レッド・ライト Red Lights (2012) 3.7/5 (30)


■ 作品情報へ ■
スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

超常現象を疑問視する科学者が伝説の超能力者の嘘を暴こうとする姿を描く、製作、監督、脚本、編集ロドリゴ・コルテスキリアン・マーフィーシガニー・ウィーバーロバート・デ・ニーロ他共演のスリラー。


スリラー/ホラー


スタッフ キャスト
監督:ロドリゴ・コルテス
製作
ロドリゴ・コルテス

アドリアン・グエラ
製作総指揮
リサ・ウィルソン

シンディ・コーワン
脚本:ロドリゴ・コルテス
撮影:シャビ・ヒメネス
編集:ロドリゴ・コルテス
音楽:ビクトル・レイエス

出演
トム・バックリー:キリアン・マーフィー

マーガレット・マシスン:シガニー・ウィーバー
サイモン・シルヴァー博士:ロバート・デ・ニーロ
サリー・オーウェン:エリザベス・オルセン
ベン:クレイグ・ロバーツ
ポール・シャクルトン博士:トビー・ジョーンズ
モニカ・ハンセン:ジョエリー・リチャードソン
レオナルド”レオ”パラディーノ:レオナルド・スバラグリア
ベネディクト・コーエン:バーン・ゴーマン

アメリカ/スペイン 映画
配給 ライオンズゲート

2012年製作 113分
公開
北米:2012年7月13日
スペイン:2012年3月2日
日本:2013年2月15日
製作費 €14,000,000
北米興行収入 $52,620
世界 $13,551,170


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
物理学者である大学教授のマーガレット・マシスン(シガニー・ウィーバー)は、助手のトム・バックリー(キリアン・マーフィー)と共に、超能力を疑問視する立場で、それを科学的に解明していた。

引っ越したばかりの家で超常現象に苦しむ家族の元に向かった二人は、夫妻と霊媒師と共にその現象を確認する。

よくある”トリック”だと判断したマシスンは、霊媒師だという美容師を追い出すよう主人に伝えてその場を去る。

大学の講義で超常現象を装うトリックを学生に説明したマシスンは、この30年間、自分の前では”奇跡”が起きていないことを話す。

SPRC/超常現象研究センターの責任者であるポール・シャクルトン博士(トビー・ジョーンズ)は、マシスンの考えに批判的だった。

それを気にしないマシスンに、手を組むことを提案して協力を求めるシャクルトンだったが、相手にしてもらえない。

その頃、1960-1970年代に活躍し、突然、姿を消した盲目の超能力者サイモン・シルヴァー(ロバート・デ・ニーロ)が、活動を再開して大きな話題となる。

シルヴァーのテレビ報道を見ていたバックリーは、マシスンに課題を置きに来た学生のサリー・オーウェン(エリザベス・オルセン)を誘い、ダイナーに向かい楽しい時間を過ごす。

その後、シルヴァーが地元で公演を開くことが決まり、かつて彼と対決したことがあるマシスンは、その動向が気になる。

息子デヴィッドとの写真を見た瞬間にかかってきた無言電話に出たマシスンは、コーヒーカップのスプーンが曲がっていることに気づく。

ある超常現象を調査したマシスンとバックリーは、何も収穫がないままその場を去る。

輝かしいキャリアを築けるチャンスがあるにも拘らず、自分の助手をするバックリーの考えが理解できないマシスンだったが、彼から、今の立場に満足していると言われる。

他の意見も取り入れることをマシスンに提案したバックリーは、サリーを助手に推薦する。

その後マシスンは、バックリーと共に、昏睡状態に陥っている息子デヴィッドの元に向かう。

数日後、バックリーとサリーを伴うマシスンは、無線により情報を得て来場者を騙す超能力者レオナルド”レオ”パラディーノ(レオナルド・スバラグリア)のペテンを暴く。

その頃、シルヴァーは各地での公演を成功させて、テレビのトークショーなどにも出演していた。

マシスンは、バックリーの前ではシルヴァーを意識していないように振る舞う。

シャクルトンから再び協力を求められたマシスンは、簡単なトリックで超常現象と思わせる方法を教えただけで、相変わらず要請を拒む。

シルヴァーの代理人であるモニカ・ハンセン(ジョエリー・リチャードソン)や超能力者ベネディクト・コーエン(ジョエリー・リチャードソン)とのテレビ討論番組に出演したマシスンは、激しい議論を交わす。

