する。

地下鉄の奥の隠れ家に戻ったパニッシャーは、囮捜査官を殺したことを悔やむ。

ラソッティは一命を取り留めるものの、粉砕したガラスで顔や体中が傷つく。

ドナテッリの葬儀が行われ、妻のアンジェラ(ジュリー・ベンツ)にミラーが声をかける。

今回の件で同僚のミラーを非難するポール・ブディアンスキー捜査官(コリン・サーモン)は、残されたアンジェラと娘のグレース(ステファニー・ジャヌソースカ)のことを思うと怒りが収まらない。

その様子を見守っていたフランク・キャッスル(パニッシャー)は、同じ墓地内に眠る妻子の墓の前で佇む。

家族を殺されたキャッスルは、仕置人”パニッシャー”として悪に制裁を加えることを誓っていたのだった。

ニューヨーク市警に向かったブディアンスキーは、パニッシャーを捕えることができないロス警部(ロン・レア)に抗議する。

サフィオッティから”パニッシャー対策室”での協力を提案されたロスは、ブディアンスキーをその場に向かわせる。

5年間パニッシャーを追っている担当者のソープは、6年前に特殊部隊の教官だったキャッスルが、家族とのピクニック中にマフィアの抗争に巻き込まれ、妻子が殺されたことをブディアンスキーに話す。

それ以来キャッスルはマフィアへの復讐を続け、ついにラソッティを追い詰めるに至ったのだった。

ブディアンスキーは、その場の資料が全てキャッスルのものだと言われて驚く。

キャッスルの協力者であり、情報と武器の提供者のライナス・リーバーマン/マイクロチップ(ウェイン・ナイト)は、家族もいる罪もない捜査官を殺したことを悔やむ彼に、無法者との戦いには犠牲も伴うと伝える。

顔面に包帯が巻かれたまま回復したラソッティは、ドナテッリが裏切り者だったことを知り、ピッツィ(マーク・カマチョ)と息子のインク(ケラム・マレッキ=サンチェス)を、その家族の元に向かわせようとする。

形成外科医の治療も無駄だと知ったラソッティは、ドナテッリに預けてある自分の金を取り戻した後、キャッスルを殺すとピッツィとインクに伝える。

インクからキャッスルに殺されると言われたラソッティは、狂暴な弟のジェームズ/ルーニー・ビン・ジム(ダグ・ハッチソン)に手助けさせることを考え、自分の名を”ジグソウ”に変える。

