リアル・スティール Real Steel (2011) 3/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

1956年に発表された、リチャード・マシスンの短編小説”Steel”を基に製作された作品。
近未来、人間に代わるロボット・ボクシングの世界に生きる男と、再会した生まれた直後に別れた息子との絆を描く、製作スティーヴン・スピルバーグ、監督ショーン・レヴィ(製作兼)、主演ヒュー・ジャックマンダコタ・ゴヨエヴァンジェリン・リリーアンソニー・マッキー他共演のSFアクション・ドラマ。


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■

監督:ショーン・レヴィ
製作総指揮
ジョシュ・マクラグレン

メアリー・マクラグレン
ジャック・ラプケ
スティーヴン・スピルバーグ
スティーヴ・スターキー
製作
ショーン・レヴィ

スーザン・モントフォード
ドン・マーフィ
ロバート・ゼメキス
原作:リチャード・マシスン”Steel”
原案
ダン・ギルロイ

ジェレミー・レヴェン
脚本:ジョン・ゲイティンズ
撮影:マウロ・フィオーレ
編集:ディーン・ジマーマン
音楽:ダニー・エルフマン

出演
チャーリー・ケントン:ヒュー・ジャックマン

マックス・ケントン:ダコタ・ゴヨ
ベイリー・タレット:エヴァンジェリン・リリー
フィン:アンソニー・マッキー
リッキー:ケヴィン・デュランド
タク・マシド:カール・ユーン
ファラ・レンコヴァ:オルガ・フォンダ
デブラ・バーンズ:ホープ・デイヴィス
マーヴィン・バーンズ:ジェームズ・レブホーン

アメリカ 映画
配給 タッチストーン・ピクチャーズ

2011年製作 127分
公開
北米:2011年10月7日
日本:2011年12月9日
製作費 $110,000,000
北米興行収入 $85,463,309
世界 $276,654,000


アカデミー賞 ■

第84回アカデミー賞
・ノミネート
視覚効果賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

2020年、カリフォルニア州、サン・レアンドロ
かつて、将来を期待されたボクサーだったチャーリー・ケントン(ヒュー・ジャックマン)は、チャンピオンを目指していた。

しかし、高性能ロボット同士が戦う“ロボット・ボクシング”の時代となり、人間のボクサー達は生きる道を失った。

そしてチャーリーは、ロボット・ボクシングのプロモーターとして、なんとか生活している状態だった。

そんなチャーリーは、ある興行でプロモーターのリッキー(ケヴィン・デュランド)と2万ドルの賭けをして、自分の所有するロボット”アンブッシュ”を、狂暴な牛と戦わせることになる。

しかし、アンブッシュは叩きのめされて、スクラップ状態になってしまう。

リッキーから逃げようとしたチャーリーは、ある男達に、元恋人キャロラインが亡くなり、息子のマックス(ダコタ・ゴヨ)が残されたことを知らされる。

法廷では、キャロラインの姉デボラ・バーンズ(ホープ・デイヴィス)がマックスの親権を求めるが、遺言状がない場合は、最も近い近親者チャーリーが、息子を引き取ることになっていた。

デボラと夫マーヴィン(ジェームズ・レブホーン)が裕福だと気づいたチャーリーは、マックスを10万ドルで引き渡すことを考える。

チャーリーは、マックスを里子に出すと言ってマーヴィンを牽制し、彼とデボラが夏の間ヨーロッパに滞在するため、1か月だけ親の責任を果たし、息子と過ごすことを約束する。

マーヴィンは、金の件はデボラには内緒にするという条件でそれに合意し、両者は納得して交渉を成立させる。

その後チャーリーは、別のロボットを手に入れる用意をして、ジムを経営するベイリー・タレット(エヴァンジェリン・リリー)の元に向かう。

ベイリーは、借金苦のチャーリーが、ロボットを買うことなどを心配する。

マーヴィンから前金の5万ドルを受け取ったチャーリーは、8月の終わりにマックスをニューヨークに連れて行くことをデボラにも約束する。

チャーリーはマックスと対面するが、自分を金で売ったことに気づいているマックスは、半額をよこせば出て行くなどと言ってチャーリーを困らせる。

手に入れたロボット”ノイジー・ボーイ”をチェックしたチャーリーだったが、指示通りに動かない。

しかし、”ノイジー・ボーイ”の活躍を知るマックスが、その入力システムが日本語だと気づき、ベイリーが英語にセッティングし直す。

ロボットをトラックに積み、出かけようとしたチャーリーだったが、マックスも同行すると言って聞かないため、仕方なく二人で”WRB”の試合会場”クラッシュ・パレス”に向かう。