モニカが辛い過去に触れたため、マシスンは中座してしまう。

そうなることが予想できたバックリーは、シルヴァーに降伏したという報道までされたマシスンの行動を批判する。

シルヴァーを調査することを強く求めるバックリーは、彼から自分を遠ざける理由を問い、マシスンに不満をぶつける。

バックリーを落ち着かせたマシスンは、相手にそう思わせるのがシルヴァーの手法であることを伝え、デヴィッドが4歳の時に突然、倒れた時の話をする。

かつてシルヴァーと対談した際、激しい議論の末に、”君の肩に男の子が見える、行かせて欲しいと願っている・・・”と言われたことを、マシスンはバックリーに話す。

昏睡状態のデヴィッドのことを考えたマシスンは、何も答えられなかったのだが、一瞬、シルヴァーを信じてしまったことを悔やんでいたのだった。

危険な存在であるシルヴァーを恐れるマシスンは、彼に近づかないようにとバックリーに伝える。

しかし、マシスンの忠告を無視してシルヴァーの公演会場に向かったバックリーは、妨害に気づいた彼のパワーを見せつけられる。

研究室に戻ったバックリーは、マシスンが倒れていることに気づき、彼女を病院に運ぶ。

その後、マシスンの講義を引き継いだバックリーは、無言の電話を受けた後に、彼女が亡くなったことを知らされる。

シルヴァーに自分達のことを話したのがパラディーノだと考えたバックリーは、服役中の彼に会い、それを確認するものの何も知らないと言われる。

その後、シルヴァーを尾行したバックリーだったが、理解できない現象が次々と起きる。

付き合い始めていたサリーとベッドで眠っていたバックリーは、シルヴァーが現れたと思い、彼を捜して外に出る。

部屋に戻ったバックリーとサリーは、内部が荒らされていることに気づき驚く。

テレビを見たバックリーは、シルヴァーがSPRCのシャクルトンの実験に応じたというニュースを知る。

シャクルトンの元に向かったバックリーは、自分を実験チームに入れることを強要する。

SPRC。
数日後、世の中の注目が集まる中、実験の準備を整えたシャクルトンに迎えられたシルヴァーとモニカは、その場にいたバックリーと対面する。

バックリーに声をかけてマシスンの死を悼んだシルヴァーは、早速、実験を始める。

数日間の実験は終わり、厳重な監視下の中でシルヴァーは、理解できない現象を起こして見せる。

危険を避けるためにサリーを研究から外したバックリーは、学生のベン(クレイグ・ロバーツ)を助手にする。

ベンと共に、実験の記録映像をチェックしたバックリーは、シルヴァーの行いが全てペテンだと確信する。

シャクルトンがシルヴァーの超能力を認める前に、それを暴こうとするバックリーは、彼の元に向かう。

シルヴァーを前にしたバックリーは、何も話すことができなかった。

そして、引退宣言をしたシルヴァーの最後の公演が始り、いきなり宙に浮いた彼を見た会場の人々は驚く。

会場に向かったバックリーが、シルヴァーに関して何を見つけたのかを探っていたシャクルトンは、ベンに電話をしてそれを聞き出そうとする。

実験結果からシルヴァーを超能力者と認める考えのシャクルトンは、バックリーが何も見つけられなかったことをベンから知らされる。

研究室に現れたサリーは、バックリーがシルヴァーの公演に向かったことを知り、もう一度、実験映像を調べる。

同じ頃バックリーは、トイレで男に襲われて抵抗するものの、叩きのめされる。

シャクルトンは、シルヴァーの実験結果から能力を求める書類にサインして発表しようとする。

ベンとサリーは、シルヴァーが時計を使ったトリックを使い超能力と思わせていたことと、眼が見えることに気づく。

ふらつきながら会場に戻ったバックリーは、シルヴァーのペテンを暴こうとする。

ステージに近づこうとするバックリーを制止するシルヴァーは、興奮して叫び始め、激しい揺れと共に照明などが破壊されて、その場は混乱する。

騒ぎが収まり、どうやったとのかと言うシルヴァーに、バックリーはコインを投げる。

シルヴァーはそれを受取り、何をしたのかを問うシルヴァーを無視して立ち去る。

自分と同じ超能力者を捜していたバックリーは、見つけることができない答えを探し求めていたのだった。

会場の外にたたずむバックリーに駆け寄るサリーは、彼と共にマシスンの息子デヴィッドの元に向かう。

バックリーは、デヴィッドの生命維持装置を停止させる。

そしてバックリーは、自分に対して永遠に偽ることはできないと考える。


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
物理学者のマーガレット・マシスンは、助手トム・バックリーと共に、超常現象の嘘を科学的に暴いていた。
1960-1970年代に活躍した、盲目である伝説の超能力者サイモン・シルヴァーが活動を再開するのだが、彼と対立した過去があるマシスンは、その動向を気にする。
昏睡状態の息子がいるマシスンは、シルヴァーに、息子が行きたいと考えていると言われて、一瞬、それを信じたことを悔やんでいたのだった。
シルヴァーの調査が必要であることを提案するバックリーだったが、マシスンから、それは危険なことだと忠告される。
それを無視したバックリーは、シルヴァーに接近するのだが・・・。
__________

リミット」(2010)で注目されたスペイン人監督ロドリゴ・コルテスが、当代きっての演技派であえるロバート・デ・ニーロシガニー・ウィーバーキリアン・マーフィーを起用した異色のスリラー。

助手として登場するキリアン・マーフィーが、恩師でもある共同研究者の死後から、一気に存在感を示していく展開が興味深い。

クライマックスで主人公に関する秘密が明らかになり、ドラマは大いに盛り上がる。
その、明かされる真実のヒントになるショットが随所に挿入されている演出など、製作、脚本を兼ねるロドリゴ・コルテスの巧みな演出も見どころの作品。

超常現象を疑問視する科学者を個性派らしく熱演するキリアン・マーフィー、その共同研究者である大学教授のシガニー・ウィーバー、伝説の超能力者ロバート・デ・ニーロ、主人公達の助手である学生のエリザベス・オルセンクレイグ・ロバーツ、超常現象を研究する大学教授のトビー・ジョーンズ、超能力者の代理人役ジョエリー・リチャードソン、超能力者役のレオナルド・スバラグリアバーン・ゴーマンなどが共演している。


スポンサードリンク
ウェブ・ムービー・シアター

ウェブ・ムービー・シアター