ジグソウは、精神科医療施設に収容されていたジェームズを連れ出す。

アンジェラの家に向い、償いのつもりで現金を渡そうとしたキャッスルは、ポーチにいたグレースに話しかける。

キャッスルに銃を向けたアンジェラは、夫を殺された恨みを伝える。

抵抗しないキャッスルは、アンジェラに現金を持ち帰るよう言われる。

生物兵器を入手していたジグソウは、外国人マフィアのクリストゥ・ブラト(デヴィッド・ヴァディム)に会い、1200万ドルで取引きをする。

街を離れることをマイクロに伝えたキャッスルは、ラソッティが生きていることを知らされるが、警察に任せると言って立去ろうとする。

ラソッティがアンジェラと娘の命を狙うと言われたキャッスルは、ラソッティを始末して足を洗うとマイクロに伝えて武器を受け取る。

マイクロの仲間のカルロスが、ラソッティのアジトで見かけたマギンティのことを知っていたため、キャッスルはその場に案内される。

コンビニを襲撃したマギンディを銃撃したキャッスルは、ラソッティの居場所を吐かせようとする。

ジグソウと名前を変えたラソッティは、ドナテッリに金を預けていたため、アンジェラの元に向かったということだった。

押収したコカインをくすねていたブディアンスキーは、それを庇ってくれたドナテッリが囮捜査に回されたため、彼の死は自分のせいだとソープに話す。

マギンティを殺したキャッスルが目の前に現れ、車を降りたブディアンスキーは彼を追う。

アンジェラの家に押入ったジグソウらは、ドナテッリが隠した金を探そうとする。

路地でブディアンスキーに銃を向けられたキャッスルは、叩きのめした彼がFBIであることを知る。

ブディアンスキーに手錠をかけられたキャッスルは、ジグソウがアンジェラの家に向かったことを知らされる。

警官2人が現れ、対応したジェームズとインクは彼らを殺す。

逮捕されたキャッスルは、ブディアンスキーと共にソープの車でアンジェラの家に向かう。

単独でアンジェラの家に向かおうとするブディアンスキーは、協力すると言うキャッスルを署に連れて行くようにソープに指示する。

家に侵入したブディアンスキーは、アンジェラとグレースがピッツィとインクに脅されていたために銃を置く。

手伝うと言ってソープを説得したキャッスルは家に向い、油断していたインクを殺してアンジェラとグレースを助ける。

ピッツィも射殺したキャッスルを制止するブディアンスキーだったが、ジグソウとジェームスの攻撃を受けて銃撃戦になる。

ブディアンスキーはソープの加勢により、弾が切れたジグソウとジェームズを捕える。

アンジェラらを隠れ家に連れて行ったキャッスルは、グレースに家族の遺品を見せて子供達を想い出す。

署に連行されたジグソウはミラー捜査官を呼び出し、大きな取引があると言う情報を伝えて釈放を求める。

ジグソウとジェームズを相手に生物兵器と現金の取引をしたクリストゥだったが、押入って来た国土安全保障省の隊員に逮捕される。

約束を守ったジグソウに、ミラーはマイクロの情報を渡す。

現れたカルロスにアンジェラとグレースのことを任せたキャッスルは、マイクロの家に向かう。

マイクロを捕えたジグソウとジェームズは、キャッスルを殺す方法を考える。

家の中が荒らされていたため警戒するキャッスルは、マイクロの母親が殺されていることに気づく。

カルロスは現れたジェームズに痛めつけられ、アンジェラとグレースは捕えられる。

ジグソウとジェームズは、廃墟となっていたブラッドストリート・ホテルに向い、悪党を集めようとする。

隠れ家に戻ったキャッスルは、瀕死のカルロスを気遣い、ホテルで待つというジグソウのメモを確認する。

苦しむカルロスを楽にしてやるため、キャッスルは銃を抜く。

教会に向い親友の神父に会ったキャッスルは、神に人を裁くための許しを請う。

現れたブディアンスキーにアンジェラとグレースが浚われたことを伝えたキャッスルだったが、取引したジグソウが罪に問われる可能性が低いと言われる。

自分との交換で人質を解放させるようブディアンスキーに伝えたキャッスルは、その場を去る。

その頃ジグソウは、パニッシャーを葬り去るために悪党を集めていた。

ソープに協力を求めたブディアンスキーは、クリストゥの父親ティベリュー(オベール・パッラッシオ)の元に向う。

ティベリューに会ったブディアンスキーは、息子を刑務所送りにした男の居場所を教える。

部下達を引き連れてホテルに向ったティベリューは、加勢に来た振りをして仲間に加わる。

それを知ったキャッスルは、手を貸すと言うブディアンスキーを殴り倒して、ソープに後を任せる。

ティベリューの部下は悪党達と銃撃戦になり、キャッスルも内部に侵入する。