チャーリーは、ブックメーカーの友人フィン(アンソニー・マッキー)に、ノイジー・ボーイをメーンエベントで戦わせて5万ドルの勝負をしようとする。

マックスの制止も聞かずに、チャーリーは、ノイジー・ボーイを強豪のミダスと戦わせるが、結局は大敗に終わる。

チャーリーは、戦術も考えない戦い方などをマックスに非難されながら、廃棄場に忍び込みパーツを手に入れようとする。

誤って崖から滑り落ちてしまったマックスは、あるロボットの腕に引っ掛かり助かる。

マックスは、そのロボットを恩人だと言って一人で掘り起し、反対したチャーリーと共にジムに持ち帰る。

チャーリーは、破壊されたノイジー・ボーイとパーツで新たなロボットを作ろうとするが、ベイリーはただのゴミだと言って、彼の行動を非難する。

ベイリーに、マックスが運んだロボットをチェックしてもらい、それが動くことを確認したチャーリーは、マックスに泥を落とすように指示し、彼はそれが”ATOM”という名前だと知る。

それが、スパーリング用ロボットだとチャーリーに言われたマックスだったが、言葉を理解するATOMと親交を深める。

翌朝、マックスはベイリーから、かつてのチャーリーの活躍を聞く。

その後、チャーリーとマックスは、ロボットを手に入れるために旅立ち、最強ロボット”ゼウス”のデザイナーであるタク・マシド(カール・ユーン)とスポンサーのファラ・レンコヴァ(オルガ・フォンダ)に、マックスは圧倒される。

その場にいたフィンに借金を頼んだチャーリーだったが、それを断られ、ATOMを戦わせたいと言うマックスのために動物園に向かう。

マックスが対戦相手と交渉し、1ラウンドで1000ドルの賭けをして、彼がATOMを動かし何んとかそれを手に入れる。

2ラウンド目の戦いも受けたマックスはそれに勝利し、自分でアンブッシュやノイジー・ボーイのパーツを使いATOMのプログラムを改良して、人の動きを真似する”シャドウ機能”に磨きをかける。

