狂っちゃいないぜ Pushing Tin (1999) 3/5 (3)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

ライバルの出現により仕事や夫婦関係に迷いが生じる航空管制官の日常をコミカルに描く、監督マイク・ニューウェル、主演ジョン・キューザックビリー・ボブ・ソーントンアンジェリーナ・ジョリーケイト・ブランシェット他共演のコメディ・ドラマ。


ドラマ(コメディ)


スタッフ キャスト ■

監督:マイク・ニューウェル
製作総指揮
アラン・グリーンスパン

マイケル・フリン
製作:アート・リンソン
脚本
グレン・チャールズ

レス・チャールズ
ダーシー・フレイ
撮影:ゲイル・タタソール
編集:ジョン・グレゴリー
音楽
アン・ダドリー

クリス・シーフリード

出演
ニック”ザ・ゾーン”ファルゾーン:ジョン・キューザック

ラッセル・ベル:ビリー・ボブ・ソーントン
メアリー・ベル:アンジェリーナ・ジョリー
コニー・ファルゾーン:ケイト・ブランシェット
バリー・プロトキン:ジェイク・ウェバー
エド・クラベス:カート・フラー
ティナ・リアリー:ヴィッキー・ルイス
パット・フィーニー:マイケル・ウィリス
ロン・ヒューイット:マット・ロス
レオ・モートン:ジェリー・グレイソン
ピート:マイク・オマリー
トム:ニール・クローン
Dr.フリーズ:ジョン・キャロル・リンチ

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX

1999年製作 124分
公開
北米:1999年4月23日
日本:2000年1月22日
製作費 $38,000,000
北米興行収入 $8,406,264


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

ニューヨーク
終端レーダー誘導管制(TRACON)のNo.1管制官を自負するニック”ザ・ゾーン”ファルゾーン(ジョン・キューザック)は、仕事を終え帰宅する。

子供のことで学校に呼ばれていた妻コニーだったが、それを後回しにしてニックと愛し合ってしまう。

ある日、新入りとして、風変わりな男ラッセル・ベル(ビリー・ボブ・ソーントン)が管制官に試験採用される。

ニックは、同僚のバリー・プロトキン(ジェイク・ウェバー)、エド・クラベス(カート・フラー)、ティナ・リアリー(ヴィッキー・ルイス)、ロン・ヒューイット(マット・ロス)らと、仕事の帰りに飲みに行くためラッセルも誘う。

一応、仲間達と親交を持った凄腕だというラッセルは、ニックにライバル心を燃やす。

翌日、ラッセルは見事な誘導を見せるが、ニックは上司のパット・フィーニー(マイケル・ウィリス)から、彼の危険なビデオを見せられる。

ニックは、ラッセルの無鉄砲さを心配するが、パットは正式採用を決める。

数日後、エドの家でパーティーがあり、招待されたラッセルは、妻メアリー(アンジェリーナ・ジョリー)を同伴し、ニックらは魅力的な彼女に驚いてしまう。

コニーら妻達と打ち解けることが出来ないメアリーは、ニックとの賭けに負けたラッセルと共にその場を去る。

買い物中メアリーに偶然出くわしたニックは、ラッセルが姿を消したと言って涙する彼女を慰め食事に誘う。

ニックの馴染みのレストラン”エンゾ”で話し込んだ二人だったが、メアリーが飲み過ぎたため、ニックが彼女の車の後について家まで送る。

その後、ラッセルが朝まで帰ってこないため、二人は愛し合ってしまい、二人はその日だけのことにする約束をする。

帰宅したニックは、メアリーを慰めるために食事をしたことをコニーに話す。

翌日、ラッセルが気になったニックは、その夜、コニーを食事に誘うが、二人が向かった”エンゾ”には、ラッセルとメアリーがいた。

結局、4人は同席することになり、コニーはラッセルの身の上話に聞き入る。

数日後、ニックはメアリーに呼び出され、ラッセルに自分達の関係を話してしまったことを知らされ憤慨する。

その後、ニックはラッセルに会い、意外にも冷静なラッセルが、ニックの気持ちも理解する。

ラッセルは、コニーが魅力ある女性だということをニックに伝え、同じ目に遭えば気持ちが分かると意味あり気に語る。

ニックを迎えに来たコニーに、ラッセルは早速、声をかけ、それを気にするニックだった。

ラッセルが、魅力的だと言っていたことをニックがコニーに伝えると、彼女はそれを好意的に捉える。

コニーとラッセルのことを疑い始めたニックは、亡くなった義父の葬儀で、彼女がラッセルが得意なフランスを口にしたためショックを受ける。

それがきっかけで二人は口論となり、コニーはニックが自分を裏切ったことを知り取り乱す。

帰りの便の機内で、コニーは酔いながらラッセルと浮気したことをニックに伝える。

その時、フライトの異常に気づいたニックは、自分達が乗っていることを知っているラッセルが、コントロールしていると考え、機長に嵐の中を飛ばされていることを知らせようとする。