次々と敵を倒すキャッスルは、ジェームズと格闘になり相手を痛めつける。

ジェームズはジグソウの元に戻り、その場にアンジェラとグレース、そしてマイクロが拘束されていることを知ったキャッスルは銃を捨てる。

ジグソウに銃撃されたキャッスルは、防弾チョッキを着ていたため無事だったが、銃を渡され、残り一発でマイクロかグレースを撃つよう指示される。

撃たなければ二人を殺すと言うジグソウは、マイクロに銃を向ける。

マイクロからグレースを助けるようにと言われたキャッスルだったが、彼を撃つことができない。

ジェームズにグレースを撃てと命ずるジグソウを制止したキャッスルは、マイクロに狙いを定めるもののジェームズを射殺する。

マイクロを射殺したジグソウがグレースを撃とうとしたため、キャッスルは身を挺してそれを防ぐ。

キャッスルはジグソウを叩きのめし、アンジェラとグレースを助けて逃がす。

ジグソウに致命傷を負わせたキャッスルは、彼を火の上に突き倒し、”これは始りに過ぎない”と伝える。

ブディアンスキーとソープは、建物から逃れて来たアンジェラとグレースを保護し、キャッスルが中にいてマイクロが死んだことを知らされる。

傷を負って現れたキャッスルは、ブディアンスキーから逃げるようにと言われ、付き添うソープとその場を去ろうとする。

キャッスルを呼び止めたアンジェラは、”パニッシャー”は正義だと言っていた夫の話をする。

手を振るグレースに応えたキャッスルはその場を去り、ソープから、そろそろ辞める時期だろうと言われる。

キャッスルが姿を消したことに気づいたソープは、暴漢に銃を向けられる。

ソープに呼ばれて現れたキャッスルは、暴漢を射殺する。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

ニューヨーク
妻子をマフィアに殺され復讐を誓ったフランク・キャッスルは、法を逃れる犯罪者に制裁を加える”パニッシャー”(仕置人)となった。
犯罪組織のボス、ラソッティのアジトに侵入したキャッスルは、ガラス粉砕機の中に落ちたラソッティを容赦なく痛めつける。
その際キャッスルは、ラソッティの部下として囮捜査を行っていたFBI捜査官ドナテッリを射殺してしまう。
罪のない者を殺したことを悔やむキャッスルだったが、彼に情報と武器を提供するマイクロから、無法者退治には犠牲が伴うと言われる。
体と顔面が傷だらけとなりながらも一命を取り留めたラソッティは、”ジグソウ”と名前を変えてキャッスルに復讐しようとする。
更にジグソウは、ドナテッリに預けていた金を取り戻すために妻アンジェラと娘のグレースの元に向かう。
足を洗おうとしたキャッスルは、ジグソウがアンジェラとグレースの命を狙っていることを知り、自分を追うFBI捜査官ブディアンスキーの追跡をかわしながら、彼女らを救おうとするのだが・・・。
__________

”パニッシャー”が登場する劇場用映画としては三作目ではあるが、それぞれに関連性はない。

マーベル・コミックのヒーローということなのだが、主人公は、超人のような威圧感がさほど感じられず、現実的なキャラクターに描いているところが、いいのか悪いのか・・・。

元格闘家の割には、アクション・シーンなど今一、迫力に欠けるレクシー・アレクサンダーの演出、また脚本も中途半端な気がする。

長身で精悍な顔立ちのレイ・スティーヴンソンは、まずまず適役には思える。
単独で巨悪に立ち向かう姿は勇ましいものの、上記のように、圧倒的な強さなどを期待しているとやや物足りない内容だ。

期待された興行収入も振るわず、北米で約800万ドル、全世界でも約1000万ドルと、製作費の3500万ドルを回収すらできない散々な結果に終わってしまった。

極悪非道の犯罪者ドミニク・ウェスト、主人公が誤って射殺してしまうFBI捜査官(ロマーノ・オルザリ)の妻ジュリー・ベンツ、同僚を殺した主人公を追うものの彼の正義の行動を認めるFBI捜査官のコリン・サーモン、ジグソウ(ドミニク・ウェスト)の狂暴な弟ダグ・ハッチソン、主人公を追う刑事ダッシュ・ミホク、主人公の協力者ウェイン・ナイト、ジグソウの部下ロマーノ・オルザリケラム・マレッキ=サンチェスFBI捜査官のラリー・デイ、ニューヨーク市警の警部ロン・レア、その部下トニー・カラブレッタ、アンジェラ(ジュリー・ベンツ)の娘ステファニー・ジャヌソースカ、運び屋T・J・ストーム、外国人マフィアのデヴィッド・ヴァディム、その父親オベール・パッラッシオなどが共演している。


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