マックスは、動きの鈍いリモコン操作を排除し、音声認識機能でATOMを動かす方法をチャーリーに見せて、彼にボクシングを教えることを頼むが断られる。

ダンスもできるATOMに、試合前の余興で踊ることを提案したチャーリーは、その代わりにボクシングを教えることになる。

チャーリーはATOMにボクシングを教え、リングでダンスを披露したマックスとATOM、そしてチャーリーは、その後、連勝を続ける。

ATOMは業界で評判になり、チャーリーは、ベイリーに利子をつけて借金を返す。

地方を回っていたチャーリーとマックスは、プロモーターに目をつけられて、WRBの公式戦に出場できることになる。

レンコヴァに呼ばれたチャーリーとマックスは、ATOMをゼウスのスパーリング用に、20万ドルで買取るという提案をされる。

チャーリーは即答でATOMを売ろうとするが、マックスは反対する。

レンコヴァは、ATOMの次の試合のゴングが鳴るまでが、返答のリミットだと告げる。

マックスは、ATOMを売ることに断固として反対し、前座ではあるが、プロ・デビューとなる試合に挑む。

ATOMは見事に試合に勝利し、マックスはリングに上がりマイクを取り、試合で勝負するようレンコヴァを牽制し、ゼウスに挑戦することを告げる。

ファイト・マネーを受取ったチャーリーはそれに納得し、マックスと引き上げようとするが、リッキーに襲われて叩きのめされ、金も奪われてしまう。

ニューヨーク
チャーリーは、仕方なくマックスをデボラとマーヴィンに引き渡すが、約束の金は受け取らなかった。

マックスのためを思った行動だったが彼は傷つき、自分のために戦ってと言われたチャーリーは心を痛める。

ベイリーの元に戻ったチャーリーは彼女に励まされ、ATOMと共にマックスを訪ね、ゼウスとの試合に挑むことを伝え、デボラの許しを得て二人で試合会場に向かう。

試合を前にして会場の外では、リッキーがフィンの前に現れ、ATOMの1ラウンド負けに10万ドルを賭ける。

会場にはベイリーも姿を現し、ATOMとゼウスはリングに上がり”リアル・スティール”のゴングは鳴る。

その直後からATOMは徹底的に攻められるが、反撃して何んとか1ラウンドを持ちこたえる。

チャーリーはその場を去ろうとするが、フィンにに連れ去られてしまう。

その後は一進一退が続き、4ラウンドにATOMの音声認識機能が破損してしまう。

マックスは、”シャドウ機能”で対抗することを考え、チャーリーがそれを操作して戦うことになる。

観戦しているデボラやマーヴィンも興奮し、ATOMは動きが鈍ったゼウスに反撃始め、焦ったマシドは手動で操作を始める。

その後も、攻撃の手を緩めずに闘い続けるチャーリーを見て、マックスとベイリーは感激して涙する。

そしてゼウスはダウンし、立ち上がるもののゴングに救われて、勝敗は判定に持ち込まれる。

戦い抜いたチャーリーは満足してベイリーと抱き合い、判定はゼウスの勝利となり、場内にはブーイングが起きる。

レンコヴァとマシドは不満を隠せず、マックスは大歓声を受けてインタビューに答える。

マックスは、父チャーリーに駆け寄り二人は抱き合い、5万ドルのことは秘密にするということで納得し、彼らはATOMと共に観客の歓声に応える。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

2020年。
かつての有望ボクサーのチャーリー・ケントンは、人間に代わるロボット・ボクサーの時代に変わり、そのプロモーターとしてしがない生活をしていた。
そんなチャーリーは、元恋人が亡くなり、生まれたばかりで別れた、息子マックスを引き取ることになる。
しかし、恋人の姉デボラが、マックスの親権を求めて、法廷にそれを申し立てる。
チャーリーは、デボラと夫マーヴィンが裕福だと気づき、マックスの親権を金で売り渡すことを考える。
マーヴィンとの交渉を成立させて、前金の5万ドルを受け取ったチャーリーは、1か月だけの条件でマックスを預かることになる。
新たなロボットを手に入れたチャーリーは、協力者のベイリーの力を借りて、新たな戦いに挑むものの、ロボットは破壊されてしまう。
チャーリーは、廃棄場でパーツを手に入れようとして、マックスが、廃棄されたロボットを見つける。
マックスは、そのロボットを持ち帰ると言い張り、それが”ATOM”という名前で、作動することを確認する。
そしてチャーリーは、マックスを連れてATOMの試合を組もうとするのだが・・・。
__________

近未来SFドラマとして、製作にはスティーヴン・スピルバーグロバート・ゼメキスが関わっている超大作であり話題を呼んだ。

親子愛を力み過ぎて描いて失敗した、シルヴェスター・スタローン主演の「オーバー・ザ・トップ」(1987)に設定が似ていることなど、注目された作品の割には斬新さもなく、今一盛り上がりにも欠ける内容が気になる。

そのせいか、北米興行収入は予想を下回り約8500万ドルに留まり、それでも全世界では、約2億7700万ドルのヒットとなった。

第84回アカデミー賞では、視覚効果賞にノミネートされた。

ジョン・フォード作品などで活躍したオスカー俳優であり名優のヴィクター・マクラグレンの孫で、映画監督アンドリュー・V・マクラグレンの息子ジョシュと娘メアリー・マクラグレンが製作に参加している。

落ちぶれた格闘プロモーターから、息子との生活で新たな人生を見つける主人公を熱演するヒュー・ジャックマン、時に父をリードする逞しい少年を好演するダコタ・ゴヨ、二人を支えるジムのオーナー、エヴァンジェリン・リリー、ブックメーカーのアンソニー・マッキー、プロモーターのケヴィン・デュランド、ロボット・デザイナーのカール・ユーン、その支援者オルガ・フォンダ、子供の親権を争う夫婦役ホープ・デイヴィスジェームズ・レブホーンなどが共演している。


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