ニックは乗務員に取り押さえられ、その後、機は無事に着陸する。

TRACONに向かったニックはラッセルに殴りかかるが、そこに爆弾が仕掛けられたという連絡が入る。

吹雪の中でのコントロールに2名が必要になり、ニックとラッセルがそれに志願する。

他の管制官は退去することになり、センター周辺は混乱して緊張が走る。

争いながらも、ニックとラッセルは全ての機をコントロールし、建物の外に出るが、結局は爆弾は見つからなかった。

ニックは先に避難したのだが、最後まで残ったラッセルはテレビで英雄のように扱われる。

そんなニュースを見ていたニックは、コニーに出て行かれてしまう。

その後ラッセルは姿を消し、ニックは思い込んでセンターでミスを犯し、上司、同僚に休養を取るように言われる。

バリーに、葬儀の帰りの便の件の真相を知らされたニックは、ラッセルを誤解していたことが分かりウ、彼がいる山奥に向かう。

自分の行動を後悔したニックは、コニーを取り戻したいことをラッセルに伝える。

成り行きに身を任せ、考えて行動するなとラッセルに言われ、747(旅客機)の着陸する滑走路で、彼と共に吹き飛ばされたニックは吹っ切れる。

センターに戻ったニックは同僚達に迎えられるが、彼らが自分の復帰で賭けをしていることを知る。

その頃、コニーは、一旦、家に戻ろうとしていたが、その機内にニックから連絡が入る。

操縦席に案内されたコニーは、話をしたいというニックに、それを断ったら着陸を遅らせると言われる。

ニックは、歌まで歌ってコニーを食事に誘い気持ちを伝え、彼女はそれを受け入れる。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

航空管制官ニック・ファルゾーンは、自他共に認める、終端レーダー誘導管制(TRACON)のNo.1だった。
試験採用された風変わりな男ラッセルは、そんなニックをライバル視する。
ニックは、美しい妻コニーがいながら、ラッセルの妻メアリーの魅力に惹かれ、彼女と愛し合ってしまう。
今回限りのことにした二人だったが、メアリーはそれをラッセルに話してしまう。
焦ったニックを尻目に、意外にも冷静なラッセルは、コニーに魅力を感じると、意味深な言葉で牽制する。
その後ニックは、ラッセルとコニーの間を疑うものの、逆に自分の浮気が知られ、夫婦間に亀裂が入ってしまう・・・。
__________

コメディ・タッチであるため、それほど深く考えることもないが、思わず、空路でニューヨークには行きたくなくなってしまうほど、危険な仕事への緊張感のない管制官に、冷や冷やしてしまう。

それが原因だったのか、公開1ヶ月で拡大公開は終了し、北米興行収入はわずか800万ドル強という、信じ難い結果に終わってしまった。

今観ると、豪華なキャスティングが注目で、既に活躍していたジョン・キューザックビリー・ボブ・ソーントンに加え、いよいよハリウッドでトップの実力派となるアンジェリーナ・ジョリーケイト・ブランシェットらの競演が見所だ。

アンジェリーナ・ジョリーは、同年12月に公開される「17歳のカルテ」(1999)で、アカデミー助演賞を受賞した。
本作では、魅力的ではあるが脇役であることに違いなく、後半では姿を消してしまうのが寂しい。

混乱する空の状況を見事にコントロールする、No.1管制官を熱演するジョン・キューザック、その妻ケイト・ブランシェット、風変わりな凄腕の管制官ビリー・ボブ・ソーントン、その妻アンジェリーナ・ジョリー、管制官仲間のジェイク・ウェバーカート・フラーヴィッキー・ルイスマット・ロスニール・クローンマイク・オマリー、上司のマイケル・ウィリスジェリー・グレイソン、ストレスで休養中の管制官のジョン・キャロル・リンチなどが共演している。


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